佐倉 真一郎が長州派にいた頃、新選組は壬生浪士組という名で存在していた。
壬生浪士組という名の頃は、派閥は芹沢 鴨を頭目とする水戸派と近藤 勇を頭目とする試衛館派に割れており、更に文久3年5月の頃に我こそは尽忠報国の士と名乗る者が大量に加入
してきた。第一次隊士募集である。
勿論、それなりに篩(ふるい)にかけて入隊を許したが、多少いい加減なものも混じっていて、採用後も仮同志(ふるい)にかけた結果、近藤達が京で活動を開始して初めて現地で同志(なかま)に加えた隊士達は、好くいえば個性的、悪くいえば不純物が入っていた。其は正に玉石混淆(こう)―――・・・玉はいい加減なものを取り除いた事で更なる輝きを放ち、不純なものどもはその黒さが浮き彫りとなった。中には、両方の性質を具えたものも窺えるものの。
前者は5人しか在らず。否、5人も在れば充分であろう。
美男五人衆と。
後者は、長州からの間者である。
※登場人物は『新選組・真の参謀』を基礎としています。一部のキャラクターや設定は友人の作品を下敷としています(掲載・応募の許諾あり)。
※ 時代系列はおおむね史実通りですが、事件の経緯や解釈などは創作の要素が強いです。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-19 16:00:00
42873文字
会話率:46%
異世界に派遣してから約150年。人々は平穏に暮らしていた。
異世界にありがちな戦争は100%ではないがあまりない(但し内戦はある)。
各国は国の維持のため戦争をしたいが出来ない。なぜなら最強で最恐で最凶の日本自衛隊が常にいるからだ。
各
国は自衛隊に喧嘩を売る(怒らせる)ことは出来ない。売った瞬間破滅するからだ。
なので各国は自衛隊を怒らせることは出来ない。
人々は自衛隊のことをこう口を揃える。「お人よし軍隊だが怒らせるともの凄く怖い 怒らせると物理的に消される。」 今後どうなるかは本編で。
基本的に多人数の主人公がいます。
あらすじでは自衛隊のことを書きましたが外務省などの行政機関もいます。
基本的に「自衛隊最強!」や「日本国最強」であります。 例えるなら、水戸黄門でラストの「この紋所が目に入らぬか!」となり皆をひれ伏すのが近いかと思われます。そうイメージして頂ければ幸いです。
初投稿です。 至らない部分がありますが大目に見ていただければ幸いです。
(主はオタクまでではありませんがアニメ好きです。次いでに多少のゲームも嗜む程度には)
※この作品はほぼフィクションです。自分の妄想をそのまま反映する形ですので賛否は必ず出ますがご了承下さい。
誤字脱字や訂正なども多数ありますがそちらもご了承下さい
それでも構わない方のみご覧下さい折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 23:00:00
1240248文字
会話率:92%
女魔王がこの世を統一して50年、彼女は山のような政務を放り出し、いまや老人となった元勇者と旅に出る。
その目的は、かつての戦いの際に命を落とした自らの子供達の転生者を探すこと。
彼女の子供達はみな人格者であり、正義感から土地土地の権力者
に目をつけられている。
女魔王にとって自らの正体を明かすことは即座に旅の中止を意味するが、我が子の不遇についつい怒りを抑えられず……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 00:24:01
14916文字
会話率:30%
家康と信長の生まれ変わりの康代と信美は神聖学園の生徒会で活躍していた。
地球の神【アセリア】の神使[セリエ](黒猫)地球における天変地異の計画を天界の神使である[メリエ](白猫)に伝えた。
神使メリエは天界の女神【アメリア】伝えると、中間世
界の門番の主人に魂の空間の間の準備を指示した。
同じ頃、田沼学博士と助手の若宮咲苗は神宮の森で異変に気付いた。
