「俺は男なんだ。だからお前の好意には応えられない」
高二の初夏、放課後の教室でハルキは謎めいた美少女転校生──鷹宮遥香からそんな型破りな振られかたをする。
鷹宮はさらに、自分には『今年の4月1日に目を覚ました時より前の記憶がない』という事
実と、その原因が『脳を生体間移植されたせいではないか』という荒唐無稽な推論を語るのだった。
──俺が惚れた相手は複雑な拗らせ方をしたメンヘラちゃんだったのか?
鷹宮の証言に疑いを抱きつつも、ハルキは彼女(?)の記憶を取り戻す手伝いをすることになるのだが……。
自分のことを〈男〉だと言い張る謎の〈美少女〉転校生の真相とは⁉
オカルトSFラブコメ×TSミステリー。未踏未開の新ジャンル!
【アニセカ小説大賞用アピール】
オカルトSF含みという点では『青春豚野郎』シリーズが近いかもしれません。
ただの添え物設定ではない、TS(トランスセクシャル)作品に対する自分の理想を詰め込んだ無二の作品に仕上がったと自負しております。
※カクヨムさん、ハーメルンさんでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 13:13:26
183895文字
会話率:35%
ある朝、俺は突然、前世で異世界の勇者だったことを思い出した。
勇者には聖女の恋人がいた。たおやかで美しい彼女の面影を思い浮かべるほど、現世でもみかけた気がしてくる俺。
頭を抱えているとドタドタ足音をたてて、妹が部屋に駆け込んできた。
「にい
ちゃんっ!」
翡翠色の瞳に輝くような金髪、これまで意識しなかったけど超整った顔立ち…俺の懸念は的中した。妹は前世の恋人、”光の聖女”の転生体だったのだ。しかも俺と同時に、前世の記憶を取り戻していた。
気まずさに懊悩する俺をよそに、アホアホな妹は躊躇なく俺にキスを迫ってくる!
「せっかく記憶が戻ったんだから、ちいさいこと気にするのはなしにしよーよ。ギブミーキース、ギブミーキース…」
「戦後か!」
前世の恋人兼聖女の妹から、元勇者な俺は貞節とモラルと世間体を守れるのだろうか…というか記憶が戻った途端、妹が可愛くみえてしょうがねーな、ちくしょー!(血涙)
※不定期更新となります。どうかご了承のほどを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 18:33:38
297066文字
会話率:43%
ちょちょぷりあんは何を繋いだのか…
最終更新:2024-09-13 20:00:00
8977文字
会話率:91%
近未来、ヒト動物交雑個体(ホムンクルス)として生を受け、過酷な生体実験の果てに非業の死を遂げた二十三(はつみ)は、生前プレイしていた乙女ゲームの世界へと転生する。
ゲームに登場しない完全なモブとして、愛する「ママ」と幸せな日々を過ごして
いた彼女だが、突然王族にしか使えないはずの魔法を行使してしまう。
それを目撃した魔術師に命を狙われた彼女は、自分の出生の秘密と、みずからが乙女ゲームで【血濡れのヴィオレッタ】と呼ばれていた悪役令嬢であったことを知らされる。
また、窮地を救ってくれた魔物と関わるうちに、自分が人を喰わねば生きていけない半魔であったことも知る。
離れ離れになった「ママ」を探すために王宮に乗り込む彼女は、否応なしに王国建立の謎とヒトと魔物の争いに巻き込まれていくことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-30 23:10:11
292714文字
会話率:30%
武田信玄のもとに生体メカの竜を進呈しようとする人物が訪れます。贈り物は拒んだ信玄ですが、竜の秘密を探ろうと、家臣を弟子入りさせます。
最終更新:2024-08-30 22:06:43
4902文字
会話率:52%
『MC-モンスターズ・シティ-』と呼ばれる、基礎生物学研究所 -NIBB(National Institute for Basic Biology)- の研究所に於いて、研究員の1人であった朝日奈ヨシカは、第6ビオトープの所長に任命される
ことになった。
NIBBでは、深海で見つかった未知の生物、「グランスライム」の細胞を使った人工生物を研究しており、生物の可能性、及び“人類の細胞の強化”について、科学的な実験が長年に渡って実施されていた。
グランスライムが見つかった小笠原海溝は排他的経済水域(EEZ)に属していたため、この海域の管轄権を持っていた日本は、グランスライムの研究を始めた最初の国であった。
