「『魔王顕れし時一人の勇者ありて世界を救う』………よくぞ召喚に応じてくれた、勇者よ!」
「不貞」
「貴様にはこれより魔王の討伐を……ん?」
「───不貞。王妃、近衛騎士アルフレッド」
召喚の儀によって現れた勇者は、罪の告発によって忽ち城内を
混乱に陥れた。
「悪の聲〈こえ〉が聴こえる」───あらゆる悪意や罪を見通す魔眼を持ち、炎の魔法で以ってそれを裁く、みすぼらしい恰好の勇者・ゼノ。
彼は路地裏にて、盗賊を生業とする一人の少女・ミケに出会う。
独特の善悪観を基に生きるゼノはミケを説得し、犯した罪を償い「罪の裏の宝」を見つける事を決意させる。二人の贖罪計画が始まる、そんなファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-20 21:45:09
15783文字
会話率:55%
異世界の大陸“グランダリア”――ある日、ある時、その社会人はこの地へと辿(たど)り着いた。
とくにこれといって特別なことはない彼だったが、この世界においてはその存在こそが特別ではある。ただ、だからといって何か大きなことを成せるわけでは
ないだろう。
居ることは特別だが、できることと言えば特別でもなく……ただ、少し料理が趣味(しゅみ)な程度(ていど)。
そんな一介(いっかい)の社会人が大陸でも栄えた地である都(みやこ)にて生活を始めることになった。
一体、そこにはどのような人々が存在し、どのような社会があり、どのような現実(げんそう)があるのだろうか。
魔術やら悪魔やら奇跡やら竜人やら神様やら……。
テーブルの裏に隠された手記から垣間(かいま)見る、異世界一般社会人の生活とは……一体!?
――これは、そんな隠された手記から一部を引用した物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-15 03:00:00
48675文字
会話率:22%
俺---ダイラル・エルボは一年半前に勇者---ハリーからパーティの勧誘を受けて仲間になった。
そこからは、毎日仲間のことを考えて支援に専念していた。
そんなある日、クエストが終わって屋敷に戻ったサイト、ハリーに言い渡された。
「明日から
来なくていいぞ」
「な、なんで......」
俺が唖然としていると、ハリーが言った。
「お前が無能だからに決まっているだろ」
その言葉へ続くように、ハリーや聖騎士であるリバルと賢者のマリアが笑い出した。
それ以外にも、俺の眼がオッドアイで不気味と言う理由なども言われる。
(百歩譲って無能はいいが、眼の色なんて変えられないじゃないか......)
それに、長年一緒に冒険してきた仲間じゃなかったのかよ......。
俺がそう思っている時も、みんなから罵倒の嵐を受ける。そして、最後には俺の代わりになる新たに加える仲間を紹介された。
「初めまして。本日より勇者パーティの一員になるアクル・ジンジャーと申します」
「ぁ......」
(本当に俺は必要とされていないんだな......)
そう思い、屋敷を出る直前、アクトに耳元で囁かれる。
「元勇者パーティのお荷物さん。今までご苦労様でした。これから無能らしく有象無象の一人として頑張ってください」
(クソ)
絶対に見返してやる。
俺はそう決意して、この場を去って行った。
★
この時の勇者パーティ全員は、ダイラルの位置取りやカバーの早さのおかげで安全に戦えていたことを知る由もなかった。
それに加えて、新たに加えた仲間が考えていた企みによって、勇者パーティがどん底に落ちていくのはそう遠い話ではなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-05 17:00:00
39265文字
会話率:51%
「アッシュ、お前はもう用済みだ」
「え? なんで...」
パーティ全員で泊っている宿で、勇者であるロイに言われる。幼馴染も含めパーティメンバーが冷たい目で俺を見てきた。
俺たちはここ最近乗りに乗っていた。Aランクモンスターを複数
倒したり、未確認植物なども見つけていた。そして最近になってロイが勇者であることが判明した。
そこからだ。ロイが俺にあたりが強くなって来たのは。今まで報酬は全員で振り分けていた。だけどここ最近は俺の給料を減らしてロイのものにしていた。でも大抵モンスターを倒しているのはロイだからしょうがないと思っていた。
「なんで? そんなの当たり前だろ? お前が今までポーションを作ってくれていたが、そんなの買えばいいだけだからな」
「でも俺のポーションにはバフがかかっていて...」
「お前ができるってことは他の人もできるに決まってるだろ? 現にバフがかかっているポーションも売られているし」
