仕事に疲れたとき、ふと小学生に戻りたいと思った。
月曜から金曜まで午後3時30分には学校が終わって帰路につく。背中には2回ぶっ壊れた黒いランドセルと、給食バック。授業が変わる度に教科書を入れ直すのが面倒なので全教科の教科書とノートを
運んだ日々。
机の中は勿論ぐちゃぐちゃになったプリントの山。
大好きな算数は一瞬で時間が溶けたが、嫌な国語の授業は黒板の上の大きな大きな時計の針が進むのを眺めていた。
45メートルプールを泳ぐのが死ぬほど楽しくて、視聴覚室のパソコンのフィルターを突破するのが夢だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-20 13:03:01
2448文字
会話率:11%
忘れられない人がいる。昔の彼女とかでもなく、そもそもほとんど話したことも無いのに。いつもつまらなそうで、悲しそうで、そんな顔が何故か、忘れることができない。
仲良くなろうと思った時には、世界からいなくなってしまっていたから、余計に。
だから
、今度はもっと近づいてみようと思う。時計の針が戻ったなら、もう一度チャンスはあるってことだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-03 19:12:07
98673文字
会話率:44%
地下アイドル、愛野星来は自分の人生について行き詰まりを感じていた。
そして、長年ストーキングされていたファンに惹かれていくことになる、
最終更新:2023-05-20 23:07:29
5479文字
会話率:24%
一ノ瀬茜17歳は幼少の頃から人の後ろに不思議なものが見えた。それらは時々人の命を奪いに来る。やがて高校生になった茜は他界したおばあちゃんの机に隠してあった懐中時計を見つける。下校中によったビルのエスカレーター、友達の背中から異世界からの白い
手が彼女の命を奪いに来た。茜がその手を振り払うと、懐中時計の針が動き出す!それはアカネの運命が動き出した証だった。なぜ友の命が狙われるのか?白い手の正体とは?ただ、親友の杏美ちゃんの命を守るためにアカネは、今、『時の狭間』を抜けて行く。たどり着いた場所は現世界と魂で結ばれるもうひとつの世界だった。時・運命・秩序の3主の力を世界は待ち望んでいた。しかし、それを阻む力もまた動き出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-03 18:00:00
145337文字
会話率:55%
その場の流れで、同情で、傍目から愛でいた存在に吐いた小さな嘘。それを待っていてくれたのか、今になっては生死も分からない。
最終更新:2023-03-21 07:43:53
3205文字
会話率:49%
時計の針がほら、チクタク
最終更新:2023-03-12 22:05:36
710文字
会話率:0%
Roele、これは今最も勢いのある女性シンガーソングライターの1人だ。
本名、年齢、出身地などを含め全ての情報を非公開にしている謎の女性……
そしてある日、俺はそんな彼女の姿を偶然にも見かけてしまう。
それは死んだ両親が初めて出
会った、想い出の詰まった滝でのことだった。
その日を境に俺のラブコメ時計の針は動き出した。
※この作品は「滝にダイブした女性を助けたら〜錆び付いていたはずのラブコメ時計が動き始めた」の改訂版になります。
今回は作者の都合により、物語りの方向性を変更し、再投稿させて頂くことになりました。続きを楽しみにしてくれていた皆様、本当に申し訳ありません。
1章の部分は前回のものと殆ど同じです。2章からの内容を、今までのものと交えながら大きく変更予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-10 22:18:58
289133文字
会話率:30%
この国は軍が支配している。度重なる戦争で人口は激減。だがそれでも軍は戦争を止めようとしない。そこで各地で軍に対するレジスタンスが結成された。
ひょんな事からレジスタンスに加勢する事になった伊万里は仲間と共に辛くとも楽しい生活を送っていた。あ
の時までは……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-04 11:17:29
18306文字
会話率:66%
噂の始まりは『夕暮れ六時、時計の針が直立し、異界の門は開かれる』だった。
子供たちがどこから仕入れたのか出所の分からない噂だが、広まるにつれて生徒達の関心を寄せていく。
そんなある日、新聞部に所属する少女クラヤミは、真相を探ろうと薄暗く真っ
赤な校舎を探りだす。
そして、地面に浮かび上がる不思議な時計模様を見つけてしまった。
直立する針、それはまるで地獄の底へ繋がる扉のようで……
好奇心から彼女は封印を解いてしまい、異界とコチラの世界が繋がってしまった!
伊勢海小学校……ここには異界、冥界、魔界に妖怪、この世ならざる不思議なものがやって来る。
目には映らないナニカを写すカメラ、廊下を駆け回るマンドラゴラ、髪に憑りつくモノ、他にも数えきれないくらいのオバケ達。
怖いだけじゃない、奇怪で爽快で難解な怪談話。
今日は何がやって来るのか、それは皆さんのその眼で確かめてください。
※この物語はフィクションです。実在する企業や人物とは一切の関係がありません。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-10 16:09:55
232185文字
会話率:41%
大村 航大。かつては野球に関して十年に一人の逸材と呼ばれた少年だったが、とある理由から野球を辞めてしまってその面影はなく、変わり映えのない日々を過ごしていた。
だが、幼い頃に約束を交わした少女が彼の前に現れ、止まっていた時計の針は動き出す。
居場所、隠された過去、因縁の相手、陰謀……。
これは、幾多の壁や悩みを乗り越えて、栄光を目指す少年少女の野球物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-09 18:00:00
305474文字
会話率:37%
時計の針は、時を刻むもの?
