お願いします。神様。
お供え物もしますし、土下座もします。
どうか僕を、十五年間過ごしていた世界に帰してください。
僕にはこんな殺伐として非現実な世界で暮らしてた記憶はないです。
父は普通の会社員で、間違っても得物を持って狩りになんて誘
わない人でした。
母は優しい人で、生物の首を鷲掴みする様な人ではなかったはずです。それに片手で1mもある鳥を持ち、尚且つ笑顔で解体を手伝わせようとする人ではなかったはずなんです。
一般的な小学生と変わらない弟と妹は、ナイフなど使ったことなかったはずですし、にこにこ顔で緑色をした謎な生き物の耳を差し出してくる子達ではなかったはずなんです。
それに僕のいた世界は、空想の産物とされていた生き物が跋扈する世界ではなかったです。
ゲームみたいにステータスがある世界でもなかったです。
どうか、僕を本当のお家に帰して頂けませんか?
.......。
あっ、無理ですか。
そうですか......。
ーーー
確実なる亀更新です....m(_ _)m
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-06 22:20:13
5294文字
会話率:4%
ある森の中に、小さな村がありました。
その村では、狼が神の使いとして崇められていました。
そして、1年に一度、森の奥にある神殿にお供え物をして、村人が猛獣に襲われないように祈るのです。
昔は、村で一番美しい娘を神殿に生贄として供えていました
。
ですが、年月とともに信仰心は衰えていき……
お供え物が籠に入ったりんご五つになってしまいました。
それも、五年に一回、傷みかけのリンゴを。
これは、そんな村にいる幸せだった少女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-13 01:15:21
4166文字
会話率:26%
『豆タヌキ』と呼ばれる生き物がいた。身長50センチほどの不老不死の種族だ。その肉を一口食べるだけで寿命が最低10年は延びるともいわれている。そのため人間から目を付けられ、狙われていた。権力者は概して寿命を求める傾向にある。実際、豆タヌキを
食べたことで1000年以上も存命した王もいた。
豆タヌキは人間などに『変身する能力』を持っている。しかし、変身中は葉っぱを頭の上に乗せていなくてはならない。変身は大気中のマナを体内に取り込むことで行使できる。葉っぱは、マナを体内に取り入れるパイプのような役割を果たしており、帽子などで遮った場合、変身が解けてしまう。
葉っぱはアクセサリーのように見せることもできるが、豆タヌキのこうした変身中の特徴は人間に知れ渡っており、『豆タヌキ』であることを見破られるリスクが高い。そのため、豆タヌキは変身することができるからといって、基本的に人間社会に紛れ込んだりすることはなかった。
ある日、ひっそりと森の中で暮らしていた豆たぬきの4姉妹が、人間にねぐらを発見された。ねぐらの近くで人の足跡が見つかったのだ。後日、狩り人たちが大勢でやってきたことを察知し、4姉妹は森の奥へと逃げた。
足跡を見つけた後、警戒レベルを上げていたことが助けとなった。しかし、その森の奥は一度足を踏み入れたら生きては戻ってこれないとされる『迷いの森』でもあった。人間も豆タヌキもこれまで足を踏み入れることを避けてきた未開の場所でもある。
迷いの森に足を踏み入れた数日後、豆タヌキ4姉妹は森の女神と出会った。そして、狩人たちから匿ってもらえることになった。
森の女神は迷いの森を迷路のようにして、狩人たちを追い返した。匿ってもらえることは豆タヌキたちにとって願ってもないことである。なお、その見返りとして森の女神が求めてきた労働があった。それは『情報の提供』である。
森の女神様は不思議な力を持っている。ただし、その能力を自身が享受するには『第三者の存在』が必要となる制約があった。森の女神は迷いの森という限られた場所から移動することができない。ゆえに『退屈』で苦しんでいた。たかが『退屈』……しかし、それは不死者にとっては拷問に等しいものである。
豆タヌキたちに課せられた仕事は、異世界である『日本』の『情報』を森の女神様に『お供え』すること。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-02 23:00:00
110077文字
会話率:79%
毎年お参りにいく山奥の小さなお社。そこでいつもの様に掃除やお供え物をしていると、天気雨「狐の嫁入り」にあった羽月。視界の中の鳥居に黒い何かが見えたとき、手を引かれて異世界に連れ去られてしまった。
まるで時代劇のような町並み、空を浮かぶ島
、空を流れる川、遠くに見える山々に等間隔で立ち並ぶ巨大な柱。羽月が今まで住んでいた世界とは全く違う世界……元の世界へ帰るには七日後に開く門を通る必要がった。
何故この世界に連れて来られたのか、何故何も関係のない自分を葉月と紅葉と名乗った狐は気遣ってくるのか。心を殺し、他人を遠ざけることで安寧を保っていた羽月は流されるままになっていた。
何も理由もなくこの世界に連れて来られる訳もなく、ほんの少しの、羽月が求めてやまなかった幸せを感じた時、狂った神――マガツガミと羽月が心の中に押し込めていた力が触れあった。
些細なきっかけだった、ただ触れられただけ、ただ視界に納めただけ。なのにマガツガミに力を揺すられ、不安定になっていた羽月は自分を抑えられず自らつかみかけた幸せを殺してしまった。
嘘ばかりで固められ、他人のことばかり考えて自分をないがしろにする愚か者達が残った里で、羽月は自分の出生と運命に翻弄されながら、いじきたなく足掻きながらも心から欲しい物を掴もうとする。
