分断された元勇者が時空を越えて魔王子にリベンジする話
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最終更新:2024-09-13 08:37:41
2174文字
会話率:36%
現代からそう遠くない未来。様々な国家で男女間の溝が深まっていた。
少子高齢化、未婚率の増加、雇用の喪失、経済崩壊。
そして、男女それぞれの価値観は完全に分断された。
様々な衝突の結果、地球上のあらゆる国家や企業が崩壊。
地上は荒廃し、
汚染された大地が広がっている。
それでも、人類は生きていた。
男と女はそれぞれの生活圏を確立し、戦争を続けていた。
これは、終わった世界で繰り広げられる『男』と『女』の戦い、その最中での運命的な出会い――らしきものを切り取ったものである。
※この作品はそれぞれの視点で展開していますが、どちらから読んでもらっても構いません。
※この作品は性差別やフェミニズムを増長または推進する意図はありません。あくまでエンターテイメントです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-08 21:09:25
32258文字
会話率:16%
100年続いたヴァンクの平和は、突如として崩れ去った。島中に発生した”クリミナル”と呼称される罪人達によって国土は分断、減少した。軍では止められないと判断した王政は、”パーティ派遣制”を制定。それは民間人を”冒険者”として戦場に送り出す、”
冒険”という名の”軍事作戦”であった。制度制定から28年、この混沌とした世界に、1人の殉職自衛官が現れた。生前愛用していた銃と共に。最弱パーティの勇者となった男は戦場へと発つが、旅を続ける内、この島を巡る陰謀へと巻き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-31 11:01:08
505247文字
会話率:35%
島国バルドラの第二王子ジェラルドは、〈妖精王〉の予言によって生まれながらに次期国王と定められていた。だが、本来の王位継承順を無視した彼の立場はかねて城内での分裂の種となっており、彼自身をも悩ませていた。
バルドラはかつて妖精たちが隠れ
住む国だったが、古代襲来したとある〈災厄〉によって乱れ、現在は〈人間界〉と〈妖精界〉が分断されている状態にある。これを〈妖精王〉が統合し、いずれ復活する災厄を滅ぼす――これがジェラルドの受けた予言だった。だが現代のバルドラ人にとって、妖精や魔法はおとぎ話の中のものに過ぎない。予言を根拠として自分が王位を継ぐことに、ジェラルドは疑問を抱いていた。
悩みつつも即位間近となったある日、ジェラルドは謎の覆面集団に襲撃され……。
ジェラルド・・・・・バルドラ王国の王子。第二王子であるにもかかわらず生まれた時から次期国王になることが予言されており、成長するにつれて彼自身もそのことで頭を悩ませるようになる。
リヒャルト・・・・・ジェラルドの側近。小さい頃からの「ご学友」。貴族の生まれらしく丁寧な物腰の青年だが、実は結構な毒舌。
ユージーン・・・・・ジェラルドの側近。元は仕立て屋の息子で、騎士としての実力が認められて王子に仕えるようになった。他のふたりに比べて「世間」をよく知っており、顔が広い。
ヴェルフリート・・・バルドラ王国の第一王子。ジェラルドの兄。長子であることに加えて実務の面でも優秀なため、彼を次期国王にと推す声は根強い。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-26 11:05:22
133604文字
会話率:52%
時は21世紀。現実世界においてグアムと呼ばれているところにある、北海道並みの面積がある架空の島、『南興島』が舞台。
冷戦終結後も、南興島は、北側の資本主義国と、南側の社会主義国に分断されていた。
主人公:楠木沙織は、父に南南興大統領を持つお
嬢様。彼女は、お嬢様らしくどこかに嫁いで、裕福で平穏な暮らしをするのだろうと思っていた。しかし、大統領の側近たちの間で、大統領の後継者問題について、意見が分かれていた。そしてそこに、沙織も少しずつ巻き込まれていく…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-25 16:34:46
