帰り道、落ちていた小銭に欲をかいて壁に挟まってしまった秋山伊吹は、偶然通りかかった人に助けを求めるのだが……現れた救世主はなんとクラスのアイドルだった。
カクヨム様にも投稿。
最終更新:2023-11-13 20:07:43
6611文字
会話率:53%
ようやく家の前の道路の工事が終わった。
……かと思えば、ツギハギのデコボコクソ道。
車に轢かれた犬の糞が、そのツギハギの隙間に挟まってやがる。
年度末に予算を使い切るために、わんさか適当に工事しているんだ。税金の無駄遣い。
なんて、話を
聞いたことがあるがよくは知らん。
スーツを着ちゃあいるが俺は高卒だ。家のローンもキツイ。
目の前の家のご主人は多分大卒。
頭が禿げ上がっちゃいるが、懐に余裕はありそうだ。
と、目が合い「どうもー」と挨拶。温和そうだが、よく知らんから、ただただ気まずい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-26 11:00:00
1676文字
会話率:5%
甘すぎて胃もたれするくらい甘々な恋愛をしている黒井と白石。そんな2人の恋愛の間にいたのは黒子。黒子とは歌舞伎とかシン○ンジャーの後ろにいる黒ずくめのあれ。さぁ百合の間に挟まってしまった黒子さんは色んな意味で大丈夫なのか。百合が好きな人や甘々
な恋愛が読みたい人は良かったら見てってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-25 20:49:35
1915文字
会話率:77%
王国で騎士として働くアレックスには、年の離れた婚約者がいる。名前はポーリン。政略による婚約だが、アレックスはポーリンの事を妹のように可愛がって大事にしていた。……のだが。
「アレックス様。抱いてください」
久方ぶりに顔を合わせたポーリン
は、とんでもない事を言い出して……?
国を揺るがす一大事の裏で、すったもんだ(?)するアレックスとポーリンのお話。
ごく普通に真面目な年上騎士×思い込むと少し頑固で走っちゃう年下令嬢の、コメディにならなかった短編です。
■
昔書こうとしていたとある短編の裏側的な短編なので、主人公たちとは別に物語の本筋っぽいものがあります。もっと短い予定が予定にない展開が挟まってしまいました。元はギャグというかコメディ風味にするつもりが、書けば書くほどコメディから離れていく。コメディとかほのぼのとか書こうとしたんです。本当なんです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-02 23:42:29
25154文字
会話率:30%
町の図書館で借りた本に挟まっていた魔法の栞によって、本の世界へと行くことが出来るようになった主人公は、未完成の遺作の小説を冒険し、小説の中で物語を完結させるべく既刊されている巻数を順番に解き明かしていく。巻数をクリアする毎にその報酬として使
える魔法が増えていき、第3巻までをクリアした現在、使える3つの魔法セーブとロードとリセットを駆使し、今、第4巻目の冒険が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-02 20:46:21
121012文字
会話率:61%
姉の婚約者を奪い、婚約破棄を言い渡したものの、逆に論破され、全ての罪を一人被り処刑されることになった侯爵令嬢フィーア。全ての人が彼女を糾弾する中、たった一人、彼女を弁護する者がいた。それが姉であるクリスティーナ。
己の罪を悔いて、反省す
るも、ギロチンの露と消えるしかないフィーア。
処刑されることで多くの人の気持ちを晴らすことができるが、姉には罪を償うことはできないと知り、取り返しがつかないことをしてしまったことに気が付く。
神に贖罪する機会を懇願すると、時を遡り、巻き戻し人生を送ることに。
そして、彼女は成長し、再びあの婚約破棄の現場に足を一歩進めるのだった。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-30 12:14:52
11183文字
会話率:32%
教科書を忘れて来てしまった私は、隣の席のインテリ男子に教科書を見せてもらう事にした。これって彼と接近する大チャンス! だったのに、開いた教科書には…〝毛〟が挟まっていた。
どうしよう…、どうしようっておかしいけど、どうしよう…。
物理の授
業中に繰り広げられる青春ラブコメディ。果たしてインテリ男子はその大ピンチにインテリを貫く事ができるのか?そして私のささやかな恋はどうなるのか!
