瀬戸口ゆかりは長崎県の青林島に住む中学二年生の少女です。ショートヘアーの髪形でスポーツが得意ですが、勉強が苦手な女の子。
青林島は過疎化が進み、中学生はゆかりを含めて七人だけでした。中学を卒業すると本土の高校に行くために島を離れることに
なります。漁業以外で働く場所も無く、若者が住めない青林島の将来をゆかりは憂えていました。
学活の時間、ゆかりは青林島を明るくする方法を先生に尋ねます。すると先生は簡易型の水力発電機で道路に外灯を灯す方法を教えてくれました。
青林島は夜になると港の付近以外は暗闇に閉ざされます。だが、外灯が灯れば島の人の心も明るくなるはず。ゆかりはそう考え、青林島活性化応援部を創設します。仲間と共に水力発電機を製作し桜並木通りに外灯を灯します。
たった一基の外灯でしたが、それが評価され、村役場から補助金を貰い増設することになりました。さらにゆかりの提案がきっかけで、桜並木通りで夜桜祭りを行うことになったのです。
青林島には樹齢四百年の降龍桜があります。この桜は県指定の記念物です。ゆかりたちは降龍桜をLED照明で照らし、その美しさをテレビで知らせ、観光客を島に呼び込みます。
観光客の一人に大野仁美がいました。彼女はゆかりと意気投合し、ゆかりの親友となります。
夜桜祭は仁美の助けもあり大盛況でした。
ゆかりは大野仁美を島に呼ぶために、今度は蛍祭りを提案します。そして水力発電機が増設され、LED外灯は島の中央まで達します。さらには海水浴場を設立し、海の家を建てるのです。
蛍祭りの日、多くの観光客と共に仁美が島に来ます。その夜二人で蛍を見に行くと、多数の蛍が沼のあちこちで光を放ちます。天空には天の川、周りには無数の蛍のきらめき、仁美はまるで異世界の風景のように感動します。
このときゆかりは将来の目標を決めます。
その目標はとても大変なものでした。
ゆかりはその目標に向かってひたむきに努力します。そして…その夢が、ようやくかなうのです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-10 12:00:00
100036文字
会話率:41%
山間の辺鄙な村、「みころ村」。
毎年8月の20日間だけ、この村は大盛況になる。
その理由は、村の総力を結集して開催する「大人が本気で泣く、肝試しツアー」。
村民上げての一大イベントの成功には、とある秘密があった――。
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『尻尾が生えるまで、待ってて』のロングバージョンです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-23 13:00:00
22914文字
会話率:47%
山間の辺鄙な村、「みころ村」。
毎年8月の20日間だけ、この村は大盛況になる。
その理由は、村の総力を結集して開催する「大人が本気で泣く、肝試しツアー」。
今年も、夏が来る。
清水家の梗子《きょうこ》は、「肝試し」を仕掛ける
ために、みころ村に帰省した――。
【ショート・バージョン】
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※この作品は、イベント参加作品として「エブリスタ」にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-31 01:00:00
7892文字
会話率:44%
僕は地球の衛星である月に住んでいた。いつも地球を眺めながら、いつの日か、地球で生活することを夢見てきた。それは月世界に住んでいる人たちの夢でもあった。地球から月に旅行でやってくる人たちもいるけど、もっとも多いのは月から地球へ行く人たちだ。あ
る時、地球から月へ移民してきた家族がやってきた。僕のクラスにやってきた女の子だった。地球的美人っていうやつだ。僕は一瞬で恋に落ちた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-18 20:27:15
854文字
会話率:0%
巨額の富を持つ一人の富豪のより、ゲートボールがプロスポーツ化した世界。
元々ゲートボールとは老人の遊びと思われ続けてきた過去を持っていたが、
