「ベアトリス・ガルブレイス公爵令嬢との婚約を破棄する!」
「殿下、その言葉、七年お待ちしておりました」
第二皇子の婚約者であるベアトリスは、皇子の本気の恋を邪魔する悪女として日々蔑ろにされている。しかし皇子の護衛であるナイジェルだけは、い
つもベアトリスの味方をしてくれていた。
皇子との婚約が解消され自由を手に入れたベアトリスは、いつも救いの手を差し伸べてくれたナイジェルに恩返しを始める! ただ、長年悪女を演じてきたベアトリスの物事の判断基準は、一般の令嬢のそれとかなりズレている為になかなかナイジェルに恩返しを受け入れてもらえない。それでもどうしてもナイジェルに恩返しがしたい。このドッキンコドッキンコと高鳴る胸の鼓動を必死に抑え、ベアトリスは今日もナイジェルへの恩返しの為奮闘する!
規格外で少々常識外れの令嬢と、一途な騎士との溺愛ラブコメディ(!?)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 19:14:24
72654文字
会話率:41%
シュトルム辺境伯の末娘ソフィに隣国の帝国第二皇子から届けられた『縁談』の使者は、なんと元恋人のジョサイアだった。
手紙ひとつで別れることになったソフィは、素直になれずジョサイアから逃げ回る。
「私に届けなければ、彼は帝国に帰ることが出来
ない」
そう思いようやく書状を受け取ろうと決意したソフィに、ジョサイアは何かを言い掛けて!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 19:10:00
9182文字
会話率:35%
★他サイトの「神に仕えるキャラが登場するファンタジー小説」で佳作頂きましたm(_ _"m)
(2021年の目標:月1回更新して2022年内に一旦完結を目指します。)
羊飼いの少女ジェードは、13歳の誕生日に理由もわからぬまま両親
や村の牧師に国を追われ、今は滅んだ聖地へと逃れた。姉を魔女狩りで殺されたジェードは、姉の死後から【天使】の声が聞こえるようになっており、聖地で本物の【天使】と出会うことになる。そして【天使】から「もうすぐここに来る少年を殺す」と言う自らの天命を告げられる。【天使】の言ったとおり、程なく聖地に現れたのは、異国の第二皇子ハリーファだった。しかし、ジェードは天命とはいえハリーファを殺すことはできず、ハリーファを連れ戻しに来た兵士によって異国の宮廷に捕らえられてしまう。その後、ハリーファの計らいによって、ジェードはハリーファの奴隷として働くことで投獄を逃れる。天命を果たすまでは村に帰れないジェードは、奴隷として働きながら気づかれないようにハリーファを殺そうと何度も試みるがいつも失敗に終わる。宮廷生活の中で起こる小さな事件に巻き込まれたり、ハリーファと交流を持つようになるうちに、ジェードはハリーファの持つ2つの秘密に気付いていく……。
一方、ジェードが村を追い出された後。ジェードの双子の弟のホープは、姉に続いてジェードにも魔女の疑惑がかかったことを知る。ジェードが村に戻ってこれるように魔女疑惑を撤回してほしいと領主ヴィンセントのもとを訪れたところ、王太子への陳情に同行することになる。ヴィンセントと行動を共にするうちに、殺された姉とヴィンセントとの関係を知ることになり、ホープはやがて王位を巡る争いに巻き込まれていく。
『聖地を滅ぼした【王】の生まれ変わりである少年と、少年を殺すよう【神】に告げられた少女の、過去からの因縁の恋愛物語』(のろのろ不定期更新中)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-26 00:27:12
522628文字
会話率:36%
イニカ国の姫、ラナンは自身が転生者であると気づいてしまった。おまけにこの世界は昔ハマっていた乙女ゲームのような世界。
ざまぁはされたくないし、箱推しだったので誰とも結ばれたくはない——とは思っていたものの。
少なくとも1人の攻略対象と結
ばれなければ、世界は滅んでしまうという。
なので、攻略対象の中で最もマシ(※ラナン基準)なサラナを攻略することに決めた。
ヤンデレだけど!
