自分自身に関する記憶が全くなく、魔法に関する知識だけがある状態で目覚めた僕を助けてくれたのは一人の魔法使いの少女だった。だがどうやら僕の魔法の発現方法はこの世界では異質とされるらしい。僕は少女と話していくうちに自身の正体の手掛かりを掴むこと
になり、少女とこの世界を巡って自身の正体を解き明かそうと決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 22:46:33
501839文字
会話率:48%
2021/3/6 10万PV突破しました! ありがとうございます!
「この世界の不文律を教えてやる、弱肉強食だ!」
不運にも突如異世界へ飛ばされた男。為す術なく失う寸前だったその命、救ったのは狂乱と呼ばれる一人の女だった。
いとも容易
く人が死ぬ世界、男は生きて行く為に女に師事し魔法を教わる。やがて訪れる様々な場所、そこで出会う様々な人々。
生きる為に戦い、守る為に殺す。その果てにあるのは世界の行方。
傭兵団ジョーカーの内部抗争に手を貸す事になったコウ。国をも巻き込んだ抗争は最終局面へ向かう。
カクヨム様、エブリスタ様、アルファポリス様でも公開中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 18:30:00
1317111文字
会話率:54%
かつての記憶、能力を持ち転生――生まれ変わった彼女。
二つの前世を持つ彼女は何かに囚われることなく、自由に世界で生きていく。
※カクヨムで投稿している作品を改稿し、一話の文字数を短くしたものとなります。なのであちらとは違う箇所が幾つかあ
ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 18:00:00
577719文字
会話率:32%
ドレーヌ帝国で若くして大魔導師だった転生者レオン・マーベリックは国内トップの実力者だった。
しかしリーム王国との戦争で味方の騙し討ちにあい非業の死を遂げた。
女神アステリアは彼の死を不憫に思い、もう一度転生させることにした。
竜人族の女の子
として転生した彼は ルーナとして生きていく。
新しく女神様からもらった錬金術のスキルを活かして目立たず幸せになろうと決意する。
メキメキと実力をつけるルーナだったが、なかなか思う通りには進まない。果たして目標通りに幸せになれるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 10:00:00
720179文字
会話率:59%
これは悪魔魔導師ダンタリアンが平成の日本に来る前のお話。
最終更新:2024-05-08 08:58:19
1537文字
会話率:69%
ある森の中、クエストの途中に予期せぬ出来事に見舞われた若い2人の冒険者は、ある獣人と出逢う。
1人、森の中に住む彼は普通の獣人とちょっと違うようで…
心優しい獣人と、冒険者が織り成す物語。
最終更新:2024-05-07 20:32:58
3093464文字
会話率:59%
新卒OLの二次オタ女子・氷見野玲奈は、寒空の東京で突如命を落とす。『天使』を自称する者によって異世界へと転移した彼女は、軽はずみな憧れからギルド魔導師として働くことを決意。しかし居合わせた天才魔導師に見込まれた彼女は、秘書として雇用されるこ
とに。OLから魔導師兼魔導師秘書へと転職を果たした玲奈は、様々な困難が降りかかる中奮闘する。魔導師たちの過酷な世界を描いたダークファンタジー。そして彼女はまだ知らない、『天使』から与えられた己の使命とは何たるかを。
*この作品は以下のサイトでも連載しています。
カクヨム
ノベルアップ+
アルファポリス
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 12:10:22
380172文字
会話率:52%
精霊の恩恵を強く受けるこの地は魔導師と巫子の二者が成り立つことで安寧を保っていた。
魔導師という片翼を失い、ノルテイスラは年々雪深くなっていく。
そんな中、ルーフェは妙な噂話を小耳に挟んだ。
『巫子を怒らせたよそ者がいる』
このご時世
にわざわざ他地方からやってくるなんて、物好きにもほどがある。
最初は、ほんの好奇心。気まぐれでしかなかったはずなのにーー。