93527文字
会話率:72%
破壊神ラモディウスと地上戦線組織ユーギガノスとの戦い、終末戦争が終戦し、大陸世界であるグレイランドが四つの大陸に分断され、4000年にも及ぶ環境変動が落ち着き、人々が外の世界へと進出してから1000年の月日が流れた……。
過去に繁栄時代を
築いたユーギガノスは今では誰もが忘れ去られ、歴史の闇へと消えた。
北のホワイトファング王国。
東のアルヴィオン帝国。
南のファンタジア共和国。
西には烈火の国エストラーダ。と、四大国が誕生し、独自の文明を生み出し、グレイランドは新たな時代を迎える……。
※この物語は、ユーギガノスー終末戦争編ーの続編の話になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-17 06:38:30
530621文字
会話率:28%
剣と魔導術の世界グレイランドは1つの大陸世界である。大陸世界暦1995年、長年の対立競争に勝ち残り、地上を制覇した最強の組織ユーギガノス。そして地上に突如として出現した破壊神ラモディウス率いる軍勢との戦争。まるでこの世の終わりを表す光景に、
これを終末戦争と名称した。激しい戦場にて戦う主人公のアックスとヒロインのリサの物語である。
※この物語は、ユーギガノスの過去の話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-31 00:42:18
61029文字
会話率:26%
日本が東西に分断されてから約七〇年後。
かつて天才剣道少女と呼ばれた剣士は、はブロンドを垂らした剣士と出会う。
毎日12時、18時、20時に更新。
ノベルアップ+様やカクヨム様でも連載されております。
最終更新:2024-07-30 18:00:00
80106文字
会話率:39%
タニル国。
この国は北と南で分断され、北には貧しい人々が、南には裕福な人々が暮らしていた。そして北のエリア(セラタ地区)では、半年前から不可解な誘拐事件が起きていた。
ある日、北エリア出身の主人公の少年は「中央の森」で南エリアで暮らす裕福
な少年と出会う。
2人は次第に仲良くなり、主人公の少年は、将来お金を稼いで南のエリアに引っ越すと誓う。
そして2人は、中央の森に吊るされている右足を見つける「足を探すゲーム」を始める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-21 17:11:41
53785文字
会話率:56%
第三世紀歴703年
地球を失った人類は人口の八割を喪失した。
新たなる故郷アパルに移り住んだ人類は数百年の時を費やし以前の繁栄を取り戻した。
しかし、繁栄は人類に地球を失った恐怖を思い出させた。
恐怖は分断を産み、争いが始まった。
少年・ユ
リウスとレヴィンは争いの中で星を守るために戦う事を決意した…
これは新たなる故郷を守る正義と異なる正義の戦いである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-20 14:33:55
2687文字
会話率:18%
もう分断以前の半島を知る者はほとんどいなかった。協議に参加した人々の顔色を見ても、祖国が統一に近づいた喜びよりもむしろ当惑の方が勝っていた。何より、その数ヶ月前に日本統治時代に生まれた女性が亡くなったばかりなのである。時代を直接経験した人間
はもう一人もいなかった。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-07-07 00:00:00
5357文字
会話率:4%
舞台は20XX年の日本。権力者の争いが起こり、東と西で分断され、両者が睨み合う冷戦状態だった。
私はごく普通のちょっと勉強ができる少女。長野で生まれ育った私はある日、両親に軍へ売り飛ばされた。勉強以外に取り柄がなかった私は案の定すぐに事故死
することになるが、目が覚めたら西の方に転生していた!?