(なろうラジオ大賞4不参加作品です。文字数:3000字のため)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-06 18:18:49
2955文字
会話率:37%
潜在的に自殺する人間にオレンジ色の栞が挟まっているのが見える、高校生の三嶋澄人はクラスメイトの和倉彩乃に栞が挟まっているのが見えた。
放課後、屋上から飛び降りようとした彩乃を助けると彼女は澄人の頭を撫でて、その場から立ち去った。
翌日、
彩乃に呼び出されて、助けた責任を取ってほしい。全額予算を出すので自殺しない為の未練作って欲しいと言われる。オレンジ色の栞の色を白くさせるのは、出来ないと知りつつも未練作りをしていくーー。
※ 毎日19時頃、更新予定です。
※カクヨムにも同名の小説を投稿しております。
⇨折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-21 12:00:00
117033文字
会話率:47%
私は裕福な家に生まれた。しかし、父はいつも母と私に冷たかった。
その原因は母と父が結婚した経緯にある。
家同士の利害の一致により双方の親から強引に決められた、いわゆる政略結婚だったのだ。
それでも母は良い妻になる努力を続けた。
しかし、父の態度が変わる事はなく、私は父と目が合った事もなければ笑った顔もみた事はない。私達を存在しないもののように扱い続けた父はある日、突然失踪した。原因は分からない。
その日から生活の全てが変わった。
嫁いだ家から生家に戻された母は、母の継母によって追い返さる。他に頼る当てのない私達は帰る場所を失った。大人達の非常な対応に落胆する私を見た母はある提案をする。
『旅をしながら穏やかに暮らせる場所を探そう』
母のその言葉に希望を抱いた私はすぐに賛成した。
長い旅を経て、ようやく落ち着ける場所も見つかり、平穏に暮らす私達はとても幸せだった。
しかしそんな幸せは、ある時見知らぬ誰かから届けられた一冊の本によって壊されていく。
その本には『悪役令嬢は地獄に落ちろ』そう殴り書きで書かれたメモが挟まっていた。
父の名前で書かれたその本の内容は、父自身の体験を元に書かれた恋愛小説だったのだ。感動のラブストーリーとして世間で話題の人気小説になっているようだった。
母はその小説の中で、二人の純愛を引き裂く悪役令嬢として登場していた。まったくの事実無根のひどい内容だった。
本の最後には幼い子供を抱く見知らぬ女性とその横で幸せそうな笑顔を向ける父の姿が載っていたのだ。
その瞬間、失踪の理由はその女性との駆け落ちだと理解した。同時に心の底から父を恨んだ。
それ以来私はその小説の存在を母に隠し続けた。
しかし、ある時見知らぬ誰かの手であの暴言が書かれたメモと共に、その本は母の元に届けられてしまう。
その日から顔の見えない誰かからの嫌がらせが続く。執拗な嫌がらせに母はしだいに壊れていく。
そんなある日ついに決定的な出来事が起こってしまう。
私は母の幸せを取り戻す為にある決断をした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-10 23:09:44
117587文字
会話率:41%
自国の第一王子から返却された本を図書館の棚に戻していたカタリーナは、厚い本の間に薄い本が挟まっていることに気がついた。
落とした拍子に目にしてしまったそれは、特殊性癖の、どピンクなエロ本だった。
――なにこれッ!?
固まっている
と、その本を手にしているところを王子に見つかってしまう。
口止めのために殺されるのではと真っ青になったカタリーナだが、その場に父親が現れる。
「娘が何かご無礼でもはたらきましたでしょうか」
「いいえ。彼女に一目惚れしてしまったので、求婚しようとしていたところです」
――この王子、何言ってんの!?!?
当日のうちに婚約が決まり、カタリーナの意思はそっちのけで国全体はお祝いムードになってしまった。
「あの、殿下、口外しませんので婚約破棄をしていただけないでしょうか……」
そう頼み込むが、婚約破棄はしてもらえないのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-07 18:10:00
11842文字
会話率:46%
誰もが欲望の囚人なら。
違うのは、鉄格子の幅の大きさだけか。
すり抜けるも、挟まって身動きがとれなくなるも。
そんなのは、自分しだいだとでも言うのか。
最終更新:2022-06-12 07:00:00
372文字
会話率:100%
社内で人気のある若手女性社員から受け取った書類の中に、「今日、あいてますか?」という付箋が挟まっていた。
最終更新:2022-05-18 11:53:55
569文字
会話率:34%
花野陽菜と、青葉和樹は、水曜の放課後担当の図書委員である。ある日、本の中に挟まっていた淡い紫色の栞と、桜の花びらが謎を呼び起こし…。
暇すぎる図書委員2人の謎解きが始まります!
