今宵、12歳の少年の、その少年の友達による、参加者1名の葬儀が行われる。少年は、誰にも看取られることなく、ひっそりと息を引き取った。だがそのことを、友達は何故か知っていた。なぜ友達は知っていたのか。少年のみに何があったのか。友達の口から語ら
れる、予想外の真実に、あなたもきっと、息を飲む。少年たちの友情に幸あれ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-28 00:58:11
2025文字
会話率:7%
士(フォーサー)という力を持つ者が当たり前となった時代。
アメリカ留学を終えて帰国した漣湊(さざなみ みなと)は、名門国立校へと入学した。
漣湊、その正体は『聖(ひじり)』という上層組織の隊長、コードネーム「クロッカス」であり、その強
さは世界屈指。知能指数は最高クラス。しかしそれは当然のように隠さなければいけない。
湊は全寮制の学園で爽やかで凛々しいイケメン男子と相部屋になる。その男子もまた、湊には一歩及ばないがとある組織の強者であり、湊は運良くその陰に隠れて学園生活を過ごせることになった。
これは、あらゆる勢力と勢力がぶつかり合う中、裏で湊がひっそりと暗躍していく物語。
_____レビューだけでも見て下さい(このあらすじより適確に説明できてます)。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-23 12:21:24
810357文字
会話率:35%
母親を殺したサイコパス少女、美翠水蓮は幼女専門の殺人鬼、棺悟に誘われ魔王軍に入軍した――ぼっちを卒業する為に
戦場にしか友情を見いだせない少女は殺し続けた果てに何を見るのか
――友達を、作りたいです
努力、友情、勝利
王道邪道ダーク異
能バトル
ここに開幕折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-04 23:01:51
113129文字
会話率:40%
今日は栗沢(くりさわ)小学校毎年恒例の遠足の日、オレにとっては、去年の失敗にリベンジする日でもある。
去年、オレは目的地に行く途中ではしゃぎまくったせいで、弁当を汁漏れさせる大失敗をおかしたのだ。
今度こそ汁漏れさせないと意気込ん
でいたのだが、途中で以前の友達である陽介に見つかってしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 17:36:27
1000文字
会話率:65%
冷たい薔薇と呼ばれる伯爵令嬢のビアンカは、その妖艶な美貌から周囲に誤解され、学園では孤立していた。実際の彼女は内気で、刺繍や焼き菓子作りが趣味の家庭的な性格。そんな彼女の前に現れたのは、気まぐれで飄々とした侯爵家の御曹司ルシアン。彼の軽い言
葉で始まった奇妙な友情は、やがて二人の心を少しずつ変えていく――。
「君、その笑顔は危険だよ」とルシアンに言われたビアンカ。無防備な彼女の純粋さに、ルシアンは心配と興味を抱き始める。一方、彼女は初めてできた友人に胸を弾ませるが…。お菓子と刺繍、そして笑顔が繋ぐ、ひたすら甘たるい学園ラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 14:28:01
10749文字
会話率:47%
一か月前、季節外れの大雨で家の後ろの山が崩れたことから、ド田舎から隣町・春咲町の住宅街に引っ越してきた主人公・片倉いちご(15)は、春咲町内にある高等学校、春咲高校に入学することになった。入学式当日、校門の前の桜に浮かれていると、「……あれ
、もしかしていちご?」と、幼なじみの住岡航太と三年ぶりに再会する。人見知りで知らない人と話すのが苦手ないちごは、中学校の間中々友達が出来なかったため、航太は同年代で唯一の友達。そんな航太とはクラスが離れてしまったが、いちごは無事入学式を終える。その後の自由時間、航太がいちごのクラスへやってきて、一緒に学校を回ろうと言ってきた。それに何やらお願いもあるらしく……?不思議に思いながらも校舎巡りをしてると、航太は「春咲高校平和部」と書いてある教室の前で足を止めた。中に入ると、その部活動の部長、九十九魁星の姿が。話を聞くと、平和部とは簡単に言うと人助けをする部活動らしいのだが、廃部の危機にあるという。だから入部してくれと魁星からお願いされる。しかし、事故で両親を失っているいちごは、自分を育ててくれている祖父母に負担はかけないよう、少しでも学費の足しにとアルバイトをするつもりでいた。だから「ごめんなさい」と断るのだが、魁星は「いーから。結局入部しなくても、見てってくれよ。悪いもんじゃないから」と言っていちごを部活体験に連れて行く。そこでいちごの元に訪れた素敵な出会い。自分に自信がないいちごが、人と出会い、次々と訪れるピンチや出来事に向き合い成長していく。純粋無垢ないちごだからこそ、たくさんの登場人物の心を動かすことが出来る。そして、すれ違いなどで生まれる悲しい感情を、温かな思いや笑顔に変えて行ける。出会いと別れ、本心と涙。おっちょこちょいだけど人のために一生懸命頑張る主人公の姿は、つい頬が緩むほど愛らしく、胸を掴むほど勇敢で、心に響くほど尊い。
高校生を主とした、青春・成長・涙・恋の物語です。
きっとあなたも、いちご達の一生懸命な姿に笑顔になる──。
新作です。
よろしくお願いします!
