「喜べ、お前は次の魔力使用者に選ばれた」
「……盛大な詐欺か何かか?」
日本の男子高校生、細川裕は、地球上に五人しかいない魔力使用者に欠員が発生し、その枠を埋めるために選出されたことで異常な日常に身を投じることとなる。
旧知の依頼
人が訪れる何でも屋を運営し、雪女や幽霊の少女と出会い、堕天使や宗教組織を追う戦いを秘かに繰り広げ、最期には■職し……。
天使に魔法に妖怪に、クラスの少女とラブコメ展開!? これは後の伝説の始まり、やがて人知れず世界にも影響を及ぼす彼と、全ての始まりを描く物語。
※小説家になろう及びカクヨムで同時連載しています。またこちらは、過去に小説家になろうにて連載していた『気まぐれ魔法店』の改稿版です。改稿前よりレベルアップした、歴史修正済みの最新の情報でお届けしています。内容には物語が大きく変わるような改変はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 21:00:00
281405文字
会話率:47%
かつての先輩で、「学園」の講師となっている大川先生から、男が「学生を預かってほしい」と頼まれる。大川先生から「ダンス部のJKだぞ、かわいいぞ、お前もそろそろそういう年頃だろ」と謎の力説をされ「どういう年頃なんですか!」と返すも、なし崩し的に
学生と会う約束を取り付けられてしまう。男は先輩には逆らえないのだ。そうして、学園に久しぶりにやってきた男は、ダンス部の高校生たちの一団に遭遇する。
そこで、男はひとりの際立って輝いていた少女に目が留まる。「ダンス、青春だね」などと思っていると、その少女がこちらに向かって駆けてくる。その先には大川先生。すれ違った瞬間、爽やかな一陣の風が吹いた。
「こいつだよ」と大川先生の声が響くと、少女は振り返る。「おにいちゃん?」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 20:45:41
7905文字
会話率:66%
今より100年前、この世界のあらゆる刀に命が宿った。
これはごく普通の男子高校生である八九師 神威(やくし かむい)という少年が椿(つばき)という刀と出会いあらゆる敵を倒し強くなる。ただそれだけのお話し
笑い、涙、興奮ありのローファンタ
ジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 20:33:16
95623文字
会話率:60%
不良グループに目をつけられ、いじめられていた高校生の炎堂丈太(えんどうじょうた)は、度重なるいじめに耐えかねて自暴自棄になっていた。
そして彼はある時、通り魔に襲われていた少女を助け、身代わりとなって凶刃を受けてしまう。
そんな彼を、少女
の祖父で研究者である栄博士が死の淵から救い出したのだが……
復活した彼には、炎を操る力を持つヒーローとしての力までもが与えられていた。
突如手にした力に翻弄される丈太の前に、世界中の人間を肥満化させようとする悪の組織『ハイカロリー』の怪物、重人が迫る。
果たして、丈太は『ハイカロリー』の魔の手から、人々を救いきる事が出来るのか!?