皇国の首都東都の国会メモリアルセンターの近くの日山神社では200年祭の式典が準備されていた。
国会では異常事態が発生してパニックが起きインターネットニュースでライブ配信されてしまう。
女神アメリアと神使メリエと門番はアセリアの神使セリエ情報を受け人間界と天界の中間世界で待機していた。
その頃、東都国会メモリアルセンターを震源とする天変地異と海底火山が同時発生して政権が壊滅した。
田沼博士と若宮助手は大陥没事件を大江戸火山の前兆として避難を呼びかけた。
臨時政権が勇者の協力で立ち上がり300年ぶりに徳田幕府が復活した。
陛下の意向により皇国初の大統領は徳田時代の子孫の徳田康代に決定され征夷大将軍を兼務した。
徳田康代16才、徳田慶喜以来の16代征夷大将軍となった。
信長の生まれ変わりの織畑信美、利家の生まれ変わりの前畑利恵、家康の生まれ変わりの徳田康代に天女が加わって、
神聖女学園生徒会女子高生キャビネットが結成された。
水戸藩、尾張藩、紀州藩、加賀藩などが復活して皇国再生が加速する。
神々の力を受けてすべてが変わると言う奇跡のチート政権が誕生した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 20:05:47
402044文字
会話率:52%
(水曜日、土曜日に更新予定です)
水戸霊界図書館......それは、この世のありとあらゆる本が集うとされる場所。
呪いによって体を人形にされてしまった青年、メイ。全ての呪いを解くとされる幻の本を探す彼は、何の因果か、日本の茨城・水戸を訪れ
る。そこで出会った奇妙な赤毛の超能力者、リュウカに案内され、霊界図書館に足を踏み入れることに。しかし本を探す中で、ある謎めいた陰謀に巻き込まれていき......折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-18 21:34:12
45322文字
会話率:39%
玉藻は妖一派でも有名な黒天衆の若頭。父に命じられ向かった先は妖の糧となる呪いが大量に封じられた封印の地。その守護者たる姫乃と相対するが辛酸を舐めさせられた挙句、姫乃の恥ずかしい場所に刻まれた封印術で力を失い小児化してしまう。
元に戻るべ
く姫乃と同じ学校に通い画策する玉藻。
が、姫乃には拒絶され、兄を名乗る弥七には邪魔され、幼馴染である桜子にはなつかれるハメに。
そんな折、使命に準ずる姫乃の不遇な状況を知る。なぜか放っておけない自分に葛藤しつつ、学校内で蔓延するお呪いが原因であることを突き止めた玉藻は、黒幕の弥七と相対。
他の一派の妖に憑依されていた彼を停めるべく、玉藻は桜子と奮闘。姫乃の協力もあり事態は収束。姫乃との距離も縮まっていくかにみえたが、どうにも嚙み合わない物言いに衝突してしまい思い悩む。
そんな時、父への経過報告の最中、かつて姫乃と出会っていた事実が明らかに。立場を重んじた父によって記憶を消されていたことを知り、横暴さに怒りを覚えた玉藻は反旗を翻すも、逆に捕らえられてしまう。
そこに水戸家より叱責覚悟の姫乃が救援に訪れ、黒天衆相手に大暴れ。
しかし、父の強烈な一撃が迫り、玉藻は姫乃を庇い瀕死の重傷を負う。
意識の薄れる中、予期せず姫乃から禁術(キス)を施された玉藻は元の姿を取り戻し、封印されていた以上の力が付与され、父を圧倒。言い分を認めさせる。
闘いを終え、父が提案してくる。それは大妖怪である自分を封じることでそれまでの行動に大義を持たせ、姫乃の負うべき責を免れるというものだった。困惑する玉藻だったが、不器用な優しさを吐露され提案を受領する。
元の姿と二代目の立場を手にした玉藻は姫乃との別れを名残惜しむも、それも束の間、あろうことか小児に戻ってしまう。禁術は不完全な代物だったのだ。再び禁術を迫る玉藻、恥じらい逃げる姫乃。彼女の心の絶対領域などまったくもって知る由もない玉藻の、珍妙な日々は続く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 04:35:48
