朧月夜にて、少女と男は出会った。
女のみが扱える『遺物』を用いて人を襲う怪物『怪魔』を討つ『討魔師』であり、事情があって『朧姫』として身分を隠して生きている少女『レナ・エレギオーラ』は、本来ではあれば勝てない筈の『討魔師』に生身で、それも
拳で勝った男『志道篝』と出会う。
身分を隠し、正体を隠して生き、本心を明かそうとしないレナと自らの全てを奪った『討魔師』を狩り続ける篝。
この二人の出会いが、鬱屈した理不尽だらけの世界に鉄槌を下す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-18 22:11:37
7663文字
会話率:30%
『彼女の美しさはいつか見た白椿のようだった』
廃れた討魔師の家に産まれた灰田裕人はある日、バイト先で美しい女性に出会う。
夜中に山の中へ入っていく彼女を追って、そこで目にしたのは彼女の秘密。
その女性は200年前から生きる不老不死であった。
これは、一目惚れから始まる誓いの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-23 00:21:37
37730文字
会話率:22%
魔法を一切使えない少年リア。誰しもが多かれ少なかれ魔法を使える世界で、魔力を持っていなかったリアは、周りからも無能であると烙印を押されていた。
だが、リアには一つの夢があった。それは、討魔師になると言うこと。
魔法で悪さをする存在『堕
魔』から、人々を守る存在、それが討魔師である。
来る日も来る日も、討魔師になるべく、様々な討魔師達の元で働くことを志願するが、魔力が無いことを理由に断られ続けたリア。討魔師として採用されるはずもなく、諦めかけていたリアの元にあるニュースが届く。
『王立討魔師養成学園の設立』
かつて前例のない、王に認められた討魔師の育成機関。合格すれば、討魔師としての成功はまず間違いない、リアにとってはこれ以上無い好機であった。だが、周りの者は口をそろえて言う。
「魔力の無いお前が、合格できるはずがない」
そんな折、リアは1人のモンスターの少女と出会う。
魔力に溢れていた妖狐の少女ルカ。彼女は魔法の才に長けていながらも、その力の反動で死が迫っていた。
ルカを助けるためには、ルカを憑依させるための人間が必要。そして、憑依の器となる人間が、魔力を持っていなければ持っていないほど、器としては最高の素材だったのだ。
何の才能も無いと思われていたリアだったが、ルカの力を使役出来るようになったリアは、めきめきと頭角を現していく。
関連作品「わたし、九尾になりました! ~モンスターと仲良くなれば、異世界だって怖くないんです~」(https://ncode.syosetu.com/n0850go/)
こちらも連載中です。TS異世界ファンタジーになります。よかったらお読み頂けると嬉しいです!
※カクヨム様でも連載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-13 22:09:45
99750文字
会話率:50%
妖魔とヒトが対立する時代、妖魔を討つことを生業とした家系にあり得ないはずの男児が生まれた。忌子として捨てられた男の子は妖魔に拾われ妖魔に育てられる。
そこで出会った嫌われ者の吸血鬼の少女。
彼女と少年のの出会いが世界の運命を変えてゆく。
過
去の因果を断ち切り、血の|定め《さだめ》をも乗り越えて、その果てに挑む少年と少女。
混沌の時代に生まれた忌子と嫌われ者、二つの存在が混ざり合うとき世界はさらなる混沌に包まれるのか、はたまた混沌に終焉を与えるのか。
激動の運命が今、幕開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-13 01:00:38
25867文字
会話率:15%
世の中に発生する《影》と人知れず戦う討魔師たち。様々な理由で戦う彼らの中に生まれた白の異端と黒の正道。2人が世界を超えたとき新しい物語がつづられる。
最終更新:2015-01-05 00:44:09
35711文字
会話率:58%
高校入学式の朝、俺こと柊康介(ひいらぎこうすけ)は学校の中庭で一人の少女と出会う。少女は大剣を片手に、オウムという黒い異形のものと戦っていた。その少女の名は四ノ瀬(しのせ)ヒカリ。昔に疎遠になった、康介の幼馴染だった。話を聞くと、ヒカリは討
魔師という、オウムを倒すための家系で三年もの間、討魔師育成学校に通っていたという。康介はそれを聞いて昔犯した忘れられない罪の記憶に、ヒカリを手伝うことを決める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-20 11:38:06
132735文字
会話率:44%