※この作品は他サイトでも公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 20:10:00
112954文字
会話率:57%
西暦2020年の4月の初旬、日本のどこかにある"伊衛能《いえの》"と呼ばれる地で一人暮らしをしている高校生"森崎守里《もりさき しゅり》"は、所在も連絡先も分からなくなっていた父からの手紙を受け取る。
そこには会って話をしたいとの旨が書かれてあった。守里は父に久しぶり会えると期待に胸を膨らませつつ、高校2年生の始業式を終え、指定された場所へ向かうが、待ち受けていたのは、いかにも怪しげな黒のリムジンであった。
ビビりながらもそのリムジンへと乗った結果、守里は伊能の裏側で起きている争いに巻き込まれていくこととなる…
ファンタジー要素は、ほんの少しだけです。
カクヨム、アルファポリスでも投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 20:00:00
1179690文字
会話率:2%
優等生の柚月は、周りの期待に応えるため、いつだって自分を殺して生きてきた。
高校生になり、特待生として地元から遠く離れた高校に入学した柚月の前に現れたのは、同じく特待生ながら自由奔放な性格の三石コウ。
ひょんなことから寮がコウと同室にな
った柚月は、無邪気な彼に振り回されながら、少しづつ影響されていき……。
これは、『特待生』である優等生と劣等生のふたりの青春が閉じ込められた箱庭の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 20:00:00
33936文字
会話率:41%
海の見える街に建つ海鈴高等学校に入学した葉山夏夜。高校生活にも慣れ、空気も涼しくなってきた9月、海鈴高校では文化祭が開かれようとしていた。そんな中、新聞部に所属している夏夜は演劇部から文化祭当時の宣伝をしてほしいと頼まれ、取材に出かけること
に。順調に取材は進み無事終えるかと思われた、その時、夏夜は不可解な現象に巻き込まれてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 20:00:00
3802文字
会話率:37%
高校1年生の羽山涼は、家族が亡くなったことで意気消沈をしていて、クラスにも打ち解けないで、陰キャぼっちな高校生活を送っていた。
母の死から49日がたち気分が変わった涼は今までとは違う生活をすると決心する。
そんな時、学校でトップクラスの美少
女、栗山奏が失恋で傷心しているところを強引なナンパにあって、困っているところを助ける。
お互いの境遇を話し合った2人は意気投合し、お互いの愚痴を聞き合う慰め合い同盟を結ぶ。
学校では仲良く話したり、お互いの家を行き来したり、デートに行ったり、2人の距離はだんだん近くなってくるが、奏は失恋から立ち直っていないため、お互いギリギリの線で踏み込めずにいる。
そんな時、涼が本当はイケメンだと言うことが発覚し、急に女子にモテるようになる。涼は気にしていないが、奏は気が気でない様子。
心のどこかで失恋を引きずりながらも、涼に迫ってしまうという矛盾した行動に涼も奏本人も翻弄されてしまう。
やがて、奏が失恋を完全に乗り越え、涼も自分に素直になった時、2人はお互いに離れられないほど、お互いを求める関係になっていた。
会話中心 描写少なめで進行していきます。苦手な方はお避けください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 20:00:00
282158文字
会話率:69%
【第1回ノベルアップ+小説大賞、最終選考落選作】
【第8回ネット小説大賞、一次選考通過作】
西暦2030年、神が地上に現れ、宣言した。この世界は間違って生み出されたので滅ぼすべきだと。世界を滅ぼそうとした神に対して人類は全武力で抵抗し、
神を撃退する。しかし、世界を滅ぼすべきだという神の言葉を崇拝するメフレグ主義と呼ばれる思想が民衆の間で広まり、メフレグ主義者によるテロなどが世界中で起きるようになる。国などの体制側は世界を守るために反メフレグ主義を取り、メフレグと反メフレグの争いが始まる。その争いの中で、メフレグ側にはソフィア、反メフレグ側にはパナリオンと呼ばれる能力者が現れる。ソフィアはこの世界を滅ぼそうとした神が能力を与え、パナリオンはこの世界を守護しようとするもう一人の神が能力を与えている。メフレグと反メフレグの争いは、二人の神の代理戦争となっていった。
主人公の河水雪(かすいせつ)は、望まずソフィアになった高校生。過去に自分の心を救ってくれた幼馴染である須々木理恵(すすきりえ)に対して恋愛以上の強い愛情を抱いている。しかし、とある事件に巻き込まれた理恵を救うため、やむを得ず神と交わしたソフィアになるための契約内容は、最強のパナリオンである理恵を裏切ることで力を得るというものだった。
これは、好きな人を守るために好きな人を裏切らなければならなくなった少年のその果てを描く物語。
※エブリスタでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 19:50:00
115071文字
会話率:44%
高校二年生の不知火羅一(しらぬいらいち)には『推し』がいた。
ナナイロクローバー、通称ナナクロの西園寺ありさ。
彼女はショートカットで艶のある銀髪、端正な顔立ちをしており、16歳なのだが胸が大きい。
そんな推しに偶然どっかで会えないかと思
っていた不知火だったが――学校に向かうために満員電車に乗っていたが、痴漢をしていないのに冤罪をかけられてしまう。
「痴漢です! お尻をこの人に触られました!」
「えっ……いや……俺はあなたに痴漢なんかしてませんけど……」
「嘘言わないで! その下げている左手で私のお尻を触ったでしょ!」
冤罪をかけられて困惑し、絶望する不知火だったが――。
「痴漢をした人物はこの人です。そこの男子高校生ではありません」
眼鏡をかけているショートカットで銀髪の女子高生が不知火の目の前に現れる。そんな女子高生のおかげで冤罪を免れた不知火だったが……不知火が通う学校に転校生が来る。
その正体は――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 19:10:00
53014文字
会話率:57%
大テーマ
現実と仮想にまたがる、新しい世界と新しい人間関係の模索と創造
あらすじ
小説を愛する高校生八人が、国策プロジェクトに巻き込まれ「物語を通じて世界を創っていく」お話。
日本政府は、地球温暖化対策の切り札として、生産・消費活動を抑
えるために『仮想世界の創造と移住』を計画している。その世界をデザインを任されたのは、小説コンクールのファイナリストとなった八人の高校生たち。彼ら彼女らは那須にある政府の研修センターの合宿所にて『新世界の創造』に取り組む。
ヒロインは、グランプリ受賞者城崎瞑(きのさきめい)。彼女には一緒に生まれてこれなかった双子の姉、城崎舞(きのさきまい)がいて、瞑はこのプロジェクトを利用してバーチャルの世界に舞を蘇らそうとしている。
語り手は順グランプリの湯沢誠。瞑とパートナーを組んで新世界をデザインしながら、舞の探索と復活に協力する。
七日間の合宿で、構築されつつある仮想世界を巡り、瞑と誠は、舞と出会うが彼女はこの世界で生きていくことを拒む。
①果たして、瞑と舞はともに仮想世界で生き、理解しあうことはできるのか?
②人間とAIで創造されたノン・プレイヤー・キャラクター(NPC)ははたして心を通わすことができるのか?
③新世界を創り出し、生産活動から精神活動へのパラダイムシフトを引き起こすことができるのか?
この物語では、この三つの問いに対する答えを探し求め、これらを実現する新しい世界観を提示します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 19:10:00
99533文字
会話率:44%
ある日、神月柚は思った。
嫌いになれば、恋心を抱くことは無くなるんじゃないかと。
大きな決断を下した柚は、幼馴染である天乃川あゆはに対し、冷たい態度を取るようになる。
しかし、いざ嫌ってみると、今まで以上にあゆはの底
知れぬ魅力を感じるようになってしまい一一。
これは2人の高校生が結ばれるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 19:06:12
155190文字
会話率:46%
俺は、社会人の姉の愛奈と二人暮らしをしている高校生。彼女は俺を大切にしてくれるのは嬉しいが、だらしがなくて毎朝出社拒否を叫ぶ駄目な大人だ。そんな俺と愛奈の前に現れたのは、奇妙な生物と街で暴れまわる怪物。そして愛奈が魔法少女に変身して、怪物を
倒してしまった。この街を守り人々の希望となる魔法少女なんて、俺の姉にはちょっと荷が重すぎる。しかも他に魔法少女のメンバーとなったのは、モフモフに命をかける小学生に、片足の無い車椅子の同級生!? 果たして俺は、個性的すぎる魔法少女たちと共に世界を守ることはできるのか。そんな、俺と魔法少女とその他の仲間の、戦いと日常の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 19:01:15
1214849文字
会話率:56%
高校生の折付克也は、ダンジョン内の電波環境整備と遭難者のレスキューを業務とする会社"D-CAST"のアルバイト。父の意向によって強制された仕事で、他の追随を許さないほどの優れた実力を持ちながらも、注目されることのない裏方
仕事の日々を送っていた。そんなある日、ダンジョンにいた高校の同級生、灯里を助けた様子がネットで注目を浴びてしまう。「ふふふ。克也と組めば一億年くらいあっという間に集まるよね!」「おいこら」お互いの事情から手を組み共に配信を始める彼らの前に、次々と事件が起こるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-09 20:53:49
143217文字
会話率:52%
リア充してる?