アメリカ、及び諸外国の協力のもと、グランスライムの細胞生物学は急速な発展を遂げ、あらゆる新生物の開発、また、人類の成長に向けた科学的な論文の発表が次々と起こった。
22世紀に向けた、新人類時代(ニューエイジ)の始まりである。
グランスライムの細胞は“万能細胞”と呼ばれ、あらゆる物質に対して互換性のある多能性を持っていただけでなく、細胞そのものの分子間力を上げる「ゲージ(細胞レベル)」と呼ばれる化学的性質が、グランスライムそのものの生体において発見されることになった。
グランスライムを使って生み出された細胞レベルの高い生物は『アンチ・エイジング』と呼ばれ、生物そのものが持つ寿命や身体能力が飛躍的に向上した「種」に分類されていた。
近年、『新人類』と呼ばれる新たな進化形態を生み出そうと各国で研究が続けられていたが、一向に成果が得られることはなかった。
グランスライムの細胞を利用した新しい薬の開発(創薬)や再生医療への応用は急速な成長を遂げていたものの、「人間」という種の生物学的な進化に向けた明確な発展だけは、いまだ日の目を見ることはなかった。
そんな中、人間の細胞を培養し、グランスライムそのものと結合させることを目的とした新たな実験が、NIBBの第0ビオトープ(小笠原海溝の深海)にて開始されたが…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-25 12:40:42
651文字
会話率:0%
自称・稀代の錬金術師《マジシャン》ワンダー博士。彼は人を驚かせるのが大好きであった。錬金術が発展し、錬金術《マジック》など珍しくもなくなった世界。ワンダー博士は人々を「あっ!」と驚かせるべく、若返りマジックを披露することに。
マジックのタネ
は転生魔法。転生体に意識を移すには時間がかかるため、ワンダー博士は暫しの眠りにつく。人々の驚く顔を想像しながら。
次に目覚めたとき、戦争により文明は衰退。錬金術が「インチキ」と罵られるようになっていた!
ワンダー博士は人々を驚かせるべく、次々と錬金術《マジック》を披露する!
「──錬金術はインチキじゃない!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-21 06:30:00
26124文字
会話率:51%
20XX年、検査技術の進化により、正確な死亡予定日時がわかるようになっている。15歳の高校1年生室井奏は病気のため本日18時12分40秒に死を迎える。
医療用アンドロイド「天使1号」は人間の寿命を決定づける生体物質ミトテロメアンを投与するこ
とで、死亡予定日時を遅らせることができる。既存の介護・医療用アンドロイドをベースにしており、見た目は18歳の女性で人間と見分けがつかない。開発者は奏の叔父でもともとは自身の娘由美を救うために研究していたが、完成を待たず由美は死亡。天使1号完成後に奏が療養施設で死を待つ状況であることを知り、奏のもとへと送る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-17 13:16:17
4967文字
会話率:87%
レイテア・ミーオ・ルスタフは公爵令嬢である。長らく子宝に恵まれず、半ば諦めかけた頃合いに誕生した彼女は公爵夫妻にとって文字通りの子宝。
夫妻は惜しみないーーいや盲目的なーー愛情をレイテアに注いだ結果、彼女は公爵令嬢として歴史上類を見ない偉
業ーー道楽とも言うーーに邁進する。
婚約者の王太子は……まぁうん、頑張れ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-17 12:57:14
5413文字
会話率:47%
地方の国公立大学教育学部に通う20歳男性。不慮の事故に巻き込まれ、若くして亡くなるが、科学技術ではなく、魔法が発展した異世界に転生できることに。その異世界では、90%の人がスキルを2つ以上獲得している。しかし、主人公は転生体なので、1つしか
獲得できない。神からチートスキル1つと、身体能力の強化を授かった主人公は、異世界でのんびり暮らすと誓うが・・・。スキルが1つしかない人々が蔑まれる世界で、主人公は同じ境遇の人を助け、やがて国王にまでのぼりつめる。
※カクヨム掲載の「同タイトル」の修正・加筆ver.となります。今後は、「小説家になろう」で、投稿していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-17 00:00:19
291128文字
会話率:56%
