──恋してない。でも、恋の話はやめられない。
高校3年生の春乃音羽は、ある日ふらりと立ち寄ったカラオケボックスで、不思議な女子グループに出会う。
恋をしていないのに、恋の話だけで盛り上がる――謎の“非公認部活”、その名も《放課後カラオケ部
》。
メンバーは、恋愛経験ゼロのくせに恋バナになると人格が崩壊するギャル・真壁あかね、感情ダダ漏れのマスコット・小牧ひまり、恋愛脳こじらせ女王・宍戸美咲、そしてすべてを仕切る陽キャ部長・柊千歳。
ふざけてるのに、どこか真剣。
くだらないのに、なぜか胸がざわつく。
恋をしていない彼女たちが、ただ「恋の話をする」だけの日々。
それは、誰よりも不器用で、誰よりも青春な“恋愛未満”の記録だった。
恋を知らない彼女たちが、「恋を語る」ことからはじめる物語。
話して、笑って、ちょっと照れて――
やがてその時間そのものが、誰かに恋をする準備になっていく。
恋をしなくても、誰かを“好き”でいていい。
そんな気持ちが、この部室(カラオケルーム)には、ちゃんとあった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 22:23:00
36537文字
会話率:25%
昆虫博物館の研究員、気づけば“あの夏”にいた――。
仕事に疲れ、情熱を失いかけていた昆虫学者・榊原直人(さかきばら なおと)は、ある日ふと降り立った無人駅で、信じられない光景を目にする。
──そこは、幼い頃に過ごした田舎町。そして目の前
には、死んだはずの幼なじみ「だいちゃん」が、あの頃のままの姿で立っていた。
なぜ自分は、昔の世界にいるのか?
なぜだいちゃんは、この時代に現れたのか?
そして、なぜ“あの昆虫”だけが、いまも輝いて見えるのか──。
虫を追い、笑い合い、心が揺れたひと夏。
その先に待っていた、たった一つの「記憶」と「再会」が、男の人生を静かに変えていく。
これは、“好き”を取り戻す物語。
もう一度、あの夏に帰りたくなるノスタルジー×幻想のタイムスリップ小説折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 17:00:00
18030文字
会話率:23%
「男でも魔法少女になれますか?」
ヒーローの跡継ぎとして育てられた少年が憧れたのは、リボンにフリルいっぱいのスカートを履いた魔法少女。
でも、魔法少女になれるのは「パニエで膨らませたスカートが似合う美少女」だけだと言われていて――。
それでも、自分の“好き”を信じたい。空にある魔法少女学校に入るため、少年はパニエを履く。
これは、運命に抗い、「自分だけの可愛い」を武器に世界を変える少年の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-13 20:00:00
23393文字
会話率:35%
『画面のこちらとあちらで、心を守るために』
配信の世界が広がるにつれて、Vtuberたちは多くの人に応援され、時には羨望や嫉妬、期待や誹謗を浴びながら活動している。
その一方で、ファンの側もまた「推しを守りたい」「誰よりも近くにいたい」と
いう想いから、ときに過激に、ときに孤独に揺れている。
──なぜ、当人同士は仲良くしているのに、ファン同士は争うのか。
──なぜ、数字が伸びることが、誰かの心を傷つけてしまうのか。
──なぜ、ただ好きでいることが、こんなに苦しいのか。
本書は、Vtuberとファンのあいだに生まれる心のすれ違いと、そこからくる無意識の加害・疲弊・孤立を、ファンダム心理・コミュニティ構造・感情の連鎖から読み解きます。
そして、「どうすれば傷つかずに、好きでいられるか」
「どうすれば安心して応援され、活動を続けられるか」を、Vにもファンにも開かれた視点から探っていきます。
感情の渦にのまれそうなすべての人へ。
この本は、誰かの“好き”が、誰かを苦しめないための、小さな灯火です。
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最終更新:2025-06-13 18:21:05
14499文字
会話率:18%
小学3年生のセツナとユウキは、同じ団地に住む仲良しの幼馴染。
