雪が降る静かなクリスマス。暗い森に流星の如く降りたったサンタとトナカイたちはランタンの光に導かれ、いきなり目の前に現れた、光に包まれた不思議な教会。他に休む場所もないので、彼らはその教会に寄ることに、
中に入るとそこには「カプリとラムル」と
いう小人がふたり。サンタたちを目の前にし、目を輝かすふたりはサンタたちを全力でもてなす。温かい料理に温かい飲み物、美味しいケーキ。トナカイたちには野菜をあげて、ブラッシングで体を労わる。
しかし、サンタたちは不思議だった。何もなかったはずの雪原の森に現れた教会はどこからきたのか。そして、なんでも作って、手厚くもてなしてくれるふたりは一体何者なのかと。
ー帰り際、クリスマスの日付が変わる前にサンタはふたりに特別なプレゼントを贈った。
ーふたりの正体、そしてプレゼントの中身とは。奇跡の夜に起こった想いと想いの物語。
子供の頃に夢見たサンタさんとの出会いにほのぼのとしたかわいい彼らにほっこりしてもらいたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-16 00:00:00
2494文字
会話率:74%
時系列的には、『レオンティエンとして』の後の、現代に転生した菊理のお話しです。
最終更新:2021-10-27 03:02:26
19740文字
会話率:11%
〈散歩もの〉の幻視的掌編。第21回ゆきのまち幻想文学賞(2011年)落選作品。賞に合わせて書かれた為、雪がテーマとなっている。
最終更新:2021-08-15 17:42:29
2986文字
会話率:0%
やっと無一文を脱出しての雪山行軍中、どんな不運か全員はぐれて身一つ迷子。
困っている村人を助けつつ、ついでに恩返しを期待する──つもりが敵は一体なんだ!?
「寒いよー、あったかいとこいきたいよー……」
「俺の筋肉の壁の前に敵はなしっ!」
「ならアンタが凍えてなさいよ、私寒い所なんて絶対イヤだわ」
「雪の女神が俺の美しさを求めて……嗚呼美しさは罪なのか! 神より与えられしこの美貌を俺は、俺は──」
「一人で脳内冷やしとけ」
「ねぇ、いくらなんでも全裸で雪山はどうかと」
それなりにあったかい懐を無駄に冷やすのも、金を抱えて凍え死ぬのもごめんなので、生き延びるために記憶をさらいながら進むしかないのです。
過去にらんどでUPしていたものを、書き直しつつUPしていきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-21 09:24:32
77750文字
会話率:46%
”終了点”とは、山岳登攀において、このルートはここまでで十分価値があると人が判断した「ルートが終わる場所」の事だ。それは例えば尾根の途中、二本足で立てるようになった場所であったり、必ずしも山頂とは限らない。
人生の黄昏を迎え冬の山頂に広
がる雪原を訪れた山岳カメラマンの男。頂上の一角にある避難小屋をその時期に使う者は他にいないはずだった。しかし吹雪の夜、古めかしい恰好をした登山者が小屋を訪れるーー。
文明と隔絶された山の上で出会う人々と男の交流を描く山岳小編。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-19 03:31:41
37749文字
会話率:53%
うさぎが雪原で空を見上げて立っています。うさぎは友達の隕石を待っているのでした——。
最終更新:2021-03-20 19:00:00
14215文字
会話率:36%
2050年代初頭、地球は氷河期に見舞われ、世界中で食糧難を迎る。食糧戦争が勃発し、その後終息を迎えるが、多くの貧困地域を産み出した。経済支援コーディネーターのアキラは相棒である人工意識「紅」と共に日夜貧困地域を飛び回り、最新科学技術「オブ
ジェクト」を用いて救済を行っていた。
ある時度々訪れてい都市で、子供が病気に伏せていることを聞く、医師団を捜索しに雪原へと向かう。
程なく医師団の女性マリアと合流を果すが、その子供の病の裏に人類を巻き込む陰謀の影が潜んでいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-05 15:18:00
