転生したら、岩だった。
そこから数千、数万の夜を超え、世界を知る力を手にした。
そして数億、数兆の昼を超え、錬金術士と知り合った。
錬金術士は岩に肉の体を与えた。
故に。
岩は、錬金術士パラケルススの娘と成った。
岩精霊は、人間の時間を過
ごして行くこととなる。
これは、精霊の物語である。
──わりと、ほのぼの風味の。
*1 R-15は削除対策の保険です。
*2 更新は不定期です。……なるべく日刊を維持したい所存。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-06 20:00:00
404299文字
会話率:19%
~拝啓 親友たちよ!~
まず、この手紙の書き出しとして、東京は変わらず騒々しいかね?
さて!色々あって、この村に越してきた俺は、今でも、癖で寝るとき耳栓をする訳だが、ここには、夜中道路を通るうるさい車も、トラックも、イカれたバイク集団
もいないのさ!
お前らと今まで通りに遊んだり出来ないのは寂しいが、こっちの友だちや、家族もいい人たちで、上手くやっていけそうだよ。
行く前ちょっと愚痴ったネット回線とかも、都会ほどじゃないが、なんとかなりそうだよ。上手くいってないことと言えば、ちょくちょく道に迷うことぐらいだよ、ホントに。俺って適応力割りと高いらしいw
---あ、そう、それと…もうひとつ。
この村…、少し、変なんだ。
落ち着いて読んでくれ、これは友達の話なんだが、そいつは今も、隣で本を読んでるんだよ、でも、でもそいつは、実は、昨日、死んだんだよ!いや、死んだはずなんだ!
道で、偶然死体を見つけた!でも、警察にいって、戻ったら、ないんだよ!死体も、血の痕さえも!!そして今もこうして…。
他にもある!この前、学校の先生が亡くなったんだが、その…、授業を受けてる、その時に死んだんだ!
授業中、外が騒がしくて、出てみれば、ついさっきまで教壇に立ってた人間が、血まみれで、死んでいたんだ!!
いるはずのない人間が授業してたんだ、そして、死んだはずの人間と会話して、今も一緒にいるんだ、俺は。
---信じられるか?
なあ、お前ら、お前らにこの謎が解けるか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-02 09:09:58
5486文字
会話率:38%
――裏(ウラ)ダンジョン
その名前を知っている者が、今どれだけ生きているだろうか……。
裏の名前を冠したそのダンジョンは、100年前に発見された。他でもない人間達の手によって。
しかし、このダンジョンは、普通ではなかった。
――圧倒的な
難易度。そして、攻略不可能と言われた伝説。
そんなダンジョンで生まれ育った魔族と人間の子ハイデ。
この物語は、そんな混血の主人公が、奇妙な人生交換物語をおくるお話なんだが……。
取り敢えず、彼に聞いてやってくれ。お前はドコから来たのかって。
そうしたら、こう答えてくれるはずだ。
「I’m from 裏ダンジョン」 ――ようこそ。世界へ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-27 20:55:01
154354文字
会話率:44%
とあるバーのカウンターで一人キールを飲んでいると二人の男女が隣席に座った。
ジャズとシガレットにカクテルが集まる場所には自然と人も集まる。そのバーも例外ではない。そしてそこでいちゃつくのも勝手だ。
“へい、グランドスラムを二つ”
男が注文を
済ますと肩をこちらに向けてカウンターに肘をつけ話しかけてくる。
“なぁ、ちょっといいか?いやなに、独り言だと思って構わないよ”
唐突な呼びかけに言葉を挟むタイミングを失っているのをいいことに、男は語り始めた。語り始めた男の肩に顔を置いてニマニマと女がのぞいてくる。
“これはとある男の話なんだがな?”折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-16 04:25:48
1865文字
会話率:0%
私は、美空瑠璃。高校に入ったばかりの15歳だった。自分で言うのはなんだが、私は日本とイギリスのハーフでミルクティーブラウンの髪に碧眼で、顔も整っていてモテていたし、頭や運動神経も良くて困ったことが何もなかった。だからだろう。私は中学2年の頃
には、人生に飽きていた。飽きるのが速いと言われそうだけど、本当につまらない人生だった。それでもなんとか顔には表さず、平穏に生きていた。そんな時だろう、私が死んだのは。ストーカーがいるのは知っていたけど、実害が無いから放置していたら刺されて殺されてしまった。いわゆるヤンデレというやつだろう。そして死んだと思ったら白い空間にいて、徳を積んだから転生させてくれるという。しかも、剣と魔法の世界に。前は飽きたけど、次は飽きないかな?とりあえず、次は楽しんでみようと思う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-13 22:37:53