恋愛に発展しなくても大丈夫なんじゃない? と思ったために目指せ、友情エンド!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-23 14:30:00
13142文字
会話率:37%
少年は守るべきものを得て大人になる。少女は愛を知り大人になる。
英雄の子供達の成長を描いた青春群像劇。
剣と魔法の中世と、スチームパンクな魔法科学が芽吹き始め、飛空艇や飛行船が大空を駆り、竜やアンデッド、エルフやドワーフもいるファン
タジー世界。
一夫多妻制のアスカニア大陸での暴力革命による動乱を終結させた『革命戦役』から十七年後。
本編の主人公、アスカニア大陸最強の超大国バレンシュテット帝国の第二王子アレキサンダー・ヘーゲル・フォン・バレンシュテット(愛称アレク)は、周囲から優秀な兄である皇太子ジークフリートと常に比較される日々にうんざりしながら、悪戯を繰り返して母親である皇妃ナナイの手を焼かせていた。
ある日、遂に父親である皇帝ラインハルトからその悪戯を咎められ、罰として平民のアレキサンダー・ヘーゲルとしてバレンシュテット帝国軍士官学校平民組へ入学することとなった。
本編のヒロイン、ルイーゼ・エスターライヒは、準貴族である騎士爵家の娘で、アレクと同い年の幼馴染。
貧しい実家の口減らしのため、幼い頃に皇宮にメイドとして奉公に出されていた。
ルイーゼは、自分を実の娘のように可愛がってくれた皇妃ナナイを慕っており、その命により、片想いしているアレクの護衛 兼 目付役として、士官学校に入学する。
物語はここから始まる。
『革命戦役』から十七年後。未だ戦乱の残り火が燻るアスカニア大陸を舞台に主人公達の成長と活躍を描いたオリジナル戦記です。
物語は、皇太子ジークフリート(ジーク:帝国指導層)と、皇帝ラインハルトから懲罰を受け平民扱いとなった第二皇子アレキサンダー(アレク:前線の小隊)の皇子二人を軸に進んでいきます。
創作共有配信所様が本作紹介動画を作って下さいました!
ありがとうございます!!
創作共有配信所様
https://x.com/sousaku_haisin/status/1837689380795981944
関連作品
アスカニア大陸戦記 黒衣の剣士と氷の魔女【R-15】
https://ncode.syosetu.com/n3547in/
アスカニア大陸戦記 亡国の皇太子【R-15】
https://ncode.syosetu.com/n7933gj/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 22:02:30
1340037文字
会話率:38%
エルフの血を引く公爵令嬢ルーナは、身に覚えのない罪で断罪され、婚約を破棄された。
濡れ衣を着せられたのは不服だが、迷惑でしかなかった婚約が白紙になるのは嬉しい。
「ここはいっそ話に乗ってしまおう」と存在しない罪を認めることにした。
トン
トン拍子で国外追放が決まり、その場を辞そうとしたルーナだったが……
「僕は貴女をお慕いしております。
――どうか、私とともに我が国へ来ては頂けないだろうか」
留学生である隣国の第二皇子マリウスから呼び止められ、その場で求婚を受ける。
あまり話したことはなく、むしろ嫌われていると思っていた人からの告白にルーナは混乱するばかり。
とはいえ……これは国外での生活基盤を得るチャンスなのでは?
(エルフと同等の力を持つ精霊術士である私は、帝国から見ても貴重な存在のはず。すぐに殺されはしないでしょう)
マリウスの行動に裏があるのでは、と疑いつつも求婚を受けることにする。
婚約を承諾して以降のマリウスは、これまでの冷たい印象がまるで嘘のように優しい。
――本当に溺愛されていると、勘違いしそうなくらい。
だが、これは何かしらの目的があっての婚約。
役立たずと思われたら最後、放逐される可能性がゼロとは限らない。
そう考えたルーナは、帝国での立場を盤石とするため、懸命に自分の活躍の場を広げようと行動する。
(一体どうすれば、ルーナは僕の想いに気づいてくれるのだろうか……)
自分のことで必死になるルーナは、マリウスの告白が策などではなく本心だという事になかなか気づかない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 06:10:00
38480文字
会話率:27%
魔術機関で働くファビリアは、
上司のハンスから第二皇子の呪いを代わりに受けて、
死んで欲しいと言われる。
死亡率70%の危険な仕事だが、
自分が呪いを代わりに受けれる能力があると分かった時から、
覚悟はしていたと、騎士道精神で了承する。
なんとか30%の奇跡で呪いを解いたファビリアだが、
すると呪いを解いた第二皇子から求婚され?