(この作品は、「アニセカ小説大賞1」に応募しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 23:58:52
30568文字
会話率:32%
友情を取るか、恋愛を取るか――
人生でこの二択を迫られたことがある者は一定数存在すると思う。
そして俺は、友情を取るタイプだ。
正直、男友達とバカをやっているときが一番楽しいし、面倒なこともないので最高だと思っている。
ただ、だからと言
って俺は別にホモじゃないし、ちゃんと好きな女子だっている。
しかし、そういった女子はほぼ間違いなく俺の親友である緒方恵に惚れてしまうため、その恋が実ったことは一度もなかった。
まあ、俺にとって恵は大切な親友なので、恵が幸せならそれが一番だと思っている。
俺が好きになった女子だって、可能であれば恵と付き合えた方が幸せなハズだ。
だから俺は、これからも親友のため、そんな女子達と恵の仲を取り持つキューピッド役を務めるのだ……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 21:23:37
58717文字
会話率:26%
色恋沙汰に疎い主人公、蒼 文春(アオイ フミハル)は一人の幼馴染の想いに気づくも、今は自分のやりたいことを優先したいという気持ちから避けるよう友人として何も変わらない生活を送っていた。そんなある日、転校してきた女の子が文春に一目惚れする。文
春は彼女たちのアプローチに気づくも答えを決めきれないまま日々翻弄されていくのだが、やがてそれは周りを大きく巻き込み穏やかな日常は変化していくこととなる。
――友達か、恋愛か、部活か、勉学か、それともすべてをやりきりたいか。人にはそれぞれの青春模様とういものがあるんだと思う。君はどんな青春を過ごしたい?
友情あり、恋愛あり、笑いありの青春コメディが始まる!
【主な登場人物】
蒼 文春(アオイ フミハル)
@主人公/高校1年生♂
天野 有紀(アマノ ユウキ)
@文春の幼馴染/高校1年生♀
北斗 流星(ホクト リュウセイ)
@文春の幼馴染/高校1年生♂
清水 六花(シミズ リツカ)
@転校生/高校1年生♀
瑠璃川 翠(ルリカワ ミドリ)
@文春と同じメディア部部員/高校1年生♀折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 14:20:51
103389文字
会話率:54%
僕には一人の友達がいた。
あいつは成績優秀、運動万能、顔面人間国宝で、女子男子問わず人気が高い。
でも、ちょっとおかしなところがあってね。
あいつはチートなんだ。
ラノベなんかでよく見る能力は大体習得してるし、物質を産み出したり、変身した
り、空間を切り取ったり、時間を巻き戻したり、人に乗り移ることだってできる。本当に、チートを全て兼ね備えた、現実の本物チート野郎だった。
その気になれば世界、いや、宇宙の王になることだってできるろうに、あいつはその力を悪いことには使おうとしない。勿論良いことだけど、良いことに使うかどうかもあいつの完全な気まぐれなんだ。
その割には日常で超がつくほどの力を無駄遣いしまくり、僕やみんなに迷惑をかける。なのに嫌われないのは、果たしてあいつの能力なんだろうか。
彼の名前は季石千糸(きせきちいと)。僕は彼と、チートに染まりまくった日常生活を送ることになる。
*基本的にだらだら更新。
*放置状態。要望があればすぐにでも書きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-30 16:03:35
28822文字
会話率:64%
今年の春から中学二年生になった叶(かなた)の隣の席は、新学期が始まった時からずっと空いている。クラスメイトはもう誰も気にしていないが、叶は何故だかずっと、彼女のことが気になっていた。
そんなある日、叶は些細なことで友達と喧嘩をしてしまう。教
室に居場所が無く、どこか休憩できる場所を探していたら、裏庭の隅に木に隠れて目立たない小さな丸太のベンチを見つけた。
隠れスポットを発見したと浮かれてそこに向かった叶は、やがてもう一人の利用者と遭遇する。
それは浮世離れした雰囲気の、とても綺麗な女の子だった。しかし、同級生だと名乗る彼女を学校で見たことが無い。……もしかして私の、隣の席の人?