使い魔的な存在のシズが行き倒れていた少年を見つけたことで、事態は一変する。
誰が、何の為に、何を探しているのか。
結末は決まっているので除々に書き進めていきます(1章分のストックあります)
恋愛要素は含みますが主題というわけではなく、どちらかというと内政もの寄りの群像劇です。
※いずれ姉妹サイトにR-18の番外編を掲載予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 08:03:57
400086文字
会話率:44%
不定期更新になりました。
少年好きが好きを爆発させて、少年だらけの正当派中世異世界ファンタジー書けばこうなる。
少年だらけのファンタジー!世の中半分いるはずの女の子の存在は、……ほぼ忘れてます。
赤い髪と色違いの目を持つリリスは、奇異な外
見から親に捨てられ孤児として風の精霊女王セフィーリアの元で使用人として、魔導師として育つ。
だが、精霊王達に王位継承の承認を得る世継ぎの王子キアナルーサの旅に同行したことから自分が王子の兄であることを知った。
国を乱すことを恐れ、変わらず使用人生活を送ろうとする彼だが、隣国トランの脅威が高まりアトラーナの危機が迫る。
暗躍する隣国の魔導師リューズに対抗するすべはあるのか、彼は何者なのか、そしてリリス自身の隠された秘密も明らかになって行く。
長編。
更新は不定期、月水金。土日はPV少ないので休みです。
のんびり更新していきます。気長にお付き合いしてやるぜって方、よろしくお願いします。
**単独で楽しめますが、背景を知るため人物紹介を先にお読み下さい。
旧作あらすじをプロローグに付け加えました。
「赤い髪のリリス」は、私のかなり初期の小説です。
お読みになる剛気なお方は、人物紹介はネタバレになりますのでご注意下さい。
他に登場人物にスポットを当てた短編集があります。
https://ncode.syosetu.com/n9252fo/
************
各話感想一言でもオッケーです、よろしくお願いします。
お気に召しましたら、ポイント頂けると励みになります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 01:17:10
1107243文字
会話率:29%
ケイトの師であるポーラから受けた国の依頼。
それは魔法都市国家マハラティーニにあったという杖の捜索であった。
当然ながら捜索だけで済むはずがなく、様々な問題が絡みつく。
不老長寿ハイエルフの国ならではの王位継承問題。
邪龍ラハブを
封印していたという眉唾に思える昔話。
その邪龍を崇拝する邪教集団ラハブの影。
そして杖の在処を知る盗賊たちの存在。
いかにも面倒な仕事の依頼を(不本意ながら)受けたケイトの、新たな事件簿が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 20:00:00
8193文字
会話率:18%
◆自殺願望の激しい不死身のロリ魔女が必死に撃たれようとする異世界物語◆
死にたいという願望をあの手この手で叶えようする頭のおかしい不死身の魔導師少女、スズ・ラングハイムと、「不死身殺し」の異名を持つ魔導銃師テオ・ザイフリートの不本意な出会
い。
「そのまま私に銃口を向けて、引き金をひいてください!」
「断固拒否する」
当然そんなことを引き受けることなどできないテオ。
しかし、彼女が死を求めるのはある理由があった……。
帝国軍の策謀。魔族の襲撃。軍部の闇と魔鉱石。『S』ランクの転生者に召喚術。恋と欲望。精霊とドラゴン。要素満載の、少し硬派な異世界ファンタジー。
【50000pv突破! お読みいただき、またレビュー、感想などもありがとうございます】
◆現在(2019/11/7-)かなりのんびりペースで更新中!
■2018/10/26追記
ときおり改稿を行なっているのは細かな誤字やルビ修正のみです。
恐らくないと思いますが、もし大幅な改変を行う際にはこちらに追記いたします。
また、作品の傾向上漢数字とアラビア数字を混在して使用しております。
銃の種類などはアラビア数字でないと雰囲気が壊れると思いまして――あらかじめご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 16:55:43
364932文字
会話率:32%
竜の存在を信じるかい?