呪いの元を探ったり、皇帝の黒の靄を払ったり、
ファビリアは呪いの真相に近づいていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 17:45:57
31044文字
会話率:23%
巷で騒がれている存在、怪盗ナイト。神出鬼没で、突如届く予告状通りに必ず宝飾等の貴重品が盗み出されてしまうと噂されている。
一方、サンカリュア王国の第五王女殿下であるローゼは、自身のふくよかな体型によって婚約相手が決まらず、結婚に対して消極的
になっていた。そんな時に招かれた伯爵家の夜会で、令嬢から飲み物をドレスに零されたところを助けてくれた美貌の公爵家三男であるゾイスと交流し、ゾイスに惹かれていく。しかし隣国のアニビア大帝国の第一皇子と第二皇子に出会ったことによって、第二皇子から求婚されてしまう。そこで、婚姻についての話し合いをするために皇后の生誕パーティーに参加することになる。その生誕パーティーには怪盗からの予告状も届き、波乱の予感が。そしてローゼ達はアニビア大帝国に訪れるも、話し合いは行われず、それどころか皇后の生誕パーティーにて、第二皇子の婚約者として紹介されそうになり、ローゼは全てを諦めそうになるが……?
ぽっちゃり姫が怪盗に溺愛されて、幸せになるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-20 03:30:01
43156文字
会話率:27%
貴族社会では珍しくもない、身勝手な第二皇子の婚約破棄。
犠牲者となったのは、アシュレイ伯爵家の長女エリシア。
聡明で才ある彼女は、家を追われながらも隣国の王族に見初められ、やがて祖国に反旗を翻す。
——ここまでは、よくある「ざまぁ系」の筋書
きだ。
だが、俺の目に留まったのは、成り上がる彼女ではなく、その影で静かに堕ちていく妹のアリスだった。
姉の婚約者を奪いながら、男に飽きられた瞬間に全てを失った哀れな女。
家からは見放され、社交界では笑い者。
それでも彼女は、「自分はまだ愛されるべき存在だ」 と信じて疑わなかった。
「お前、今度は俺に縋るつもりか?」
ただの気まぐれだった。
貴族の秩序に興味のない俺——第三皇子ゼッペルは、転がるように堕ちていく彼女を拾った。
けれど、いつの間にか彼女は俺に執着し、俺もまた、彼女を手放せなくなっていく。
これは、没落した悪役令嬢と、彼女を拾った俺の末路の物語。
その果てに待つのは、救済か、それとも破滅か——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-11 20:43:53
24697文字
会話率:33%
乙女ゲーム『薔薇の誓い~運命に抗う恋の行方~』
それは聖女ミレイユとして、イケメンたちと恋をして世界の平和を守るために頑張るストーリー。
私に生きる希望を与えてくれた、エリオット・ルクセリオンが生きている世界。
何度も何度もトライして
みたけど、なぜかどのルートでも最後に、聖女をフッて兄のアルバートエンドで終わってしまう。
悪役令嬢、レオナ・アストレアとして、転生した私はわかりました。
乙女ゲームの世界でも、現実は現実なんだと……!
「私の推し、働きすぎじゃない⁉」
聖女ミレイユと兄アルバートに翻弄され、どうせ幸せになれない未来が、推しにあるのなら、私があなたを幸せにしてみせます!
逆プロポーズした私を、婚約者として受け入れてくれたエリオット。
これからは私がいっぱい、お仕事フォローしますからね!
ん?なんだかだんだんエリオットが私に甘くなっていくようなーー?
誰にも見せてないその顔、どうして私に見せてくれるの?
これは立派なただの『推しごと』なのに……!