最終更新:2022-11-25 12:00:00
559文字
会話率:0%
昨日が好き。
明日なんて、好きじゃない。
最終更新:2022-11-24 07:00:00
491文字
会話率:0%
時計の針が近付いている。
もうすぐーー、分かれなくてはならない。
最終更新:2022-11-18 00:18:36
200文字
会話率:0%
15年ぶりの故郷、そして実家は時計の針が止まったままだった。
だが、時代は刻一刻と流れている。
青年もまた、針の止まった時計を抱えた1人。その彼がかつての恋人と再会を果たし、止まっていた針が動き出したとき、きっと何かが変わるはず……
※途中
、性暴力の話が少しありますのでR15としております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-20 19:11:05
27387文字
会話率:50%
強豪・山吹実業の野球部にスポーツ推薦で入ったものの、怪我の影響で思うように力を発揮できなかった村雨慎吾。「推薦枠の無駄遣い」と部員の一部からいじめられていた彼は、付き合っていた彼女にも振られ、傷心のままに野球部をやめ、転校する。
転校先の
青嵐高校では野球から離れようと思っていたところ、隣の席になったのは中学時代の同級生で、今は野球部のマネージャーを務めている少女・雪白芽衣だった。
実は中学の頃から慎吾のファンだったという彼女に励まされ、慎吾は再び野球を始める。
止まっていた彼の時計の針が、ゆっくりと動き出したのだ。
そして迎えた、3年夏の県大会。
復活した怪物は、並いる強豪校相手に快刀乱麻の投球を見せるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-15 18:13:30
202090文字
会話率:32%
終末時計の針が午前0時を指してから1,000年経った後の世界。
『巻き戻し』なる大災害によりほぼ全ての機械が分解され、旧き在り方を取り戻したある大陸のある国で、叔母に軟禁されていた少女少年が、小さな自律機械人形の力を借りて脱出を図りま
した。
いけ好かない従弟、屈強な追手、悪辣な人攫い。道中は問題だらけなうえ、味方であるはずの機械人形も隠し事ばかり。それでも一つ一つ克服し、省みつつ一歩ずつ、一行は前へ進んでいきます。
人間と機械、理解と後悔、仕組みからして異なる逃亡者たちの行き着く先は。
*集英社ノベル大賞3次落ちの応募作を、評価シートに沿って再構成した長編小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-10 10:00:00
265123文字
会話率:44%
普通の人生を謳歌する、主人公の天草克也(あまくさかつや)。
今まで、克也の人生において、特別なことは【記憶】にあるかぎり起きていない。
そんな克也のもとに、1人の少女が現れる。
初対面の筈の少女に、何処か懐かしさを覚える克也。
当たり前
だった日常が、あっさりと崩れ去り、止まっていた時計の針が動き出す。
それが、どんな未来に向かっていようとも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-19 12:55:28
134471文字
会話率:33%
✣真夜中に聞こえるのは✣
規則的な時計の針の音で真夜中に目を覚ました奈津希はラジオから音が流れているのに気がついた。
はじめはただの消し忘れだと思っていた奈津希だが、その夜から夜な夜な不思議なことが続いて……
✣ラジオ放送は楽しい✣
高校
生の喜多見の趣味はラジオを聞くことだ。
ある日、喜多見はラジオのチャンネルを回していると、奇妙なラジオ番組を見つけた。
✣透明人間のラジオ✣
三門電子機器修理店を営む三門洋一は捨置かれていた一台のラジオを拾う。
その日、丁度店を訪れていた叔父からラジオに纏わる奇妙な話を聞いて……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-12 00:00:00
7063文字
会話率:18%
休日に起床したとき、時計の針が十二時を超えていたら、なんだか全てが台無しになった気がする。平日の仕事が走馬灯のように思い出されて、暗澹たる思いに支配される。
安定した生活を望んでいる自分もいるのに、何故ここを選んだんだっけ。
人並み
の幸せが欲しかった。
誰も持っていない魅力を持ちたかった。
一目置かれる存在になりたかった。
けれど、ただ生きている。それだけで終わるのかもしれない。
その事実から必死に目を背けて、俺は娯楽を貪った。そこにある営みに目を奪われて。
俺は、クリエイターと呼ばれる職業に片足を突っ込んだ。
続けられるのかは、分からない。これが本当に自分の望むことなのかも、分からない。
安定した生活に後ろ髪を引かれながら、衝動に従い今日も生きる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-30 19:14:59
3104文字
会話率:2%
物語には終わりと始まりがある。
登場人物すべてに物語があり、語り部が語るはほんの一部。
教室に残る十人の男女。時計の針は数字の十を指している。月を覆う濃い雲は淡い光を隠していた。
トランプの擦れる音、唾が喉を通る響きだけがやけに増幅して聞
こえる。
仲が良い、訳じゃあない。小学生からの付き合いというだけの十人はよく言って悪友か。放課後の教室に、堂々残り見つかることも気にしていない。
金曜日の二十二時、どうせ明日は休日だ。子供と大人の猶予に生きる、秘密を共有したい年頃の男女は小さな宴に浸っていた。世界が崩れ去ろうとは知らずに。
これは旅の物語。紡がれるのは幸福か、それとも絶望か。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-30 04:07:56
51227文字
会話率:48%
出会ったその日に、彼女は自分のセクシュアリティを告白した。
ボクの好みのタイプではない彼女。
彼女にとって、そもそも恋愛の対象にはならないボク。
それなのに、いや、それだからこそ、かもしれない。
ボクたちは同じ時間を過ごした。
人生の中では、通り雨のようなほんの短い間のこと。
時計の針を元に戻すことはできない。けれど、
雨に彩られたそれらの日々の、
淡い記憶の1ページが、心の奥底からふと蘇る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-19 11:00:00
7095文字
会話率:39%