ああ、軍にいたイケメン後輩くんが頭から離れない・・・・・。
ところが、私に次々と不可解なことが起こる。転生した時点でおかしいとは思っていたが...。そんな私の成長物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-12 23:12:54
16909文字
会話率:41%
この世界には多くの人間がいる。
その大多数が自分以外の者と関わり、信用することによって、世界は成り立っている。
だから自己完結した思考回路の持ち主は珍しいのでは無いかと思う。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し
訳御座いません。
注意事項2
この世界に自分を容れない。
因果は常に自分にある。
そうやって生きていきたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-09 22:09:37
683文字
会話率:31%
専門学校を卒業して入社した会社、創業者の先代社長が突然の不幸により後任の二代目社長の横暴な経営方針が原因でブラック企業へと変貌し左遷されて夢や希望を見失ったヲタクで万年平社員の男。
十数年後、偶然に出会った美人コスプレイヤーと清掃員の老
人を助けたことで地獄のような社会人生活が一変し転職サイトで最高評価のホワイト企業へ出向することに。
しかも、配属先は課長以外は年頃の若い女子社員が大半を占める部署。
それも、社内の噂以上の美人揃いで個性豊かな面々。
世の男なら羨ましいシチュエーションだが、女子とは無縁に近い学生生活と高校時代に受けた痴漢えん罪が原因で年頃の女性が苦手なヲタクな男にとっては地獄のような職場環境。
その中に、先日助けた美人コスプレイヤーを見掛けるが本人は初対面を主張するが、社員寮で偶然見掛けた美人コスプレイヤーによって同一人物だと知り二人だけの秘密に。
そんな、新たな部署での新生活は謎と違った意味でのトラブルの日々。
それでも、乗り越える度に部署の仲間達から信頼されるようになる。
ところが、来社した名家の御曹司によりヲタク男が所属する部署が事件の渦中に巻き込まれる。
そんな中、美人コスプレイヤーが会長の孫娘である事を偶然にも知ることになる。
名家の御曹司の目的、会長の孫娘と結婚して家督の後継者を勝ち取ること。
その裏には、ヲタク男の元上司が深く関わっていた。
親子の野望を阻止するために、デートの場所である高級リゾートホテルに潜入。
御曹司は、潜入することを想定して刺客などを用意し望海するなど大騒ぎ。
事件解決後、分断された部署は変温を取り戻すどころか孫娘と恋人関係に発展。
やがて、結婚して見失った夢を取り戻し切り開くことになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 20:00:00
307525文字
会話率:22%
ダメ姉と、生意気“妹”と、火星の公爵令嬢が、宇宙鉄道開業を目指します!
地球と火星コロニーの分断から2世紀半余り。惑星間鉄道「アストロ・レールウェイ」の開業を目指し、試運転列車「エスプロリスト号」が今旅立つ。
新人類の人工生命体「Neb
ulAI」が支配する地球と、旧人類のヒトが支配する火星。二つの世界を繋ぐため、2年間の火星滞在任務に白羽の矢が立ったのは、オタク最終処分省こと文化技術復興省の下っ端職員のヒカリ・サガであった。
彼女が選ばれた理由は、能力ではなく、世界でただ一人の、旧人類と新人類のハイブリッドであること。それを察した彼女は、深く傷付き、覚悟が定まらないまま少尉として列車に乗り込むことになる。
そんな様子を見て、火星滞在任務に同行予定の同僚、ルナ准尉に嫌われてしまう。しかし、衝突しながらも、二人の関係は急速に変化して行き――。
これは、惑星間鉄道「アストロ・レールウェイ」が開業するまでの、紆余曲折に満ちた彼女たちの記録である――。
※dアニメストア様ほかで配信中のWebアニメ「こうしす!EE」と同じ世界線の未来を描く作品です。アニメの他、小説「こうしす!社内SE祝園アカネの情報セキュリティ事件簿」「NebulAI.HOSXI」「ハックしないで監査役」、漫画「伏石ちゃんは意図に反したい」など、関連作品を先にご覧いただくとよりお楽しみいただけます。
【コンテスト応募に関する注記】
コンテスト主催者様へ
本作品は応募者自身(または応募者自身が所有する個人会社)により将来アニメ化することを想定して構想した設定に基づいています。そのアニメの構想全体の進行に影響を及ぼさないようにするため、受賞に係る許諾の範囲は、明確にこの作品の本文のみに限定します。