599文字
会話率:83%
亜法と呼ばれる能力が常識となった世界。亜法を専門に学う亜法術学園に通う俺、神斬素直はクラスメイトの竜越火南魅に恋する目つきの悪い(ほっとけ)ちょっと亜法が貧弱な普通の男の子だ。全然普通じゃないな。
火南魅や馬鹿な親友達と平和で愉快な日常
を繰り広げる中、転入生が現れる。その転入生、スリシャスは明るいイイ子なんだが、何やら隠し事がありそうだ。仲良くなるにしたがって、俺はだんだんと厄介事の渦の中に巻き込まれていく。はたして俺は平和な日常を守りつつ、火南魅との関係を進展させられるのか!? 頑張れ俺!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-10 17:03:25
118298文字
会話率:67%
俺は実家の宿屋で働きながら、Sランクの支援魔導師を目指している。
ある日宿泊した客が財布を失くしたと言う。その客は「世界最強の勇者」を自称する、超絶美人剣士だった。
宿代を稼がせるために俺はソイツと一緒にギルドに仕事探しに行くが、そこには
嫌味な幼なじみ3人組が来ていた。そいつらは以前から俺を「弱虫」とよび、バカにされ続けてきたヤツラだ。
その自称・世界最強の女性勇者は俺がバカにされているのに同情し、一緒にダンジョンでSランクの魔物を討伐し、ヤツラを見返してやろうと言ってくれた。
世界最強の勇者と一緒なら心強い。そう思ったが、彼女は忘れ物をする、勘違いするなど、どこか抜けている。
コイツ、ホントに世界最強の勇者なのだろうか?
その割に、安物の鉄製アーマーを身に着けてるのは、なぜなんだろうか? 謎だ。
嫌味な幼なじみ達も向かったダンジョンで、ヤツラに裏切られ、死にそうになり……
美人勇者は確かにめちゃくちゃ強かったけど、抜けてるせいでピンチになったり。
でも俺の隠れた才能のおかげで、世界最強の勇者さえも助けて、そして幼なじみたちを見返す。
そんなお話。
※コメディです。
※3万文字程度の中編です。20話弱で完結します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-04 17:00:00
29220文字
会話率:43%
俺ーー月橋渡は影が薄い。そのせいで友達もいなければ彼女もいない。もはやクラスの誰からも認知されていない生粋のぼっちだ。
そんな俺の在籍するクラスに転校してきた美少女、橋立天乃。
可憐なその姿に、俺の中で彼女の妄想が広がったーー
いかんいか
ん。変な妄想はやめろ。この世は可能性に溢れているんだぞ。あの転校生が実は超能力者で、俺の考えていることが全て見透かされてることだってあり得なくないんだぞ!
「その通り! 君、面白いんだね」
「……へ?」
ーーどうやら彼女は、人の心が読めるらしいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-26 16:08:24
54669文字
会話率:57%
――ライデン王国の西方には知る人ぞ知る激ウマ屋台料理を出す料理人が旅をしている
ワケあって屋台を曳きながら旅をしているオッサン予備軍スモ―。
面倒事を極力避けるべく、根無し草で屋台料理をする彼だが、
理不尽な形で彼に次々と面倒事が降りかか
る。
「俺は静かに料理一本で食っていきたいだけなんだが……」
彼の料理と謎の能力に魅了された人々は、
そんな彼のささやかな願いなんて蹴飛ばし、
面倒事と共に寄ってくるのだ!
「残すんじゃねえ!全部食え!」
旅の料理人スモ―が引き寄せ、そして振る舞う理不尽物語、
冷めぬうちにお召し上がりください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-24 21:41:05
189892文字
会話率:20%
....今も勇者はこの国を守っている。とある王国には勇者たちがいた。ああ、異世界召喚された勇者じゃねえことはあらかじめに言っておく。その勇者たちなんだが、実力はまあ、お墨付きだが、まあ、扱いが難しかったわけよ。一人はギャンブルに走り、一人は
、とにかくめんどくさがりで、もう一人とそれに付き従う一人はどんな胃袋持ってんだっていうほどの大食漢で。...いや、ソイツの場合はまあ、二人なんだが。...まあ、他にも性格に難があるやつがいたり、ドがつくほどのサディストがいたり、いろいろとおかしかったな.....。
...ああ、悪い悪い。つい思い出に浸っちまったぜ。でっ??俺様に聞きたい情報があるって言ってきたんだよなあ、お前さんは?
