黒の大陸と呼ばれる自然豊かな大地の北部にロブルタ王国という国と、魔物が数多く生息する魔境と呼ばれる領地があった。
魔境の領地を預かるのは────ルエリア子爵リドルカ。ルエリアの守護者とも呼ばれ、高い武術の素養の持ち主だ。
リドルカ
は戦うことに関しては類い稀なる才能の持ち主だったが、恋することに不器用であった。
「小説家になろう」20周年を記念した特別公式企画「小説家になろう Thanks 20th」の投稿二作品目となります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-29 13:21:03
8888文字
会話率:33%
ロマジカの森という魔境の近くに家を構える少女、ミュエ。彼女は魔物たちと一緒に静かに暮らしていたのだが、魔法師のアーランドの一つの依頼に頭を悩ませることとなる。俗世から離れ暮らしていた彼女にとって人間と関わることは悩みの種であったが、それでも
美しいものは放っておけない。人間と関わるうち少しずつ変わっていくものと、変わらないものと、彼女のせいで変わっていくものは、金色の目からすれば微睡の中で見る夢のようなものだ。それでも、だからこそ、ミュエは指の隙間から零れそうなものから目が離せないでいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-22 23:39:14
45064文字
会話率:28%
人里離れた森の奥深く、聖なる泉にて。美しき女神は正直な木こりが現れるのを待っていた。しかし待てど暮らせど彼女の下には嘘つきな木こりすらやってこない。やがて痺れを切らした女神は泉の管理をその辺の精霊に押し付けて、自ら婿探しの旅に出ることに。
全てを破壊する金の斧と、全てを切り刻む銀の斧。二つの神話級宝具を携えて、この世の地獄と称される暗黒大森林の奥地から、溢れる神気と鍛えられた鋼の肉体の女神が動き出す。
毒舌な狼狩りの女傭兵レッドフードも仲間に加わり、世間知らずで脳筋な女神の婚活珍道中が始まる!
※カクヨムでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-08 19:35:52
26532文字
会話率:45%
テスラ大陸の上空に浮かぶダンジョン"龍皇結界"。龍皇結界の頂には、絶対龍皇インペリアルという主がいて、自分を倒した者の願いを叶えてくれるという。
貴族の家の生まれたアスター・フォン・ゼスティベルクは、魔法が使えない
無能ゆえに両親から軟禁生活を強いられ、兄姉から虐待されていた。そんな日々を過ごしていたアスターは、ついに親、兄姉の陰謀により人外魔境のダンジョン・龍皇結界に転移させられてしまう。
そんな龍皇結界で生き抜くうちに、アスターは唯一の取り柄であった"異常な頑丈さ"の変化に気付く。その無敵の力に気付いた時、魔法の使えない"覇王"の世界統一への道が開かれる。※ノベプラにも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 13:39:57
369850文字
会話率:40%
西暦20XX年、異世界より襲来した魔法を用いる先進文明『ヴィジター』との数十年に渡る全面戦争は、追い詰められた人類が開発し、最終決戦において投入した空間破壊兵器『ゲートバスター』による次元門破壊とその後発生した世界規模での時空間の崩壊という
破滅的な結末によってその幕を下ろした。
最終決戦より約100年、地上には魔法の媒体となると同時に人体に致命的な毒として作用するエーテルが充満し、それによって人を含めたあらゆる動植物は汚染されたミュータントへと変貌を遂げていた。
人であって人でなくなった者達がかつての文明の遺産を巡って覇を争い、狂暴化した魔獣や亡者が跳梁跋扈し、物理法則を無視しした異常空間『アノマリー』が無秩序に荒れ狂う魔境にあって、地下へと逃れ汚染を免れた一部の純粋人類は諦める事無く地上への復帰と文明の復興を目指して汚染された土地に挑戦を続けている。
そんな終わった後の世界に生まれて落ちた一人の男の物語。
2019/2/17 もうだいぶまえになってしまいましたがPIXIVの方は店じまいしてこっち主体にしました。
序章の用語にルビを振って読みやすくなるように編集しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-03 21:31:38
764900文字
会話率:21%
10階建て295戸。ワンフロア30戸。(うち1階はゴミ捨て場等施設の関係で25戸)