同じ場所を共有する秘密の友達として徐々に仲良くなっていく二人の、友情と恋愛の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 01:44:06
19171文字
会話率:48%
只今大幅改稿中です。
+ + +
「普通になりたい」「普通でありたい」と願う彼らを巡る、普通なんてどこにもない、というお話
にけ作:なろう
※挿絵がおじゃまでしたら、なろうのシステムでその表示・非表示を切り替えてください。
挿絵
は物語の途中にはありません。あとがき記述部分に入っています。(挿絵があるものはタイトルに<>で示してあります)
尚、すべてのページにヘッダーにバナー、話の頭にマスコット、フッターにタイトルロゴが入っています。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 18:32:05
58906文字
会話率:31%
【第一章 高橋かなえ編】
幼い頃から四人の幼馴染とお菓子作りを楽しんできた、バレンタイン。
今年も一緒に作りたいと思うかなえと由美子だが、中学が別れた杏、凛花の二人とは連絡を取り合っていない。
寂しく思っていたところ、買い出し先の
ショッピングモールでお洒落に変身した二人と偶然再会する。
女性としての自分に劣等感を抱いていたかなえは、一人置いてけぼりをくらったように感じるが……。
共感によってコンプレックスを乗り越える女の子の物語。
【第二章 吉永杏編】
※『黒いネコの友達』スピンオフでもあります。(本作は独立しています)
バレンタインまであと少しの主人公『高橋かなえ』は本編ではなにかとトラブルを起こす悪役? として登場しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-23 18:31:37
76210文字
会話率:32%
高校1年生の低田悠真のクラスには『高嶺の花』と呼ばれるほどの人気がある高嶺結衣という女子生徒がいる。容姿端麗、頭脳明晰、品行方正な高嶺さんは男女問わずに告白されているが全て振っていた。彼女には好きな人がいるらしい。
ゴールデンウィーク明
け。放課後にハンカチを落としたことに気付いた悠真は教室に戻ると、自分のハンカチの匂いを嗅いで悶える高嶺さんを見つける。その場で、悠真は高嶺さんに好きだと告白されるが、付き合いたいと思うほど好きではないという理由で振る。
しかし、高嶺さんも諦めない。悠真に恋人も好きな人もいないと知り、
「絶対、私に惚れさせてみせるからね!」
と高らかに宣言したのだ。この告白をきっかけに、悠真は高嶺さんと友達になり、高校生活が変化し始めていく。
大好きなおかずを作ってきてくれたり、バイト先に来てくれたり、放課後デートをしたり、朝起きたら笑顔で見つめられていたり。高嶺の花の高嶺さんとの甘くてドキドキな学園ラブコメディ!