毎朝一緒にテレビでヒーローとヒロインの物語を観て、放課後は公園で変身ごっこ。どこにでもいる、だけど特別なふたりの日常。
子どもだからこそ本気でケンカして、泣いて、謝って、もう一度
笑い合える。
そんな純粋な“好き”と“優しさ”が詰まった、心があたたかくなる作品を目指します。
※AIでつくっています。多少の齟齬はご容赦ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-11 21:00:00
8305文字
会話率:37%
感情がウイルス化した世界で、“好き”の言葉が現実を書き換える。
言語感染を無効化できる高校生・御言式彼方の前に、転校生・九頭見柚が現れる。
彼女の「好きです」の一言が、彼方の現実を少女漫画に変えた瞬間、世界の脚本が壊れ始める──。
最終更新:2025-05-24 00:18:46
1491文字
会話率:23%
高校2年生の宮沢青羽(みやざわ・あおば)は、昔から「好き」が分からない。
周囲が恋に落ち、進路に悩み、誰かを求めて感情を揺らす中、
彼だけは何も心が動かず、ただ静かに日常を眺めていた。
「自分には何かが欠けているのではないか」
そう感じた
彼はある日、ひとつの「実験」を始める。
「もし告白されたら、とりあえず付き合ってみよう。
そこに“好き”があるのか、確かめてみたい」
冷静に、でも必死に。
感情の正体を探す彼の前に、同じく“好き”が分からない転校生、白石澪(しらいし・みお)が現れる。
感情を“確かめようとする者”と、“感じないことを恐れない者”——
そんな二人が出会い、静かに、けれど確かに、心が揺れていく物語がはじまる。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-05-22 23:45:06
10313文字
会話率:29%
「好き」って言わせたいのに、毎回言わされてる件。
勝ち気な大学生・新戸は、相方・申田に「好き」って言わせたくて仕方ない。
けれど毎回、いい感じのタイミングで逆に「好き」って言わされてしまうのは――なぜ!?
気だるげゲーマーで悪戯好きな申田
と、新戸の攻防戦(という名のいちゃいちゃ)は今日も平和に進行中。
「さるちゃんおかえり〜!ご飯にする、お風呂にする、それとも、...おれ?♡」
「風呂」
「ちょっと!そこは俺でしょ!?」
気持ちが重たいわけでも、すれ違ってるわけでもない。
ただ“好き”が言いたくて、言ってほしくて、ちょっと意地を張ってるだけの、大学生ふたりの等身大ラブコメ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 00:13:23
851文字
会話率:73%
同居人の真白は、毎晩あたりまえのように私を抱きしめてくる。
それが“好き”なのか、“安心”なのか、“依存”なのか、私にはまだわからない。
けれど今夜、私は――自分の手で彼女を、ぎゅっとした。
最終更新:2025-04-23 04:10:01
5035文字
会話率:23%
恋なんて、どうせ報われない。
それでも、誰かの“好き”になれるって、どこかで信じてた。
結果? 観覧車に一人。泣く準備だけ万端で。
好きにもなれず、なにも始まらず、それでも心だけはぐるぐる回る。
──これは、観覧車と私だけが知っている、ひ
とり芝居の幕引き。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 23:31:16
800文字
会話率:8%
夏休みも中盤戦。好きな人に“好き”と言えない僕は、悶々と部屋で過ごしている。春のフリーマーケットで買ってきた、古びたカセットテープ式のウォークマンを手にして……。
最終更新:2024-11-13 14:34:11
4781文字
会話率:23%
君がせっかく僕に、“好き” って言ってくれたのにな。
最終更新:2024-10-11 03:00:00
1800文字
会話率:47%
私は好きな男性に“好き”と言われたい!
最終更新:2023-03-28 03:00:00
1262文字
会話率:25%
私の事、好きでも何でもないくせに“好き”なんか軽く言わないでよ!