それが神々の手の上で弄ばれ、操られていると知らずとも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-17 14:19:54
129138文字
会話率:43%
明宮学院の裏には、誰も寄り付かなくなった廃神社がある。
廃神社には神様がいて、神様が気に入るお供え物を持っていくと願いを叶えてくれる。そんな噂の真偽を確かめるべく、天官琴乃はお供え物(※自家製油揚げ)を持って廃神社へとやって来た。
「神様。
どうかお降り下さい」
そうして突然出てきたのは、頭に狐の耳を生やした、謎の少年ーーが、宙に浮いていた。
その少年が実は神様で、まぁ成人誌が好きだったり綺麗なお姉さんが好きだったりと神様らしからぬ変態でして。
ちょびっと変態なケモ耳美少年の神様と、肩幅が広いのが悩みな女の子が謎だったり事件だったりを解決していく、謎解き日常ラブコメディー!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-19 16:28:44
43280文字
会話率:39%
ダンジョン冒険者になりたかった少年、ルイス。
不幸にも、そんな彼に神から与えられた加護は冒険の役に立たない低級なものだった。
落胆した彼だったが、実は彼は正体不明のスキルを一つ持っていた。
なんとそれは、神に加護を強化してもらうための「お
供え物」を生産できるスキルだった。
神にお供え物をするごとに強敵が雑魚に。
その快感を覚えたルイスは、しょっちゅう神にお供えをし……最高級加護の持ち主たちが腰を抜かすほど最強になっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-21 17:16:37
10517文字
会話率:9%
約3、500文字の作品です。・あらすじ・新築の家で庭に飾られた陶器像のヴィーナスの物語。月明かりの下、男達に布を被される。【表紙画像は、商業利用可能なフリー素材です。『かわいいフリー素材集 いらすとや』様、ありがとうございます】
最終更新:2019-11-29 23:01:24
3063文字
会話率:11%
とある村の精霊士であるアルノアは、毎日の日課である精霊の祠の掃除や魔力のお供え、祀られている精霊の話し相手をしていた時に呼び出され、村長暗殺未遂事件の首謀者として追放を宣告される。
突然の事で状況を飲み込めないでいると、実体化した加護精霊
の乱入によってこの出来事が、同期の精霊士によるでっち上げ計画によるものだと判明した。
その為、僕は加護精霊と共に村を見切って出ていく事になった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-29 22:57:21
2764文字
会話率:42%
『江戸時代半ば、山奥でひっそりと暮らしている主人公、神道悠平はいつものように裏山の洞窟にある御神体にお供え物を届けに行くが、先日家の物置から見つけた金属片と、これまた偶然見つけた御神体の裏にある、金属片ぴったりの穴。悠平は好奇心のままに金属
片を差し込むが、洞窟は塞がれるは、地震が起きるは、朝が夜になるやで悠平は混乱していく。そんな中で目の前にはどこか見覚えのある巨大な金属の像。』初めての投稿ですが少し目を通していただけると嬉しいです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-05 19:11:00
3411文字
会話率:47%
昨日の晩御飯のメニューを題材に短編小説を書いたりしてます。
最終更新:2019-04-02 14:26:29
347文字
会話率:0%
山の中には以前和尚が住んでいた古臭い寺があり、男はそこにお供えの梨と蕎麦を持っていく。
言ってしまえばそれだけの物語。それだけで構わないのだと、男と和尚は笑って許す。
最終更新:2019-03-23 23:01:37
3984文字
会話率:43%
毎年、近所の稲荷神社に『いなり寿司』をお供えしていた婆ちゃんが亡くなり。様子を見に来た狐にいなり寿司を催促される
断ったら、男の自分を人質に取られ、元に戻る為いなり寿司を用意するが…
最終更新:2019-03-10 11:45:30
5985文字
会話率:61%
出かける支度をしていたら、部屋にある鏡からおっさんの腕が伸びていた。それに引っ張られて、気がつけば薄暗い路地裏にいたのです。 何を言っているのかわからないと思う。大丈夫、私が一番わからない。わかりたくない。 それでも、いつまでも惚けてはいら
れないのだ。 どうやらここは異世界らしい。ならばこれは異世界トリップ。……よし、チートだ、チートを……ないの?そんな私は空腹からお供え物に手を出し、お金を稼ぐために仕事探しの旅に出たのでしたとさ。 ※間違えて短編として投稿してしまった同名小説の連載版です。お気に入り等してくださる方はこちらにお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-29 19:55:01
301722文字
会話率:45%
鏡の前で出かける支度をしていたら、おっさんの腕が伸びていた。それに引っ張られて、気がつけば薄暗い路地裏にいたのです。
何を言っているのかわからないと思う。大丈夫、私が一番わからない。わかりたくない。
それでも、いつまでも惚けてはい
られないのだ。
どうやらここは異世界のようだ。ならばこれは異世界トリップ。よし、チートだ。チートを探せ。
そんなお話。 ※連載の方の一話を間違えて短編として投稿してしまったものです。もしよければ連載版の方も宜しくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-02 20:43:49
7135文字
会話率:51%
物語でよくある転移の対象になった俺。貰ったスキルは「うどん召喚」!?