.....ほお、結構な金を持っているじゃねえか...。そりゃあ、どうも御贔屓にしてくれてありがとうよ。
さて、情報量とドリンク第をもらったからには、こちらはまともな情報を渡すしかないな....。
....ふむ。そいつ等、勇者の情報が知りたいか.......。なるほど。これは緊急案件だ。....いや、こちらにも勇者に関しては守秘義務がかかっていてな。なかなか、話せないのよ、これが。
....んっ???なに?奴らが日常で何をしているのかが知りたい??いやいや、お前さん、奴らのこと知っているんじゃあないのかい...?
....ああ、なるほど。奴らの過去ね。まあ、言えなくもないけど、それは本人に聞くほうが一番いいと思うぜ?なぜ勇者を辞めて今引きこもっているかそのもろともの話は俺がすべきではないしな....。
...まあ、面白いエピソードなら話せなくもないが....。....分かった、分かった。そう急かすなよ。お前用のホットミルク、こっちが作っている最中なんだから。
....それでは、あの赤い頭巾をかぶった暴力女と冷酷な姉貴殿の話を話すか....。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-16 16:00:00
5939文字
会話率:22%
俺の名前は神森武。彼女いない暦十七年。それでも元気に生きてきた。いつもと変わらぬ学生生活。しかし、ある日の下校時、俺の平和は音を立てて崩れ落ちた。だって、いきなり戦場だぞ? 洒落にならんわ。その後色々あって、幼女な姫様守って奮闘する事にな
り、気がついたら俺なにやってるんだろ? 姫様お守り役に就任したよー。ただな、うちではこれ相当偉い気がするんだ。俺の苦労具合とやらされてる事的に。普通に将軍として戦地で命も張ってるしね。なんでだろうね? 俺ってお守り役じゃないの? と思った事も一度や二度ではない。でも、綺麗な侍女もいるし、さほど悪い事ばかりでもないと思いたい。プラマイゼロといったところだろうか。そんな俺の苦労話が満載なんだが、よかったら読んでみてくれないか? 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-07 19:30:20
1623365文字
会話率:24%
俺の名前は立花水夏。元ニートだ。
元ってのは、不慮の事故ってヤツで最近死んじまったばかりでな。
正直、ついてねーなぁ、と思いきや、再び目を覚ました時には、
異世界へと転生していたってわけさ。
とまぁ、それだけなら、よくありがちな話なんだが…
…。どうやら俺は人ではなく蚊として
生まれ変わってしまったらしい。
よりにもよって、蚊なんかに生まれ変わっちまった日にゃあ絶望しかないのだろうが、
俺はそうでもなかった。
そこは生粋のニート。絶望するどころか、面倒臭い人付き合いもしないで済むし、
何よりも働かないでイイってなもんで、むしろ神様に感謝したいくらいだね♪
そんなこんなで第二の人生(?)を謳歌していた矢先、様々な厄介事を俺に押しつけてくる奴らが
次から次へとやってきやがる。
ったく、俺を頼るんじゃねーよ‼
この物語は、世界最強の力を得てしまった一匹の蚊が平穏なニート生活を取り戻すべく
あらゆる困難に立ち向かう愛(?)と友情(?)の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-05 05:25:04
2866文字
会話率:33%
「石油王になりたい!!!」
杉山広樹は売れない小説家である。今日も今日とて、大家さんに家賃の支払いを迫られている。
ある日ふざけてツイートをしたら、石油王の娘に突如 結婚を迫られた!
何か裏があるに違いないと疑う杉山だったが…
最終更新:2020-03-29 16:06:26
1038文字
会話率:40%
・主人公 (康介):26才男性。普通の会社員。いつでも異世界転生できる能力がある。(転生先やそこでの能力も自由に決められる。)その際の呪文は「エスケープ フロム リアルワールド!」。
・妻 (幸子):主人公の妻、主人公が単身赴任中、一人の
間男と体の関係を持つようになってしまう。
あらすじ:俺は康介。26才のどこにでもいるような会社員だ。昔はアニメの影響でヲタ活とかやっていたけど、今は結婚して、普通の生活を送っている。
けどな、これは誰にも話していないことなんだが、実は俺はある特殊な能力を持っている。何だと思う?
ふふん、知りたいか?
ならば教えてやろう! 俺の能力は「いつでもどこでも簡単に異世界転生出来ちゃう」っていう代物だ! もちろん、ある程度そこの生活で満足いったら、いつでもまた現実に帰って来れるんだぜ?
どうだ、すごいだろ?
…え? 実感が湧かない? どうせ嘘?