最終更新:2022-04-23 00:00:00
2972文字
会話率:56%
最新作のVRMMO、「遊戯の皇国」にログインしたモカ(中身は男)。しかし、このゲームは不快罪で訴訟を起こしたくなるほど広告が挟まってくるクソゲーだった。それでも楽しもうとする悲しきプレイヤー達。宣伝塔と化したゲームをプレイすることはできるの
であろうか……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-20 23:17:36
8766文字
会話率:39%
誰も知らない街へ行きたい。
思えばそんな気持ちからだったのかもしれない。窓の外を眺めてふとそんなことをおもった。今日はあの日、私の人生を変えたあの日とあまりにも似たような雨だったから。この雨を追いかけて行けば私を変えてくれる「何か」に出会
えるかもしれないなんて不確かな確信を持ってしまった。
その日は視界がぼやけるほどの雨だった。定期的にも不定期的にも聴こえるその音は私に何もかもどうでもいいと思わせるに十分だった。傘をさしていたのかさえも覚えていない。ただどうかしていた。そう、どうかしていたのだ。携帯から連絡先はもちろん、全てのアプリを消して、設定を開いて初期化した。マンションは解約して、行く宛もなく小さな肩掛けのバックだけを持ってバスに乗った。雨が頬に落ちる。今だにはっきり覚えているのは見慣れた景色がだんだん知らないものになっていくのに、私の心だけはあの都会の風景に残されたままだったということだ。
ある日会社をリストラされた主人公、西野はたまたま通りかかった喫茶店に入る。そこには20代前半くらいの整った顔立ちの好青年がいて、手慣れた様子で席へと案内する。彼の入れるコーヒーは心を満たしてようなくれる安心するような包み込まれるそんな味がした。気づけば西野は涙を流していた。そんな西野に彼はハンカチを差し出して、この席は特等席だと言う。そして彼の細くて長い指が差したところには栞くらいの大きさの紙が挟まっていた。そこには【夕刻、雨の降るバス停 行き】と手書きの文字で書かれていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-21 00:21:44
4083文字
会話率:53%
『七匹並んだカエルの石像。もし動かしたり壊したりしたら……』メモ帳の隙間に挟まっていた、ちょっとした小話です。今年もカエルの鳴く季節になりましたね。
最終更新:2021-05-25 20:17:09
3854文字
会話率:56%
20代の会社員である美加代。
ある日の深夜、昔買った古本に挟まっていた
紙きれをみつける。
そこには幸せになれる願いを、ひとつだけ叶えられる
神様を呼び出す方法が書かれていた。
実行した美加代の前に、青年が現れる。
そこで美加代は願いを
口にするが、
結果として幸せになれる願いでないと叶えてもらえない。
却下されても、次々に願いを口にする美加代。
その中に、美加代を幸せにする願いは
果たしてあるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-07 11:52:51
17148文字
会話率:34%
祖父の遺品整理をしていると、ある一冊の小説を見つける。本には写真が挟まっており、そこには二十年前の日付と名前が記されていた。本を読み進めていくうちに写真と、小説が繋がっていく。この小説は誰が書いたのか、またこの女性は誰なのだろうか……。
最終更新:2021-05-06 17:49:52
5153文字
会話率:55%
本郷奏太(ほんごうかなた)は友達も彼女もいない、孤独な高校生。
奏太は自分が不愛想で無口な事を気にしている。
ある日、奏太が図書室で借りた本を開くと、一ページ目に可愛いメモが挟まっていた。
気になって開いてみると、メモには、ネタバレを含んだ
辛口のレビューが書かれていた。
メモは様々な本に挟まっていて、どれも面白く、次第に奏太はレビューを書いた犯人と話をしてみたいと思うようになる。
体育祭の時期になり、奏太は保健委員に推薦され、断ることが出来ずに決定してしまう。
体育祭の練習期間、奏太は怪我をした女子生徒を助ける。
その後、保健委員のミーティングで、奏太の助けた女子生徒が奏太に声を掛ける。
保健委員になった女子生徒は「花崎ひなの」という名前で、花崎の筆箱から覗いたメモ帳が、レビューのメモと同じ柄だと奏太は気が付く。
花崎は奏太がメモを挟んだ本を持っていることに気が付き、咄嗟に、その本を読んだことが無いと嘘をついてしまう。花崎は自分が犯人であることを隠し通そうとするが、二人は勉強をしている時、奏太は花崎の筆跡が、犯人のものと一致することに気が付き、花崎がメモを書いたのか、と問うてしまう。花崎は奏太に嫌われたと思い込み、奏太を避けるようになる。
悩んだ末、花崎は人間失格の本に手紙を挟んで奏太の机に置く。奏太も返事を書き、やりとりをするが、奏太は直接話をしないといけない、と決心をする。
奏太と花崎は顔を合わせ、懸命に互いの気持ちを言葉にする。
二人は同時に告白し、恋愛を成就させる。
(重複投稿をしています)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-22 18:13:24
13555文字
会話率:39%
自称平凡な女子高生、間 四葉(はざま よつば)の日常は一変した。
聖域を崩壊させ、2人の美少女に二股をかける彼女にとって、もはや心を落ち着けられるのは自宅だけだ。
そして、彼女には2人の妹がいる。
天使のように甘えてくる小5の妹、葵。
最
近ちょっと冷たい中3の妹、桜。
これは間女、四葉と、妹たちにまつわる物語である。
※「百合の間に挟まってしまった女 ~聖域崩壊編~」の続編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-13 20:47:23
8442文字
会話率:45%
この高校には『聖域』が存在する。
2人の美少女が作り出す、仲睦まじく尊い世界が。
これは、自称平凡な女子高生、間 四葉(はざま よつば)が無知ゆえに2人の美少女の間に割り込み、
そしてその聖域を崩壊させてしまう物語である。
最終更新:2021-02-12 12:02:22
11110文字
会話率:43%