このことに関してこれ以上言えなかった。なんせロイは俺を拾ってくれた恩人。パーティを組めていなかったときロイは心よく仲間に入れてくれた。
「俺たちは仲間じゃなかったのか?」
「仲間? それは対等な立場の人間に指す言葉だぜ? お前は俺たち仲間より下の立場なの。 わかるよな? それにお前をパーティに誘ったのは雑用を頼める人材が欲しかったからだ。雑用を貴族にやらせるわけにもいかないしな」
「...」
平民である俺以外全員貴族のため、立場が違う。だから俺はいつも荷物持ちなどをさせられるのもしょうがないと思った。どんな仕打ちをされても耐えられるそう思っていた。なんせ今まで仲間と言える存在がいなかった俺にとって話してくれる仲間がいるだけで嬉しかった。
それなのにこんな仕打ちはないだろ...。すると
「何泣きそうになってるんだ? 早く俺たちの前から消えろよ。今日で宿との契約も切れるからちょうどいいしな」
「あぁ。今までありがとな」
荷物持ちであることでしか見ていなかった俺を冷たい目で出ていくのを見送った。
俺もこの時は気づいていなかった。俺が作っていたポーションは俺にしか作れないポーションであったことに。アッシュが抜けたことにより、勇者パーティが徐々に崩れて行くのもそう遠くなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-02 21:00:00
24654文字
会話率:59%
ストック3万字まであります。
「お前なんて産まなければよかった」
両目の色が違う、オッドアイの主人公---リアムは、忌み子として実家を追放される。
追放された後、冒険者ギルドでクエスト【ダンジョン探索】を受け、ダンジョンに潜ろうとした
時、エルフらしき一人の女性と出会う。
ダンジョン探索しているが、すぐさま行き止まりになり、攻略できないと思った時、先程あった女性ともう一度遭遇して、女性の助言でリアムの魔眼が開花される!そこからダンジョン探索が進み始めて、ある場所にたどり着いた。
そこには古代文字【Б℄€Φ¶】が書かれていて、それを解読すると
{君が僕を呼んだの?}
この文字、そして精霊との出会いが、俺の人生を大きく変えていった。そして知ってはならない、世界の理を徐々にしっていくのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-09 21:00:35
80679文字
会話率:53%
大陸北側にあるマクスウェル王国。
その東の果てにある周りを自然に囲まれたルナバック州に転移させられた永井誠は、そこで暮らしていたマキシと言う別人に成り代わってしまった。
その姿は幼さを残す青年であったが、場所はスタンピードの真っただ中であっ
た。
必死にそのスタンピードを潜り抜け、気が付くと左目だけが漆黒に変わっていた。
その漆黒の目は不思議な力を発揮し、相手の詳しい事が表示されるようになっていた。
そしてその相手の名前や特徴、レベルまで。
元の姿の男の名前を使い、その町で冒険者として生活を行うが、その身体には異変が起こりだしていた。
18禁である『大好きだった幼馴染を寝取られた~ハーレム毎寝取られた俺は異世界で頑張る!』と言う話の中に出演するマキシとカレンと言う人物の誕生秘話になります。
18禁の話を全く読まなくても分かるように書きました。
若干設定が違いますが、そこは御勘弁下さい…………
全19話。どうぞ宜しくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-18 08:00:00
69001文字
会話率:27%
白髪赤眼で一二歳の少女レイラは幼いながらも容姿端麗が故に娼館で育てられ、将来は生娘として高く売られることになっていた。同年代の少女と娼婦に虐げられながら過ごしていると、路地裏で自分と同じ髪と瞳の色を持った一四歳の少年ルオと出会う。そんな中、
娼館を飛び出したレイラはルオに救い出され、ルオが公爵家の子息であることが判明する。身寄りをなくしたレイラにルオは婚約者になることを提案したその日から交流の日々が始まった。
※「カクヨム」にて同時更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-17 11:18:13
60610文字
会話率:47%
トレイシア魔法王国と国教である魔道教は魔法を使える人間を尊重し、魔法が使えないどころか魔力がない人間は蔑み、虐げるべきという考えが浸透していた。そんな国で没落した名家の子息であるファルは王家傍系に養子として迎えられたが一〇歳のとき、魔力が全
くないということが判明した。