130256文字
会話率:42%
いじめを受ける上水戸瑞希という少女は、最悪の日々の中を必死に生きていた。助けようとしてくれる大人は使い物にならず、逃げられない環境に絶望していたのも束の間、とある少女に出会った。
その少女は瑞希のクラスメイトを捉え、ナイフを瑞希へ差し出した
。
「好きになさい」
それが、上水戸瑞希が、上水戸瑞希という人間になるきっかけとなった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 21:30:00
21301文字
会話率:44%
ジュード・ヴァーミリオンはかつて将来を期待された若き冒険者だった。しかし、19歳の誕生日に魔族の襲撃から幼馴染の仲間を庇った際、「半減の呪い」を受け、すべてのステータスが半分にされてしまう。以降、彼の冒険者としての生活は一変し、仲間からも見
放され、ただの荷物持ちとして扱われるようになる。
そんなある日、洞窟で仲間に裏切られ、崖から滑落したジュードは古びた遺跡を発見。そこで「引き継ぎ」という謎のスキルを得る。ステータスを翌日に持ち越し、累積させることができるこのスキルによって、レイは失われた力を取り戻し、再び最強の冒険者を目指して立ち上がる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-10 17:30:00
4817文字
会話率:35%
水戸光圀公の諸国漫遊には、この世の妖魔を退魔する目的があった。
天草助三郎と天草凛に出会う前のお話。
初代助三郎の佐々木助三郎、渥美角之進、そして水戸光圀公が日本にはびこる妖魔を討つ。
最終更新:2024-10-05 20:00:00
262403文字
会話率:40%
丹波の一件を終え、水戸に戻って来た光圀達は平穏な日常を送っていた。そんな中、怪しい知らせが陰陽網から届く。
西洋の妖魔絡みかも知れないと、吸血鬼のリマも同行を願い出て、新たなな旅が始まる。
金沢へ向けての道中で、光圀、角之進、助三郎、凛、
リマ、ラルクを待つ者とは!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-07 19:00:00
30365文字
会話率:39%
水戸光圀の諸国漫遊には、この世の妖魔を退魔する目的があった。一行の、渥美角之進、天草助三郎、そして少女の天草凛をお伴に、今回の旅は、大名と猿人の結びつきを暴くため丹波地方へと赴く。
道中での異形との闘い、異人との出会いを経て、丹波で光圀一
行を待つ者とは?!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-16 20:00:00
35459文字
会話率:41%
俺、水戸川 奏気は気づけば見知らぬ森にいた。
そこには俺を襲う化け物が居て、それを簡単に屠る化け物も居て。
なんとか森の中で生き延びる術を手に入れた俺は奇妙な縁でウサギのような動物(?)と出会い絆を育むことになってり、化け物を狩る化け物
になんかついて来いと案内させたところにメイド姿の幽霊がいたり──────
サバイバル染みた生活が移住者を迎えて集落となり、村となり、人の集まりはいずれ大きな都市となる。
この世界に巣食う病魔の正体を知り、俺はそれに立ち向かうための強さを求めてこの世界を生き抜いていく。
これは一人の青年が人の居ない森の中で強さを身に着け、首長となり、侵略者から世界を守る物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 19:18:19
126215文字
会話率:16%
高校生のわたしは社会科見学で鎌倉を訪ねる。
英勝寺の竹林で写真を撮っていたわたしは気がつくと、江戸時代初期にタイムスリップしてしまった。
そんなわたしが、あの!水戸黄門と出会い、妻にされてしまう。
鬼畜俺様な次期水戸藩主光國改めみっくんが立
派な藩主になるように、妻としてきっちり躾ます。
