好きで好きでたまらないのに、何もできない。彼女から触れられても、応えることができない。ただじっと見守ることしかできないもどかしさを持て余す日々。彼女はそんな想いなどつゆ知らず、私のあずかり知らぬところで青春を謳歌していく。それでもいいと一途
に想い続けることは、果たして不純なことなのだろうか――
これは、つながることの許されない、無機質な恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 16:23:58
2449文字
会話率:18%
めんどくさがりで朝が弱いが、ピアノだけは人一倍熱心な犬獣人の拓。
勉強もスポーツもそつなくこなし、女子にもモテる完璧な猫獣人の京助。
性格も得意なことも正反対な幼なじみの二人は、毎朝のように「遅刻する!」 「起きろ!」と騒ぎながら登校し、
時には京助が拓の課題を手伝うことも。
――そんな当たり前のやり取りの中に、言葉にできない「特別」が隠れていることに、気づいているのか、いないのか。
そんな二人の、もどかしくも穏やかな日常の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 22:10:33
2323文字
会話率:71%
仕事を終えた深夜の街で、彼女とこっそりマンガ喫茶の個室に落ち合う。
互いに声を出せない状況でスマホを通じて交わす言葉は、なぜか余計に胸をざわつかせた。
彼女は兄の借金を抱えており、体を使って金を得る日々。
いつしか彼女の魅力に引き寄せられ
るように通い詰め、関係は深まっていく。
しかし、行為のたびに上がっていく金額に疑問を抱き、彼女を救いたいという気持ちと、単なる客としてしか扱われないもどかしさの狭間で揺れ動く。
何度も重ねる逢瀬は背徳的で危うい甘さを帯びるが、あるきっかけを境に自分は彼女の連絡を断ち切ってしまう。
二人の接点は闇に溶けて消えていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-18 16:23:48
2823文字
会話率:3%
僕、谷崎秀弥は俗に言う⋯陰キャだ。だからという訳ではないが、陽キャは嫌いだ。陽キャはいつも騒いで⋯はしゃいで⋯心の中では僕たちを馬鹿にしているんだ。
学校なんて勉強と部活で十分。学校はそもそもそういう場所だろう。他のことにうつつを抜かすのは
だめだ。毎日勉強、部活、それでよかったのに⋯
いつからか鳳条先生から目が離せなくなった。頭から離れなくなった。どうして。何で。僕が僕でなくなるっ⋯何だこの気持ち⋯⋯⋯
そうか。僕は鳳条先生に⋯こ、恋してるんだ⋯
といった、陰キャ男子高校生と美人先生の身分差恋愛です。立場上、無理なことはわかっていても、思いが止まらない。そんなもどかしい思いの恋愛小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-17 01:36:45
31052文字
会話率:39%
半分人間で、半分魔神。
とあるゲームの“半魔神”に転生した少年オルトは、薄暗い森で目を覚ます。
豊富な原作知識を持つオルトは、すぐに察した。
ここがエンドコンテンツの極悪級の森であると。
過酷な環境だが、簡単に死ぬわけにはいかない。
オル
トには強い想いがあったからだ。
「推しを救いたい」
その想いと原作知識を胸に、オルトは日々を生き延びる。
結果、本編に存在しないはずの最強キャラが誕生した。
本来のゲーム進行では、推しは闇墜ちまっしぐらだ。
だが、学園に潜入したオルトが彼女の運命を変える……のかもしれない。
最強のオタク『オルト』と、推しのツンデレ『レイダ』。
二人の甘くてもどかしい物語が幕を開ける──。
☆毎日6時、12時、18時に更新!
※カクヨムでも連載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 19:20:00
108214文字
会話率:38%
もどかしい、何もしていない自分
人を気にする自分
コンプレックスを永久に作品にしていけばどうなるのだろう
キーワード:
最終更新:2025-03-02 15:48:01
515文字
会話率:0%
『シバザクラは隠して』の続編です。
奈奈への恋心を自覚した小鞠。
バレンタインにかこつけて気持ちを伝えようとするが……?