まあまあ、そんなこと言わずに取り敢えず見とけって。行くぞ? せーの、
「エスケープ フロム リアルワールド!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-27 23:14:49
11077文字
会話率:49%
ナーロッパ大陸から遥か東にある島国は、各地で『魔王級』と呼ばれる強さの者たちが数多く住んでいる魔境である。
その地に住む青年、ラセツは『西の魔王』を倒したという女勇者をあっさり返り討ちにした。
ラセツの人生は、そこから少しずつ変わ
り始める。
ーーーただ、勇者を倒しただけなんだがなぁ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-16 17:00:00
100026文字
会話率:48%
【10万PV感謝です!!】
うちの名前?? アメリア。
女ヤンキーだったけど卒業して、研究者という仕事をちゃんとして、毎日を過ごしていたはずなんだが…。
なぜか、デブい末っ子王女になってるし。(いわゆる転生ってヤツだな)
6人中BSな姉が3
人もいるし、兄貴はなんかうちのこと甘やかしてくるし。(BSはぶっ飛んだSISTERの略だ)
でも、この世界を見たことがある気がする。
お茶会で出会った美少年王子といい、うちの親父(国王)といい、なんか見たことあるんだよな。
そして、うちに狼らしき動物がなつくという事態。
うちはそれでもこの楽しい魔法世界を楽しみたい!! (訳:魔法を研究したい!!)
では、厄介者はこのバットでさようなら☆
前世元ヤン女研究者が末っ子デブ王女に転生!? 自分の夢のために奮闘します!!
ファイル1(第1章)、ファイル2(第2章)、ファイル3(第3章)、ファイル4(第4章)終了、ファイル5(第5章)終了、ファイル6(第6章) 2/15から開始
★ファイル1 前世が中高校の時元ヤンで大学卒業後研究者として働いていたが転生し、末っ子デブ王女に転生したアメリア。姉に振り回されつつも隣国の王子や海賊たちと出会う。研究をしたいアメリアは親父(国王)に研究大国の学園に入学したいとお願いをするが、その条件として出されたのが……。
★ファイル2 無事?入学できたアメリアだが、さっそくメインキャラたちに絡まれる。研究だけをしていたいアメリアは弟のみまともに関わろうとするが、やはりアメリアの死神メインキャラたちがついてくる。できるだけ避けようとしていたアメリアだが……。
★ファイル3 仕方なく王子と婚約したアメリア。婚約後は令嬢たちに嫌がらせされると思いきや何もされることなく平穏に研究していたが……。
※新感覚な小説です。
たまに休みます。
応援よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-01 15:36:28
267390文字
会話率:36%
「おい知ってるか?」「ああ?なにがだよ。」「なんでも最近ダンジョンの中であやしげな商人が店を開いているようだ。」「は?商人。そんなとこでやったら魔物に襲われて商売にならねえだろ。」「それがよぉその商人がいる近くにはなぜか魔物がよりつかねえら
しいぜ。そして売ってる品物がまたすごいらしい。」「なにを売ってるんだ。まさかダンジョンにしか落ちていない魔道具とかか?」「そのまさかだ。しかも世情で売ってる物より手頃な値段で買えるらしい。」「なにぃ!?」「その事について問いただしても決まって同じような事しか喋らないらしいぜ。」「場所はどこだ!」「まぁ落ち着け。その店なんだがな1ヶ月ぐらい1つのダンジョンのフロアの中でランダムに出現するらしい。そして月がすぎればまた違うダンジョンで店が開かれてるんだとよ。」「なんだそりゃ?・・・それはまあおかしな商人だな。そいつはいったい何者なんだ?」「それがまったく分からないらしい。」「はーそれは奇妙な話だなぁ。」「まったくだ。」とある居酒屋での冒険者たちの会話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-05 00:00:00
10396文字
会話率:58%
タイトル通り。
評価を保留にする人達ってのはきっと、今の環境に不満なんか一切無くって、今のなろうを全力で楽しめているんだろうなーって、思うわけですよ。
最終更新:2020-01-31 00:09:34
788文字
会話率:0%
魔法のある世界で侯爵令嬢セリア・クレヴェスティとして転生した元男の俺の日常。今日も姉と妹には振り回されています。安息の地はないのか!!!脳内プロットを書き出した供養用。
最終更新:2020-01-26 00:00:00
2262文字
会話率:53%
実は前から分かっていたのですけどね、この言葉使うの重たいんですよね…。
キーワード:
最終更新:2020-01-19 03:33:33
3895文字
会話率:0%