プロスポーツ化し、未曽有の投資が行われることでそのイメージを変えていった。
今では、ゲートボー
ルのスポーツくじが大盛況となっている。
スポーツくじが流行っている理由の一つにジャイアントキリングを起こさせる存在が注目されている。
試合で負けそうな劣性の選手が突如、勢いをつけ相手に勝ってしまうのである。
勝った選手の一人が勝利者インタビューで発した発言が大きなニュースとなった。
「私はある男の指示に従ってプレーをしただけだ。そしたら面白いように展開がこっちに傾きだした」
ある男…。それがジャイアントキリングを起こ続けている存在だった。
その男は次第に人々に、ギリシャ神話の勝利の神になぞられ『アレス』と呼ばれるようになった。
そんなある試合で
プロゲートボーラ―のなずなは気を落としていた。
この試合に負ければ、自分はプロを引退しないとならない。
家庭にも恵まれず、父親が無駄に作り出す借金を返し続ける生活。
そんな生活から抜け出す為にも、この新興のプロスポーツになんとしてもしがみついてやる。
しかし、そんな大事な試合の相手がよりによって、実力ナンバー1の佐藤が相手。
絶体絶命のなずな。
そんな中、アレスが試合に介入してきた。
果たしてなずなは勝利を掴むことができるのか。
そしてアレスとは一体誰なのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-22 01:00:00
23838文字
会話率:36%
俺は名もなきバイト戦士だ。
ある日、名もなき企業戦士のOLと一緒に異世界ダンジョンに店ごと転移してしまった。
なんとかして現代に戻る方法を探さなくてはと思うのだが、次から次へと店にやってくるお客様である冒険者やモンスター達。
うっかり120
0本近くも発注してしまった【パワビタンZドリンク】がなんだかステータス全回復アイテムだと冒険者達の間で噂になるとコンビニは瞬く間に大盛況となるのだが、コンビニ経営をがんばって異世界で成り上がると言うわけでもなく。
ダンジョン爆破事件に巻き込まれたり、魔王の12宮で魔族と戦ったり、アイドルをプロデュースしたりと気ままな異世界ライフを送る俺であった。
そんな俺が異世界に転移する原因を作った駄女神と、あと男前な女子高生聖騎士様やフルパワーでしか魔法を撃てない女賢者、ぽんこつ皇女やロリな魔王の娘なんかが織りなすハートフル異世界ダンジョンファンタジー。犬もでるよ。
基本ヒロイン達が無双します。主人公は無双しないしチート能力もありません。口先だけの役立たずです。
※カクヨムにも投稿を始めてみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-09 21:39:24
620391文字
会話率:45%
王都ウェンリードには、半年程前に出来た魔道具屋【レオンハート】が有る。
そこを訪れた者は、必ず2度驚く事になる。
先ずは店に入った瞬間、貴重で有用な魔道具が格安で売られている事に。
そして…それらの魔道具を製作・販売している店主が、成人に
なったばかりの16歳の若者だと言う事に。
高品質低価格をモットーとしたレオンハートは連日大盛況、多種多様な人達がこぞって押し寄せてくる店だ。
無口過ぎて何が欲しいのか分からない探索者。
自分の身を犠牲にし過ぎる傭兵。
まともに弓を使えない狩人。
脳筋で物理優先な魔術師。
甘えん坊な魔王。
勇者。
癖の強い客にも負けず、レオンハートは年中無休で営業します。
※不定期連載です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-24 12:52:25
65455文字
会話率:27%
販売初日から大盛況で即日完売となったVRMMO【ギフトボックス】。
プレイヤーは【異能】を駆使してゲームの進行を行う。
そこで突如現れた【プログラマー】という【異能】を持つプレイヤーにより、
【ギフトボックス】の世界からログアウトの機能
が失われる。
【クリア条件】ボス100体の討伐。
【クリア報酬】全ユーザのログアウト権利
運よく【ギフトボックス】にログインしていなかったため、一時は助かったと思っていたが、
会社の陰謀で【ギフトボックス】の世界に放り込まれた。