陰キャと陽キャのもどかしい恋の行方は————
最終更新:2025-02-16 15:05:30
4461文字
会話率:56%
本作は、高校生たちの瑞々しい恋模様を描いたオムニバス作品です。言葉にするのは、星をつかむより難しい。そんな不器用な想いを胸に秘めながらも、彼らは懸命に「今」を生き、それぞれの「好き」の形を模索していきます。
天文部に所属する、星好きな彼女
と、本当は君と話したい彼。
図書室で交わされる、秘密のメッセージに込められた、ふたりの想い。
幼馴染の彼が見せる、不意打ちの優しさと、戸惑いながらも芽生え始める恋心。
どの物語にも共通しているのは、登場人物たちの「不器用な優しさ」、そして「伝えられない想い」です。直接的な言葉ではなく、視線や仕草、何気ない会話の中に散りばめられた、繊細な心の機微。それはまるで、夜空に瞬く星々のように儚く、しかし確かに輝きを放ち、見る者の心を優しく照らします。
もしかしたら、あなたも経験したことがあるかもしれません。あの日の言葉、あの時の笑顔、そしてあの人との、もどかしい距離。胸の奥に仕舞い込んだまま、名前をつけることさえできなかった、淡い感情。本作は、そんな青春時代の記憶を呼び覚まし、忘れかけていた大切な何かを、そっと思い出させてくれるはずです。
登場人物たちは、皆、完璧ではありません。時に素直になれず、すれ違い、傷つけあってしまうこともあるでしょう。しかし、だからこそ共感できる、愛おしさを感じられるのです。彼らの姿を通して、あなた自身の青春時代を追体験し、あの頃の自分と、そして今の自分と向き合うきっかけになるかもしれません。
これから先も、様々なシチュエーション、様々なキャラクターを通して、彼らの物語は紡がれていきます。甘酸っぱいだけじゃない、時にほろ苦く、時に切ない、青春のリアルな一面も描きながら。
「いつか」じゃなくて、「今」伝えたい。そんな彼らの想いが、あなたの心に、どうか届きますように。まだ名前のない、あの感情に、そっと触れられるような、そんなひとときをお届けします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-06 16:10:00
2061文字
会話率:0%
これは、生涯でただ1人の運命の女性と共に、傷を負った天才が己を取り戻す物語……
セレニアで死んだ天才科学者が、海を越えたルルアで堂々の返り咲き!!
そこにあった物語とは……
キリハたちを翻弄したあの事件から二年。
ルルアの大統領とし
て、キリハやターニャの友として尽力してきたノアは悶々としていた。
その原因は―――セレニアにいる、ジョー・レインという男。
彼の本当の名前は〝アルシード・レイン〟。
九歳で新薬を開発し、その後不慮の事故で帰らぬ人となったとされている天才科学者だ。
兄から受けた手ひどい裏切りをきっかけに、兄の仮面を被って復讐の道へと進んだ彼の背中を押し、アルシードとしての一歩を進ませたのは自分。
そんな経緯から、彼は自分に対してそれなりに気を許しているはずなのだが……
取引関係が終わってからというもの、一切連絡を寄越してこない!!
もどかしい感情を持て余すノアの元に、ルルアの大学へ留学することになったキリハと、彼に同伴したシアノが訪れる。
そこでひょんなことから、ジョーがいつの間にか軍から先進技術開発部へと異動していたことを知ったノア。
怒り心頭でキリハに命じた結果、キリハに勝てないジョーをルルアに呼び寄せることに成功。
それは、溜まりに溜まった不満をぶつけるための行為だったはずなのだが……
「……ああ、そうか。私は―――あの日、こいつに惚れたのか。」
〝アルシード〟への恋心を自覚してしまった彼女のバトルは、一瞬の内に彼を手に入れるためのラブバトルへ!!
