黒髪で目つきが少し悪く教室の隅で本を読んでいるのが好きで目立たない男子高校生のある日のこと放課後に茶色い子猫がこちらを見ていた。俺が咥えているアイスにつられているのか、人懐っこいだけのなのか定かではないが。
「フシャー!!」
「うわっっっ」
子猫は毛を逆立てて急に威嚇してきた。あぁ、またか。いつもこうだ。俺がこうなって欲しいという結果に対して行動しようとすると自分の考えとは違う結果になってしまう。俺は動物が好きだが、触れようとしたり餌をあげようとすると毎度毎度警戒される。
さっきまでおとなしかった子猫もご覧のありさまだ。
「ま、いつものことだし別に良いけどな・・・・・・・」
それから家に帰って、続きが気になっていたあの新刊や友人一押しのラノベを読もうと考え、子猫に背を向けた時のことだった。
足下が急にピカーー~~~~~~~~~折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-28 05:40:54
2994文字
会話率:30%
「本の虫」という言葉がある。三度の食事よりも本が好きで四六時中本を読んでいるような人間を指す言葉だ。
私の知り合いにまさしく「本の虫」と呼ぶのに相応しい物好きが居た。
ある日のこと、彼――仮に「神田」と呼ぶことにする――と連絡が取れなく
なったととある学生から声を掛けられた。
私は神田の安否を確認するために彼のアパートへ向かったが…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-27 21:55:09
3870文字
会話率:35%
※他4作品同時連載中です
※カクヨム、アルファポリスでも同時掲載中です
※タイトル詐欺です。超能力要素はおまけ程度です
※チート系や無双系ではありません
高坂宏彰は私立貴津学園高校 第二進学科(通称2科)在籍のちょっとオタクな2年生。
貴津学園では1科と2科、二つの学科に分かれており、学科によって制服のネクタイやジャージの色、教室の位置など、同じ学園の中でも明確に区別されている。
そして各科での一番の違いは『学内地位』だった。
1科は普通の共学校と同様に男女ともに在籍しており、ルックスが良く、スポーツが得意で明るくコミュニケーション能力が高い生徒が多い。
一方の2科は全体的に勉学は優秀だが外見がイマイチで華がなく、スポーツが苦手でコミュニケーションに難がある生徒が多い。
更に女子生徒が一名も在籍しておらず、実質男子校状態となっている。
そんな構成のためか、1科生徒の中には2科生徒を見下したり、得体の知れない集団と嫌悪する生徒も少なくなかった。
特に辻堂晴生は2科生徒を見つける度に因縁をつけてくるため、多くの2科生徒が怯えていた。
そんなある日のこと、宏彰はまたも辻堂から侮蔑の言葉を羅列されるが、ついに我慢の限界に達して友人たちとともに1科に挑戦することを決意する。
その裏で『負の記憶』を媒体とした超能力の存在も動いており――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-26 13:38:48
314466文字
会話率:48%
リメリア・フィフスは、ある日のこと、急に婚約者で王子のオーツレットに呼び出された。
そして告げられたのはまさかの『婚約破棄』であった。
彼は幼馴染みルビアと結ばれる道を選ぶこととしたようで、しかしその後……?
著作者:四季 無断転載
は固く禁じます。
全8話、2023.2.15~2.17執筆
※この作品は「アルファポリス」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-20 21:51:43
11620文字
会話率:48%
それは、リベルがフィオーネの魔法の師となってまだ日が浅かったある日のこと。
タナベ・バトラーズシリーズ (レフィエリ) に関係する作品です。
最終更新:2022-08-30 15:20:57
1903文字
会話率:57%
それは、初夏のある日のこと。
最終更新:2020-07-02 13:49:35
734文字
会話率:0%
高校二年生である僕、神楽京馬は学校帰りにいつも清々神社に立ち寄っている。だってそのまま帰るのは暇だし。田舎だから立ち寄るショッピングモールなんざないし。
しかしある日のこと。いつものように神社に向かうと、そこには団子を食べている金髪のイ
ケメンがいた。田舎にチャラい兄ちゃんなんていないぞ。怪しさ満点だ。
「人間よ。少しその身体を貸してくれ」
「え」
その金髪のイケメンはなんと清々神社の神様で、いつの間にか気を失っていた僕の身体には神様が入っていた。ちなみにやたらと若者言葉に詳しい。
『ねぇ、神様。どうして僕の身体に入ったの?』
どうやら神様にはちゃんとした理由があるようで__?