※作成次第随時更新予定です※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-07 17:20:15
28586文字
会話率:41%
完璧令嬢と名高い公爵家の一人娘シャーロットとの婚約が決まった第二皇子オズワルド。しかし、これは政略結婚で、婚約にも彼女自身にも全く興味がない。初めての顔合わせの場で「悪いが、君を愛するつもりはない」とはっきり告げれば、シャーロットはなぜか歓
喜の涙を浮かべて…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-17 23:21:25
4418文字
会話率:47%
美少女ゲーム、『ヘブンスガール・コレクション』の世界に、悪役第二皇子として、前世での攻略情報をほぼ知り尽くした知識を持って、転生してしまった!
でもアレ?ヒロイン候補達や、主人公である第一皇子であるバルテマーにも、前世の記憶があるらし
い。
しかも、『ヘブンスガール・コレクション』の攻略知識を一部持ってだ。
それに、主人公バルテマーに女性陣への攻略意欲が無い上に、ヒロイン候補達もバルテマーに興味が無い。
悪役ながらに『人気男性キャラNo.1』であるデッドリッグに、ヒロイン達が迫る!
卒業後は公爵として辺境の地を与えられる事が決まっているが、迫って来るヒロイン達を一人を正室に、他の全員を側室にすれば、上手く領地を経営出来るかな?
デッドリッグは、そんな希望を胸に抱いて、無難に学園生活を終えるべく、動いていた。
果たして、肥沃な大地を領土に、幸せな終わりを迎えられるか?!
デッドリッグの努力は未だ、始まったばかりだった。
※この作品は、他サイトでも掲載中です。
掲載サイトのアドレスは以下の通りです。
https://read-me.net/%e3%80%8e%e3%83%98%e3%83%96%e3%83%b3%e3%82%b9%e3%82%ac%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%83%bb%e3%82%b3%e3%83%ac%e3%82%af%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%b3%e3%80%8f%ef%bd%9e%e6%82%aa%e5%bd%b9%e7%ac%ac%e4%ba%8c%e7%9a%87/
以上です。若干、上記サイトの方が先行掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-14 02:00:00
147765文字
会話率:28%
アシルス帝国筆頭公爵家の一人娘アリサ。彼女は両親を亡くして以降叔父一家や婚約者から虐げられていた。そんなある日、アリサは目を覚ますと広くて豪華な部屋にいた。おまけにアリサは両手と両足には枷と鎖が装着され、部屋から出られなくなっている。アリサ
の目の前に現れたのは、アシルス帝国第二皇子ニコライ。彼はアリサの叔父達が国家反逆を企てていることを知り、密かにリヴォフ公爵家を調査していたそうだ。そこで、虐げられているアリサを見つけて保護したと言い張る。しかし、それはどう考えても誘拐だった。アリサは当初困惑していたが、この監禁生活が生家にいる時よりも快適で、少しずつニコライに絆され始めていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-10 12:25:05
16857文字
会話率:39%
兄の婚約者に恋をした第二皇子ジェレミーと、特に何も考えていない鈍感令嬢リリアンの執着と苦悩の物語。
最終更新:2025-02-06 22:09:59
187316文字
会話率:51%
蝶よ花よと美しく育ったジャスミンお嬢様。公爵家の御令嬢です。その母君が亡くなって、すぐに連れ子と後妻が現る。ジャスミン様はいびられながらも美しくお育ちになります。
ジャスミン様と侍女のリザ、私は留学する事に決めました。そのことで歯車が回るの
ですが、公爵家に残された3人とジャスミン様の運命や如何にです。
話の全てが侍女目線。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-30 14:35:19
13646文字
会話率:42%
「悪いが、僕は君のことを愛していないんだ」
結婚式の夜、二人きりの中。
私の夫となった人。アスタリア帝国第一皇子ルイス・ド・アスタリアはそう私に言い放った。
(まぁ…当然でしょうね。)