そして魔性の改革王の猛アタックにお怒りだったはずのジョーは―――案外あっさりと折れちゃった!?
周りを悶絶させながら発展する二人の関係。
復讐のステージから離れることが増えたジョーは、ルルアで徐々にアルシードとしての自分を取り戻していく。
しかしそれは……彼が必死に自身の中に封じ込めた傷が、再び開く予兆でもあって―――
セレニアとルルア。
海を越えて実った愛は、死んだ天才科学者をどう生き返らせるのか!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-18 00:00:00
167290文字
会話率:40%
上手く言葉にできない。術が分からない。時々自分が嫌になる。そんな中学生の心情を「神田 晴空(かんだ はるく)」の視点から表現する。もどかしくも拙い言葉で関係を紡いでゆく恋愛をお楽しみ下さい。
尚、本作品は主人公の視点からの描写にしております
ので、他の人物像は言動からご自身の好きに想像してあげて下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-14 19:00:00
8688文字
会話率:64%
(完結済、全14話。)
2年前に恋人の智紀を亡くした私。失ったショックで昨年大学も中退した。
彼との思い出は一人暮らしには広すぎる六畳二間のアパートだけ。12万8000円の家賃を払うために、今は御茶ノ水にある『ゆうcafe』で働いている
。
“先輩”の迫田さんや“幼馴染”のナツキとは機会がある度に食事を重ねているが、彼らに抱く感情は、智紀へのそれとはまったくの別物だ。早く忘れたいのに毎夜智紀の贋物が現れて私に話しかけてくる。
京都の実家では祖母の認知症が進んでいる。同じ話を何度も繰り返し、物忘れがひどくなっている姿を目の当たりにして、自分も同じように忘れられたらいいのにと思う。忘れたくないことはいずれ忘れてしまうのに、忘れたいことは簡単には忘れられないことがもどかしい。
ついに祖母が私のことを思い出せなくなった。このことをきっかけに、大きな不安に襲われる。周りの人々に忘れられる恐怖、周りの人々がいなくなることへの恐怖である。
ある朝、突然思い立って智紀が死んだ場所である鳥取へ向かう。勢いに任せて今月分の家賃を交通費に充てる。鳥取砂丘では、部屋中からかき集めた智紀の残滓を散らして、自分の気持ちに区切りをつける。
風邪をひいた時に無意識に選んだ通話相手はナツキだった。いま自分に必要な人が誰なのかを自覚する。ナツキは今年から就職で東京へ来る。智紀が死んでも、熱を出しても、私の人生は続いていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 14:05:37
26743文字
会話率:27%
恋にもどかしい男の子の話。
キーワード:
最終更新:2025-01-11 02:36:28
425文字
会話率:59%
二度目の婚約破棄を報告したのは、昔からの幼馴染の騎士、レオン。
なぜかよく浮気される彼だが、諦めきれずにまたすぐに新しい相手を見定めたらしい。
彼の小さな頃から想っている私・ティアナは、彼の無自覚な言動に胸を痛めるばかり。
近くて遠い距
離を続けるうちに、すれ違いは深まっていく。
このもどかしさこそが、胸を締めつける恋の証なのかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-10 18:11:07
3655文字
会話率:46%
主人公:渡會 通(わたらい とおる)
ヒロイン:綾瀬 桃(あやせ もも)
お互いに年齢は22歳
親の再婚で全く面識もない二人が同級生になり、困惑していた俺。
勿論同じような心境で同じ屋根の下、血の繋がらない同級生との生活で落ち着かない、桃
。
そんな桃は通に冷たい態度で接してしまう...。
そんな二人は心を打ち解けることができるのか...!
