【たった一言のコトバが世界を変化させる――。】
僕の母は「おはようございます」「いってらっしゃい」「おかえり」「おやすみ」というコトバを毎日欠かさず言う。
大人になってからもそのコトバはメッセージとして毎日届いていた。
母がなぜ
そのコトバを毎日言うのか……
僕はその意味を知ってコトバの大切さを知った。
そして家族が出来、そのコトバの想いをやっと理解できた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-14 19:00:00
32269文字
会話率:26%
ウイルクス帝国の「大聖母」ラン・ウインザーは、慣例に従い皇太子ブラッドフォード・ウエールズの婚約者でもある。物心ついたころより、皇族の為、帝国の為にすべてをガマンし、あきらめ、耐え、尽くし、「祈りの間」で祈り続けてきた。その日、建国の式典の
パーティーで、皇太子は理不尽かつ愚かな振る舞いをした。ランにいわれなき誹謗中傷を浴びせた上に婚約破棄、さらには皇都追放を言い渡したのだ。ランはキレた。文字通り、彼女の中ですべてがぶちぎれた。彼女は誓う。「『大聖母』として、良き人としてすべてを犠牲にしてきたけれど、結果はこれなの? バカバカしい。だったら、いっそ悪女になって思うままに生きよう」と。そう決心したとき、彼女の目の前にキラキラ輝く美貌の青年チャールズ(チャーリー)・ラザフォードが現れた。彼はたった一言告げる。「契約結婚しませんか?」そのように。その一言に興味を抱いたランに待ち受けているものは、契約結婚とは名ばかりの溺愛だった。が、ランはそれに気がつくどころかチャールズには愛する人がいると勘違いする。そして、さらに誓う。「どうせ悪女になるのだからおおいに悪ぶってチャーリーの愛する人が良く見えるようにしよう」、と。そして、王宮のレディたちの陰湿な虐めや嫌がらせの場に身を投じ、奮闘を開始する。
※全三十六話。ハッピーエンド確約。微ざまぁあり。婚約破棄からの巻き返し。ちょっと勘違い系のヒロインと一途なヒーローの物語です。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-05 19:07:15
54781文字
会話率:25%
たった一言だけを伝えるために、手紙のやり取りをする二人。
さいごに届いた手紙を胸に泣く賀田 恵は、なぜ蛍に包まれていたのか。
最終更新:2023-08-02 19:00:00
25409文字
会話率:28%
僕の婚約者であり最愛の彼女──クラリスの様子がおかしくなったのは突然だった。
昨日まで仲睦まじく過ごしていた僕達の突然の変化に周囲の人間は皆困惑した。
それはそうだろう、当事者である僕が一番困惑しているのだから……。
様子のおかしくなっ
た彼女の瞳に僕が映る事はない。
彼女が熱を帯びた瞳で見つめるのは、婚約者である僕ではなく違う人間なのだから。
そう……今も彼女の側で困惑した表情を浮かべつつも、控えめに微笑む子爵子息以外は。
少しづつ何かがおかしいと感じる日々の中で、たった一度だけクラリスと視線が交わう機会があった。
離れた距離にいる愛する彼女は、少し前では考えられない程、何の感情も読み取れない瞳で僕を見つめ、たった一言だけ言葉を紡いだ。
悔しい事にその声が僕の耳に届く事はなかったが、彼女の口の動きを目にした瞬間、僕の中の何かが「これは違う」と叫んだ。
クラリスが紡いだ言葉はたった一言。
「──助けて」
彼女の身に何が起きているのか、自分達は一体何に巻き込まれているのか。
僕はこの騒動の真相を探る為、一人の人物に協力を仰いだ。
クラリス、不甲斐ない僕をどうか許してくれ。
幼い頃交わした、君を守るという約束すら守れなかった僕だけど、それでも永遠に君だけを愛してる。
※このお話は「その瞳に魅入られて」に少し出てきた女神様が管轄している国の一つです。
ですが世界観や設定などは何の関係もないので、あちらを読まなくても大丈夫です。
※念のため保険としてR15指定入れております。
※人によっては全然幸せなお話ではないかもしれません。(作者としてはハピエンだと思っています)
※明るいのは最初だけかと。常に暗いお話かもしれません。
※私独自の世界設定になっておりますので、ご了承ください。
※こちらの作品、全話執筆済、完結保証です!!
