人間でありたくないこと、ときの詩
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最終更新:2016-11-01 21:28:33
523文字
会話率:0%
自分の中の「当たり前」
それはきっと他の人にとっては「当たり前」なんかじゃない。
最終更新:2016-10-19 00:00:00
752文字
会話率:32%
起きたら魔界だった。外だった。ゴブリンになってた。寝ていた布団と毛布と寝間着はそのままで空が闇色に染まっていた。布団から先は荒れた大地が広がっていた。あれ?で済まされるほど事態はあまくない。ひたいや脇からひや汗がこぼれる。これは現実だった。
夢なんかじゃないことは直感でわかった。やばいと思った。引きこもりなのに家がないなんて絶望的だった。帰りたいと念じた。でも帰れなかった。これなら人間の世界でいじめられてた方がましだと少し思ったが撤回した。思考が冷静になってくると布団のそばの大地に杖が転がっていることに気づいた。杖の先端にまが玉のような物がついていて、頭の中に情報が入り込んできた。どうやらこれは「召喚杖」でぼく、いや俺はこれから魔王になるため魔物を召喚して育成していかなきゃならないらしい。ふぁ!?ふざけんな!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-10 21:09:16
10077文字
会話率:17%
男、須藤要は順風満帆な人生は突然終わりを告げた。
自らが死んだのか生きているかも曖昧な感覚のなか、彼の元に女神が現れる。
「異世界転生を所望しますか?」
そう問いかける女神に、須藤はnoと答える。
その答えから、彼の人生は変わっていく
。
終わった筈の世界。須藤は、もう一度人生をやり直す事になった。
-アイツは女神なんかじゃない。魔女だよ-折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-05 20:24:40
2602文字
会話率:44%
私?私は江夏由香里。
大脳生理学の臨床医、自分で言っちゃなんだけど大天才。
人間の脳領域を結ぶさまざまなシナプスネットワークの連結を最新技術で感知分析、そこにコンピュータを繋いで、他人がそのインナーワールドに関与出来るようにしたシステ
ムの開発者なの。
この技術を駆使すると、特殊なケースに陥った植物人間の患者とも接触が出来るのよね。
例えば、香代ちゃん見たいな特殊なケースだと、そのインナースペースは現実より精緻で、しかも現実を書き換えるチカラまで持ってるが解るの。
そう、香代ちゃんは単純な植物人間なんかじゃないのよ。
偉大なる「The GORK」なの、そして私は、真理の探求者。
そんな私の事を、あのポンコツオカルト探偵は、「こいつの正体は、全身整形の性転換で美女に化けた何処かのデブなオタク野郎」って思ってたらしいけど、そんなだから、脳みそに探針差し込まれて私の仮想空間GORKに送り込まれるのよ。
でも仮想空間GORKには、香代ちゃんの第二人格である探偵助手の女装高校生リョウがいるから、地獄に転生ってわけでもないんでしょうけどね。
まあせいぜい転移先で頑張って、植物人間状態になってる香代ちゃんを助けてあげる事ね。向こうには、煙猿なんていう化け物の殺人鬼がいるみたいだし。
とにかく目川純、あんたが助かる方法は、昏睡状態の香代ちゃんが現実世界に目覚める事しかないんだから。
でもその前に世界に悲観した香代ちゃんの力で、現実の方が書き換わっちゃうかもね、、。
※ この作品は「note」 https://note.mu/zainitinihonjin にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-20 07:04:27
117022文字
会話率:22%
やあやあ、こんなところまでよく来たね。
君の執着には頭が下がる思いだよ、はっはっは。
何せここは神の領域だよ? それをはるばるこんなモノのために来るとはね、ストーカーじみててこっわいなー。
……はっは、いや冗談さ。冗談冗談
。 君がたどり着くのは分かってたしね。
まあともかく、約束は約束だ。君は条件を達成した。ならば僕も神らしく、見合う成果を与えなくてはね。
君の願いは変わってないかい? ……了解さ。でも、一応確認しておこうか。その間に心の準備でも済ませておけばいいよ。なんせこれは、誰もが幸せになる愉快なドタバタコメディーなんかじゃない。
君の願いは彼女の記憶。その凄惨で、痛ましく、悲劇を狂気で飾り付けた救いの無い旅の記録。
彼女の救世の記録であり、彼女の破滅の記憶。
君も知っての通り、彼女が迎えるのはハッピーエンドなんかじゃあない。残酷で、救いのないバッドエンドだ。
……そろそろ心の準備もできたかな? とっくにできてる? ああそう。
じゃあ、始めよっか。
彼女の人生の転換はーー『最悪の救世主』の始まりは。