貴族は魔法が使えることが当たり前で平民ですら魔法は扱えなくとも魔力を有するこの時代において、ファルはほとんどの人間から迫害されることとなった。さらに貴族学園から追放されたうえに自害を命じられてしまうファルは葛藤の末、抗うことにしたが、ファルの抵抗虚しく、殺されそうになる。
追い詰められたファルは特殊な異能に目覚めると、本音と内に眠る性格を曝け出して豹変する。また、この国の王女も本音と内に眠る性格を曝け出す。
かくして、ファルと王女であるセラは結託し、世界を変えることを決意した。
※4話から12話まで主人公が迫害されるような展開が続きます。
※途中から主人公とヒロインの性格が豹変します。
※「カクヨム」と同時更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-09 21:46:33
102763文字
会話率:47%
小さな村に住む猟師の息子ラックは
ある日、魔眼の力を発現した。
ラックは魔眼の力を武器に戦乱の大陸で覇を目指す。
最終更新:2023-10-11 04:34:19
198615文字
会話率:25%
現代日本からの転生者のクラウスは、齢一二にして子爵閣下という身の上となった。肥大した大帝国にありがちな爛熟と腐敗が彼の立場を押し上げたのだ。
本心では大貴族の次男坊として適度に放蕩して好き勝手して生きてやろうなどと考えていたクラウスは、
グランツェル公爵家から独立させられヴランドル子爵として、正式に帝国皇帝より領地を授かるお貴族様となった訳で、なってしまった以上は仕方がない。
隙を見せればあっという間に骨の髄までしゃぶり尽くされるという貴族社会で生き残るべく、一所懸命の覚悟で領地経営に乗り出したのであった。
「『そう、銀河の覇者に俺はなる!』プークスクスクス!」
「は?」
「きゃークラウス様も観ますかー? 流石ですよねー気宇壮大ですねー! プークスクス!」
「お、おま、この動画は一体どうしたんだよ!?」
「私がコッソリ保管していましたーいつ見てもサイコーですー大逆罪ですかー! でも私は無関係なので通報させていただきますねーさよーならークラウス様ーどうかあの世でもお元気でー!」
「が、違うから! そーゆー意味の覇者じゃねーよ! つーか何年前の動画だよこれ! 俺が八歳かそこらの頃のだろ!!」
「えーまたまたーヴランドル領主に封じられて来た時にも、スクリーンに向かって手を翳しながら『ドルトスに出来た事が俺に出来ないと思うか?』とか言っちゃってましたしー! ドルトスって初代皇帝のドルトス大帝ですよねー! もー大逆罪は確定ですねー! 族滅ですよ族滅ー! まぁ私はしがない道化ですから無関係で無罪ですけどークラウス様は独立領主ですからこの領地で死罪はクラウス様だけですけどー!」
「いい加減しやがれ! 人の黒歴史を抉るんじゃねぇ!!」
「きゃー憐れな道化に本気の殺気を向けるとかー極悪領主ー! もう一本の動画も公開しちゃうぞー!」
「ま、まだあるの?!」
「プークスクスクス! 沢山ありますー『っく、ついに俺の魔眼が目覚めたのか?!』きゃー! これはものもらいに罹った六歳の時ですねー!」
「ーーっく、殺せ!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-30 18:00:00
27356文字
会話率:38%
40代を数年後に控えた主人公は、ある日、偶然見かけた美少女を事故から助けようとしたところ、彼女の姿で異世界に転生してしまう。見た目は美少女、中身はアラフォーおっさんというギャップで、果たして異世界生活はどうなってしまうのか──。
初めて
の異世界物です。1話毎のエピソードは短めにしてあります。完走できるように頑張りますので、よろしくお付き合いください。
※この作品は『カクヨム』(https://kakuyomu.jp/works/16817139554521631455)、『アルファポリス』(https://www.alphapolis.co.jp/novel/201268578/477728362)でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-29 12:00:00
323924文字
会話率:32%
相手の嫌がることを見抜く"魔眼"の力を授かった少女、ゾフィアは、その力を駆使して貴族の世界で次々とのし上がっていく。
他者の恐怖を意のままに操るその姿から、いつしか"魔眼の魔女"として恐れられるように
。
そんなおり、辺境貴族であるランスロット卿の息子との婚約の話が待ちあがる。
それは、あらゆるものに恐怖することのない最強の騎士だった。
他者の恐怖を喜びとするゾフィアにとって、恐怖を持たない虚無の騎士は不愉快極まりない存在。
いつの日か彼を恐怖のどん底に叩き落とすことを願い、彼女は騎士との婚約を決意する。