※特別編7が完結しました!(2021.2.5)
※カクヨムとアルファポリスでも公開しています。
※お気に入り登録、感想、レビューなどお待ちしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-13 17:18:16
1141532文字
会話率:55%
小鳥の一族に属する子鳥は、身体が弱く内気な性格の男の子。彼は高貴な鳳の一族との関係に悩みながら、幼馴染の尾鷲、鷹取、嶌と共に日々を過ごしている。春の中学生活が始まり、彼らは教室で賑やかにおしゃべりを楽しむが、子鳥は自分の気持ちをうまく表現で
きずにいる。
ある日、幼馴染たちとカフェに行くことになり、子鳥は友達の気遣いを受けながらも、少しずつ自分の存在を受け入れていく。特に、鷹取との音楽を通じた交流が深まり、彼の優しさに触れることで心が温かくなる。夏休みには尾鷲の家に滞在し、懐かしい思い出を語り合いながら、友情を深める。
物語は、子鳥が自分のアイデンティティを見つけ、幼馴染たちとの絆を強めていく過程を描いている。彼は自分の存在を大切に思うようになり、仲間たちと共に成長していく姿が印象的である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-12 18:39:51
3076文字
会話率:3%
令和を生きる15歳の女子中学生、水瀬涼香(みなせりょうか)。
仲良くなった男友達の優しさや暖かさに触れるたびに、
恋する気持ちは募るばかり。
しかし、好きになった人と親友の仲は悪く思い悩む親友。
恋と友情。どちらを取るか15歳には手に余る二
択。
消えてしまえよ、青春折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-06 10:21:18
4610文字
会話率:59%
カリスマ性があり、規則を守る山下幸子は、両親のために生きるか、自分自身のために生きるかで悩んでいます。当初の計画は、医者になって男性と結婚し、子供たちの成長を見守ることでした。しかし、音楽室で運命的に熱心で偏見のない女の子、平岡伊織と出会っ
たことで、すべてが変わります。2人は舞台女優になるという夢で絆を深めます。高校卒業が間近に迫ったとき、2人はキスを交わし、幸子を自分探しの渦に巻き込みます。
自分の人生を切り開くために、幸子は卒業して筑波大学で舞台俳優をめざすことにする。学生たちをひきつける独自のものとして、数多くのキャリアの機会を提供する権威ある芸術コンテストがある。オリエンテーションを目前に控えた幸子は、翁長実という変わった女の子に出会う。実は感じがいいとはとても言えない人物で、友達になるなどありえない感じだ。それでも幸子は自分のグループに入るように実を全力で説得する。
最初のうちは、二人は友情とすれ違いを経験する。二人の関係が発展するにつれ、周囲からのプレッシャーと個人的な挑戦のただなかでじわじわとロマンスが花開く。最終的に、二人はお互いの心の中で大きくなってくる激しい情熱を無視することはできないことに気づく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-05 13:16:38
52337文字
会話率:29%
数年前から、世界各地で異能力を持った少女たちが次々と発見され、彼女たちは「天才達(フェノム)」と呼ばれ、各国の軍事的目的で利用されるようになっていた。そんな中、防衛大学校で生活する主人公・佐倉友結もまた、その天才達に認定されてしまう。佐倉
の能力はというと、「262の法則」を無視して、誰とでも友達になれる力。そして、通常なら反発し合う天才同士でも、友情の輪を広げることができる可能性があるというものだった。
カクヨムでも投稿しています。
そんな彼女に課せられた初任務は、世界各地の5人の天才達との会合「学級会」に参加し、日米主導の同盟を築くこと。しかし、各国の天才達の考え方はまったく異なり、交渉は失敗に終わる。途方に暮れた佐倉は、同盟や思想の違いを超えて「友達になろう」と提案。すると、その場にいた天才の一人が「どうせならば」と、どの国にも属さない完全独立の天才達による同盟「BFF(ズッ友同盟)」が誕生することに。
佐倉はこの同盟を通じて、さらに多くの天才達と友達になるため、そして世界平和を実現するため、新たな戦いへと身を投じていく――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 14:31:57
14115文字
会話率:70%
【一言あらすじ】