別に、その言葉に私が驚くことは無かった。
私たちの結婚は、お互いを愛し、結ばれたものではない。
親同士が決めた政略結婚の関係。
だから愛していないと言われても、そりゃそうよね。としか思わない。
彼は、皇后の直々の息子ではなく側室の息子。
継承争いで皇后から命を狙われている身。
皇后からの命令で、結婚式から十日後には皇后の命令で戦地へと送られる。生きて帰ってこれるかどうかも分からない。
そんな男に愛されても、迷惑な話よ。
戦地へと向かった夫を想い、涙を流すわけでもなく。
私は可哀想な皇子妃として、中々に皇宮暮らしを楽しませていただいていた。
そんなある日、メイドの一人が夫に手紙を出せと言い出してきた。
不満はいくつもあったが、一応は皇子妃として良い暮らしをさせてもらっている身。
きっと私を愛していない夫はこの手紙を読むことは無いだろう。
そう思い、普段の不満の手紙、煽りの手紙に書きだしてみた。
皇后からの嫌がらせ、無関心な皇帝陛下、変に付きまとってくる第二皇子。
それがまさか、彼から手紙が返ってくるなんて…!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-03 02:06:17
22603文字
会話率:30%
魔女暦468年水上月。
シルバーレイク王国はヴァルクス帝国に侵攻され滅亡の危機にあった。
王都陥落後、ヴァルクス帝国第二皇子レオヴィクスは牢屋へと向かうとそこには……。
最終更新:2024-12-09 14:10:38
7029文字
会話率:50%
物の怪の跋扈する平安の都。第二皇子である式部卿宮尊継(たかつぐ)親王に仕える侍従である源高澄(たかずみ)は、主君の抱える問題を解決すべく評判の陰陽師のもとを訪れる。しかし、彼を出迎えた陰陽師の太白(たいはく)は男性とも女性ともつかない奇妙な
美人で、助手の少女である月白(つきしろ)も何やら訳ありのようで……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 00:00:00
77585文字
会話率:55%
「――嗚呼、間違えたんだ私は」
【紅色の髪を持つ者は特殊な能力を持つ魔女の証】
【能力を持っていなくても、紅に近い髪を持つだけで迫害される】
この世界の常識のせいで、生まれた時から忌み子だった皇女のアリスは、傲慢に、我が儘に振る舞って
きた。
「傷つけられるその前に、傷つけてしまう方が、楽だったから」
敵だらけの毎日の中、でっち上げの罪で第二皇子である義兄に殺されたあと……
「過去に、戻ってる……?」
発現した自分の“魔女の能力”のせいで10歳の時まで時間が巻き戻ってしまう。
自分の過去の行いのせいで、殺される前に自分を守ろうとして殺されてしまった侍女のローラを皮切りに、護衛騎士になったセオドアなど、二度目の人生で、一度目の時とは違い、大切な人を増やしていくアリスが、今度の人生は、愛され、幸せになっていくお話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-06 22:37:07
3972598文字
会話率:17%
オリビアは、見目麗しい公爵令嬢でありながら貴族学園で全くモテない生活を送っていた。それと言うのも、幼いころから実の妹のように可愛がってくれているサイラス皇太子殿下がことあるごとにオリビアに構ってくるため、皇太子殿下の婚約者であるアリシア侯爵
令嬢に目の敵にされているせいだ。
せっかく成人したのだから学園で恋のひとつもしてみたいと願うオリビア。交流パーティーの責任者を任されて張り切ってあれこれ準備したけれど、パーティー会場でも、誰一人オリビアをダンスに誘う人はいなかった。それどころかまたもや二人の痴話げんかに巻き込まれ、遠巻きにされる始末。
悲しくなったオリビアは一人園庭で涙を流すのだった。
そこに現れたのは同じく幼馴染の一つ年下の第二皇子殿下で。彼の優しさにホッとするものの、抱きしめられているところを意地悪な令嬢たちに見つかってしまい焦るオリビア。
さらに、サイラスとアイリスの喧嘩がヒートアップして、ついに婚約破棄待ったなしの事態に!このままではオリビアのせいで二人が婚約破棄してしまう!
意図せず皇太子殿下とその婚約者の婚約破棄騒動に巻き込まれたオリビアの恋の行方は?
安定の溺愛ハッピーエンドです。意地悪な令嬢たちへのざまあは気持ち程度で。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 07:49:24
9004文字
会話率:68%