二棟、大と小。切り離され、上から押しつぶされたような『コ』の字型のマンション。
敷地をぐるっと囲うようにフェンスあり。中央は公園。
部屋の広さは子持
ち夫婦が暮らすに十分。子供が巣立った後は悠々と。
家賃もお手頃価格。老若男女問わず受け入れる。
単身。二人。親子三人、四人と居住者の笑顔溢れるみんなの家。
子供が笑う。主婦たちが笑う。仕事帰りの彼、彼女が灯りを見つけ、ホッと笑顔になる。
そんな彼らのマンション。
夜中。カツン、カツンと廊下に響くその足音は無意識だが、どこか心の拠りどころ。
熊を恐れ、声を出しながら山道を行く登山者のよう。
これも無意識。つい目がいくのはドアの脇の部屋番号。
――101号室
【アイダショウタ アイダエツコ アイダハルト】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-24 11:00:00
10067文字
会話率:0%
エレメンター、神話時代から存在する、神が魔力の使用を認めた者の総称。
彼等は精神と物質を繋ぐ力、魔力によって元素、現象をはじめとした森羅万象を操作し、悪魔撲滅を天命として戦い続ける。
そんな中、クロノス暦4096年、地球では西暦20
20年。
山滉穎達は、暗黒世界と自然休戦中の魔境に召喚された。そこは、かつて神話時代での戦争により、創らざるを得なかった第二の地球。
魔境に召喚された滉穎達は地球への未練もないため、魔境で生涯を終えることやエレメンターとして生きることを選択する。
しかし、八年後暗黒世界との大戦争を終結させる彼等には当然の様に困難が待ち受けていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-23 00:00:00
352974文字
会話率:21%
その昔、「悲劇の英雄」と後世に伝えられた一人のエレメンターがいた。それは、41世紀も前の話でありながら何度も戯曲化され、物語として語り継がれた、たった一人の女性のために命を絶やした男の話。
まだエレメンターが「エレメンター」と呼ばれず
、「覚醒者」という上位存在として人間社会を支配していた頃。魔境では、強大な帝国がキトゥリノ大陸の大部分を支配していた。
帝国を治める皇帝は激しい皇位継承の争いを自身の皇弟と共に勝ち抜き、絶大な権力を握った。
そんなある日、皇帝が一人の美女に一目惚れし、強引に彼女を妻にしようと画策する。
そして、後に「キフの乱」と呼ばれる事件は起こった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-24 07:00:00
13096文字
会話率:18%
クロノス暦4096年、地球では西暦2020年。山滉穎達は、暗黒世界と自然休戦中の魔境に召喚された。
そこはかつて神話時代での戦争により、創らざるを得なかった第二の地球。魔境に召喚された滉穎達は、テロリストとの突発的な戦いを終え、五神祭へ
と挑戦するためにフレア帝国へと向かっていた。
しかし、八年後暗黒世界との戦争を終結させる彼等には当然の様に困難が待ち受けていた。
天災という運命を刻まれた少女と共に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-27 23:00:00
251520文字
会話率:23%
久々に友達の家に行ったらとんでもない魔境と化していたっていうコントです。
最終更新:2023-12-22 12:00:00
1486文字
会話率:0%
女神と魔神が余興のために創り出した『箱庭世界アルコニア』。
そこでは生物すべてが役者であり、一つ一つの行いが動画として楽しまれ神力の付与という形で評価されていた。
ある時、世界の片隅で事件が起きた。
魔法学院の生徒たちを乗せた飛空艇が、魔
境と呼ばれる大地に不時着したのだ。
魔物の一大生息地である魔境から帰還した人間はかつて一人もおらず、生存は絶望的と思われた。
――だが、奇跡は起こった。
生徒の一人サラが召喚術で呼び出したのは、現役バリバリのハリウッドスター『ニコ』だった。
アメリカ移民でありながら日本の文化&武術マスターであるニコはアクションが超得意。
大型魔獣もテロリストの罠も、生存者によるバトルロワイアルをも鼻歌まじりで解決していく。
演技だってバッチリで、キメ顔キメ台詞が要所要所で炸裂する。
ハリウッドスターの大活躍に、神々の掲示板はコメント爆速で大盛り上がりだ。
神力を得て更なる強さを手に入れたセーガルは子供たちを救えるか? 契約期間内に地球に戻れるか?
