遂に籍を入れたリョウコとマルクはパリでの生活を続けている。マルクは依然貿易商として、そしてリョウコは自身は大学を離れてアトリエでの仕事に就きながらも、親友で大学に残ったモニクとも関係を保ちながら活気に満ちた生活を続けている。しかし、それぞれ
が抱える仕事ゆえにリョウコとマルクの間に生活上の隙間風が生じてしまう。二人はこの危機を乗り越えられるのだろうか? そしてその状況を理解したモニクは、リョウコをどう助けるのか? またマルクはどうやって?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-03 23:44:57
71133文字
会話率:68%
第一次大陸間戦争の勝利に貢献し、救国の英雄と称えられる皇國軍人“グレン・バルザード”
高潔な軍人、祖国の守護神、などのイメージを抱いていた皇國軍人エミリアは彼を迎えた。
しかし、第二次大陸間戦争を目前に控えた緊迫のこの状況で、戦地に送ら
れてきたグレンは
彼女が抱いていた人物像とは大きく掛け離れていたのだった。
果たして、皇國の命運はこの男の手に託されたのだが・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 18:00:00
116503文字
会話率:58%
西暦二七三四年、「大陸の自然を再興させる」という目的で海上都市を建設。『大民族戦争』を経て反対派を鎮圧。全人類が移住し、生活していた。
しかし一千年が経った頃、突如として南極大陸が崩壊。それによる急激な海面上昇によって、都市は未曾有の大災害
に見舞われる。
最下層に住んでいた少年『武田弥彦』ももれなくこの災害に巻き込まれ、昏睡状態となってしまう。
そして、一ヶ月後。 ——意識を取り戻した弥彦は驚嘆した。
目前に広がるのは見慣れた都市の灰色の景色ではなく、色鮮やかな緑の世界だった。
天井に見える空がここを一千年間人が離れていた『大陸』であることを示していた。
※この作品は《カクヨム https://t.co/kEtBaKUkdQ》にて連載版を掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-23 22:00:00
159892文字
会話率:43%
おはようと言って唇を重ねる。
おやすみの言葉を口移す。
そこに愛があるわけではなくて──これは、呪いを解く為に必要な事。
ただ、それだけだったはずなのに。
亡国グラナティスの王女であるシェリルは、自国を滅ぼした敵国ルダ=レンツィオ王国
の王女ピアニーに呪いを掛けられ、いたぶられる毎日を過ごしていた。
ある日の事、ルダ=レンツィオ王国はエムデアルグ皇国に戦争を仕掛けるが、軍事大国である皇国に敗北。逆に王都に攻め入られ、ルダ=レンツィオの王族達は身代わりを残して国を離れてしまう。
王城を占拠すべく乗り込んできたのは、美貌の鬼人将軍リアム。ピアニーの身代わりとして城に残っていたシェリルがルダ=レンツィオの王女でなく、グラナティスの関係者だと知ったリアムは彼女を皇国へとつれていくのだった。
保護されたシェリルの呪いを解く手段は、解呪の魔力を体へと注ぐ事。
その為には魔力を口移す事が効率的と判明した結果、シェリルとリアムは毎朝毎晩と口付けを交わす事に……。
冷たくも見えるが心配性で、実は優しいリアムに惹かれていくシェリルだったが、自分がグラナティスの王女だと告げられない彼女は、気持ちを伝える事もできないでいて──
*カクヨムにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-21 12:04:48
141471文字
会話率:41%
無血の英雄の活躍により、魔族と人との争いが平和的に終結してから15年。
とある街の外れ、こぢんまりと佇む教会横の孤児院で過ごしていた少女、ニナ。
彼女は16歳の誕生日を迎え、晴れて孤児院を離れての独り暮らしを決意する。
長年ともに暮らした
シスターに涙ながらに見送られ、いざ引っ越しのときを迎えた彼女だったが──。
突然舞い込んだ彼女宛ての一通の書面が、ニナの人生を大きく変えていく……?
