一つの曲に救われた女が曲を作った男と偶然にも出逢い、少ない時間のなか言葉を交わした。たったそれだけのことで、ふたりの人生は狂っていく。24歳訳あり無職の凛音と19歳拗らせ作曲家の倫太郎の人生が交差し始めたとき、普通ではない恋愛がスタートして
しまう。
凛音はつらい時期に出会った曲『colorful』が大好きだった。『colorful』を聞けばどうにかなると思えた。つらくても、苦しくても、やっていけると思っていた。一方、倫太郎は拗らせていた。才能の塊とも言える家族に囲まれ育ったことで、異常なほど卑屈な性格に育ち、己の才能に気付けないまま引きこもりになった。気まぐれに、家族の誰もが手を出していない分野で暇つぶしがてら音楽を作った。その曲が一人の人間の人生を支えてきたと知ったとき──倫太郎の心はめちゃくちゃになった。
出逢ってはいけなかったのか、出逢ってよかったのか。この物語はそんなふたりの行く末を書いた短めのラブコメディです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-17 18:44:10
48691文字
会話率:33%
☆連載版始めました! こちらも読んでいただけると嬉しいです(*´ω`*)
「お前が俺に愛されなかったのが悪い。それだけのことだ」
婚約者である第一王子セオドアへ平民の少女との逢瀬をやめてほしいと何度も苦言を呈してきた公爵令嬢シャルロッテ。苦
言を呈してきたが嫌がられ、愛されなかったのが悪いと言われてしまう。そして結局婚約を解消されることになった。
自分の感情が天候に反映されてしまうという特殊能力を持つシャルロッテは、泣くのも怒るのも我慢をし続け、そして、もう、我慢が出来そうにないと不毛の大地へ嫁ぎたいと願う。
そんなシャルロッテが新たに婚約をしたのは、不毛の大地にあるシュルトン王国国王だった。
感情を抑え生きてきた少女が、不毛の大地で、心自由に魔物を薙ぎ倒す国王に溺愛される物語。
※毎日更新していきます! 楽しんで読んでいただけたら嬉しいです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-10 06:00:00
92669文字
会話率:39%
「お前が俺に愛されなかったのが悪い。それだけのことだ」
婚約者である第一王子セオドアへと、平民の少女との逢瀬をやめてほしいと何度も苦言を呈してきた公爵令嬢シャルロッテは、そう言われ、婚約を解消されることになった。
自分の感情が天候に反映され
てしまうという特殊能力を持つシャルロッテは、泣くのも怒るのも我慢をし続け、そして、もう、我慢が出来そうにないと不毛の大地へ嫁ぎたいと願う物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-24 06:00:00
4459文字
会話率:19%
《神の代行者》たちの戦いを描く、誇り高きガンアクション巨編。続編予定なし。
最終更新:2023-09-26 13:21:26
2313文字
会話率:12%
主人公はといえば、金縛りをこじらせて入院中である。といっても検査入院で、彼の症状は須らく彼の自己申告である。主人公はコロコロと死ぬが、死んだとは一言も言わないのである。死んだらば分解されてどこへ行くのか。それまでやることも無いといういうのか
。そんなはずはないのであるから、それは昔から皆、電話して聞いてきたことであった。死んだらどこへ行きたいか。たったそれだけのことである。
(死して尚、独断論)
と、まあ、架空の電話番号なのであるが、そうでなくば色々と問題である。語呂合わせも良く分からない方が安全だろう。しかしそうした語呂合わせは困ってしまった独断論を以てして、ようやく確信を持って掛けることの出来る電話番号のそれである。異世界転生症候群とかいうものはきっと実際に流行っているのだろうし、現実が劇的に単純ではないから困るのであろう。現実に反して記述可能、我々が我々たる現象としての意志だけによって、ようやく満足に理解可能、そしてまた意志が初めて理解したいところの共感であるから、理解可能である分に、そうしたものが存在していなくば不足であるという気分になるのである。神などもそれである。現実とは意志が理解したくないそれであって、意志とは存在根拠が異なるのである。意志とは劇的であって、こうなって欲しくばこうなるべきという単純な文法を前提としているから、それに対して複雑怪奇な蛇足を大いに含んだ無駄に高画質な現実に嫌悪する。例えばホルスターにモ式大型拳銃を入れて闊歩したいが、そんな状況は到底得られぬという様な葛藤である。
(そしてまた実験)
「死んでみなければ分からない」と言われたから死んでみたが、結局何も分からなかった。そんな諸例を唯一可能な仕方で集める。
※この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-04 23:22:10
973文字
会話率:0%
国内最高峰の頭脳が集まる女子校、都立X高等学校
たかが女子校に国内最高峰の頭脳が集まるわけないって?