ハリウッド風異世界配信の、始まり始まり――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-16 12:13:38
38504文字
会話率:31%
十二歳になった時、人は誰しも儀式でスキルを授かる。冒険者を夢見るガレナが儀式によって得たのは『合気』という謎のスキルだった。それは攻撃を受け流すことしか出来ない上、多くのスキルに備わる進化や派生が不可能という外れスキルであった。しかし合気の
可能性を捨てきれないガレナは山籠りし修行に明け暮れる。そんなガレナに一人の冒険者が興味を示す。合気を嗜むという流れの冒険者は山のずれすらも合気で受け流し元通りにしてしまう程の達人だった。大岩程度なら軽く受け流せるようになっていたガレナだが己の未熟さを痛感し冒険者の指導を受ける。その冒険者は別れ際、自らがF級冒険者であることを告げた。冒険者の底なしの強さを知ったガレナは冒険者の道を諦め道先案内人の仕事に就く。だがガレナは気がついていなかった。長年修行していた山は危険な魔獣や竜が跋扈している魔境であったことを。そして師事した相手が伝説級のとんでもない冒険者であったことを。そしてガレナの合気は攻撃も魔法も現象さえも受け流す最強のスキルとなっていたことを。しかしそんなこともつゆ知らず無自覚なまま道先案内人となってしまったガレナは案内相手の危機を幾度と救い本人も気づかないうちに最強の道先案内人として知れ渡っていくこととなる――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-13 18:02:07
78123文字
会話率:56%
チヨシリーズ版を描いた後に書いたもの。(※重複投稿しています)
最終更新:2023-12-11 18:00:00
577文字
会話率:0%
アクションロボットものの世界観でチヨシリーズをまぜてみた結果できた産物。単品では読みづらい。(※重複投稿しています)
最終更新:2023-12-11 13:00:00
874文字
会話率:0%
王子の妻になるために、貴族令嬢達の戦いが始まる。最後は王子ざまぁ。(※重複投稿作品)2023。4.14簡易チェック
最終更新:2022-02-23 19:00:00
1669文字
会話率:0%
信じていた国に裏切られた少女は、魔境の底で、炎の厄災となった。
人類の天敵たる魔物が蔓延る魔境、そこから襲い来る魔物を迎撃する五つの監視塔にはそれぞれ聖女がいる。
サルザリア聖教国の学園では、いずれ聖女となる可能性を秘めた数多の少女が
学業と聖術の修練に励んでいた。
そして告げられた聖女選定の儀。不真面目なララは親友である優等生シアが選ばれると信じてその日を迎えるが、予想に反して聖女に選ばれたのはララだった。
苦しい修練を終え、監視塔に上がったその日、ララは大きすぎる喪失と共にこの国の正体を知る。
焼き尽くしてやる、この国も、人類も――赤々と燃える火に復讐を誓って、彼女は人類未踏の地、魔境へと逃れた。そこで、魔王の称号を戴く師に出会うとも知らずに。
※カクヨムにも掲載しています。
※感想、評価、レビュー大歓迎です!