***************
少女とその仲間たちのまったり旅路を描く感じになると思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-20 19:50:11
226162文字
会話率:24%
「今見たことは誰にも言いません。その代わり私に協力してください!」
一年前。大陸を二分するサンセベリア帝国とリトガルト王国は、血で血を洗う戦争を行なっていた。
結果としては、王国側の勝利。しかしそれは、薄氷の上のものであった。数
で圧倒的に勝る帝国が王国に敗北した理由、それは兵の質が勝っていたから。王国の戦士達は帝国の騎士達を、ちぎっては投げちぎっては投げ、鬼神の如く屠っていた。
そんな活躍を戦場で果たした英雄「ゼン・キロトリデ」は、ある日上官である司令に呼び出しを受ける。
「貴殿には、サンセベリア帝国への密偵の王命が出された。我が国最初のスパイとして、誇りを持って任務にあたってくれ」
司令の命令に不満はありつつも、ゼンは愛する祖国を離れて潜入任務を開始した。行き先は、帝国立騎士学校。入学試験で早速その実力を遺憾なく発揮した男は、最高のスタートラインを切っていた。
しかし、その夜。男はひょんなことから自分がスパイであるという証拠を、元公爵令嬢である「セシリア・アルフグレット」に見られてしまい……。
これは、身に余る任務を背負った最強スパイと、宿願を持った没落令嬢の熾烈な共同戦線である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-19 16:07:49
218106文字
会話率:54%
どこにでもいる普通の高校生である僕が、様々な人間と関わり、結果として離れていかれてしまう。そんな道中の物語。
最終更新:2023-12-19 15:16:33
3169文字
会話率:37%
君がどれだけ離れてしまっても、僕は君を忘れはしないよ。
最終更新:2023-12-17 20:52:32
948文字
会話率:17%
とある国の大屋敷に、幼い少年が暮らしていました。少年は国の王子様で、両親と離れて、毎日毎日朝から晩まで、王族としての教育をひとり受け続けていました。繰り返しの日々の中、ふと見てしまった夢の中で、王子様はある出会いをして……。
最終更新:2023-12-14 22:36:56
5861文字
会話率:42%
川島蓮(かわしま れん)には、黒澤碧(くろさわ あおい)という、小学校の頃からの幼馴染がいた。
幼馴染といっても、ずっと学校が一緒で、時々クラスが一緒というだけで、互いにコミュニティが離れており、お互いを「遠い世界の人」として認識していた。
そんな関係が変わったのは、高校二年のある日、碧から、蓮の友人であり、女子からの人気の高い黒羽秀悟(くろば しゅうご)とお近づきになりたいから、一緒にお出かけに誘ってほしい、とお願いをされたことからだった。
碧の真剣な態度から、協力に了承する蓮であったが、黒羽を含めつつも蓮と碧が交流を深めていくうちに、段々と互いが互いの良さに気づいていき……。
「幼馴染」だけど「新鮮」、そんな二人だからこそ生まれる愛を描いた、青春純情ラブコメディ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-13 17:09:08
17429文字
会話率:24%
とある悪魔が奴隷の少女に召喚された。
悪魔とは人間に堕落を与えるための存在だ。
その悪魔はその少女の望みを叶えんとしたのだが、その望みはあまりにも少女が望むであろうそれとはかけ離れていて…。
「それならここにいるみ〜んな殺してほしいの
♪」
「…。」
…か…神様…。
思わず悪辣な考えから普通の思考に戻ってしまう悪魔と悪魔より恐ろしい少女。
そんな少女を人間らしくするという裏目標を果たす旅路を記す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-11 23:19:34
5761文字
会話率:35%
いたずらっ子だったその男の子には、過去に女の子を殺したという秘密があった。
いつも喧嘩が絶えない犬猿の仲だった、その男の子とその女の子。
ある日、学校の廊下を走って向かってくる女の子を避けずにぶつかったら、
その女の子は一方的に吹っ飛んで
階段から落ちて死んでしまった。
男の子はそれを自分が突き落としたせいだと悔い改めるようになった。
ある日、その男の子は野良猫を庇って車に撥ねられて、自分自身も死者となった。
死者となって冥土に赴き、閻魔大王から、女の子が死んだ真相を伝えられる。
その男の子と女の子の衝突には、その男の子が知らなかった一つの真実があった。
衝突して離れてまた接近する二人の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-11 01:54:26
7029文字
会話率:18%
新入生のその男子学生は、入学早々に風邪で二週間も欠席してしまった。
その間に学校では自分抜きの人間関係ができあがり、後から入ることに抵抗を感じていた。
そんなある日、学生食堂で出会った学生に、自治会の企画を持ちかけられる。
企画とは、学生
食堂で一番美味しい食事は何かを当てるというものだった。
それを調べていく内に、その男子学生は正解に近付き、そして離れていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-12 03:29:25
8670文字
会話率:14%
★ シリーズ名変更しました 【戸上あやかし奇譚】 ★
今後このシリーズ名で統一します。検索する際もこのワードを入れれば全部が出てくるようにします。
★戸上あやかし奇譚 3巻目となっております。 ★
『高地の異変と風の声』の続き
になっております。
読んでいないと良く判らないことになるのでご注意ください。
【地の神】より依頼を受けて探していた【木の神】の所在を見付けることができた一行だが、【木の神】は侵すことのできない楔(くさび)で封じられていた。
対の神である【地の神】と【木の神】は長時間離れているとどちらも力を失い消滅してしまうと言う。【木の神】を解き放す一番簡単な方法は、清藍の命を奪う事だが、それを承諾することができない一行は、残り少ない時間のなか【木の神】を楔から解き放す方法を模索する。
刻一刻と迫るタイムリミット。一行は清藍を救い、【木の神】を解き放つことができるのか?
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【注意】
なんやかやで作者が【ぼっこれ】なのでたびたび停止しております。
申し訳もございません。またぼっこれる前に書き終わせるよう、奮闘中です!!
