吟遊詩人ユバルは、金色のたてがみ持つ栗毛馬のひとつ星を供に、竪琴を抱えて王国各地を歌い歩きながら、詩人として名を揚げはじめていた。ユバルの大きな目的のひとつは、『失われた物語』と呼ばれる散逸物語の完全な姿を取り戻すことだった。
王国中
央に広がる森のどこかに、歌と古代語で会話する民「歌い人」の里が隠れている、という噂を聞いたユバルは、『失われた物語』の手がかりを求めて里をめざしていた。里に入りこむ鍵となるまじない歌を探しだし、歌い人の里にたどり着いたユバルは、里長の娘ノアと出会う。
ノアは、歌い人の生まれでありながら歌が下手なために、里ではみ出し者扱いを受けていたが、歌や物語の数は誰よりも学び覚えていた。ノアと協力して里長の試しを乗りこえたユバルは、『失われた物語』冒頭歌を記憶したノアを新たな仲間に、物語の残りを求めて旅を続けていく。
本作は2015年~2016年に母校の文藝部誌に投稿していた作品を加筆訂正したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-23 19:41:08
66142文字
会話率:40%
東の浜の民は、まじないをほどこした凧に風妖を宿し、風をあやつる風妖の力を借りて、暮らしを営んでいる。
村の少女イトは、風妖をうまく扱えず、役立たず扱いをうけながら、秘密の崖で孤独に風使いの訓練を重ねていた。そのことは、若者の組の大将格である
イツキしか知らない。
いつものように秘密の訓練を続けていたある日、村中の風妖が姿を消し、落ちこぼれのイトの風妖だけが残される。
母校の文藝部誌に投稿した作品を一部修正しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-06 21:52:21
16245文字
会話率:41%
春の訪れがないまま雪にとざされ続け、流行り病に侵された村を救うため、少年テミルはルシャという女性と共に、春を呼ぶため雪野を旅する。
母校の文藝部誌に投稿した作品を一部修正し、pixivにも掲載しています。
最終更新:2019-07-30 21:57:32
8118文字
会話率:43%
とある冬の日、どこにでもいる普通の女子高生ちゃんが下校した際の独白的な何か。寒さに耐えながらコタツを求めて生徒会室から家までを辿っていく。以前に部活動の部誌に掲載するために執筆したものに加筆修正を行い、投稿しています。
最終更新:2022-02-14 03:12:06
5808文字
会話率:3%
存在しないはずの少女を想って、毎朝青い薔薇を買う主人公。彼の職場も、どこか浮世離れをしているようで……。
※『青い薔薇』の続編……のようなものです。
※大学の部誌に掲載しました。
最終更新:2022-02-06 17:56:34
3641文字
会話率:5%
主人公の“私”は、毎朝青い薔薇を買う。一日で黒く枯れるその花を、向かいのアパートの空き室を眺めながら毎日活ける。“私”は知っているのだ、その空き室には少女がいることを。決して出会うことのない少女のことを想いながら、私は毎晩、青い薔薇を窓辺に
飾る。
※大学在学中、所属していた部活の部誌に載せた作品を転載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-01 00:15:34
1378文字
会話率:0%
高校生が交通事故で亡くなり、価値観が変わる話。
暗い話ではないので気軽に読んでやってください。
私の学校の文芸部誌に載っけた文書です。
締切に追われ納得のゆかないまま提出してしまったのでなろうでリベンジ。
ジャンルがよく解りません。
詳
しい方おしえて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-17 14:00:00
12213文字
会話率:40%
「また君に会いたい」
高校2年目の文化祭準備に追われる中、初恋の相手と再会する紫音。
その日、7年前に止まった時間が動き出した。デートを重ねる内に自分の想いを再確認する紫音。そして、告白へ⋯⋯。
再会から動き出す初恋の物語。
こちらの
作品はアルファポリス様でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-13 23:47:06
21278文字
会話率:29%
『彼女の美しさはいつか見た白椿のようだった』
廃れた討魔師の家に産まれた灰田裕人はある日、バイト先で美しい女性に出会う。
夜中に山の中へ入っていく彼女を追って、そこで目にしたのは彼女の秘密。
その女性は200年前から生きる不老不死であった。
これは、一目惚れから始まる誓いの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-23 00:21:37
37730文字
会話率:22%
これは独りぼっちの少女を1人の少年が救う物語。
人と容姿が違う事で虐めを受けていた私に温もりをくれた人を追いかけて私は高校に入学する。
自分の正体を隠して高校での楽しい思い出が過ぎていく。やがて、私の正体がバレてしまい⋯⋯⋯
最後には彼
女をかけた戦いが始まる。