絶滅してから二百年。今や夢物語だ。
でもな、俺の秘密を知る奴は、きっとこう言うはずさ。
あいつは竜の化身だと。
大型魔獣も圧倒の、無双の力を手に入れた。
冒険者の俺に与えられた称号は「碧色の閃光」。
力の謎を解く
ための旅だったのに、
美人魔導師との出会いが運命を変えたんだ。
きっとこれも何かの縁だ。酒なら奢るよ。
俺の話にとことん付き合ってくれ。
夢と興奮に溢れて、少しスケベな冒険譚。
決して退屈させねぇよ。
著作者:帆ノ風ヒロ
無断転載は固く禁じます。
カクヨム、ノベルアップ+でも公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 12:04:18
856430文字
会話率:51%
田中二郎は前世の記憶を持って異世界ヴィーボルグに転生する。
ヴィーボルグは魔物が跋扈し、常に戦乱の絶えない波乱の世界であり、魔法のような特別な力を使うには生まれつき持ったスキルが必要な世界であった。
そんなハードな世界に転生した田
中二郎だが、転生時に神のガイダンスはなく、与えられたスキルも"最弱"の魔物であるスライムを使役するハズレスキルのみ。
さらには孤児院からスタートというハードモード。
その孤児院の土地も高利貸しに狙われ、幼くして奴隷へと落ちる。
そんな田中二郎が世界最強の魔導師となるまでの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 00:00:00
889451文字
会話率:41%
シャポー・ラーネポッポは魔導師の少女だ。
何度も受けた魔導検定試験を今度こそ通過するため、中央王都でがんばっている。
保護者(?)の精霊やら、お世話をしてくれる執事さんに見守られ、念願であった合格は果たされる。そして、将来を考えている矢先、
魔導研究院にスカウトされてしまうのだった。
魔導師少女が、魔法に囲まれた毎日を送る、物理のような数学のような口笛のような呪文のような、つれづれなるファンタジーです。
※話数が進み次第、あらすじを更新いたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 22:41:32
105621文字
会話率:41%
東方のとある王国で、宦官だった少年サンソンは王家の養子に迎えられる。
三年後、義父の故郷である都「尊空」から手紙が届き、サンソンは尊空に行くことを決意する。
新しい家族の故郷であるその地に平和を取り戻すために。少年は、天才的な政治力を隠し持
っていた。
各編あらすじ
【第七章〜 王孫祭編 裏】
王孫祭までの一ヶ月間、大将軍の息子である民警隊の中隊長バンクウと、親衛隊の大隊長ファゾンは、サンソンと共に何をしていたのか?
【第四章〜第六章 王孫祭編 (学園コメディ風)】
尊空の市民たちは、一ヶ月後に開かれる王孫祭の準備で盛り上がる。
しかし尊空を統治するサン王家は莫大な負債を、つまりは巨額の借金を抱え込んでしまっていた。このままでは王孫祭の開催が危うい。
そこでサンソンの発案で、サン王家は王国一の大富豪であるアル王家に財政支援を求めることになる。お願いします、お金を貸してくださいと。
そのための交渉の席でアル王家から出された条件は、令嬢アルマアを王孫祭で楽しませること。
尊空に来た王国一のワガママな少女は、サンソンの友達の少年がいる学園に入って、恋も絡んだ騒がしい日常を巻き起こす。
【第一章〜第三章 神水教編(戦記風)】
尊空の地で、悪の魔導師の扇動によって農民たちの教団「神水教」の反乱が勃発。
彼らが魔導師の力で操る神獣「川竜」が各地で大暴れしていた。
尊空を治めるサン家は、反乱を鎮圧するため「討伐軍」の準備を進める。
公女サンミルは討伐に反対。話し合いでの解決を目指して、反乱の真実について調べ続ける。
そんな中、サンミルが慕う伯父が帰還する。討伐軍の総大将になるために。新たに養子にした少年サンソンを連れて。
尊空に来たサンソンは、父と共にこの反乱を終結させるための策を準備していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 22:16:24
1049793文字
会話率:41%
知覚・感覚・認識。全てを狂わせる防御不可の最強幻術『ミラージュ』の使い手の少女はゴミのような扱いを受けていた。その理由は発動条件が重すぎること。『相手に触れること』が発動条件の幻術は、補助魔導師の低い身体能力では発動できない!冒険者仲間には
敵対心をあげる魔法をかけられ、噛みつかれたところで魔法を使い魔物を無力化するという可哀想な役割を与えられていた。
仲間たちは少女を囮にすることで本来勝てない魔物も簡単に倒すことができ、いい思いをしていた。しかしある日、複数の魔物に囲まれ、この戦法では突破できない場面に出くわした。仲間たちは時間を稼ぐため、少女の足を傷つけて置き去りにした!