187671文字
会話率:42%
冬の街で見つけた、昔ながらのおでん屋。
でも其処に居たのは妖と呼ばれる
人成らざる者達だった。
青い提灯と、おでんの匂いに誘われて
今日も、暖簾を潜った。
「おかえり。」「…ただいま。」
最終更新:2021-01-21 16:26:57
3501文字
会話率:21%
つもりつもって新世界。心を躍らせて、冒険を始める。
最終更新:2021-01-19 12:20:34
379文字
会話率:0%
春を愛し、冬を憎む国、キルシュ。第一王女ステラはその国に忌み子として生を受けた。冷酷な父、無関心の母、残虐な妹。狡猾な王宮の者たちの策略によってステラは15歳の誕生日に、キルシュに冬を生み出したというバケモノへの生贄として冷たい雪原へ放り
出される。凍死寸前のステラを拾ったのは、夜を纏う1人の青年だった。
『私は、生贄になるために生まれてきたんです』
____これは、死にたがりの王女と冷たい手をした冬の王、そしてちょっぴり変わった戻らずの人々の物語。
※エブリスタでも同作品を投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-11 16:23:45
14907文字
会話率:48%
雪原を黒く汚すように、私は墨を広げる。
ばらばらの文字たちを繋ぎ合わせて、私たちは意味を作る。
きっと伝わると、信じている。
最終更新:2021-01-09 01:54:34
7365文字
会話率:32%
冬休み、ロシアのとある雪原にて。
私は狩りを楽しみながら、"彼女"に思いを馳せていた。
もうすぐ遊びにやって来る、幼馴染の『北欧の妖精』に……。
※全10話。
※ガールズラブ描写、性描写あり。R15。
最終更新:2020-12-31 10:48:45
11380文字
会話率:31%
どうしても食べたいアイスがある。
雪原のように美しく、口溶けの良いあのアイスが。
初エッセイです。最近、買い物しに行ったらお酒コーナーで日本酒のラベルを見て、また、食べたいなぁと思ったアイスがありまして…今回それについて書きました。呑気に
書いたエッセイなのでよろしければご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-20 13:18:53
3048文字
会話率:9%
霽レタ雪原(はれたせつげん) カクヨムで同じものを掲載しております
最終更新:2020-11-15 03:47:16
27513文字
会話率:57%
気の強いエリート女を矯正施設に監禁する、道中の会話。
最終更新:2020-11-12 12:00:00
1000文字
会話率:60%
自称魔王が封印されてから幾星霜。待てど暮らせどトドメを刺すはずの勇者が現れない。共にいた女神も強烈なビンタを置き土産に最後、姿を現さなくなっていた。何も無い空間に一人取り残された魔王は行動に出る。
「よし、トドメを刺されに行ってこよう」
勇
者が来ないなら自分が行くまで。
行方不明になってしまった伝説の剣と女神を探しつつ、変わり果てた世界を往く青年の物語。
※少年漫画程度、CERO【B~C】程度の暴力表現・残酷描写あり
◆この作品はカクヨムにも掲載しています
https://kakuyomu.jp/my/works/1177354054897264767折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-31 19:08:29
102460文字
会話率:42%
ある日気がつくと、俺は異世界で人間ではないものに転生していた。そして大雪原、いや雪に塗れた豪雪地帯の山で暮らしていた。日本で平凡に暮らしていたはずだったのに、これは一体どういう事なのか。身の丈十メートルにもならんとする大怪物、無敵の魔神と
も恐れられる超強力な魔物ギガンテス、それが今のこの俺だった。そこでは巨大な白銀狼フェンリルと、縁あって共に暮らすガルーダだけが俺の友だった。だが心は人間、とても人恋しかったのだが、ここへやってくる人間は俺を殺そうとする魔物の狩人たる冒険者だけだった。だがある日ついに俺と共にあってくれる人間達、二人の幼い王女達がやってきたのだった。だが彼女達は強大な敵に追われ、命からがらこの山中にまでやってきていたのだ。圧倒的にまで強大な人間の帝国に追い詰められて。そして俺の庇護を必要とする彼女達を連れての、その追手との熾烈極まる戦いの火蓋は切って落とされたのだ。