他のサイトでも掲載予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-26 17:32:15
30324文字
会話率:39%
あるところに青年が居ました。
青年はなんでも出来る力を持っていると思ってました。
青年は強くなろうともせず、優越感に浸ってるだけのただの少年でした。
その少年は死に。世界を平和にすることを誓いました。
そんなたった1人の勇者たちの物語。
最終更新:2023-09-26 11:00:00
7253文字
会話率:41%
異世界召喚、そして死亡……か~ら~の~目だけ転生。
暗闇の中で見ることを渇望しながら死んだせいか、生まれ変わったら目だけでした。
目だけの魔眼の化け物は、目のない奴隷少年とあちこち旅してキレイなものを見て回ります。
黒焔纏いし邪悪
? 魔王の再来? 世界の危機? 知らぬ存ぜぬ
空がきれいだなぁ、お祭り楽しいなぁ、村の人たち親切だなぁ、とほのぼのまったり旅していきたいなぁ(ムリだけど)
汚いものは大人に任せて、せめて子供のうちくらいはキレイなものだけ見せたいやりたいよね。
注意
暴力表現、残酷描写があります。女性、子供を対象とした暴力もあります。人も死にます。
ニッチでオタク的なセンシティブ表現がありますが、性的描写の直接表現は控えるつもりです(R15相当目標)。
政治的正しさ(political correctness)には配慮していません。
以上をご理解の上、方向性が合わないと感じる方は読むのを控えられることをお勧めいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-24 17:00:00
81354文字
会話率:34%
伯爵家のフリージアは妾の子であったため奴隷同然の扱いであった。さらに異母妹のアルティラからもフリージアはいつも理不尽ないじめを受け続けていた。
ある日、フリージアはついに人身売買のオークションに売られてしまう。だが、そのオークションの現場
でフリージアは帝国の秩序を守る魔眼の騎士ウェルナークに助け出される。
実は強大な魔力を持っていたフリージアはウェルナークに匿われることになった。人間不信だが王国最強のウェルナークと暮らすうち、フリージアは聖女として目覚めていくことになる。
これは不遇な奴隷少女が本当の幸せを手に入れるシンデレラストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-20 18:28:59
56945文字
会話率:56%
華やかな舞踏会の終わり、婚約者のカテラと共に会場を出ようとしたテノールは親友の王子とその婚約者と歓談する黒いドレス姿の少女を目に止める。
それは幼い頃のテノールのかつての婚約者だった。そして知っていた、危険な〝魅了の魔眼〟の持ち主であるこ
とを。
王子の危機と思い込んだテノールは婚約者に先に帰るように促し、自らは王子の元へ向かって行くーーーー
なんでも出来て、なんでも手に入る魔女姫ペニーヴェガのため息は、常にどこか退屈なところ。
だから今日もドタバタと暗躍するーーこの退屈をなんとかするために。
そんな物語です。
どうぞ、ご賞味あれーー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-02 10:58:17
15676文字
会話率:48%
『魔眼』それは一部の選ばれた人間が持つ力、先天性のものも後天性のものもあり、千差万別の能力を持つもの。そして、魔眼持ちのほとんどは魔眼持ちでしか対抗できないほど、強いのであった。
そんな強大な力を持つ魔眼持ちの13歳の少女、ルナ・アーファ
イルは『暁の波濤』所属の傭兵となる。前代未聞の若さの傭兵。そんな彼女の目的は大陸一の傭兵となること。大陸で一番有名となり、両親と再会するためであった。
※不定期更新となります(一週間に一話公開を目指します)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-27 15:00:00
8165文字
会話率:47%
世界にダンジョンと呼ばれる異空間が出現するようになった時代。
高校生の咲良凛は無能力者だった。
ところがある日、教室にダンジョンが現れる。
溢れ出る異形の魔獣達。
皆を守りたい一心で、凛は他人の魔力を大きく増幅させるS級魔眼に覚醒した。
その活躍で事無きを得たものの、凛の能力はこれだけではなかった。
やがて発現したのは、自身を爆発的に強化するS級魔眼。
世にも稀有なWS級になった凛は、いずれ日本、そして世界の運命を背負って戦うことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-25 08:40:48