そんな状況で藁にもすがる思いで放った魔法は全ての魔物を幻影へといざなった。たまたま触れた魔石が、魔法を遠くに飛ばす効果を持っていて……
重すぎる発動コストを踏み倒した少女は最強の魔法使いとして悪いやつをやっつけ、街の平和を守るのであった。
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楽しんでくれたら幸いです!
よろしく!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 17:21:56
31287文字
会話率:58%
帝国お抱えの天才魔導師として暮らす傍ら、憧れの高校生活を送っていた柚良(ゆら)はある日皇子殺しの濡れ衣を着せられ逃亡の末に帝国の無法地帯『暗渠街(あんきょがい)』に逃げ込むことになる。
「ここは望むものがあれば何だって用意する暗渠街のよろ
ず屋――万化亭。ついでに答えるとボクはそこの若旦那だ」
そこで柚良を救ったのはクラスメイトの蒼蓉(ツァンロン)
彼の正体は暗渠街最大のよろず屋・万化亭(ばんかてい)の若旦那だった。
アウトローの巣窟、暗渠街での新生活を始めた柚良。
蒼蓉にも何か裏のある様子だが、しかし柚良も柚良でじつに癖のある性格をしており…?
「間接的な人殺し。これで君は本物の罪人も同然だ」
「本物の罪人も同然、ですか。蒼蓉くんは私が無実だと思ってくれてるんですね」
和洋中の文化が入り混じったリゼオニア帝国の暗渠街、コンロン地区の两百龍(リャンバイロン)で万化亭の庇護のもと暮らすことになった柚良と、そんな彼女が堕ちてきたことを心から喜ぶ蒼蓉が夫婦になるまでの物語。
【★】→自作イラスト有り
※恋愛を主軸にしつつ進む中華中心の和洋中ファンタジーが無法地帯で繰り広げられる話です
※所々倫理観がありません
※初期の柚良からのラブは控えめ、蒼蓉からのラブは水面下でクソデカ執着心レベルです
※カクヨムでも連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 17:15:01
221506文字
会話率:42%
「――僕も母さんみたいな救世主になりたい。
選ばれた人間って意味じゃなくて、人を救える人間って意味で」
病弱な母、静夏(しずか)が危篤と聞き、急いでバイクを走らせていた伊織(いおり)は途中で事故により死んでしまう。奇しくもそれは母親が亡
くなったのとほぼ同時刻だった。
異なる世界からの侵略を阻止する『救世主』になることを条件に転生した二人。
しかし訳あって14年間眠っていた伊織が目覚めると――転生した母親は、筋骨隆々のムキムキマッシヴになっていた!
【★】→自作イラスト有
【☆】→頂き物イラスト有
▼Attention
・シリアス7:ギャグ3くらいの割合
・ヨルシャミが脳移植TS(脳だけ男性)のためBLタグを付けています
他にも同性同士のいわゆる『クソデカ感情』が含まれます
・筋肉百合要素有り(男性キャラも絡んできます)
・描写は三人称中心+時折一人称
・カクヨム、pixivにも投稿中!(なろう先行です)
Copyright(C)2019-縁代まと
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▼読まなくても大丈夫な簡易キャラ紹介
伊織:主人公の少年。姿形が変わっても母が健康になって嬉しい
静夏:伊織の母親。筋肉信仰のある地で聖女マッシヴ様として慕われている
ヨルシャミ:メインヒロイン。尊大だが人道的な魔導師。脳移植タイプのTS美少女
リータ:伊織と共に旅をするフォレストエルフの少女。魔法弓術士
ミュゲイラ:リータの姉。筋肉エルフ。静夏の筋肉と人柄にガチ恋する
ウサウミウシ:謎生物。食っちゃ寝するマスコット
バイク:伊織の愛車
ニルヴァーレ:ヨルシャミと伊織に執着する風属性魔導師。美しいものが大好き
バルド:自由を謳歌する記憶喪失おじさん。静夏に一目惚れする
サルサム:バルドのバディという名の世話役。苦労性
ネロ:伊織の先輩である少年。とある事情からマッシヴ様を探していた