※30話弱で完結予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-19 12:20:37
73822文字
会話率:39%
限界その日暮らしに疲れた宅配業者 "アンヌ" は、怪しげな荷物の輸送を請け負う。手軽さにロクな確認もせず張り切るも、目的地は自分の持っている20年前の地図には無い軍事境界線の先にあった。
豚箱目前の彼女を助けたのは、国
境警備のエリート軍人 "ガラン" 。守る立場の彼もまた、壁の向こうを目指す一人だった。
二人は両国間で唯一警備の目がない、そもそも人類が入れない怪物の魔境、”未踏領域” 越えを決意する。
人間が沸騰する近代と、超常が跋扈する幻想が交じり合った近代フアンタジヰの世界でつづられる、ちぐはぐなそよかぜの物語。ヨロシクオネガイシマス折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-16 18:00:00
35877文字
会話率:44%
メイベル・シュート公爵令嬢は五歳の時に神の加護を授かったと同時に魔境の魔獣から国家を守護する使命を王家から与えられた。
その代償として王太子の婚約者。ひいては王妃になる未来を与えられている。
しかし実態としては一年のほとんどを魔境で過ごし魔
獣を屠る事だけを強いられていた。
婚約者として扱われる事などなく。王太子妃教育はおろかろくな貴族教育も受けられず。
十年間魔獣と血で血を洗う毎日であった。
結果としてメイベルは『王太子妃』と呼ばれる事はなく『魔獣を殺すだけのキリングマシーン』『魔獣の血に染まった穢れ令嬢』と呼ばれる事となる。
魔獣から王都を守護していても感謝されずただただ穢れと蔑まれる日々。
幼い頃からのそんな日常が続いたメイベルはいつしかそれを当たり前のモノと受け入れるようになり、他人に何かを期待したり他人に受け入れられる事をしなくなっていた。
十五歳の春。
いつものように魔境守護を行っていたメイベルに王家からパーティへの出席命令が下った。
婚約者である王太子のアカデミー卒業を祝う会であるという。
まったく自分には関係のないパーティであるが王命には逆らえず渋々パーティに参加するとそこでメイベルは王太子から婚約破棄を告げられる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-10 20:01:50
150903文字
会話率:33%
広大な魔境とも言える大森林……『魔女の森』に一人の少女が住んでいた。
彼女の名はメリア。
まだ赤子だった頃に森に捨てられたメリアは、その森に住む魔女に拾われて彼女の孫として育つ。
メリアの育ての親である魔女は、近隣諸国にも伝説として
語り継がれるほどの薬師にして魔導士であった。
だが……やがて魔女はその長い生涯に幕を下ろす。
そして、その知識や技の全てをメリアは受け継ぎ、それを駆使しながらも、ひとり細々と森の中で慎ましやかな生活を送っていた。
しかし、ある日、ある出会いによってメリアの運命は一変することになる。
それは彼女にとって、ある意味では予想していた事態であり、彼女が抱える人には話すことのできない秘密に関わるものでもあった。
そして、行き着く先は……望むと望まざると訪れるであろう破滅の未来。
運命に立ち向かうのか。
それとも、どうにかして逃れようとするのか。
メリア選び取る未来。
その行く先に待ち受けるものは何か。
いま、その運命の物語が幕を開けるのだった。
※不定期連載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-10 18:00:00
71213文字
会話率:33%
主人公が家に帰ったら家の中にいた強盗に殺されて、なんやかんやで異世界転生したら「あれ?俺ドラゴンだね…なぜ?」って感じの主人公無双(最初はボコられる)ファンタジーです。あんまりハーレムにはなりません。不定期投稿です。
最終更新:2023-11-02 18:17:23
14225文字
会話率:43%
魔道により加速する文明の発展。太古より禁忌の地とされてきた災い渦巻く魔境。それに挑まんとする人類と、暗躍する魔族。世界は、混沌の淵へと傾き始めていた。
一筋の涙が頬を伝い、少年が目覚めると自らを“お化け”と名乗る不思議な少女に出会っ
た。
彼女は人間の精神を糧とし、少年の記憶を貰い受けそれを自身の肉体として変換させたという。
名はプレシュ。
彼女は【ティアーズ】と呼ばれる何かを探しており、少年はそれを取り返すための旅に付き合わされることとなった。
恵まれた剣術の才と記憶を失った事で得た不思議な力を持つ少年、アーネストラトス・ランスガンは、自由過ぎるお化けに振り回されながら、混沌に傾きかけた世界を歩く。
様々な出会い、謎や困難を乗り越え、彼らは失った物を取り返す事ができるのか。
剣と魔石のダークファンタジーアドベンチャー。