そしてこれは、化け物として生まれた私の恋の物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-10 04:43:56
41285文字
会話率:28%
ある日を境に生活が一変してしまったユキ。
家に帰りたくないと思いながら神社で時間を潰していると、一人の青年に声をかけられる。
青年はユキに、自分の下で働かないかと誘いをかけ、日常に疲れ切っていたユキはそれを承諾する。
青年は自分のことを「神
」であるといい「アメ」と名乗った。
アメの下で神の仕事の手伝いをしながら過ごすことになるのだった。
※この作品は大学の部誌の方にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-08 14:56:30
87291文字
会話率:51%
文芸サークルに所属する大学3年生の本多言葉は、1年生の頃から小説を書いて、賞に応募するということを繰り返していたが、全く芽が出ずに悩んでいた。そんな時、大学の文化祭で部誌を作ることになり、小説を寄稿する言葉。しかし、部誌はほとんど売れなか
った。これでは俺の作品は誰にも読んでもらえない。プロデビューなんか夢のまた夢だ。そう思った彼は、部員に自分の作品を講評してもらう決意をする。
そして言葉は、自分の作品と向き合い始める。「プロの作家」になるために。
作家を目指すすべての人に贈る、共感必至の熱血青春譚、ここに開幕!!
※5月中旬に私の人生にかかわる重大な出来事がございますので、第17筆まででいったん休載とさせて頂きます。連載再開は5月下旬からになると思います。申し訳ございません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-05 21:44:41
78163文字
会話率:51%
大学生になって、アルバイトを始めた。
大学の近くの住宅地にある個人経営の喫茶店。
マスターも先輩店員も優しいが、店内には開けてはいけない怪しげなドアがいくつもある。
ある日開かずのドアの一つを開けるように言われて恐る恐る開けると……。
・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この小説は高校時代に文芸部の部誌に掲載した小説「喫茶Worlds」を加筆、修正して続きを新たに作成したものです。見覚えがある、という方がいらっしゃったら同窓ですね。運命です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-22 00:00:00
2821文字
会話率:64%
こんにちは。九州大学文藝部です。
去年の春から、部誌のオンライン公開を行うことになりました。今回は新入生歓迎号をお届けします。
新入生の皆様、ご入学おめでとうございます。ままならないことも多い現状ではありますが、どうか我が文藝部の作品が皆様
の楽しみのひとつになれれば幸いです。
九州大学文藝部の日々の活動はTwitterでご覧いただけます:https://twitter.com/kyudaibungei
また、カクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-06 15:22:11
2217文字
会話率:0%
こんにちは。九州大学文藝部です。
去年の春から、部誌のオンライン公開を行うことになりました。今回は新入生歓迎号をお届けします。
新入生の皆様、ご入学おめでとうございます。ままならないことも多い現状ではありますが、どうか我が文藝部の作品が皆様
の楽しみのひとつになれれば幸いです。
九州大学文藝部の日々の活動はTwitterでご覧いただけます:https://twitter.com/kyudaibungei
また、カクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-06 15:21:34
2693文字
会話率:37%
こんにちは。九州大学文藝部です。
去年の春から、部誌のオンライン公開を行うことになりました。今回は新入生歓迎号をお届けします。
新入生の皆様、ご入学おめでとうございます。ままならないことも多い現状ではありますが、どうか我が文藝部の作品が皆様
の楽しみのひとつになれれば幸いです。
九州大学文藝部の日々の活動はTwitterでご覧いただけます:https://twitter.com/kyudaibungei
また、カクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-06 15:20:26
3267文字
会話率:60%
あかさたなはまやらわ
キーワード:
最終更新:2020-08-26 16:37:17
2027文字
会話率:0%
二松学舎大学文芸サークル山猫、令和元年度創縁祭発行の部誌にて発表した作品です。
最終更新:2020-05-21 13:17:55
5024文字
会話率:37%
雨の日に出会った男女の話です。ありふれた多分もう絶版のどこかの部誌に寄稿したものです
エモくなりたい時にでもどうぞ
最終更新:2020-04-29 03:44:48
4106文字
会話率:55%