召喚したうどんを時々お供えする以外は自由。
そんな話で転移するも、
「なんで女の子になっているんだ~!」
異世界&少女にTS転移した主人公が、異世界を楽し
みつついろいろなことに巻き込まれたり、仲間になった幼女といちゃいちゃしながら過ごすほのぼのストーリー(の予定)
(戦闘はほぼしません。最強主人公ではないですが大きな事件には巻き込まれず、ハッピーエンドにする予定)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-31 12:08:57
64364文字
会話率:29%
コミュ障ボッチの高校生・柴田獅子虎(ししとら)は、電脳の女神エレクトラに騙されて契約を結ばされてしまう。彼女の目的は、「神格を上げること」。そのために柴田は学校で注目を集め、お供えを渡し、人の暗い願望を好む魔鬼(フラク)を倒さないといけな
いことに……! ボッチが張り切れば悪目立ち、コミュ障のせいで空回り。日常は孤立無援、非日常は異形うごめく悪夢の世界に急変してしまう。そんななか、柴田は自分と同じコミュ障ボッチな少女・和(やまと)がイジメられていることに気づく。しかも彼女には、周囲に災いを振りまく魔鬼(フラク)が憑いていた。誰からも助けられることなく、いつ爆発するかもしれない下級生の少女を助けるため、柴田は手段を選ばない決意をする。学校の人気者たちに絡んではさらなる悪目立ちを狙い、お供えのためバイトを始め、格上の魔鬼(フラク)を倒すための知恵を絞る。はたして柴田は和(やまと)を助け、女神エレクトラの要求を達成できるのか? カオス渦巻くサイバー伝奇、スタート!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-09 20:08:18
295692文字
会話率:51%
我が家は代々、庭の端に鎮座するお社を守ってきた。お社には毎日お揚げを2枚、週1日稲荷寿司を2個お供えすることになっていた。
何を思ったか俺はある日お揚げと稲荷寿司以外のもを供えてしまった。
これが俺の静かな生活の終わりの始まりだった。
これは俺とおきつねさまが、美味しいものを食べたり、食べに出かけたり、お取り寄せをしたり、ただそれだけのお話だったはずなのに・・・
この度、第5回ネット小説大賞を受賞しました。お読み頂いている皆様に感謝の言葉を申し上げます。今後ともご愛読のほどよろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-04 00:00:00
208409文字
会話率:30%
水谷陸人が高校入学式の日に父からアルマラ様と言う神様にお供えしていた傍らの石をお守り代わりにと渡される。そして水面高校の校門を越えようとしたとき陸人に最初の試練が訪れる。
最終更新:2018-05-08 21:33:23
13686文字
会話率:34%
僕は幽霊に恋をした。
転校初日高校へ向かう道のり近道となる桜並木に入ると小さな交差点に露草がお供えてある場所を見つける
後日その場所に向かうと美しい少女の姿がそこにはあった。
僕は初恋以来、人生で2度目の恋をした。
最終更新:2017-11-30 23:57:20
7513文字
会話率:40%
何をするにもやる気を全く起こすことの出来ない元引きこもりアルバイト生の「廣瀬 響」は、今日もまた客や店長に怒られていた。
そんな時、一人の女子高校生が交通事故のあった現場にお供えするためのお花が売っているのか響に尋ねるのだった。
この出
来事をきっかけに響は不思議な体験とともに女子高校生との出会いを機に少しずつ彼の心情も変わり始めていく……。これはそんな淡い一夏の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-14 21:35:45
14120文字
会話率:46%
目が覚めたら異世界にいた。でも、チートな能力は全くなし。
オークに捕まって奴隷になってしまい、死んだモンスターを焼く火葬場で働くことになる。
モンスターの素材やお供えの魔道具を手に入れて成り上がります。
最終更新:2017-01-30 15:51:52
571文字
会話率:40%