もし受賞した場合でも、キャラクター・舞台・世界観等の設定およびその設定を使用する既存または将来の関連作品については明確に応募者が全権を留保し、それらの制作、出版及び二次利用その他に関してコンテスト主催者様の許諾を要しないものとします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 15:10:00
139460文字
会話率:54%
――火星移民9世、初めての地球でグルメを楽しむ
時は2413年。火星と地球が分断されてから二世紀半。再び火星と地球を結ぶべく惑星間鉄道アストロ・レールウェイが計画されていた。そんなある日、同鉄道の職員で、火星コロニーで生まれ育った平民階級
の女性、ルキア・レッドフォード大尉とその親友のミンユェ・リー少尉は「市民食レシピN-5」を楽しみにしていた。火星一般市民のソウルフード・通称サイコロ肉が彼女達のお楽しみだ。
その時、地球からの派遣職員二人が、鼻持ちならないお貴族様であるエレノア・ブライトン少尉に引き連れられて、食堂にやってくる。地球人の一人が、サイコロ肉のことを「ディストピア飯」と呼び、ルキアは憤慨する。
ところが翌日、地球へ交換派遣される職員としてルキアとミンユェが選ばれる。総裁との食事会において、彼女達はハンバーグに出会う。見たことのない料理に困惑するが、それが地球料理だと知り、その味わいに感動する。
火星ディストピア飯ネイティブ世代が、地球の庶民グルメを楽しむSFグルメコメディ。
※本作品は「アストロ・レールウェイ ―火星姉バカ放漫軌道―」のスピンオフ作品です。「アストロ・レールウェイ ―火星姉バカ放漫軌道―」を先にご覧いただくとよりお楽しみいただけます。また、Webアニメ「こうしす!EE」と同じ世界線の未来を描く作品です。アニメの他、小説「こうしす!社内SE祝園アカネの情報セキュリティ事件簿」「NebulAI.HOSXI」「ハックしないで監査役」、漫画「伏石ちゃんは意図に反したい」など、関連作品を先にご覧いただくとよりお楽しみいただけます。
【コンテスト応募に関する注記】
本作品は応募者及び応募者が経営する一人会社にて将来アニメ化することを想定して考制作したものです。そのため、受賞に係る許諾の範囲は、明確にこの作品の本文のみに限定します。
キャラクター・舞台・世界観等の設定資料及び設定が共通する既存または将来制作する関連作品(続編、スピンオフ作品、スピンオフ元作品、別シリーズ作品を含みますが、それらに限りません)については明確に応募者が全権を留保し、それらの制作、出版及び二次利用その他に関してコンテスト主催者様の許諾を要しないものとします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 12:20:00
12915文字
会話率:40%
「消滅可能性」をマスメディアは報じています。こんなの解かり切っている話ですし、2000年ぐらいには、有識者(それなりに知恵のある者)なら気付いていた事でしょう。何をいまさら感と危機感煽って対策なしでは、真逆の効果しか得られないと思うので一筆
記載します。基礎自治体の首長、議員、職員からすれば「真面目に仕事しているのに腹が立つ」と思う方も多いのではないでしょうか。「無理な事を指摘して何の意味があるのか?」政府や経済界に対して、基礎自治体の裁量を増やしたり、仕送り額(地方工場やオフィス)を増やす提言なら、少しは意味があるとは思いますけどね。「口は出すが、金は出さす、強い者には歯向かわず」だと、「いらない」とか「腹が立つ」となって分断を生み出す効果しかないですよね。こういう人間、平成から令和になり更に増えるでしょうね。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-04-25 07:46:10
4752文字
会話率:0%
ーークレアシオン王国。
そこでは、王が神と人間を繋ぐ役割をもっている。しかし、あることがきっかけで王が不在となっていた。その王には一人娘がいたが、次代の王となるはずのその娘も暗殺されており、挙げ句の果てに「王の冠」という神と人間を繋ぐ儀式に
必要な物が失われてしまっていた。
ーーだが、儀式ができなくともやはり王というのは必要である。
そのため人々は第一王子を新たな王とする西側と、第二王子を新たな王とする東側の2つの派閥に分かれ、王位継承権を争った。
結果、元々一つだったクレアシオン王国は2つの国へと分断してしまった……。
ーー主人公のアイラは、目が覚めたとき知らない場所にいた。
成り行きで学園に通うことになり、それまで何をしていたのか、自分は何者なのかを知らないまま日々を過ごす。
卒業後、友人である双子のユウとリュウと共に騎士団に所属することになるが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-18 03:58:31