そんな歴史改変恋愛譚です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 21:19:29
20393文字
会話率:29%
紅葉の京都から帰りその後の事が気になって、六色沼で聞き出そうと公園に向かう多恵さん。そこで親から虐待を受けて亡くなった久君に会い、久君を杉山君に託す。翌日友人の柏木さんより水戸の偕楽園に梅の花を描きに行こうと誘われる。一方久君は天使の誠君
が面倒みる事に。石森氏はソバ打ち教室を開きたいがおじいちゃんが怖くて言い出せない。そこで秘策を教える事に。水戸から袋田の滝に回る事になったが滝描きの名手三宅さんと水戸の会員中根さんも同行するとか。ソバ教室は上手く行って開かれるように。
水戸で三宅さんは竹林を描き二人は梅を描く。多恵さんは中根さんに遠景の書き方を教える。翌日は中根さんの車で袋田の滝へ。途中月待の滝へも寄る。袋田の滝でカップルに付きまとう女の幽霊に出会う。女の幽霊はカップルの女性を滝へ落そうとするが失敗。途方に暮れる女を目の前の幽霊さん達の仲間になるように薦めてやる。多恵さんは袋田の滝の滝壺の中に女性の執念を描くことにする。三宅さんは何時もの様に雄々しい滝を描く。柏木さんは目の前を取り掛かった女性が押し付けて行った椿の花のお陰で袋田の滝を描く事に成功する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-05 15:16:33
49997文字
会話率:69%
※勧善懲悪な諸国漫遊記の時代劇として有名な、水戸黄門。
その姿は江戸時代後期に創作されたもので、実態は隠居後関東から一度
も出ておらず、大日本史の編纂に日々を費やしていたと伝えられます。
本作は創作の方の黄門様を題材とした古典落語・雁
風呂の声劇台本書き
起こし作品となります。
諸国漫遊の途中の黄門様御一行。
遠州掛川の宿までやってきて茶屋に昼食と休息の為立ち寄った。
その際、土佐将監光信の手になる半双屏風を目にする。
しかし、その構図は当時の決まりを大きく逸脱した、「松に雁」であった。
その意味するところを図りかねる御一行。
そこへ大阪風の町人の旅人二人が荷物持ちを連れて入って来て、休息する。
彼らは屏風に描かれた光信の「松に雁」の意味するところを知っているようだが…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-27 16:26:49
8182文字
会話率:2%
連日の猛暑、独居老人の殺人事件が発生。
所轄の刑事であるわたしは相棒の女性警官・水戸刑事とともに捜査にあたるが、酷暑のなかどうも捜査員全員がおかしい。
相棒の水戸刑事をはじめ、誰もがわたしの聞いたことのない噂「39度超え連続殺人事件」の
話をする。
なんでも気温が39度を超えた日には必ず高齢者が殺害され、それが管轄外も含めてずっと続いているという。
しかし誰もその「噂」について詳しいことは知らず、発生しているとされる「事件」の関連性も随分曖昧だ。
ただ、上層部までがその「噂」に基づいて捜査を進めようとする。
半信半疑で捜査を進めるわたしと水戸刑事。
とそこに「39度超え連続殺人事件」の真犯人だと自称する男が名乗り出てきた…………折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-18 15:57:03
46153文字
会話率:32%
剣士志望、剣道一直線少女、国東友加(くにさきゆか)。父は公安、母は桜田門の鑑識、兄2人は京都府警というまるで隠密一家のようなメンバー構成の家に生まれた***友加と兄ふたりを育ててくれたのは、両親ではなく京都のでかい木造家屋に住む国東の祖父母
である。友加は、高校3年の夏休み、鞍馬の山裾にある道場から、吉宗と大岡忠介の時代に跳ばされていく*水戸黄門、暴れん坊将軍、大岡越前守、銭形平次、子連れ狼などを懐かしく思い出される方々に***この作品は、2021年6月に投稿した「夏休みにタイムトラベルはいかがですか」を書き直したものです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-18 11:18:54