人が人の手で新たな生命を創り出すことができた時代
マナを操り超常的な能力を使用できる者達がいた
科学者達はマナについて研究したが、解明には至らなかった
それでも強欲な人の叡智は大気中に生体分子機器(ナノマシン)を用いた疑似マナを配布し、それ
を操る自己マナを体内の血液中に取り込む事で同様の力を再現するに至った
自己マナを持つ者とそうでない者との間には溝ができ、それは次第に大きくなり争いとなった
自己マナを持たない者達は不利な状況の中、竜を完成させ対抗した
竜の力が情勢を変えると自己マナを持つ者達も竜を作り、竜同士の争いは激化した
争いは留まることを知らず、人も技術も文明も、竜への命令権さえも失われた
生き延びた人々は新たな歴史を歩み始め、僅かに残った意思を持つ竜達もそれぞれの余生を過ごし始めた
生体分子機器の技術は失われ、それが科学の結晶であることを知る者さえも消えると、遺伝した自己マナを持つ者はそれを魔法として使用した
意思を持つ竜は名前を持つ竜として恐れられ、時折人里に現れて人を食う災害となった
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-12 18:37:15
2109文字
会話率:5%
ある日地球は、鉄の殺戮機械・「レギオン」の襲撃を受けた。それらの出現によって世界と文明は崩壊され、人々は地下世界への居住によって延命を続けている。
対して、襲い来る機械に対抗すべく人類はヒト型生体歩兵「アンジール」を投入、交戦を続けるが地上
奪取と勝利の兆しは見えず、約九十年の年月を経て未だ戦いは続いている。
その世界の中、地上で目を覚ました記憶喪失の男。彼は失った過去を知る為に、命を救った仲間の為に戦闘に身を投じる。
※今作のSF要素はサイエンスファンタジーとして取り扱っております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-01 13:40:00
24164文字
会話率:63%
アリス・クロニスターは、オーテッドに所属している新人データ関門士である。ある日、オーテッドから緊急通知指令が届く。それは、アオキ・ヒュウガという人物が心停止したからデジタル変換して、データ生命体として生き直したいというものである。データ生命
体は、身体をスキャンで読み取った生体情報をデジタル変換し、一個人のアイデンティティを持った生命体技術である。
アリスは指定した病院に向かい、相棒のハジメにアオキ・ヒュウガをデジタル変換させたのだが、アオキ・ヒュウガの妻がいらないとしてデジタル変換したばかりのデータを消してしまったのだ。そんな例は今までなく、異常と判断したオーテッドは、アリスにアオキ一家へ向かうように指令を出した。
そして、指令通りにアオキ一家が経営している会社『クリエイト・モダンミヤビ』に行くと、この会社の社長でヒュウガの父に思わぬことを聞く。『クリアフレーム』の社員からデジタル変換したデータを消せと脅された、と。そんな話を聞いたアリスたちは、自分たちでは対処できないから対処できる部署に任せ、終わりにするはずだった。
けど、思わぬところから、また関わるようになる。それは、アオキ・ヒュウガが死亡し、アリスがデジタル変換を失敗したという情報がネットで急拡散されたのだ。
オーテッドはデジタル変換に関しては、関係者のみの機密性高いレベルで管理されているため、情報が表立って出てくることはない話である。そのような話があっという間に流れることは、意図的なものがあるとのハジメの忠告でアリスは注意をしていたが、とんでもない存在に襲われた。それは、正義の使者と称するデータ生命体で、それをアリスは何とか凌(しの)いだ。
そこから数日後、アリスにある通知が届く。その通知は、これまでの顛末(てんまつ)を知るキッカケとなる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 21:20:25
149817文字
会話率:39%
うさぎ大好きマンこと枝野世那(えだの せな )は、倒木からウサギを庇い死んでしまった。と思いきや、まさかの異世界転生。
しかも、人間ではなくなぜか枝に転生してしまった。
子供に捕まりスライムに突き刺されたり、巨大な熊に襲われたり、前世で助け
たウサギが神様の子どもで、いつの間にやら兎人族の主になっていたりと波乱の連続。
これは、枝になってしまった主人公が、さまざまなハプニングに見舞われながらそれでもなんとか異世界を生きていく物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-29 19:44:34