彼女の世界の暦で、西暦2010年の冬。病院のベットの上で、今まさに死にゆくところから始まるーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-20 00:56:53
2585文字
会話率:4%
ーーその日、僕は……
薄々、勘付いてはいた。身体の異様さに。異常さに。異質さに。自分の存在そのものに少なからず恐怖を感じてはいた。それは紛れもない事実。事実だ。
けれど……まだ、父さんと母さんにはばれていない。僕の異変に、気付いていな
い。……はずだ。いや、絶対に。絶対に気付いてなんかいないんだ……。
その時の僕は、勝手に決めつけていた。いや、決めつけなんかじゃない。単に僕が、単純にそうであってほしい……という、願い。今日を生きる為に、生き抜く為に偽りの心が生み出した願望。
朝、昼、晩。何度、自分の身体の事について父さんと母さんに問い出されただろう。最初は、一年に一回聞かれるかどうかだけだったのに。気付けば、ほぼ毎日。数え上げるときりがない。
日を追う毎に、父さんと母さんの語気が強くなっていくのが子供心に分かった。そして、僕が6歳になる前日の夜。
「父さん、母さん。じ、実は……僕……ぼくは…………」
ついに僕は、二人に打ち明けた。打ち明けてしまった。紡いでしまったのだ。自らの口で。自らの意思で消し去ろうとした現実を。突きつけた。嗚咽混じりの弱々しい声で。頭を抱えながら、僕は崩れ落ち、両眼から涙を零した。
「…………」
「…………」
驚きの表情を現してはいるが、それでもなお二人は口を開かない。考える素振りもなく、ただただこの場に佇んだまま。何を考えているのか全くもって不明。謎。
長きに渡る静寂、と静かに啜り泣く擦り声。先に止んだのは、意外にもその両方だった。
「……ぐすっ……、父さっ……⁉︎」
「「ありがとう」」
僕は父さんに何かを伝えようとした。でもその前に、いつもの二人の優しげな声が聞こえた……最後に、僕は意識を失った。
そこからの記憶がぽっかりと抜け落ちてしまっている。あの時、僕はどうなってしまったのか。最後のあの言葉の真意も父さんと母さんの行方も、未だ分からず終いだ。
誰も答えを知る術なんて知らない。だからこそ、僕は突き止めなくてはいけない。自分が何者かを知る為に。この目で真実を確かめる為に。今は、何も分かっていないけどいつか……いつか必ず……‼︎
ーーその日、ボクは……
「…………」
All the world’s a stage.
始動.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-19 19:16:12
1231文字
会話率:24%
-「先生と生徒の恋愛」は、ドラマやマンガのようにきらきら素敵なものなんかじゃない。-
苦しさを知り、辛さを知り、それでも「好き」を引きずる少女の話
最終更新:2016-08-12 21:53:52
989文字
会話率:23%
お前ら、何か勘違いしてないか?
異世界は全っっっっっ然いいところなんかじゃないんだぞ?
異世界に転生・転移して第二の人生とやらを謳歌できるのは、宝くじ並の確率で選ばれた者だけ。
普通の人間が異世界に行ったって、なんにも出来ないんだ。
どうせ
俺みたいに地獄を見て終わるだけなんだ。
これは、人よりも少し不幸を背負いすぎた主人公が、過酷な異世界で生きる物語です。
チートとかハーレムとか知ったこっちゃないのであしからず。
※完全不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-04 22:25:52
14421文字
会話率:13%
現実は小説より奇である。私はそれを今すごく実感している。
まるで少女マンガのような私の友達。
まるで乙女ゲームのような私の幼馴染み。
それでもここは現実で、フィクションなんかじゃない。私たちは確かに、生きている。
最終更新:2016-06-30 21:20:23
10817文字
会話率:39%
恋愛下手な人たちの恋模様、になるハズ…。
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最終更新:2016-06-26 14:55:33
13727文字
会話率:42%
私の愛しい彼はDVなんてしていない。
すべて私を思ってのことなんだから。
最終更新:2016-06-22 11:15:10
948文字
会話率:0%
少女は、普通の暮らしをしている女子高生。
ある日突然、彼女の両親が何者かに殺害される、少女は運命を背負い、戦いの火蓋を斬る。少女はいつもこう言うのであった。「大丈夫。私は1人なんかじゃない」
最終更新:2016-06-13 23:18:38
349文字
会話率:0%
最高の調味料は空腹なんかじゃない。
最終更新:2016-06-04 01:01:37
700文字
会話率:17%
私(長谷川 華純)は「オタク」と、いう理由でいじめられ、精神的には限界に近いが、二次元で立ち直る・・・。
いじめ復讐ストーリー!