これは坂上龍太が、【ギフトボックス】の世界から、現時世界に帰るため獅子奮闘するファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-27 16:37:23
13296文字
会話率:8%
★2017年夏ホラー企画参加作品★
裏野ドリームランドは今日も大盛況。たくさんの家族連れ、友達グループがやってくる。もちろん、恋人たちも……。
最終更新:2017-07-30 19:34:31
3331文字
会話率:34%
焼き鳥の香ばしい香り、屋台運営に勤しむ生徒達…今日は並木高校創立100周年祭だ。並木高校は名門校ということもあり、この祭は全国の学園祭いや、祭りの中でも結構な規模を誇る祭りだ。その学園祭の裏側はとても忙しく中でも、毎年恒例の出店である「メ
イドカフェ」は大盛況であり、常に行列ができる繁盛店だ。そんな大盛況店で、生徒会書記係である山田孝介が、並木高校の天使的存在である同級生の西岡佑美の写真集だと言い張り佑美にメイド服を着せて、大胆な写真を撮影していた。そんな孝介の居場所を推測してメイドカフェの目の前まで来たのは同じく同級生で生徒会長補佐の町田幸仁である。幸仁は、天使からの助けの声が聞こえメイドカフェに入り、孝介に右ストレートをかまして、孝介が身の潔白を示そうと弁解し、幸仁は、孝介の過ちを追求し論破狙っているというやり取りをしているのを仲介するかのように佑美が怯えながら割って入る。何気ない日常が繰り広げられている。だが、いきなり後ろから悲鳴が上がった。振り向くとそこは生徒が生徒達を食らうというまさに地獄絵図だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-26 23:12:50
4930文字
会話率:15%
ここはアスガレッドにある小さなゲストハウス、"ドミトリー:ユキチハウス"。
剣と魔法と魔物の世界では、旅の途中に立ち寄る為のゲストハウスが大盛況!
悩みを抱えたお客様、どこか不思議なお客様、もちろん人間以外も大歓迎!
誠心誠意、ユキチハウスがおもてなしいたします。
さぁ、今回のお客様はどんな人??
ファンタジー×ゲストハウス経営ストーリー!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-18 19:16:15
5922文字
会話率:31%
とある町のラーメン屋。真向かいのライバル店は大盛況。逆転をかけて新しいスープを開発した店主のある夜のお話。
ショートショート。
最終更新:2016-08-07 13:38:08
6266文字
会話率:42%
パン屋の主人は経営難に悩んでいた。
ある日、彼の焼いたアンパンが美少女の姿になって動き出す。
「パンが駄目なら、少女を売ればいいのです」
焼いたパンが全て美少女になってしまう謎の現象に困惑する主人。
試しに売ってみたら大盛況。
量産しなくて
は!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-02 06:31:20
38593文字
会話率:40%
文芸社からパンドレアという本を刊行した錬集奈の詩集です。
全てはこの詩集が担当の目にとまったところから小説家人生はスタートしました。
処女作は無名賞なし作家から半年で260冊の大盛況です。
是非お買い求め下さい。
最終更新:2016-01-11 10:00:00
5724文字
会話率:9%
非常にショッキングな内容となっております。
精神耐性の低い方はお読みにならないでください。
尚、作者に対する苦情は一切合切、受け付けておりますのでどんどん書き込んでください。
最終更新:2015-12-07 18:00:00
1158文字
会話率:20%
幽霊屋敷に住む悪魔が、少女の心臓を求めて彷徨っている。
19世紀パリ。カミーユが働く芝居小屋、幻想座は美しい少女の見世物で連日大盛況。
だが、奇妙な噂が流れ始めてから、異変が始まった。
幻想座に限らず、街中の少女が次々と姿を消したのだ。
カ
ミーユは、消えた女優達を探すため、街へと飛び出す。
だが、捜索の途中で少女を襲う怪物を見てしまい……。
これは、一人の少女が出会う《継ぎ接ぎ》で《ちぐはぐ》で《夢》のようなお話。
※処女作・不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-17 10:51:05