舞台は現代の東京。何の刺激もない高校生活に突然、天使が現れた。
高校3年の男子生徒が天使との出会いをきっかけに様々な女子との交流が生まれる、笑いと涙、JK達との絆で繋がる物語
そんな楽しいはずの学園生活に、ヤクザの紛争に巻
き込まれ、大企業を動かすこととなり、
挙句の果てには地球消滅の阻止をするはめに。
本作はリアルを追求したSF青春ラブコメとなります。
またアクションあり、ホラー、ミステリー、異世界と全てのジャンルに網羅しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 19:00:00
238004文字
会話率:18%
貴族の末裔のみが通うことを許された惟神学園。神通力の探求と秘匿を目的としたこの学園に通う皇弥勒は、舞楽の天才として、惟神の陵王の異名で呼ばれる様になっていた。
大会での更なる活躍の為に舞いと神通力のコントロールに邁進していく弥勒だったが
、ある日父親に呼び出されて……。
惟神の陵王と呼ばれる高校生が、特別な使命を帯びて九州の地で戦う青春群像劇。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 19:00:00
136172文字
会話率:56%
僕は小学5年生のころから、幼なじみの姫琉(僕は『姫』と呼んでいる)と一緒にマンガをつくっている。
僕が小説を書いて、姫がマンガにする。
中学にあがってから始めた同人活動は今年で4年目。イベント合わせの〆切りに追われながらも、創作活動を楽し
んでいた。
だけど僕は最近、物語づくりのことで悩んでいた。
そのことは創作仲間である姫にも言えない。なにせその悩みというのは、自分が書いた物語の中に入ることができるという不思議な能力に関することだから、誰かに話すなんてできないのだ。
――――――
僕はどうして物語をつくるのか?
すべての創作者と、物語を愛する人に送る、
青春創作ファンタジーです!
――――――
※1・2話は2日連続での公開ですが、3話以降は毎週木曜の更新となります。
【重複投稿】
こちらの作品は、『カクヨム』でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 19:00:00
11990文字
会話率:21%
【『イメージ』から抜け出すために一歩踏み出す女子高校生のお話】
高校入学とともについたあだ名は『リーダー』。
それ以来、私のキャラクターはしっかり作られてしまった。
本来の自分とは違う自分で過ごす高校生活。
不満を感じるほどではないが、ど
こか違和感を持っていた。
そんな中、仲良しグループのひとりに なんとなくそのことを打ち明けたことで、
『リーダー』であることに私は息苦しさを感じ始める。
―――――
2022年に発行した同人誌
『短編集 函館ルミナリエ』
収録の短編です。
【重複投稿】
こちらの作品は「カクヨム」でも公開されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 19:00:00
5572文字
会話率:32%
眠気に負け授業中に眠ってしまった俺は、気がついたら異世界にいた。
手には剣。金属製の胸当てとマントを着けて、何もわからないまま凶暴な魔物と戦う。
ここはどこなのか。
どうしてこんなことになっているのか。
――しかし、こうして異世界に迷い込
むことは初めてではなかった。
毎年、ある時期にだけ異世界に召喚される男子高校生の物語。
【重複投稿作品】
この作品は小説投稿サイト『エブリスタ』『カクヨム』でも公開しています。
***
このお話は2022年5月に開催された
『コミティア140』
で頒布された同人誌で発表済みのものです。
ネタバレになるので詳細は伏せますが、
発表からだいぶ経ったし、
この時期にぴったりなお話ということで公開しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-01 19:00:00
7940文字
会話率:28%
高校生で一人暮らしを開始した朝香凛翔(あさかりんか)。
ある日隣に引っ越してきたのは一つ上の「純粋無垢な美少女」と言われる葵瑠奈(あおいるな)。
2人が隣同士になったことからこの物語は始まる。
「これはどうしてこうなっているんですか……
」
「あ、あははは……」
生活能力皆無な瑠奈に愕然とする凛翔。
見かねた凛翔は食事を作ったり家事を手伝ったりし始めるのだった。
生活の援助をしていく中で段々と近づく距離。
これは他人を信じない凛翔と八方美人の瑠奈が深く関わっていく物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 19:00:00
9961文字
会話率:44%
※数字が主人公視点、#付きが配信視点、幕間が他者視点です。
現代日本にダンジョンと呼ばれる迷宮と、
スキルという異能力が出現してはや数十年。
なんてことない普通の高校生である朝宮 伶(あさみや れい)は〈召喚〉というスキルを持っていた。
しかし、そのスキルは何を召喚するか分からない”闇ガチャ”のようなもの。
それをある日使ってみようと決心し、実行に移す。
そこから現れたのは――なんと、異世界のS級冒険者であるシルフィアという美少女だった!