最終更新:2022-06-20 03:00:00
1181文字
会話率:20%
ラーメン
醤油、塩、味噌、豚骨……実に様々な種類と組み合わせで、人々を楽しませるエンターテイナー。
そんなラーメンをこよなく愛する二人の男女が、互いの“愛”をぶつけ合う先に見いだすのは、希望か、絶望か?
最終更新:2024-10-08 20:05:19
2000文字
会話率:35%
自分が自分らしくいられる時間は、どんな時だろう。
好きな物を好きだと言えるのは、どれ程幸せだろう。
辛い時に、自分の心を支えてくれるのはなんだろう。
それは人によって様々で、人の数だけ答えがあって。
どの答えにも、良い悪いみたいな優劣なん
か無くて。
だから自分の“大好き”に、自分だけは正直にいたい。
これは、自分の“好き”を好きと言えなくなってしまった主人公が、周りに支えられながら、自分の“好き”と向き合い、一緒に自分の居場所を見つけていく物語。
こちらは、いでっち51号様主催企画、『歌手になろうフェス』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-03 21:00:00
18336文字
会話率:37%
アニメや漫画、ゲームなどなど、二次元が大好きな主人公、園崎頼花。そんな頼花が、自分の“好き”に正直に、“好き”を“好き”と堂々と皆に宣言していくお話です。
校内イケメンズと呼ばれる、幼馴染みの爽やかイケメン王子に、同じ学年の女子力高い可愛い
子犬王子、そして一つ先輩の氷の王子様。そんな彼らと、ひょんなことから仲良くなり、周囲の女子から妬まれ嫉妬されつつも、それを気にせず自分に正直に生きていく頼花。友情あり、推し活あり、もめ事あり、恋愛要素ありの日常学園物語となっております。
【頼花より】
私は友達が少ないけれど、その分、友達の質はものすごく高い。私を受け入れてくれて、理解してくれる。そんな人と出会えた私は、本当に幸せだと思う。好きって素直に言うのは、少し勇気がいるけれど。でも私は、皆と出会えたから、勇気を出して良かったなって思った。少しでも私の日常を楽しんでくれたら嬉しいです。
【爽やかイケメン王子より】
誰よりも長く頼花と一緒にいると自負している俺。もっと近付きたいって思うのに、なかなか上手くいかない。いつの間にか光とか先輩とか、知らない男を同士にしているし。頼花が楽しそうなのは嬉しいけど、他の男に笑顔を向けるのは、嫌なんだ……しかも頼花、鈍感だし。光の露骨なアピールとか、見ててハラハラすんだよ!あぁもう!誰か俺に良い案くれ!!頼む!!
【女子力高い可愛い子犬王子より】
頼花ちゃんの可愛さがいっぱいつまったこのお話!皆もいっぱいいっぱい読んで欲しいな。そして、僕と頼花ちゃんの仲を応援して欲しい。頼花ちゃん、全然気付いてくれないんだもん。幼馴染みっていう最強の武器を持っている暁斗になんて、頼花ちゃんを渡すものか!どうやったら頼花ちゃん、僕に夢中になってくれるんだろう……
【氷の王子様より】
ライの話か。ライは俺よりいろんな世界を知っているからな。ライのおかげで、暁斗や光とも仲良くなれた。ライは俺の世界を広げてくれる。そんなライの日常が描かれているんだ、きっと楽しいに違いない。ライは俺のこと、どう思っているんだろうか……少しだけ気になるな。未だ怖いやつだと思われていたら、少しショックかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-09 09:28:48
94346文字
会話率:42%
今思い返すと、このころは幸せでした
色々いつも一緒でしたね
当時はお互い“好き”、“愛してる”という言葉は言い合いましたが、それだけでした
当たり前のように過ごしていく中で、いつの間にか育まれた想い
それはお互いいつの日か大きくなっていまし
た
そしてあの日、同時に言って誓いましたね
ですが叶わずに手も届かなくなりました
長い時間を使って頑張ってくれたおかげで、束の間の幸せを送れました
私は何も出来なくて、無力でした
本当にありがとうございます
そして、ごめんなさい
伝えたいことなど色々たくさんあります
ですが上手くまとめられない上に、上手く言葉に出来ません
だけどこれだけはいつまでもずっと伝えたい
あの時も、今もこれからずっと游凪を