ネコウモリ:謎生物。ウサウミウシと同郷だが働き者
セラアニス:とあるベルクエルフの少女
セトラス:救世主と敵対する組織の幹部の一人。顔はクールなのに怠惰
ヘルベール:同上。戦闘担当に見えて研究者気質
パトレア:馬の耳と尾、機械製の馬型逆関節の足を持つ速度狂の女性
シァシァ:ロボオタクドライアド
シェミリザ:首魁の側近をしているエルフノワールの少女
オルバート:敵対組織の首魁折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 19:15:01
3136879文字
会話率:35%
少女は騎士を志す、たとえそれが地獄であろうと。
幼い頃に出会った騎士と抱いた夢を忘れられぬまま育った娘のパーシィはバーハという国の伯爵の娘であるものの、前妻の娘であり顔に大きな切り傷を持ち、その上女の身であるのに槍を振るうばかりで何の役に
も立たないという理由から「穀潰しの無能令嬢」であると周囲から冷遇されてきた。
家が決めていた年上婚約者はとうの昔に義姉に靡き、自分に残された道は体のいい厄介払いとして悪趣味な辺境伯家にタダ同然で売り飛ばされるしかないと知った時、順当に溜まっていたフラストレーションは爆発する。
「____このまま死ぬのであれば、せめて聖都へ行って騎士になるために王城の門を叩こう。」
若干15歳、閉じられた世界から娘は外へと飛び立った。
この激情が、この決心が、物語の上で決まったことと外れているなど考えることもなく。
それを知った【すべてを見る】宮廷魔導師が呵呵大笑の末自分に注目し始めるなど知る由もなく。
ただ、あの陽だまりに見た騎士と夢を追いかける事だけを考えていた。
聖都とは名ばかりの嫉妬と陰謀が渦巻く場所で、騎士たちは何を見、何を守るのか。
結末はただ、星々だけが知っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 03:29:30
4295文字
会話率:31%
伯爵令嬢のクロエ・エシャロットは18歳の時に婚約者である公爵令息から婚約破棄を告げられる。大々的なパーティーでも公衆の面前でもなく、公爵邸でただ静かに告げられた。噂は巡り巡って結婚相手など見つかるはずもなくクロエは『婚約破棄された売れ残り令
嬢』のレッテルを貼られ27歳を迎えてしまった。家族からも冷遇され敷地の隅の納屋で暮らし、自ら働いて生活費を稼ぐ。婚約破棄されてしまった女性が素敵な男性と恋に落ちる、そんな物語のように現実は甘くない。
だが彼女の職場である魔道所の所長や同僚に恵まれて、クロエはどうにか前向きに生きてきた。
そんなある日、魔道所に5歳年下の魔導師のルークがやってくる。それは、彼女がまだ婚約破棄を告げられるより前に親交のあった少年であった。弟のようだと思っていたルークの大人になった姿に困惑しながらも久しぶりに会うことが出来て喜ぶクロエ。相変わらず子犬のようで可愛いと思っていたら急に距離感が近くなったり、いつでも甘やかしてくるルークにクロエは翻弄され、次第に心が溶かされていく。
「あぁ、どうしよう、沼にはまってしまいそうだわ」
心に傷を負った女性が年下に溺愛される話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 21:28:18
101447文字
会話率:30%
かつて神の末や精霊などに愛された世界は、永い時を経て今や緩やかにその力を失いつつあった。
稀に生まれる先祖返りや、魔法を学術的に分析し術式を組む事で何とか魔術としての形態を保っている。
そんな中、アレンハワードは類まれな魔力と才能を持ってい
たが、彼の一族は呪われていた。
彼は外の世界に呪いの解呪を求め、旅に出る。旅の中で授かった、まだ小さく幼い大切な愛娘を連れて。
基本壊れスペック親子のほのぼのラブラブを、ゆっくり描いていきたいと思ってます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 20:00:00
362905文字
会話率:36%