僕が体験した非日常をどうか聞いてほしい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-20 19:24:38
7311文字
会話率:58%
ある日のことである……
……長くなるので省きます
こんな感じの作品ですw
最終更新:2023-03-16 10:56:58
2368文字
会話率:67%
ある日のこと、貿易会社に勤める小林太郎は海外支社の一つアフリカ○○支社に駐在することになった。
海外駐在に向けて着々と準備し、いざアフリカの大地に向かおうとしたその時、なぜか異世界転移する。
異世界を司る女神ユーグレナの導きにより
スキル制がある世界に降り立つ小林太郎。
日本の常識と異世界の常識の大きな違いに戸惑いながらも、近隣諸国有数の大都市ハリスで『銀馬車の紙商人』として異世界の人間として生きて行く。
英雄や女傑、王族や貴族、商会や商人、そして民衆や奴隷。様々な異世界の人間と深く関わりながらも、数奇な運命を辿って行く。
小林太郎は異世界の大地で愛車と共に風になれるのか?まだ見ぬ大地へと踏み出そう。
※インフォメーション。2022年4月14日現在、100話をストック中。頑張ってストック貯めます。下記予約投稿中。
0章 プロローグ~愛しき人への別れの讃歌~
1章 『深読みする孤独者』と『能天気ポンコツ女神』
2章 『銀馬車の紙商人』と『ミランダ商会の最高傑作』
3章 『異世界の勇者』と『台座の聖剣』
4章 『世間知らずのロリコン商人』と『ミランダ商会の煌めく宝石』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-13 13:07:51
281276文字
会話率:30%
ある日のこと。中学生最後の宿題だった「拝啓 十五年後の君へ」が二通ほど届く・・・・・・二通?
最終更新:2023-03-04 23:13:05
3988文字
会話率:9%
旅する空は夏となりサンソンくんは地上のひまわりにちょっかいをだしながら旅を続ける。そんなある日のこと。今年七番目の台風が発生し、それはサンソンくんが横切っていた町の夜空にもやってきてしまう・・・・・・町で暮らす、とある親子三人は三様の思い
を抱えながら今夜の台風七号をやり過ごす。
夏が終わるころ、サンソンくんは岬にきていた・・・・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-25 22:00:00
34884文字
会話率:15%
「簡単なあらすじ」
死んだら本当に死ぬ仮想世界で戦闘狂の主人公がもてはやされる話です。
「ちゃんとしたあらすじ」
西暦2022年。科学力の進歩により、人々は新たなるステージである仮想現実の世界に身を移していた。食事も必要ない。怪我や病気に
もかからない。めんどくさいことは全てAIがやってくれる。
そんな楽園のような世界に生きる人々は、いつしか働くことを放棄し、怠け者ばかりになってしまっていた。
本作の主人公である三木彼方は、そんな仮想世界に嫌気がさしていた。AIが管理してくれる世界で、ただ何もせず娯楽のみに興じる人類はなぜ生きているのだろうと、自らの生きる意味を考えるようになる。
退屈な世界、何か生きがいは見つからないものかと考えていたそんなある日のこと。楽園であったはずの仮想世界は、始めて感情と自我を手に入れたAIによって支配されてしまう。
まるでゲームのような世界に形を変えられ、クリアしなくては元に戻さないとまで言われた人類は、恐怖し、絶望した。しかし彼方だけは違った。崩れる退屈に高揚感を抱き、AIに世界を壊してくれたことを感謝をすると、彼は自らの退屈を紛らわせるため攻略を開始する。
ーーー
評価や感想をもらえると大変嬉しいです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-04 23:08:52
20110文字
会話率:18%
「いらっしゃいませ! お困りごとは、何ですか?」
ルゥセーブル魔石道具修理店。
魔石を動力の源とする、様々な道具の修理を請け負っている。
店主の少女・ヒナは、まだまだ半人前。
しかし魔石の声を聞くことができるという特別な能力を持っている
。
「こういう難しい修理は、大手では受けてくれないもんな」
彼女を支えるのは青年・リヒト。
ヒナの父親の遺言でヒナを守っている彼は、この国では珍しい魔力持ちだ。
ある日のこと。
店の裏で倒れていたのは、隣国からやってきたという王子様で――!?