伶はシルフィアとの出会いを機に探索者を始め、だんだんと成り上がっていく。
それから変わる世界と人間関係、そして恋《ラブコメ》の予感――
紡がれた運命を、召喚の力で乗り越えていくダンジョンファンタジー!
※この物語はフィクションであり、実在する人物・地名・団体・国とは一切関係ありません。
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-11-28 19:00:00
28350文字
会話率:36%
少し前、私たちはとある組織から逃げ出した。
そして今、私は───
「やあ、僕だけの名探偵」
「あなたのものになったつもりはありません。返却怪盗」
「ねぇ月花、月花に似合いそうなものがあったから買ってきたんだけど…」
「またですか?瑠
璃」
夜は探偵、昼は普通の高校生。
この生活には満足しているが、組織にいたときのことは忘れていない
はずだった。
私たちが入っていた組織の秘密、失われた記憶、探偵になった意味と怪盗になった理由。
そして、なぜ『君』に関する記憶だけがないのか。
「私は探偵、謎を解くのが仕事です。
さあ、隠されていた真実を白日の元に晒しましょう。」
※R15は保険のようなものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 19:00:00
6035文字
会話率:32%
私立女子校に通う琴音は、隣校である男子校・海鳴高校の剣道部員たちを偶然目にする。
いつもなら「海鳴生だなぁ」という感想で終わりなのだが、その日、彼女は彼を見つけた。
発見というより、彼が存在することをようやく意識したと言った方が正しい
かもしれない。
一度気になるとあとは将棋倒し。
登下校中に見かける彼の優しさや行動に心を打たれ、自分も彼にふさわしい人間になりたいと行動を起こすように。
やがて琴音はこれは恋だと自覚して、想いを伝える勇気を持つために、放課後にお店に入り、友人達へ初恋の人について打ち明けた。
「ついつい見て、聞き耳を立てていた結果、彼は海鳴高校二年二組、剣道部のタナカイチロー君です」
「ん? 俺がなんですか?」
声がした方向に顔を上げたら、衝撃的なことに戸惑い顔の彼がそこに立っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 18:56:30
172170文字
会話率:37%
高校生二年生の秋。
俺は彼女と知り合った。ひょんなことで知り合ったが、なんと彼女は俺の兄貴を幼稚園の頃から好きだと言う。
初対面で好きだとか、付き合って下さいという変な子だと思っていたら、彼女なりに初恋を叶えるために頑張っていたらしい。
発想は変だけど、俺に近寄れば、兄貴にも近づける。
「似ているから、好みを学んだり、告白の練習を出来ると思って」
彼女の恋する乙女の表情はキラキラしていて、眩しい。泣いているところは見たくない。しかし、ちょっと変だが、純情そうな彼女の相手が俺の兄貴だなんて勿体無さ過ぎる。
何せ兄貴は女にダラシない。二股やら浮気やら、とても彼女には言えない。
兄貴以外の奴に目を向けさせたい。最初はそう思っていた。しかし、付き合いが長くなる程、俺の中に別の気持ちが芽生えていく。
「二十歳になったら、絶対にしっかりと告白するんだ。それまでに振り向いてもらえるように、釣り合うようになる」
気軽に始めた恋の応援。
俺は後悔する事になった。
そして、祈るようになった。
彼女の告白を止める方法を教えて下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-02 00:01:09
35637文字
会話率:38%