魔法の存在する世界で、魔法の素質は見出していないが、ある魔法科の高校に進学した少女は、部活紹介でなぜか心惹かれた文芸部に入部することとなる。個性豊かな部員たちと、文芸部にまつわる魔法。そんな新しい生活の幕開けまでを描いた前編と、そんな生活に
慣れた頃の事件を描く後編の二編からなるファンタジー小説。
この作品は高校の文芸部誌に掲載した作品を加筆修正したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-23 01:33:07
13364文字
会話率:48%
そのうち学校の部誌にも出すつもりです。ジャンルは自分でもよく分かっていませんが、学校が舞台です。
やや表現に過激さがあるかもしれません。三つくらいに分けて投稿します。
最終更新:2020-03-27 20:54:29
93989文字
会話率:59%
豪商の青年ノエルには、使用人から「お気に入り」を見つける悪癖がある。
そんな何人もの女性を泣かせてきたノエルが次に手を出したのが、セシリアだった。
短期契約で後腐れもない身では結末など一つしかない。
だが、彼女は彼女でなにやら思惑があるよう
で……
2015年2月 高校文芸部誌 初出
2019年4月 カクヨム
2019年12月 小説家になろう折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-26 01:19:24
4870文字
会話率:41%
ミアの住む町の側には、人の寄り付かない古城がある。かつては魔王が住んでいたという曰くがあるからだ。その城から漏れ聞こえる歌声に魅了されたミアは、誘われるままに引き寄せられていく。そこで出会った歌声の主である少年との交流で、彼女の生活は少しず
つ歪みはじめていた。
※以前部誌に掲載したものを加筆修正しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-01 02:02:21
5149文字
会話率:9%
新皇帝の即位、それは妃狩りの始まりを意味する。
庶民がそれを逃れるすべなど、さっさと結婚してしまう以外なく、出遅れた少女は後宮で下っ端妃として過ごすことになるのだ。
私は偶然後宮から逃げ出す手がかりを発見する。その手がかりは府庫にあるらしい
と知って、調べること数日。脱走用と思われる地図を発見した。
しかし、気が緩んだのか、年下の少女に見つかってしまう。そして、少女を見張るために共に過ごすことになったのだが、この少女、少し普通じゃない?
※以前部誌で出したものを加筆修正しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-30 15:58:14
8959文字
会話率:29%
読書が趣味の女子高生、米沢仁奈は、学校の図書室で「文芸部誌」と書かれた冊子を手に取った。
その中の文月奏という部員が書いた話は、仁奈のクラスメイトの事情を文章にしたもののようだった。
周囲の人の隠された事情を知る楽しさに目覚めた仁奈は、部誌
に書かれた物語にのめり込んでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-21 07:23:28
10680文字
会話率:20%
中村泰先輩の句の鑑賞文を部誌で書かないといけないことになったのですが、その時についでに書いた小説です。大学生百合。
最終更新:2019-11-15 23:53:26
1017文字
会話率:65%
俳句を小説にしてみました。学校の部誌用に書いたものです。
最終更新:2019-11-15 23:28:08
1510文字
会話率:17%
元軍人(男)の転生者女子高生が、前世から慕ってた上司(男)に相変わらず恋している話。
(※高校時代に文芸部誌「おじさまの話」に掲載したものです)
最終更新:2019-11-06 23:49:55
12926文字
会話率:56%
本当なのは、嘘なのは、そしてその行方は。
5人の青春が絡みあい、物語になる。
文芸部誌「北派文学」文化祭号掲載作品。
最終更新:2013-08-04 21:17:22
3801文字
会話率:50%
部誌・「北派文学」クリスマス号から。人工知能ロボットと人間の博士の恋愛短編。
最終更新:2012-12-27 16:42:50
3949文字
会話率:51%
数年前に兄を亡くしたシンガーソングライターの青年。
挫折を通してこの世の暖かさを知る。
※部誌に載せたものです
最終更新:2019-10-17 16:11:24
10282文字
会話率:18%
麗香(れいか)と清華(きよか)は、男性と男性のウフフアハハを妄想するのが好きな公爵家の令嬢姉妹。
年頃にも関わらず浮いた話のない二人に嘆いた父公爵は、ある日縁談を持ってきた。
相手は二人の妄想の対象である、王と摂政!
二人の絡みは見たい!
でも自分との絡みはいらない!
そして実は、王と摂政にも問題が?
※旧タイトル:腐女子姉妹のノーマル化リハビリ~王と摂政の嫁になります~
※ずいぶん昔に部誌というものに載せた王位争い小説の続きであるため、王族の名前や設定は流用しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-13 11:52:12
51331文字
会話率:36%