そんな宇宙があってもいいだろう
多次元宇宙を自由に旅するあの子の名前は武井ルカ
私たちはこの宇宙で出会った、それだけのこと
最終更新:2023-07-31 19:35:18
33516文字
会話率:40%
どうということもない日常がほしい。
素朴なものがほしい。
未来を信じた決意が望んだ未来を遠ざけた。身近にあった手放せないものまで遠退いて闇に沈んだ。
同じテーブルで、ティーカップやオーバルプレートに向かえたら、それだけでよか
った。
たったそれだけのことに、手が届かない。
それでも手を伸ばしてゆく。
……あの決意は、間違いじゃなかった。
そう信じたから。
今もそうだと、信じているから。
――――――――――――――――――
※文体・台詞の癖が強いかも知れません。ご理解・ご了承ください。
更新:不定期の水曜から土曜に一頁ずつを予定。
完結:五頁を予定。
関連作品:前作「破綻の日常」「幸福の踏台」「冥姫の断凍」「破滅の怨恨(連載中)「水面の木の葉(連載中)」
――――――――――――――――――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-26 06:00:00
91257文字
会話率:61%
ある日、指先から水が滴るようになった男。ただそれだけのことかと思っていたのだが。世界を巻き込んだその現象はある壮大な出来事への布石だった。
最終更新:2023-07-21 14:41:31
1467文字
会話率:6%
なんにも書けなくなってしまいました。でもそれだけのことですべてを悲観しないようにと、この詩を書きました。
最終更新:2023-07-15 19:03:15
854文字
会話率:0%
悲しいときや楽しいときに見る空。空はいつも私たちにギフトをくれる。それだけのことだけれど……。自然と共に生きる。
最終更新:2021-06-05 11:45:08
326文字
会話率:0%
小説にするには、あまりにベタな出会いをした。それだけのことだ。
最終更新:2020-10-03 08:54:16
1948文字
会話率:37%
「エルフィス、すまねぇが……今日でクビだ」
前世で5回、今世では3回目の解雇宣告に、転生者である少女エルフィスは嘆いた。
家なし、仕事なし、魔力なし。
役に立てるように頑張り、必要とされたいだけだった。
ここにいていいと思えるようにな
りたかった。
なのに、たったそれだけのことが自分にはできない。
途方に暮れて実家に帰り、畜産農業の手伝いを始める。苦手意識のあった動物の世話をして、苦手が好きに変わり、今までにないやり甲斐を感じた。
その仕事の成果が貴族の少年ノクスレインの目に留まり、エルフィスは本当の自分の力を知る。
できることを精一杯成し遂げたいだけの少女エルフィスと、成り上がりを目論む下級貴族のノクスレインが出会い、仕事に励み、恋をする?物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-07 05:44:50
130401文字
会話率:35%
お前の求めているものが、みんなと同じとは限らない。
ただそれだけのことで、勝手に落ち込んだり、他人を攻撃するのは時間の無駄だ。
物語の中で、なりたい自分になるがいい。
ここで小説家になれよ!
最終更新:2023-06-27 16:54:24
484文字
会話率:0%
政略結婚で生まれ、五歳で第一王子アルフレドの婚約者となったエミーリア。婚約と同時に生家である侯爵家から王城暮らしとなり十数年。
ある日、恒例のアルフレドとの交流お茶会で受けた質問に答えることが出来ず…。たったそれだけのことで、婚約破棄に。
そんなエミーリアのお話です。
*このお話はアルファポリスさんでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-23 12:00:00
71300文字
会話率:44%
不意に、今思っていることを文章にしなければならないと思いました。空の雲を見て感じたこと。風に吹かれて思うこと。子どもの頃のささいな出来事。思い出。時に世界で起こっていることも。
思いつくまま、書いていきます。急に昔のことを書いたり、世界につ
いて書いたり、目には見えない何かについて書いたりします。
束の間に通り過ぎて、自分でも忘れてしまいそうになる思いを、書きたい。ただ、それだけのこと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-22 00:16:55
15119文字
会話率:5%
「星々を見つめることが好きだった、ただそれだけのことが僕の運命を変えた。」
一晩、星空を見つめていた村上諒一は、突如として異世界へ転生する。魔法と幾つもの種族が存在するその世界は、何もかもが新しく、全てが未知だった。
しかし、諒一はその
新しい世界に挑むことを決意する。彼は自分の知識を駆使し、異世界の魔法と科学を融合させ、星々を渡る冒険を始める。
諒一の目的は、この広大な宇宙を旅しながら、元の世界へ戻る方法を見つけること。しかし、その旅の中で彼は多くの仲間と出会い、異世界での生活を深く愛するようになる。
彼が最終的に元の世界に戻る道を選ぶか、新しい世界で生き続ける道を選ぶか。それは諒一自身がこの壮大な旅の中で見つけ出さなければならない答えだ。
科学と魔法、冒険と友情、そして家族のような絆。全てが融合したこの壮大な物語は、あなたを新たな世界へと誘います。いざ、星を渡る冒険へ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-20 18:00:00