79561文字
会話率:28%
人間の兵器が通用しない化け物が現れた。
巨大なそれらは、触れた場所を粒子分解してしまう圧倒的な力で、人間を駆逐していった。
怪物に、特殊な生物の生体エネルギーが打撃を与えられることに気がついた人間達は、その生物を兵器転用するために量産を始
めた。
生体エネルギーは、擬似的に"愛情"を与えた時に最も発揮される。
人間の子供の姿をした生命体、"バーリェ"は、怪異に対抗するための生体エネルギーを搾り取られる目的で、クローン量産が始まった。
人間達は、出生をすべて試験管で管理され、愛情を忘れて久しい。
トレーナーという役職は、そんな世界で、バーリェに愛情を与え、戦わせる特務官だ。
トレーナーの絆は、世界の認識と自身の認識が異なる事実に苦しみながら、バーリェの少女達を管理する。
それが、彼女達を死地に送り出すためであっても。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 16:39:42
305260文字
会話率:27%
都市伝説と言われてきた絡繰師。
彼等が引き起こした商業施設破壊事件は、その後に続く大騒動の序曲に過ぎなかった!
事件の現場にて、龍神警備会社の女社長、耀夜は不審極まりない少女を拾う。
人間不信の少女が耀夜に心を開いたとき、都市伝説
・絡繰師と囚われの違法生体コンピューターにまつわる真実が明らかに。
絡繰師の謎を追う情報屋の少女も参戦し、違法生体コンピューターを奪取する計画は果たして無事に成功するのか?
※この作品はラノベストリート、カクヨム、ならびに個人サイト『旅人ノ夢』にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 06:00:00
46424文字
会話率:43%
バイオコンピューター。
それまでSF作品の中ででしか存在しなかった架空の生体コンピューターは、今や現実にも存在するようになり、人脳幹細胞を用いた生体チップによるプロセッサーすら登場する時代となった。
本エッセイではそれらについて触れつつ、ど
うあるべきなのかを問いかけようと試みるものである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-20 14:00:48
5799文字
会話率:0%
絶滅動物復活プロジェクトにて、ドードー鳥の復活を試み成功させた人類。同時期に、不思議の国のアリスの作者であるルイス・キャロルを模した人工知能を稼働させたことも影響して『不思議化』を起こした地球は平面となってしまった。
不思議化した世界
を我が物顔で歩き回るのは、人間の加工品であり高い身体能力を持つ生物、猫鬼。その中でも特別な存在であるクロネコの脳内には、不思議の国のアリスの原典が搭載されていた。
クロネコを含む猫鬼を製造したのは、世界最高の天才科学者であるルールー・ララトアレ。彼女は地球を滅亡させまいと、試行錯誤を続けているのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 19:52:29
82530文字
会話率:57%
アリに転生したらどうなるかという話
キーワード:
最終更新:2024-07-04 19:42:14
2149文字
会話率:43%
西暦2367年。世界崩壊から140年後の地球。生体戦車バイオウェポンズの勢力圏「死の世界」アウターと、「無の世界」デザートに囲まれ、わずかなコロニーで生きる人々に起こった、わずか40分の物語。
人が乗らない2mくらいの人型ロボット、ソルドー
ルと、それを扱うドールマンサーで戦記が書きたかったので書いてみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-01 00:56:07
9935文字
会話率:53%
西暦2367年。世界崩壊から140年後の地球。生体戦車バイオウェポンズの勢力圏「死の世界」アウターと、「無の世界」デザートに囲まれ、わずかなコロニーで生きる人々に起こった、わずか40分の物語。
人が乗らない2mくらいの人型ロボット、ソルドー
ルと、それを扱うドールマンサーで戦記が書きたかったので書いてみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-13 17:00:00
12042文字
会話率:51%