2021文字
会話率:0%
魔王城社員食堂は今日も大盛況で経営者の娘のケシュアは元気に料理を常連さんたちに運んでいた。
そんな彼女には秘密がある……上級魔族が自分の特徴を継がせるために必要な幻の魔族『中級人型魔』なのでバレればさらわれかねない彼女は憑依型魔獣猫ロンロ
ンや犬キュキュなどを憑依させて気配を誤魔化して仕事している毎日なのだ。
そんなある日常連さんの上級魔族な軍人に強引に誘われてしまい、同じく常連さんの護衛官ティインにたすけてもらってドキドキが止まらないケシュアに幸せは来るのでしょうか。
短編連作の魔界な人々シリーズです。
戦闘魔族な私とコンビニ店主な妖精
妖精店主な俺と戦闘竜人なあの子
新人護衛官な僕と魔界軍人なあなた
魔界軍人な私と天然護衛官な彼女
ヘタレ魔族な私と魔界少将なあの人
魔界少将な俺と天才軍師なあの娘
とつながりがあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-25 16:49:07
8898文字
会話率:33%
『妖精戦争』というゲームが流行っていた。
6つの種族で戦い、生き残った1つの種族が国に住めるという設定の元、オンラインバトル、オフライン共に大盛況。
七実汐海もそのゲームをやっている人間の1人だったのだが。
帰り道、汐海はゲームの中のキ
ャラクターとそっくりな少女を見つけて・・・。
「た、助けてください!」
とある戦争に巻き込まれることになる。
ゲームの中に入るのではなく、ゲーム側が現実にくるファンタジーバトルストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-13 23:00:38
80663文字
会話率:34%
久しぶりに取れた休日に噂のケーキを食べに足を運んだ喫茶店。
喫茶店は大盛況で案内された相席には不愛想で笑顔など見せた事のない私が仕えるレクサス家のご当主様が満面の笑顔でケーキを頬張っていました。
『私だけの宝物』と同一の世界観で書いていま
す。
未読の方はよろしければ、そちらもお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-19 00:01:08
2613文字
会話率:34%
--時はXX68年、魔王が世界を支配してる訳でもなしに、盗賊が溢れる様な危険地帯がある訳でもなしに、貧富の差はある物の、奴隷の様に扱われる種族がある訳でもなしに、それでもギルドは今日も大盛況でした。
簡単なもの探しや殺しや盗みを働いた者の
捕縛、それに今も所々に存在する魔物の討伐などに至るまで、様々でして、そんなギルドにいそいそと働く青年がおりまして、覚醒済みのチート持ちでもなしに、魔王の息子と言うわけでもなしに、伝説の勇者様の生まれ変わりでもなしに
しかし、なぜか魔法を上手に使う青年がいまして、その青年のような人間を代行屋といいまして。
※不定期更新です
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-28 00:00:00
3447文字
会話率:33%
エイジンガ―兄弟(ブラザーズ)は犯罪者である。最近も大いに巷を騒がしていたが、それはもう過去の話。
それよりも、もっとホットな最新ニュースがある。彼等は現在25連続強盗の末、警察の手を逃れて絶賛逃亡中。
働き過ぎは彼等の性にはあわない、この
後はメキシコに脱出してしばらくバカンスの予定になっている。
一方、彼等に腹を立てているヤクザ達がいた。彼等は国境線へと向かう兄弟の情報を掴み、ヒットマンをそこに送り込む準備を整えていた。
彼等が顔を合わせるというダイナー、カフェ・プッシーキャット。周りにはなにもない荒野の中にぽつんと立っているこの場所には、なぜかいつも若い娘達を中心に大盛況でしられている。
そこへガンパウダー(火薬)の匂いをぷんぷんさせ、その店へと向かう男達。あと数時間もすれば、店はたっぷりの怒号と鉛玉が、さらに多くの流れる血によって彩られることになるだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-09 12:00:00
30042文字
会話率:38%