※アルファポリス様でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-06 20:00:00
80473文字
会話率:29%
AIに映画の脚本を書かせたら、不用意なたった一言のせいで、前の稿からガラっと変った何とも意味不明な代物に……?
その一言とは何で、AIは何をどう間違えたのか?
「なろう」「カクヨム」「アルファポリス」「Novel Days」「ノベリズム」「
GALLERIA」「ノベルアップ+」に同じモノを投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-02 04:09:55
1227文字
会話率:100%
【第11回ネット小説大賞 一次審査通過作品】
この春高校三年になった俺は、満開の桜を楽しむため、いつもより早めに学校へ登校した。
案の定学校には早く到着し過ぎたが、学校の桜を独り占めできたのだからヨシとする。
十分に桜を堪能した俺は、人
気のない下駄箱で信じられないものを目にする。
それは「ずっと好きでした」と書かれたラブレター……
今時の高校生としてはかなり珍しい、手紙形式での告白。
それもたった一言で、差出人の名前はない。
一体誰なのか?
正直心当たりはないが、可能性があるとすれば三人に絞られる。
文学少女の若山 静流さん
白ギャルの目黒川 小鳥さん
ツンデレ幼馴染の常盤 朱里さん
手紙の差出人はこの三人の内の誰かなのか?
それとも……
※この作品は、武 頼庵(藤谷 K介)様主催の「第3回初恋企画」参加作品になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-23 12:39:04
5022文字
会話率:23%
[自作品の再掲載です]
受け取りようによってはぶっ飛んだことをほざいているので、3割くらいの力で読んでください笑。「あ、そうなん。ふーん。」くらいで。
最終更新:2023-04-21 22:32:08
1721文字
会話率:15%
平穏な主人公、織村快
目が金色という以外は特に目立つところがない少年は春休みを終え始業式に出る直前、学校の才女佐倉花音と出会う。
そんな彼女に放課後呼ばれていざ出向いてみれば
「私と、恋人になってくれませんか」
これはたった一言で平穏を
無くした少年と平穏を壊した少女の青春物語
※こちらはハーメルン様にも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-11 18:11:07
20081文字
会話率:59%
「離縁致しましょう」
私の幸せな世界は、妻の言い放ったたった一言で、凍りついたのを感じた──。
最愛の妻から離縁を突きつけられ、最終的に無事に回避することが出来た、英雄の独白。
リクエストにお答えした作品です。
単体でも
読めると思いますが、
①【私の愛しい娘が、自分は悪役令嬢だと言っております。私の呪詛を恋敵に使って断罪されるらしいのですが、同じ失敗を犯すつもりはございませんよ?】→母主人公
②【私は、お母様の能力を使って人の恋路を邪魔する悪役令嬢のようです。けれども断罪回避を目指すので、ヒーローに近付くつもりは微塵もございませんよ?】→娘主人公
を先にお読み頂くと世界観に理解が深まるかと思います。
※他サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-03 13:04:14
7783文字
会話率:33%
『解決したのは少女のたった一言』
本編の改稿に伴い話数が膨大になってきた関係で、特別に書いたこの物語を独立させることにしました。作品紹介用に書いた読み切り単独版。
※ 本編『 アルタクティス ~ 神の大陸 自覚なき英雄たちの総称 ~』
は、シリーズ総文字数150万字を越えるドラマティック群像劇ファンタジーです。物語の設定や特徴が何となく分かる、その作品紹介のための特別編 (推敲しながら早いペースで完結する予定です)。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-25 12:14:10
98033文字
会話率:32%
たった一言、されど一言。
キーワード:
最終更新:2023-01-14 23:30:38
210文字
会話率:0%
男は彼女のたった一言で満足して死んでいった。しかし、後に残された彼女はたまったもんじゃない。
最終更新:2023-01-12 12:42:35
30328文字
会話率:62%