※『相棒(バディ)とつむぐ物語』コンテスト参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-03 17:40:20
11998文字
会話率:43%
森の中でひっそりと暮らしていたメアリーと両親。
そんなある日のことだった。
両親を殺されたメアリーは傭兵となり、この巫山戯た世界を変える旅に出る。
その中で様々な人々と出会い、時には人助けをしたり、強力な魔獣や霊獣と戦ったりして、成長してい
く物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-01 01:07:39
20023文字
会話率:34%
一族が旅に出た後、最後のエルフの生き残りとなったソフィアは、長い間、たった一人で使い魔のフクロウと共に、女王として、人里離れた、森の奥で城の手入れをしながら、友人でもある使い魔のフクロウと会話をしながら、静かに暮らしていました。
そんな、少
し雪が残る早春のある日のこと、王国の混乱から逃げてソフィアの暮らす森へと迷い込んできた、王子と王女の兄妹を助けました。その時、追っての敵兵をソフィアは魔法で追い払いますが、敵兵の命は奪いませんでした。そのことで、王子と言い争いになりますが、ソフィアには、命を奪うことが正しいとは思えないので、王子の言い分か理解出来ませんでした。
さらに、ソフィアは、母親から人間とは必要以上に仲良くなってはいけないと言い聞かされていたので、距離を取り冷たい態度をしてしまいます。だから、王子もソフィアのことを嫌ってしまいます。それでも、ソフィアの優れた魔法の才能と、彼女の名前は、神話の中で、王国を救ったとされるエルフのソフィアに由来しているので、王国を支配している魔王と戦うように懇願します。
神話ように偉大ではないと思っているソフィアは、いろいろな理由をつけて戦うことを拒否します。初夏までの数ヶ月、王子たち兄妹と森の中で暮らす内、互いの誤解が解けてきます。
そして初夏、ついに魔王が、森へと攻めてきます。
その時、殺めた化け物が人間の成れの果てと知った時、ソフィアは深い悲しみを覚えます。
そして、一族が旅に出た意味を知り、ソフィアの一番の友人であった使い魔のフクロウの役目を知ります。
様々な出会いと別れを繰り返し、魔王を倒したソフィアは、寿命の違いを受け入れて、王子と結ばれて暮らします。
年老いた王子が「僕が死んだら、また、誰かを愛してくれ」とソフィアに言います。その言葉に、出会った頃と変わらない姿のソフィアは涙目て「優しいのね。そうね……未来のことは分からないわ。でも、これだけは、きっとそう。あなたは、いつだって、ずっと一緒よ」と自分の胸に手を当てて、王子にキスをして物語が終わります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-26 22:36:13
21866文字
会話率:33%
今年の冬は寒かった。
最終更新:2023-02-06 04:34:06
216文字
会話率:0%
ある日のこと、通帳記入してみると予期せぬ金額が引かれていた。
最終更新:2023-02-05 21:35:32
6634文字
会話率:42%
ある高校に入学した小川楓。彼女はキッラキラの高校生活を送るため、毎日の楽しい生活を送っていた。しかし、ある日のこと、突然見知らぬ世界に飛ばされ、その世界の住人(イケメンくん)と共に急遽生活を送ることに!