40067文字
会話率:32%
魔王と呼ばれる古代悪魔族の封印から解かれ、部下を引き連れ、転生者が異世界を命を使い、構築した環境施設を襲い始めた。
一つ一つに地球程の規模があり、日本やアメリカ等の建築物や生物等が再現された世界もあり、スチームパンクの世界などの世界が広が
る。
施設外は正に地獄絵図であり、七つの環境施設から七人の最強を選び出し、魔王討伐を目的とした。
が、集めた七人は一人一人が魔王を上回る戦闘力を誇るが、人格障害と呼ばれる頭のネジが二.三本飛んで産まれて来た異常生物。
そんな七人は奇跡的に性格はあったが、合理的な結論を出した。
「これ、場所教え合って一人で潰した方が早くね?」
「「それな」」
合理的、それ故の親頼で単独行動をし始めた。一人で過剰戦力、七人の性格と宗教嫌いな魔王討伐隊は《七つの大罪》と呼ばれるようになった。
一年後、ミィシェーレ国の王城の前で史上最強の魔王が現れた。駆け付けた現代最強の異能師である暁・ディアドル・レクス・アルドル・ウィンチェスターの一騎打ちが始まった。
古代天使の母の亡骸から産まれ、ベージュ掛かった灰色で、光に照らされれば青やピンクにも見える不思議な髪色を持ち、一つの瞳に二色のを持つ|金眼銀眼《ダイクロイックアイ》と皮膚の色素が不足している|白子症《アルビノ》の掛け合わせ。
オッドアイ+ダイクロイックアイ+アルビノの美しさは母以上と呼ばれ、生まれつきの"最強"であるため、若くして死亡した場合の条件で国家予算並の金額が死体に掛けられている。
左瞳の色は|虹色の瞳《アースアイ》と|深紅の瞳《レッドアイ》、右眼は|紫の瞳《パープルアイ》と|緑色《グリーンアイ》。
この二つの瞳は、集合魔眼と呼ばれる代物で一つの魔眼で二種の能力を持つ。
偶然にも七つの大罪メンバーの一人が救出を手伝うも、都市の四割が壊滅した。
死闘の末に頭部にダメージを受け、最強の肩書きは本人自身から手放した。利き腕である左腕を飛ばされ、右腹に穴が空いた手術に寄り、出力が半分以下に落ちた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-17 23:14:43
7431文字
会話率:40%
魔眼により全てを知ることができる主人公が異世界で無双する話し
最終更新:2023-08-15 06:30:26
555文字
会話率:12%
異世界転生した母をもつ公爵令嬢シンシアは、第二王子のアルベルトの浮気を原因に婚約破棄されてしまう。
自分や公爵家の今後、国の将来を考え、シンシアは第一王子との新たなる婚約を画策する。
ところが、第一王子テオドールは制御不能な魔眼を抱え、孤独
を歩んでおり、そのせいか、圧倒的にダサい根暗王子だった。
しかし、偶然にも、テオドールの美しさに気づいてしまったシンシアは、うっかりテオドールが「推し」になり、「推し」を推すべく、王子のプロデュースを決意する。
pixivで書いた同名タイトルを大幅に加筆修正、連載化したものです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-12 14:03:05
40519文字
会話率:30%
ぐるぐる眼鏡をかけた一見地味な伯爵令嬢エリゼは自分の婚約者が浮気している現場に遭遇する。
別の令嬢に愛を囁く婚約者に家格以外興味は無いと言われたエリゼはいずれ婚約破棄される事を知った。
ケヴィンは豪商である実家の利益の為、貴族の家格欲しさだ
けでエリゼに近づいて来たのだった。
「君とこうしている時が一番幸せだよ。僕の婚約者はあんなのだしさ」
「可哀そうなケヴィン。私が傍に入れればいいのに」
「もう相手をしなくていいわよ、ケヴィン」
エリゼは自分から婚約を破棄して気分一新生きていく事に決める。
まず彼女が初めにした事は眼鏡を外す事だった。
実はエリゼは人間の心を惑わす力を持つ魔眼の持ち主で眼鏡はそれを隠すための手段だったのだ。
ある薬を使う事によって眼鏡を外すことが出来たエリゼだがその様子を第二王子が焦って見ていた。
周囲が彼女の美しさに気付くからである。
スーパーメイドに守られたそんな令嬢と第二王子の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-06 21:13:58
41736文字
会話率:31%
ある日の帰り道、僕は魔術師のお姉さんに出会った。お姉さんに魔力を分けてあげると、僕の目に魔眼の能力が宿り、それを封じる眼鏡をプレゼントされたんだ。
この作品は、高取和生さま主催の「眼鏡ラブ企画」参加作品です。
最終更新:2023-08-01 23:03:17
10375文字
会話率:55%