★再度告知★
和風ファンタジーの雰囲気を重視して、漢字表記できるものに関しては極力漢字を採用しております。(スマフォなど最初から日本語表記が一般的でない物・固有名詞でカタカナしかない物等はカタカナです)
純和風の部屋なのにテーブルなどと表記すると違和感が否めなかったからです。
ですので一部読みなれない単語等でてきますが、出来る限りその場合には読み仮名を振っております。悪しからずご了承ください。
ちなみに和風のテーブル=『卓子(たくし)』 木製で畳の上にあるテーブルをご想像ください。
☆☆彡追加告知☆☆彡
【丘陵の瘴気~】が終了したあと、しばらくインターバルを取らせていただこうと思っております。アルバイトが決まったというのもあるのですが、エブリスタで掲載しております【一騎夜行】の続編を書きたくなってしまったのです。
家事と仕事と小説(しかも2編)の両立は厳しいのでご迷惑をおかけしますがご理解のほどよろしくお願いいたします。
単純に私が家事が苦手なだけなんですけどね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-10 05:30:12
152385文字
会話率:33%
冬、真夜中に不登校の石川歩の前に現れたのは街を離れて遠い場所に行った幼馴染の松川明里だった。そんな彼女と歩は夜の散歩を始める。
最終更新:2023-12-07 17:01:19
80184文字
会話率:45%
絶世の美幼女、神谷妃乃とその叔父、神谷皇介は20歳ばかりも歳が離れているうえ、近親間でありながらも本人達なりに愛し合っていた。
しかしそれを認めない周囲とのいざこざで、ある日突然2人は死んでしまった。
が、死後の世界で2人の死を嘆いた自称『
こうひなCPの限界オタク』という神によって2人は異世界にトリップさせられる。
果たして2人は異世界で幸せないちゃラブ新婚生活を送る事が出来る安寧の地を見つけられるのか____?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-04 16:46:08
6215文字
会話率:19%
地元から離れて大学に進学出来た浅倉未来。
真面目過ぎる彼女に気さくに話かけ続ける別の学科の遊佐貴之。
初めての恋に浮かれる浅倉だったが、その感情は段々と歪んでいってー
最終更新:2023-12-03 15:59:25
12689文字
会話率:19%
圧倒的ビジュアルと天然気味なキャラクターで高校生の身でありながらお茶の間でも大人気な話題沸騰中のアイドル、|調宮《つきのみや》|涙《るい》。そんな彼の私生活を支える幼馴染の女の子、司馬うつほ。
昔から側にいるしあまり恋愛について考えるこ
ともなかった彼女は、今はわたしが横についているけど、いつかは彼は素敵な人を捕まえて結婚して、わたしから離れていくんだろうなと漠然と思っていた。
そんな毎日を繰り返していたとき、ふいにうつほはとある男子生徒から告白されることになる。その場では頭が真っ白になって保留にしたものの、家に帰ってから付き合うのも悪くない選択肢かもしれないと考え始めたうつほ。
そんな折、いつものように家に遊びに来た涙に対して、なんてことない話のようにそのことを告げると、彼の様子がおかしくなり……?
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バトル 小説幼馴染杯出場作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 00:00:00
14357文字
会話率:45%
内向きな性格の主人公:都城彩芽(みやしろあやめ)は、中学卒業を機に地元宮崎を離れて隣県鹿児島の高校に入学する。
その放課後、彼女は同じクラスで知り合った天真爛漫な同級生、桜丘(さくらおか)けいに誘われて、社会科準備室へと向かう。
そこでは、
「旅行研究会(通称:旅研)」という部活が活動していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-27 21:56:31
10948文字
会話率:44%
〈人間達を観察し、保護せよ〉という命令と共に生み出された原初の吸血鬼。彼は愚かな人類達が争っていき、死んでいくのを何千年も観察し、そして生きる事に飽きていた。自分と同じく生み出された者は皆、観察をやめ、人類から離れて行った。そして吸血鬼は自
分の生に飽き、死のうとしていた。餓死しかけて路地裏で倒れ込む吸血鬼、しかし死ぬ前にある少女が彼を見つける。「絶対助けてやるんだから。」その一言で吸血鬼の人生は大幅に変わるものとなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-23 20:43:39
2534文字
会話率:10%
『うるさくてウザくて疲れるトモダチは何を想ったか』シリーズのアナザーストーリー。
有寿輝と奈月輝としおりを少し離れて見守りつつも、向き合った担任からの目線で彼らを見た物語である。
担任は、己の過去を伝えながらも、まだ大人になりきってな
い今からこそ出来ることを生徒たちに話して向き合う。
有寿輝のことも奈月輝たちに負けないぐらいに、ぶつかりながらも向き合い、そして突然の彼の死に後悔をする。
最期に話した時の彼からの解答が気になりながらも、現実へと進む。
その有寿輝らしい答えを胸に、担任は今日も生徒たちと向き合って、救っていくのだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-23 20:07:48
18878文字
会話率:49%
高校二年生になっても、どこか言動に子供っぽいところとある悩みが有寿輝。彼は心友の奈月輝としおりと彼らを少し離れて見守る担任と一緒に未来へと進んでいった。
うるさくてウザくて疲れるトモダチが、自分と向き合いながらもがいて生きた物語
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-12 21:31:00
16410文字
会話率:60%