笑って泣ける、そんな異世界ラブコメの
始まり始まり~!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-03 08:27:48
10996文字
会話率:44%
世界を無に変えてしまう邪悪な存在〈虚無の王〉と対抗するために天界・冥界は人界と盟約を結んだ。天界と冥界はそれぞれの力を凝縮した聖剣を創り、生命力に溢れ何よりも各界に無い強靭な心と活力を持つ人間にそれらを与えた。
しかし力なき人間は異界の
巨大な力を使いこなす事が出来なかった。だがその聖剣に相応しい者を創り出す為に、天界と冥界より花嫁を迎えて婚姻を結び、力に見合う胎児を誕生させたのだ。後にこの二人は成長し〈虚無の王〉を滅ぼすまでには至らなかったものの、人界の土地に封印し世界を救ったのだった。そして光の聖剣を擁する者はオラール王国を建国。闇の聖剣を擁する者はデュルラー帝国を建国し、〈虚無の王〉を封印した土地を〈沈黙の地〉と呼び両国はこの土地を盟約に従って守っているのだ。天界と冥界はこの〈虚無の王〉を封印する力を与える血脈の維持の為、彼らの一族へ同胞の花嫁を送り出す…これより盟約に記された花嫁は歴史の中に度々現れる事となる。
デュルラー帝国の継承者ローラント皇子は冥の花嫁だった母を持つ。彼は帝国が長年待ち望んだ皇子だ。大事にされすぎたのか全てにおいて無気力、無関心。何でもすぐ出来る天才で、何か一生懸命することは無い。そんな皇子と出会ったのは幼い頃から天才と言われたライナーの剣技に憧れ、剣を習い始めるが女は近衛兵になれないと知り男として生きる事を決意したジークリンデだ。
親に内緒で出た剣術大会に出場して優勝してしまいそこで皇子の護衛官を拝命し近衛隊に入ることに!!ジークは常に冷静沈着で皇子の我儘にも全く動じない。
そんなある日のこと――皇子は何気なく行った夜会でジークの双子の姉シャルロッテの代わりに出席していたジーク(女装した)と出くわしジークとは知らずに気になる存在に…
不器用で真面目な男装の麗人ジークリンデと、無気力無関心の我儘皇子ローラントの物語
◆盟約の花嫁~星の刻印~外伝/過去編折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-01 21:37:14
156832文字
会話率:55%
西山ひとみ。誰もが知る元トップアイドルで、大女優。
そんな彼女の一人息子である東谷篤輝は天真爛漫な性格ながらも、母から受け継いだ演技力を存分に発揮し上手に日常を送っていた。
ある日のこと。学校から帰ってきた篤輝の目の前に飛び込んで来たのは
宙に浮いた母親の身体。
警察には、芸能界の重圧に耐えかねた結果の首吊り自殺だと判断された。
「.....絶対に真相を暴いてやる」
これは、復讐心をひた隠しにしながら事件の真相を追う主人公と、その冷えきった心を溶かしていくヒロインたちとが紡ぐ物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-26 11:42:07
630文字
会話率:22%
ts転生した音咲優は、心が男のヘンテコ女子中学生。父と母はそんな優に、男らしい仕草すら許さず、常に淑女であれと教育をしてくる。従わないとお小遣いがもらえなくなるのでしばしば従う優であるが、「おしっこはもちろん立ちションが男だよなあ〜」と、日
々、陰では男としての自尊心を忘れず生きている。そんなある日のこと、【新たな世界で新たな自分を】をキャッチコピーにした初のVRMMORPGゲームの情報を掴む。優は、ゲームの中ならば誰の目も気にせず男として生きれるのでは! と思いゲーム内容すら調べず早速男を選択してプレイする。全ては男としての自尊心を取り戻し漢として生きるために。
……という感じの残念美少女の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-26 01:17:52
303文字
会話率:0%
普通の高校生活を送っていた主人公、巴。
友達の京花とたわいのない話をしていたある日のこと。授業が早く終わったのでトイレに行きたい巴たちがドアの先で見たものとは……なんと知らない世界!?
最終更新:2023-01-18 00:17:09
15486文字
会話率:56%
「――だからあなた。私の代わりに“私”をやってよ」
世界の滅びを目的として、暗躍を続けた希代の悪女、悪役令嬢スカーレット・メイスオンリー。
彼女を殺そうとした賞金稼ぎの“彼”は、だがうっかり吐いた憎まれ口から、スカーレットの恨みを買っ
てしまう。
“悪役”などやりたくもなかったのに、邪神に見初められ“悪役”をやり続けるしかなかったスカーレット。
何も知らないくせに減らず口を叩く“彼”へ、激怒した彼女は呪いをかける――
それはくしくも、世界が滅ぶ日のことだった。
それから時は遡り、8年前。スカーレット・メイスオンリー十歳の誕生日を、目前に控えたある日のこと。
全てを思い出した“彼”は、心の底から絶叫した――
「――なんでオレが、“スカーレット・メイスオンリー”になってるんだよっ!?」
ただの賞金稼ぎの“彼”が、少女の恨みで悪役令嬢に逆行転生。
本家スカーレットの意地の悪いイタズラから狂った“彼”の運命は、“彼”をどこへ連れていくのか……?
※たぶんラブはないです。最初だけシリアス。そこからはバトコメ、後は流れで。
(以前書いた『悪役令嬢殺そうとしたら、オレ(♂)が悪役令嬢(♀)にさせられたんだが ~『私の代わりに“邪神の花嫁”やってね』とか言われても、誰が受け入れるかクソッタレ~』の書き直しになります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-16 19:58:58
205932文字
会話率:36%