・学園ハーレムラブコメのヒロインレースにホモ覚醒した主人公が参戦し、クセのある美少女たち(ちびっ子ボクっ娘、完璧お嬢様、コミュ強ギャル、眼鏡狂い、元ヤンイケ女)に並び立つまでを描く物語。
【詳しいあらすじ】
高校二年に
進学した犬神湾太郎(いぬがみわんたろう)は、同じクラスになった昼間瞳子(ひるまとうこ)に一目惚れをして告白をする。あっけなく振られてしまう湾太郎。「──あの噂は本当だったのか」。その時、彼女にまつわるとある噂を思い出す。その内容は、魔王と恐れられる男子生徒・手塚悠馬(てづかゆうま)に、彼女が無理やり従わされているというもの。惚れた女を救うため、手塚を尾行する湾太郎。しかし、ストーキングを続けるなかで、悪評てんこ盛りの手塚が噂通りの悪漢ではなく、ただ無愛想なだけの善人であることを知る。真実を知ったことで自らの過ちを認めた湾太郎は、いつの間にか自分の心が変化していることに気づく。「俺は手塚と友達になりたい」──けれど、その感情の正体は友情ではなく恋ごころで……。男を好きになってしまった自分に戸惑いながらも、彼との甘酸っぱい青春を夢見る湾太郎。しかし、手塚悠馬の周囲には、いつも五人の美少女(メスブタ)の影があった。覚醒ホモ・犬神湾太郎は、性別の壁を越え、魅力的なハーレムヒロインを押し退けて、ヒロインレースの土俵に立つことができるのか。
※なろう、カクヨム、ハーメルンに掲載してます。
※あらすじの内容(文庫本一冊分)まで執筆済み。毎日更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-19 21:10:00
120014文字
会話率:34%
容姿に自信がなく友達もいない主人公が異世界に転生、そこは今までの世界とは価値観が逆の不思議な世界だった。
最高の容姿と大金を手に入れた主人公が、異世界での生活を経て本当に大切なものを見つける物語。
最終更新:2024-10-12 19:40:38
7008文字
会話率:32%
少年達が繰り広げる、大切な「想い出の住む街」で出会った数々の不思議な冒険の物語。臆病だけど友達思いの、心優しいヒミィ。クールで無愛想、物臭だけど面倒見のいい、ティム。父を冒険小説家に持つ、博識のセピア。自分勝手で意地悪、だけど何処か憎めな
いアーチ。本と音楽が大好きな、芸術肌のネオ。五人の少年達は、生まれ育ったこの街に住む不思議な住人達に導かれるように、様々な出来事に遭遇する。そしてそれらを経験しながら一年を通して絆が深まった頃、五人に最大の危機が訪れるのであった。何処か懐かしく、誰しもが子供時代に経験していたかもしれない奇跡のような物語を、彼らの一年(卯月ー四月ー~弥生ー三月ー)を通して綴る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-10 01:12:37
91589文字
会話率:45%
タバコの所持という濡れ衣で停学処分をくらった水瀬奏真は、家庭でも母親の愛人がのさばり家にもいられなかった。奏真の心の支えは学校の友達と幼馴染であり親友の直樹だったが、ちょうどその頃直樹は女子生徒に告白され付き合い始めたばかりだった。停学処分
のこともあり、親友の直樹ともギクシャクし、奏真はますます孤独に陥る。どこにも居場所がなくゲームセンターで時間を潰していると不良に絡まれてしまう。そこに密かに憧れていた先輩。瀧本が現れ、助けてもらった奏真はこれはチャンスとお近づきになるべく懐くようになる。構ってもらえ、可愛がってもらう日々。信頼、仲間。愛情を得た奏真は、今までとは違う環境に夢中になり、ますます直樹との距離が開いていく。離れてしまった奏真を寂しく感じ元気を失う直樹。付き合っていた彼女にも素っ気ない態度をとってしまう。そこで明らかになったのは、そもそもの発端である奏真の停学処分が仕組まれたものだったことを知り、直樹は仲直りを試み奏真の元へ走る。そこで目撃したのは瀧本と愛し合う奏真の姿だった。男同士のその光景に、直樹は衝撃と同時に奏真への感情が親友を越えたものだと初めて気がつく。素直になれない直樹と奏真を見守る瀧本。直樹は奏真と仲直りをするためにキャンプを計画する。ちゃんと話そうとするが、あろうことか奏真にキスをしてしまいフラれてしまう。自暴自棄になった直樹は街で出会った大人の男、玉木に寂しさを埋めてもらうのだがその男の正体はとんでもない奴だった。トラブルに巻き込まれ、様子がおかしくなっていく直樹に気付いた奏真が救いに行くが、返り討ちにあってしまう。複雑な人間模様と、儚く危うい青春ストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-08 21:59:48
184678文字
会話率:43%