97373文字
会話率:48%
この小説はボカロPである『モーりす』様に許可を頂き製作しているものです。
原作となる楽曲は以下のURLよりお聴きいただけます。
*******************
【初音ミク】Clover【オリジナル曲】
https://sp.nico
video.jp/watch/sm33243645
*******************
あらすじに関して現在編集中です。
あらすじが書き終わり次第載せます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-29 19:30:00
2652文字
会話率:24%
この小説は『Twitter内展示企画 #ルビーの心臓 参加作品』です。
Twitterでこの作品を見た方はこちらでの応援もよろしくお願い致します。
最終更新:2022-02-27 00:00:00
1374文字
会話率:43%
ある夜、藤沢香澄は自殺を図る。
次に目を覚ました時は全く知らない別人へと転生していた。
最終更新:2021-05-09 16:00:00
5143文字
会話率:56%
吉原遊郭の石田屋の主幸右衛門に後継ぎは居ない。幸右衛門は遠縁の浪人石田を後継ぎにすべく石田に始末屋を頼む。(遊郭における未払いの花代(遊興費)取り立てを生業にする者を始末屋と呼んだ)
始末が済み、花代を届けた石田は、亡き妻佐代に似た下女
の小夜に一目惚れし、小夜も石田に一目惚れした。小夜は借金の形に下女奉公していたが、幸右衛門や石田の仲間の勧めで、石田は小夜の借金を肩代りし小夜を妻にする。
石田に石田屋を継がせたいと思っている幸右衛門は、小夜を上女中にして家人用の部屋を与え、石田に石田屋専属の始末屋を頼む。しかし、白鬚社の番小屋に暮す石田と仲間たちは隅田村の衆に恩があるため、石田は隅田村から石田屋の妻小夜の元に通い、浪人仲間と共に石田屋から依頼される始末をする。
幸右衛門から、日本橋の呉服問屋山科屋清兵衛の倅清太郎の始末を依頼された石田は、妻小夜の情報で、石田たちは清太郎が小梅の水戸徳川家下屋敷で開かれる賭場襲撃を企んでいるのを知る。
山科屋清兵衛の倅清太郎の始末をした後、石田たちは山科屋清兵衛から、『倅清太郎と仲間が企んでいる悪事を阻み、清太郎を山科屋に連れ戻して欲しい』と依頼される。
また、石田屋幸右衛門を通じ、吉原遊郭の小見世仲間から始末屋と警護を依頼され、依頼を引き受ける。
石田は、小梅の水戸徳川家下屋敷の留守居役後藤伊織に剣術指南をしている日野道場の日野唐十郎の紹介状を携えて、水戸徳川家下屋敷に留守居役後藤伊織を訪ねると、まさにその時、水戸徳川家下屋敷の賭場を襲撃する清太郎たち三人に遭遇する。
居合いの達人の石田と、手練れの後藤伊織は、刀と木太刀で清太郎たちを倒して捕縛する。清太郎は家業を継ぐ気がなく、大工をしたいと考え、密かに大工の棟梁八吉の元で修業する身だった。清太郎の仲間二人も大工修業する無頼漢の兄弟子だった。
その後、水戸徳川家下屋敷に留守居役後藤伊織の裁量により、石田は清太郎の仲間二人を死罪にし、清太郎を山科屋清兵衛に引き渡すが、清太郎は改心しない。そこで、清兵衛は清太郎と親子の縁を切り、石田たちに、清太郎の打ち首処分を任せる決断をする。
清太郎の身柄を引き受けた石田たちは、逃げたら首を刎ねる、と言って清太郎の身を大工の八吉の頭領に任せ大工修業させる。清兵衛は清太郎と親子の縁を切る離縁状を北町奉行所に届けた・・・・。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-07-09 09:53:00
29128文字
会話率:40%
日本橋界隈に辻斬りが横行した。被害者は亡き藤五郎と縁の者たちだ。日本橋の香具師の縄張りは、吉次郎一家の残党、福助一味が握っている。