たった一言の嫉妬が、一生涯の後悔と思い出せない苦しみに、喘ぐとは
最終更新:2022-12-28 00:07:46
1179文字
会話率:0%
例えば、たった一言で初めて人へ恋することだってあるかもしれない。
そんなどこにでもありそうな一学生のありふれたお話
最終更新:2022-11-10 15:42:59
1618文字
会話率:29%
大好きな人に喜んでもらいたい少女の話。
少女、露華は、同じアパートに住んでいた10歳上の少年、晃司が大好き。彼は大学進学のため一度町を出たが、4年後、就職して戻って来た。
中学生になった露華は、よくプレゼントをくれる晃司へ何かお礼をし
たいと悩む。彼が好きな絵を見に行こうと、美術館に行くことを企画するのだが……。
――沢山おしゃべりした中のたった一言だったのに、そんなことを彼はいつも大事にしてくれる。――
※この作品は「ノベマ!」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-04 06:00:00
16836文字
会話率:44%
貴族令嬢でありながら、家族に虐げられて育ったアイビー。彼女は社交界でも人気者の恋多き侯爵エリックに望まれて、彼の妻となった。
ひとなみに愛される生活を夢見たものの、彼が欲していたのは、夫に従順で、家の中を取り仕切る女主人のみ。先妻の子ども
と仲良くできない彼女をエリックは疎み、なじる。
それでもエリックを愛し、結婚生活にしがみついていたアイビーだが、彼の子どもに言われたたった一言で心が折れてしまう。ところが、愛することを止めてしまえばその生活は以前よりも穏やかで心地いいものになっていて……。
愛することをやめた途端に愛を囁くようになったヒーローと、その愛をやんわりと拒むヒロインのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-24 22:23:27
7987文字
会話率:68%
主人公の田所竜斗は長年思いを寄せ続けている幼なじみの佐藤美織に告白を決意した。
「毎朝、僕に味噌汁を作ってください」
定番のセリフではあるが料理が得意でいつもご馳走してくれる美織に対しては他にはないプロポーズだった。しかし、極度の緊
張で気が動転した竜斗は思いもよらないセリフを吐いてしまう。
たった一言の言い間違えで巻き起こる波瀾万丈、恋愛コメディー。
※今回、雨宮桜桃×早乙女・天座のコラボ企画でプロットの交換をし、5000~20000文字程度の短編小説を書きました。私の考えたプロット『Bloody Familiar 《血で濡れた暗殺者》』は早乙女・天座の方で投稿しているのでそちらもご閲覧していただけると嬉しいです。
早乙女・天座のユーザーページはこちらから→https://mypage.syosetu.com/1196868/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-05 23:21:07
5787文字
会話率:51%
10年間想い続けていた幼馴染、彼女はどんどんと可愛く、綺麗になっていく。高校生になった頃には、学校中で一二を争うほどの美少女になっていた。
焦った俺は、彼女に告白する決意をする。そして……
「……ありえないでしょ」
完膚なきまでに玉砕し
た。10年越しの初恋は、たった一言で敗れ去った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-22 13:18:45
51575文字
会話率:50%
下向きな僕に前向きな恩人が残してくれた、たった一言。
最終更新:2022-04-10 18:00:46
805文字
会話率:4%
よく晴れた秋の日に、事件は起こった。
ヒーローになりたいなどと宣う男子中学生徳田駿介の蹴ったボールは通常ではありえない方向へ飛び、校庭を転がり、クラスの中で「氷の女王」と評判の黒髪ストレートの美少女、松倉華帆の脛に当たってしまうのだった
。必死に謝る駿介に華帆がかける言葉はたった一言。
「大丈夫、痛くないし」
当作品はカクヨムでも掲載しております!(https://kakuyomu.jp/works/1177354054892284108)
まだ幼い素直さを持ったアホと尖るところが明らかにおかしいアホ(オプション:ツンデレ)の、アホな出会いから始まる、優しいやさしい恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-23 17:29:45
7410文字
会話率:47%