「人生には、幸福と不幸が同じ数だけ含まれている。」
そんな言葉を、僕は信じる事が出来なかった。
あの時、彼女と出会うまでは。
美しすぎる彼女の名は雪菜。
僕は人生を悲劇と呼び、
雪菜は人生を喜劇と呼んだ。
そんな正反対な境遇
の二人が、友達から恋人になるまでのじれじれな二人を描くお話と、恋人から夫婦になるまでの甘々な二人を描くお話です。
追記:この小説はカクヨムにも掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-28 01:00:00
75216文字
会話率:39%
俺ーー月橋渡は影が薄い。そのせいで友達もいなければ彼女もいない。もはやクラスの誰からも認知されていない生粋のぼっちだ。
そんな俺の在籍するクラスに転校してきた美少女、橋立天乃。
可憐なその姿に、俺の中で彼女の妄想が広がったーー
いかんいか
ん。変な妄想はやめろ。この世は可能性に溢れているんだぞ。あの転校生が実は超能力者で、俺の考えていることが全て見透かされてることだってあり得なくないんだぞ!
「その通り! 君、面白いんだね」
「……へ?」
ーーどうやら彼女は、人の心が読めるらしいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-26 16:08:24
54669文字
会話率:57%
少年が掲げる正義。
少女が掲げる正義。
老人が掲げる正義。
悪党が掲げる正義。
どれも全て、本物の正義だ。
否、この世に間違った正義なんて存在しない。
正しく在りたかった少年は、自分の正義を求めた。そこで、少年は気づいてしまった。
正
しいの匙加減は人それぞれ千差万別。全てにおいて正しく在ろうなんて、机上の空論でしかないことに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-28 09:21:54
3386文字
会話率:34%
世界変わってどうしよう。
私たちも変わらなきゃ。
変わる派と変わらない派に別れる。
主人公ぼっちなう。
最終更新:2015-01-03 23:24:13
217文字
会話率:0%
臆面もなく言おう。
俺、如月紗生(きさらぎさき)は「ぼっち」である。
でも、そんなことはまるで気にしない。
席替えした隣の女子に「最悪だわー(笑)」とか言われても、掃除当番を押し付けられたりしても気にしない。
でも、そんな高校生活を送ってい
たら、桜下(さくらもと)高校の、コミュニティー障害を強制して直させる、友達作りの部活「対人部」(通称コミュ障部)に入れられてしまった。
さらば、俺の学園生活。
そしてこんにちは。俺の同類達。
※残念系青春ラブコメ目指してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-24 01:39:08
11847文字
会話率:48%
全世界でプレイヤー人口二億人を突破したオンラインゲーム『ロストエデンオンライン』、通称LEO。それは伝説の果実『エデン』を取り戻し、魔王を討つ、よくあるテンプレストーリーを題材にした、本格MMORPGだ。そして、このゲームに継続性の無さに定
評のある少年、秋空白雨は居た。何事も(ゲーム内なら)数日程度で卒なくこなすレベルまで駆け上がる彼は、三日坊主タイプを地で行くゲーマーであった。しかし、そんな彼がLEOにて手にしたギルドメンバー達と共に、解禁された最終章クエストに向かい、日本初のクエストクリアラーとなる。だが、その後手に入れた謎のアイテム『時空間移動のネックレス』によって、彼らは謎の世界に移動してしまう。そこは何時もなにげなく触れていた世界、LEOの世界だった。だが、何やらその世界は白雨達が居たLEOとは違うようで……? 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-02 11:55:10
9226文字
会話率:29%
演劇をこよなく愛している主人公の一ノ瀬恵吾♂は演劇の腕もなかなかのもので、高校生でありながら、劇団にて恵という役者名で準主役(少女役)を演じていた。その代わりと言ってはなんだが、恵吾には学校での友達が居なかった。私生活では重度の根暗だった
のである。
ある日、そんな恵吾の元に、クラスメートの峰岸薫瑠が声をかける。
「あんた、劇団彩鳥の関係者よね。私、恵さんのファンなの。あんたと一緒に居れば恵さんに会えるかもしれないから、友達になりましょう」
薫瑠はどうやら、恵吾が恵である事に気付いていないようだ。恵吾も自身が恵であることを隠したいと思っていたため黙っているのだが、そんな恵吾に薫瑠は付きまとう。
「私は恵さんに会うためあんたに付きまとう。ついでに、あんたの根暗を矯正してあげる」
そんな具合で始まる、破綻したすれ違い演劇コメディー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-16 14:06:02
105102文字
会話率:37%