葉月(八月)。五人目の被害者がでた後、三人の刺客が何者かに刺殺された。町方も藤五郎一味も、辻斬りは縄張り
を拡げようとする、福助の仕業と推察されたが確証は無い。
福助一味に潜入している、藤五郎一味の香具師によれば、福助が刺客を雇って辻斬りをやらせていたと判明したが、潜入している香具師は福助から、用心棒を探せ、と命じられていただけで、刺客が何者かに刺殺されたため、福助が刺客に辻斬りを命じた確証はなかった。
潜入している香具師は新たに用心棒を雇うように命じられた。
これら、江戸の事件は、今は亡き藤五郎一味の香具師を通じて、逐一、隅田村のお藤に伝えられて、特使探索方の上司、勘定吟味役荻原重秀に伝えられていた。荻原重秀が『騒ぎを起こしてはならぬ』と指示を受けていた藤五郎一味の元締の又三郎は、これまでの事を、聞きこみに現れた町方に話すよう、仲間の香具師の元締たちにいいふくめた。
町方の聞きこみで、福助が刺客を雇おうとしていると知った特使探索方の唐十郎は、剣術指南の教え子、水戸徳川家下屋敷の留守居役後藤伊織と特使探索方の佐近とともに、刺客を請け負う振りをして福助に近づき、取り潰しになった吉田屋で福助から殺しの依頼を受けた。
福助が殺しの指示を口にしたとたん、吉田屋の外で待機していた与力の藤堂八郎率いる町方が吉田屋に踏みいって福助とその一味を捕縛した。
福助は死罪、一味の香具師は島流しの沙汰が下った。潜入していた香具師はお咎め無しになった。
その後。御上は、香具師世界の出来事を逐一報告することを条件に、日本橋の香具師の元締だった亡き藤五郎の跡目を、隅田村の仁藤屋のお藤が継ぐことを認めた。
唐十郎は両国橋西詰めの担い屋台を訪れた。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-06-24 13:42:27
26875文字
会話率:39%
普通に生きて来た蒼銀 静と
問題児である水戸 儚火
相対する2人の男女
そんな普通の生徒と、問題児による恋愛物語
読み進むと、2人の本当の姿が?
最終更新:2024-06-12 19:02:00
10244文字
会話率:62%
異世界に転生した主人公水戸陽炎は異世界で黒鉄という名前で異世界である村で1人の侍として生きる道を選んだ。
そして様々な人と交流して世界を救う優しい世界にしたいと願っている。
黒鉄の刀に宿る力は全てを倒す。
守る力と倒す力は何かに役立つために
。
異世界侍道。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-26 20:42:43
694文字
会話率:31%
学生生活に嫌気を感じた主人公水戸響は2年生の春に空き教室で漫画を読んでいた。
そんな時1人の女子生徒が響の前に現れた。
彼女は響の目から光が無いのを見て彼に楽しい日々を過ごすために人生で初めて告白をした。
彼がこの学園で楽しい思い出を
創れるために。
貴方は覚えていますか?
楽しかった日々の思い出を。
また楽しく明るく過ごしたかった学生生活がその場所にはあるよ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-05 21:42:29
2707文字
会話率:36%
どこにでもいる高校生、陽一は幼馴染のわがまま娘・日和子に振り回されながらも、何の変哲もない日常を過ごしていた。
ある日、陽一はミステリアスな美女の水戸先輩に声をかけられる。
オカルト研究部の部員を探しているという彼女の頼みに流されるがまま、
陽一は日和子、水戸先輩と共に夜の学校で七不思議探しをすることになる。
だが、そこに本当の化け物が現れて――!?
毎日18時更新
ネタバレ:幼馴染が勝ちます
ネタバレ:メリバです
※同時掲載:カクヨム折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 18:00:00
91416文字
会話率:49%