これは再生の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-05 15:00:00
17563文字
会話率:60%
アビリティと呼ばれる超能力や人類とは違う異形の存在であるモンスノイドが現れた三一世期元年は巨悪組織である惡の華(ヴァイスローゼ)が齎す世界混乱を六大超雄(シックス・リーグ)が解決したが、この混乱に乗じた様々な悪雄(ヴィラン)が現れ続け、超
雄(ヒーロー)は悪雄(ヴィラン)と熾烈な戦いを繰り広げ、永遠の世界平和を目指す英雄譚を築いていた。
はずだった。超雄(ヒーロー)の中には悪雄(ヴィラン)さへも精神的に引く程の悪行を表社会の裏で行い、彼らに盲信する民衆を欺き、無辜の人々を傷付ける超雄犯罪者(アンチヒーロー)が少なからず存在した。
超雄(ヒーロー)嫌いの青年『眩瀧瞬』はそういう世間に失望し、堕落した世界の日々を憂いていた。しかし、彼が恨んでいた超雄犯罪者(アンチヒーロー)に再び遭遇し、職場を焼かれてしまい、その悪事を暴こうとするも、逆に捕まってしまう。
そんな彼を助けたのは手段を選ばないほど冷徹で冷酷な超雄退治人(ヒーロースレイヤー )を名乗る青年『黒伽羅奪』だった。彼の策略と自身の勇気で超雄犯罪者(アンチヒーロー)を倒し、悪事を世間に晒しながら公開処刑した。
後に、様々な超雄(ヒーロー)に追われる身となった二人は著名な悪雄(ヴィラン)の一人『ヘテロギウス伯爵』に助けられ、【私立ヴァイスローゼ学園】に入学することになる。
悪意ある人格者である悪雄(ヴィラン)を養成するその学園には、DVの影響で戦闘狂に目覚めた体育会系男子や罠使いを継ぐ少女発明家、一般人でありながら超雄(ヒーロー)と渡り歩く殺人鬼女子高生などの個性的な生徒たちが跋扈する。
そんな悪宴魔境に二人は悪雄(ヴィラン)の在り方を確立していく。
これは勧善懲悪へのアンチテーゼを込めた素晴らしい悪人たちの魅力的なシリアスコメディーである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-05 10:30:40
2334文字
会話率:35%
千年にも及ぶ戦乱が続く中原世界。その間、中立を保ってきた魔道師たちの都エイサも、ついに東方のガルマニア帝国によって戦火に巻き込まれてしまう。そのさなか、老魔道師ケロニウスは、古代バロード聖王国から伝わる【アルゴドラスの聖剣】をある人物に託
す。
その頃、新バロード王国の王子ウルスと従者タロスは、ガルマニア帝国に寝返った家臣によって、遥か西の辺境近くまで追い詰められていた。謎の超戦士ゾイアに助けられたウルスだったが、運命の悪戯で離ればなれとなってしまう。流浪の王子ウルスは、やがて中原全体を覆う陰謀の渦に巻き込まれて行く。
一方、ウルスを探して放浪の旅に出たゾイアは、超絶的な剣の技で次々と敵を斃していくが、その本当の力は人知を超えたものだった。ゾイアとは、果たして何者なのか。中原の命運を握る存在なのか。
だが、本当の危機は、北方の人外の魔境から、密かに迫って来ていたのである。
*これは、わたしの初めての『剣と魔法の物語』になります。今までのわたしの作品とは、かなり違ったものになると思います。残酷な描写も出てきます。なので、そういうのが苦手な方は、読まない方がいいかもしれません。それでも、面白いはず、という根拠のない自信もありますが。
*毎日17時20分頃までに更新するようにします(令和3年3月1日以降)。事情により遅れたりする時には、あらかじめお知らせしますので、よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-27 15:03:33
3719853文字
会話率:32%
魔法大国アルスタイン。
1000年前の魔族との大戦では、大魔道士の活躍で魔物達をダンジョンに追いやった。
しかし最後の抵抗として、魔物達は魔力となって人間に宿るようになった。魔力を宿した者は魔物を模した紋章が顔に刻まれた。
21世紀に
なっても、魔物が宿った者は”紋章付き”と呼ばれ差別の対象となった。
アスラもその一人。
不当な扱いを受けながらも他者を思いやる事を一番に考える、前向きな青年だ。
世間では地底に沈んだ筈のダンジョン復活した。本物の魔物とトラップが潜む魔境に、こともあろうに侵入し攻略する姿を配信をするのが流行った。
そんなダンジョン配信のトップライバー、ドラゴンマスクは派手な魔法と人離れした体術駆使し難関ダンジョンを攻略し、人気を集めていた。
その正体はアスラ。
紋章付きである事と、秘密を隠しながら配信業で生計を立てていた。
そんな彼を見続けていた人がいた。
それは、彼が敬愛する王妃リュウミン。
彼女が彼の前に現れ、語った事とは。
「私とコラボ配信をして、ヒーローになって下さい」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-24 23:03:17
12345文字
会話率:26%