13809文字
会話率:41%
千年前、異界から来た神々と創世の神々とがぶつかり合い、三つに分断された世界。ガナン大陸では最北の国カーネライズの皇帝ジニヤが狂気に走り、邪神の眷属「魔獣」を復活させ自国の民以外を根絶やしにしようとしていた。
だが大陸の半分がその狂気に飲
み込まれてしまった時、伝説の舞台となった聖地オルトランドの丘でそれを再現するかのように創世の三柱の使徒「天遣騎士団」が現れ、窮地に陥っていた人々を救う。
その後、天遣騎士団は魔獣の軍勢を撃破しながら進軍し、ついには皇帝ジニヤを打倒してカーネライズの暴走に終止符を打った。
一年後、天遣騎士団の半数はまだカーネライズに留まっていた。大陸全土の恨みを買った帝国民を「収容所」と称した旧帝都に匿い、守るためである。しかし、同時にそれは帝国の陥落直前に判明したあるものの存在を探すための任務でもあった。
そんなある日、団長ブレイブと共にこの地に留まっていた副長アイズ、通称「黒い天士」は魔獣の生き残りに襲われていた少女を助ける。両親を喪い、成り行きで天遣騎士団が面倒を見ることになった彼女の世話を「唯一の女だから」という理由で任せられるアイズ。
無垢な少女との交流で彼女の中に初めての感情が芽生え始めたことにより、歴史はまた大きく動き始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 17:00:00
343279文字
会話率:47%
生物に干渉し傷を癒す生命術、物質に干渉し破壊をもたらす属性術。二つの活性魔術を用いて繁栄を極めた大国が、超えることの出来ない時空の海によって七つに分断されてから二百年。
命の流れ「アニマ」を視る眼を持つ青年ロイドは、王宮で起きた事件をきっ
かけに、国家の秘密と世界の真実に近づいていく。世界をあるべき姿に戻すため「女神の欠片」を集める旅に出る、ロイドと仲間達。
雨、山、花、海、武闘、賢者、鬼。
それぞれに問題を抱えた七つの国は、彼らの来訪で急激な変化を迎える。
以下、本文から抜粋。
「およそ二百年前、ひとつだった世界で争いが起きた。小さな争いはやがて大きくなり、世界の全てを覆い尽くそうとした。そしてひとりの心優しき女神が、己の美しい身体と共に、醜い戦争ごと世界を七つに砕いた。砕かれた世界の狭間には、空とも海とも似て非なる輝く闇が広がり、その闇を渡ろうと船を出した者達が再び戻ることはなかった。人々はこの美しくも恐ろしい黒い海を『時空海』と呼び、自らの過ちと愚かさを悔いながら、分断された世界の中で各々の歴史を歩んでいくことになる。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 22:28:41
174246文字
会話率:52%
世界を作り上げた二柱の神のうち片方が正気を失い、人が魔物になるという呪いをかけた。もう一方の神はその暴挙を防ぐために、人間界を二つに分断する大結界を創り、その狂神を封じ込めた。やがてその狂神が支配する世界には多くの亜人が生み出され、亜人界
と呼ばれるようになった。
王都のスラムに住む幼い少年のジンは大切な家族をその呪いによって失う。失意のドン底にあった彼は世界の真実を知り、狂った神への復讐を誓う。彼は亜人たちの世界で彼の師となり親となる二人の夫婦に鍛えられ、たくましく成長し自身に隠された力を学んでいく。
やがて新たな力を身につけた彼は、さらなる力を得るために再び旅に出る。哀れな復讐者は大切な仲間達との出会いと別れを繰り返し続け、ついには人間世界に仇なす者となる。それでも彼は神を打倒するために生き続ける。強大な力の前に数多くの友を喪失し、愛する者を奪われ、傷つきながらも、最後まで戦い抜いた末に彼が辿り着いたのは世界の終焉と安息だった。
これは人々から怨まれ多くを失いながらも、最後まで戦い続けた男の物語である。
*恐らくはハッピーエンドになるかと思います。気軽に呼んでくれると嬉しいです。基本的には週一で更新する予定ですが筆が乗る・乗らないでその限りでは無いです。
*この度、僅かばかりの性表現が規制に引っ掛かったためマイルドに修正しました。無修正版の方はカクヨムに掲載しておりますので、興味がある方はそちらをご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-28 18:00:00
1074106文字
会話率:55%
魂操ノ術を使用する魂操者達が過去に起きた事件から起こる事件をきっかけに分断される。
閆魔と迅風はその事件の真相に気付き魂操協会の奪還へ向けて動き出す。
最終更新:2024-02-10 23:04:17
3224文字
会話率:22%