キーワード:
最終更新:2016-05-14 23:18:28
979文字
会話率:40%
「私は吸血鬼なんかじゃない!」
吸血鬼狩りの少女は叫ぶ。だが、その叫びは誰にも届かない。自分自身すらも信じることが出来ない。確かに彼女は血を啜り、甘い快楽に身を委ねたのだから。
「僕には何も……」
現代日本で少年は諦める。誰もが持ちうる固有
の異能力。しかし彼の能力は使いどころもない不遇な物だった。少年は物語の世界に憧れ、現実から目を背けていたかった。
違う世界を生きる二人が邂逅を果たす時、世界の命運を揺るがす物語が幕を開ける……。
※アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-12 18:16:04
98755文字
会話率:49%
僕、ユッキーこと平田幸集(ヒラタユキアツ)と平凡な日常(だといいな…)を繰り広げたおかしな青春ラブコメディー。
最終更新:2016-05-07 21:23:04
2894文字
会話率:44%
You, at the expense of what?
What, shouldering
Do you walk with a cime?
L` ll reply to that that you wish for the powe
r to live.
What do you wish for
And
For whom do you live?
貴方は何を望み
…誰の為に生きるの?
貴方は何を犠牲に
何を背負い
罪と共に歩みますか?
貴方が生きる為に力を望むのなら、
私はそれに応えましょう…。
“貴方が望むのならば
言の葉を音に乗せて私に伝えてください…”
Time, everything, equally.
It can end, I all choice which will occur now?
Future…
By which you accounted and chose,
…Please draw the future by your hand
Prologue
20XX年、1月1日…。
平和な世界は死んだ。
なんてことのない何時もと同じ平凡な日常…。
昨日まで、そうだった。
飯を食い、下らない授業を受け、馬鹿みたいに友人と騒いで
一年を終える鐘が、真っ白な世界に響き渡る。
そうしてまた、新しい時が来る…。
誰もがそう、思っていた世界が死んだ。
原因なんか分らない。
分るのは、世界が死んだ事…
ゲームの世界の様な化け物に、大量の死体
壊れた建物に狂ってしまった人。
そう、夢なんかじゃない。
これは
「貴方は何を望み
誰の為に生きますか?」
これは、死んだ世界が終わりに向かう…
長い、永い、貴方の一年の始まり…。
そんな世界で、貴方は何を望み、誰為に生きていきますか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-21 16:22:56
3469文字
会話率:2%
ハッサの騎士レナートの物語。
「……おれは人形なんかじゃない。おれはレナート。……レナート・フェルナンド・ラスターだ!」
人形師によって人形にされたレナートの運命はどう動くのか。
***
自作ゲーム内で劇中劇小説として公開している重
複投稿作品です。
執筆期間:2015/12/31~
ゲーム内で読むことを想定しているため一話一話は短い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-06 03:48:22
1773文字
会話率:42%
人は、誰でも違う一面というものを持っている。そしてその違う一面にキュンッとくることをギャップ萌えと言うらしい。しかしだ!私は声を大にして言いたいことがある。世の中知らなかった方がいいギャップもあるということを。
好青年な幼馴染み。しっかり者
の年下従兄弟。インテリな生徒会長。ヤンキーなクラスメイト。さらに、爽やかと人気な担任。そんな人達の違う一面…見てみたいですか?悪いことはいいません。止めておいたほうがいいですよ。“アレ”は全然ギャップ萌えなんかじゃないですからね―――
中身が色々残念なイケメン達に振り回されながらも何だかんだで恋が芽生える(?)物語。
「こんなのギャップ萌えなんてするわけないでしょっ!?」
※R15は保険です。基本そういうシーンは出てきません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-05 13:06:56
10611文字
会話率:29%