游凪だけを――
愛してる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-25 17:43:17
7075文字
会話率:55%
これは、一人のヒューマノイドの“人生”の物語。
21☓☓年。躑躅森虹花(コウカ)は生まれた。彼女は、《知能と身体が人間と同じように成長する》世界初のヒューマノイド。最初は姿も知能も赤ちゃんだったが、身体の成長と共に、人間と同じ時間を過
ごすことで知識を得て、コミュニケーションによって感情を表現できるようになる。恵まれた環境の中で、コウカは次第に人間に近い存在となっていく。
やがて彼女に訪れる、最大の問題と試練。“幸せ”がわからず、“好き”や“愛”の答えを求めるようになるコウカ。彼女の破壊を目論む者が、その感情を搔き乱す。
果たして、ヒューマノイドのコウカは誰を救い、誰に救われるのか。
〈プロローグ〉〜〈第2章〉は開発者のミユリ視点、〈第3章〉〜〈第6章〉はコウカの視点、〈エピローグ〉は別の人物の視点(これは予定)で物語を進めていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-26 13:00:00
241086文字
会話率:62%
態度では示してくれるけど、なかなか言葉では“好き”って言ってくれない。
そんな彼に、しりとりで無理やり“好き”を言わせようとする女の子の話。
カクヨム、アルファポリスにも掲載しています。
最終更新:2022-09-21 21:25:43
2464文字
会話率:64%
ーーそれはとある晴れの日の事。
一人の少女が、幸せを求め、そして、”罪を償うために“、動き出す…。
最終更新:2022-08-24 19:34:46
14695文字
会話率:60%
主人公、【須藤日向(すどうひゅうが)】はスポーツ推薦が決まって晴れて超進学校の帝翔高校に通う新1年生である。
彼は配信アプリ【イリアム】でライバー活動をしている【一ノ瀬花凛(いちのせ かりん)】にあくまで推しとしてど沼り中である。
そ
れな彼は高校で出会った【月城凛(つきしろ りん)】に一目惚れする。
初めての恋。色々とやらかすが、その度に神対応を見せてくれる月城凛にその度に好きが増していく日向。
配信活動をする推しを応援したり、推しの配信で尊死しかけたり、好きな人にアタックしたり、好きな人と青春するだけの至って普通に過ごしていたがある出来事を機にそれが崩壊してしまう。
(一之瀬花凛の正体は月城凛で俺が一目惚れした人がずっと推し続けていた配信者!?)
知ってはならない禁断の真実を知ってしまった日向。
“初配信の時から応援している推し”と“一目惚れしたクラスの好きな人”が同じ存在ということに日向は……
「“推し”と“好き”はべつなんだよぉぉぉぉぉ!!」
相反する二人の存在を受け止め日向は今まで通り配信を視聴できるのか!? これからも好きな人にアタックし恋人になれるのか!?
これは彼のこれからの葛藤を描く物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-30 07:00:00
15915文字
会話率:43%
様々な事情で高校入学を機会にルームシェアをすることになった櫻沢華恋と如月凛。ほとんど初対面でルームシェアをすることになったが、持ち前の明るさとコミュ力で接する華恋と、なんでも受け入れる優しさを持つ凛の性格で特に問題はなくなじむことができた。
しかし、容姿端麗で文武両道、家事をほとんど完璧にこなす凛と過ごすうちに華恋は友情以上の感情を持つようになる。凛からも好意を寄せられていることを知り喜んでいたが、それはあくまでも友情としての好意と知って天国から地獄に落とされるような絶望を味わった。そこで、華恋はヘタレながらも凛と恋人になるために奮闘する。いつしか友情的な意味での好きではなく、恋愛的な意味での好きと言わせるために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-22 22:51:11
520文字
会話率:50%
姉の死に落ち込む主人公が、前向きに生きる力を取り戻すお話です。
最終更新:2021-12-28 03:42:06
996文字
会話率:19%