2211文字
会話率:17%
「私は壁を這うナメクジになりたい」
「何いってんの?」
学校に向かう通学路で、私は友人に言った。しかし、怪訝な顔をされてしまう。
もう付き合いも長くなってきた。何も言わずとも察してほしいというのはわがままだろうか。
私はやや憮然として言った
。
「塩対応…。ナメクジだけに」
突き刺さる冷たい視線と沈黙。ややあって友人は口を開く
「で、つまりどういうこと?」
「私の推しが女子高生を見守る壁になりたいって言ってたの!だから私は壁になった推しの上を這い回り体液をこすりつける…」
「やめなさい!花も恥じらう女子高生が体液なんて言うんじゃないわよ。しかもこすりつけるとか」
「ふ、ふひひ」
「ちょっとー?叱ってるんですけどー?」
私の言葉に彼女が反応する。ただそれだけのことが嬉しい。
女子高校生二人の関係についての物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-06 15:17:15
11118文字
会話率:41%
恋愛はいかなる時も人に愛され傷つけられ育てられていく。
それが誰もが羨む恋愛か、はたまた批判される恋愛か。
人生において必ずしも必要だとは言えないが、少なくとも私は必要としてきた1人である。
求めては逃げ、そして心から愛した恋愛を書こう
と思ったのも新しい恋愛に背中を押されたのがきっかけなのだ。
私はこの恋愛を何かに残しておきたかった。
ただそれだけのこと。
そんな恋に必死だった作者の話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-16 22:38:52
4036文字
会話率:72%
送り出すことも
迎えることも
繰り返せることこそが
幸せなんだって
分かってるようで
分かっていなくて
信じたいから
信じさせてほしい
また明日も繰り返せるように
最終更新:2023-03-23 12:35:27
776文字
会話率:0%
目を閉じて
目が覚める
夜が更け
朝が来る
ただそれだけが
ただそれだけのことが
それだけではない
ただそれだけ
最終更新:2023-02-21 09:38:45
495文字
会話率:0%
好きだから
幸せでいてほしい
好きだから
側にはいられない
ただ笑いあえればそれで良かった
ただ語り合えればそれで良かった
ただそれだけのことなのに
それがこんなに難しいなら
知らなければ良かったと思う
知ることができて良かったと思
う
こんな気持ちがあるなんて
こんな気持ちがあったなんて
知らなければ信じなかった
お話の中だけの世界
理想と夢と幻と
綺麗ばかりが詰まった世界
希望と愛と友情と
こんな気持ちがあるなんて
こんな気持ちがあったなんて
知らなければ良かったけれど
知ることができて良かったよ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-18 07:00:00
380文字
会話率:100%
某有名漫画家の『K先生』は、“私”の親しき友人。因みにこの“先生”は、私との間柄や上下関係を指しているのではなく、単なる彼女のニックネームに過ぎない。私が彼女を常々“先生”と呼んでいたので、それに倣って“かの先生”つまり“K先生”と呼称する
————ただそれだけのことだ。
私がK先生を殺したのは、出会ってから数十年後のことである。
(この作品は、「カクヨム」にも掲載しています。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-23 01:49:38
5066文字
会話率:22%
彼には彼の人生があって、私には私の人生がある。
それだけのこと。
最終更新:2023-02-26 16:30:57
1050文字
会話率:23%
キミを安心させたかった、ただそれだけのこと
最終更新:2023-02-20 21:11:48
270文字
会話率:0%
話すタイミングがあって、恋にひとつのもの
最終更新:2022-11-20 10:05:01
317文字
会話率:0%
できるだけ近い距離にいたいと思う、ただそれだけのこと
最終更新:2022-04-28 07:56:27
378文字
会話率:0%
エル・ディア・ブレイズマンは主人公パーティーに加入するヒロインの紹介イベントとして王国最強を決める武闘会の決勝戦で無様に敗北する『かませ犬』である。
探窟家パーティーから追放されたショックで酒と剣に溺れた人生に意味を見出すため参加した大会
の決勝前夜、どうしようもなく酒に溺れ狂っている最中、自身がそんな悲惨な末路を辿るゲームキャラクターであることを前世の記憶から知った。
今日だけ酒を断つ。
ただそれだけのことで破滅回避したエルは万全のコンディションで決勝の舞台に立ちヒロインに勝利する。
これにて一件落着──と思ったのが大間違い。
物語の歯車は崩壊しヒロインが何故か仲間になり、数多のダンジョンに挑戦することになり、ひっそりと消えるはずだったエル・ディア・ブレイズマンという名が世界に轟いてゆく。
あらゆる縛りから解き放たれ、欲望のまま駆け抜ける彼の前に障壁はない。
彼を追放した探窟家パーティー──そう、仲間集めに難航する『主人公パーティー』とエルの運命は、酒瓶一本を分水嶺に書き換わったのである。
※がついてる回は『ざまぁ回』です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-13 21:38:15
81561文字
会話率:42%