前半はちょっともどかしいようなリアルな恋愛小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-19 22:30:34
1125文字
会話率:46%
【詠星】。それは人が誰かに届けたくて仕方ない言葉、されど様々な理由で届けられない言葉が墜ち、ひとりの自我として形を持ったもの。彼等は名前以外の記憶が無いまま、その身に宿る想いを確かにいる誰かに届けたくて、されど届ける相手も届けたい言葉も分か
らないままもどかしさに苛まれる。そんな彼らを支援するのが【紡ぎ手】と呼ばれる存在である。アルクは【詠星支援・研究機関ラプラス】に所属する紡ぎ手。今日も今日とて夜勤と肉体労働と命の危険という怠い仕事をこなしていたアルクは空から何かが墜ちてくるのを認めた。確認すれば、それは幼女と紛う少女の姿。新たな詠星の誕生にアルクの支援はまたひとつ、開始する。これは、詠星と紡ぎ手の支援を描く日常のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-13 18:00:00
146542文字
会話率:49%
今回は、ふたりが男女として付き合い始める所からスタートします。
しかし、一般的な男女の恋愛とはまた違った男女の人間関係なので、お互いに、個々にそれぞれに、試練が次々に沸き起こって来ます。
その試練を個々に乗り越える事で、自らを優しく愛し
ていく事の大切さを学んでいきます。
そしてやっと素直な気持ちを伝えあえるようになれて、ふたりは晴れて、ツインレイ同志である事を認め合います。
しかし、まだ魂が未熟同志のふたりなので、
離れる期間が訪れて来ます。
そんな凛子と宇宙の甘く切ない、もどかしい物語をゆっくりご覧になってください。
ふたりの可愛らしい愛の模様も楽しんでくださいね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-11 15:15:57
43701文字
会話率:11%
陸上自衛隊に勤務して2年目、20歳を迎えた時村啓一は年齢イコール彼女なし、その上柵に囲まれて外出も不自由する駐屯地の隊舎暮らし故に出会いもなし。
そんな寂しい身の上ながらもようやく勝ち取った外出の日、趣味のカフェ巡りの中で見つけた裏道の
お店で、アルバイトの大学生、秋月美優との出会いが待っていた。
同じ街に住んでいるのに、どこよりも遠い。
民間人と自衛官のズレや、近いのに遠いもどかしさの中で、時村は今までの訓練よりもはるかに過酷な、女性とのお付き合いへと向き合っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 21:11:03
18561文字
会話率:36%
車を運転していたら、音が聞こえた。
最終更新:2024-11-13 14:10:58
1745文字
会話率:27%
人混みの中を。
ひかれて歩く。
最終更新:2024-04-17 13:49:15
2042文字
会話率:18%
図書館の一角にあるカフェスペース。
最終更新:2023-12-13 15:06:04
1647文字
会話率:25%
【ごめん。SNSでキミの気持ち、のぞいています】
クラスメートの嫌がらせが原因で絶交した、鈴木ゆらりと由良水都。
八年が過ぎ、高校生になった二人。同じ学校、同じクラス。
でも、視線も言葉も交わしていない。互いに、相手が見えていないかのよう
に振る舞う日々。
謝りたいのに、どうしたらいいのかわからずにいるゆらりのために、友達の魅音が教えてくれたのは、水都のSNS。
悪いとは思いつつ、仲直りの糸口を見つけたくて、今日もキミのSNSをのぞいています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 09:05:06
115806文字
会話率:43%
漆黒の空に終焉を告げる言葉が浮かび上がる。
【BAD END】
あぁ、今回もまた……。幾度となく迎えた結末を僕はぼんやりとした顔で見つめる。何か打開策はないのか?いったい、いつになったら、このタイムリープから抜け出せるんだ?もどかしい気
持ちが心の中を埋め尽くしていく。そんな僕を嘲笑うように光の粒子が僕の身体を包み込んだ。意識が遠い過去へと引きづられていく。
「次こそは……」
意思を固く持ち、僕はコンティニューを選んでそっと目を開けた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-20 21:26:22
5275文字
会話率:50%