アルファポリスさんにも連載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-09 18:00:00
148028文字
会話率:21%
LINEノベル様(https://novel.line.me/reader/novel/12627)にて投稿した作品になります。
冬の風が吹く。木を枯らす風。
雪原町に住む晏御霧彦はうなだれていた。うるさい幼馴染が日常を壊していく音に。
平凡と静寂を求める少年は、悲しく笑う少女に。
悲惨な過去を持つ少女は、ヒーローのような少年に。
二人をよく知る者たちは、温かく。
日常とは何か、当たり前というものは何か。
それを探し、求め歩く物語。
桜色の髪が春の温かみを彷彿とさせる。
冬の中に咲く桜のような神殿みやはは、少しの後悔を抱えながら霧彦と歩いていこうと決めた。
霧彦もまた秘密を持ちながら。
持っているのは悪でもあり、善でもある。
それは人が選択すること。
自分が決めたこと。
理の中で霧彦とみやはは進んでいった。
平和な日常、その中を。
生徒失踪事件。
それが日常を壊していった。
香雪虫。
その虫を中心として。
大切なことは人生を楽しむこと。
楽しむことを日常とすること。
それを忘れてしまっては人生を過ごせない。
だから霧彦は彼女と歩んでいった。
ただうるさく舞う木枯らしは、ピアノの旋律を忘れさせただ寒さだけを持って木を枯らしていく。
そんな木枯らしは、人々を震えさせ攫って行った。
攫われた人々は天を仰いだ。
人々に、神のご加護があれと。
それでも人の怨念は広がっていく。
憎まれ口をたたいたり、ただの嫉妬だったり。
ほんの小さな怨念は徐々に集結し、人を食らっていった。
そうしてできた世界のお話。
勇気と希望が必要、優しさを真似るお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-14 20:22:10
100117文字
会話率:52%
雪原(ゆきはら)ゆうやは家でも学校でも一人ぼっちだった。そんな雪原はある日、幻と出会う。漢字練習用ノートに描かれたイラストが、目の前に現れたのだ。その幻覚は、雪原に漢字を勉強しろと強要する。それが嫌になった雪原は眠りに落ちるが、漢字練習帳の
イラストたちは夢にまで現れたのだった。真っ暗な世界に、血だらけのイラストたち。逃げ惑う雪原は、結局イラストに捕まり、腕を噛まれてしまう。夢なのに、痛みと傷口はリアルだった。
井伏(いぶせ)いなみという転校生が現れる。雪原はその少女に一目惚れしてしまう。幸運にも、井伏と席が前後となる。さらに、学校帰りに寄った公園で、女子高生の三島(みしま)と出会う。年上の三島に心を許し、雪原は日々の憂いを伝える。初対面の人に重い話をしてしまった雪原は少し後悔して、昨日見た夢の話を面白可笑しく三島に話した。すると、三島はより深刻な表情を見せる。三島も幻と出会うことがある、いわば雪原の先輩だった。三島いわく、幻覚や幻聴は、夢に入り込む前兆らしい。そして、夢で起こったことが、現実に何らかの形で反映されるという。雪原は、この話を信じられずにいた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-05 21:59:13
8843文字
会話率:25%
本作は初めてリリースされ、オリジナル作品(中国語)はいかなるプラットフォームでも公開されていない。
これこそ、僕らの世界です。
彼らはちょうど梨花の杖をついて震えながら私を接待しました,彼らのいわゆる魔法を展示します:
一つは銀の塊をコン
クリートに変えました。
もう一つの技法でトイレットペーパーを雪原城に折りました。
最後,おじいさんが、ぴんぴんしている塩魚を呼び出しました。
偉大の工事の王,十雨·パルファム絶対欠席しません。
この魔法都市の忘れ場所…
謝羅蓋手の中のコップはもう壊れました。しかし彼は痛みを感じません。
空はもう暗くなりました。部屋にはまだ明かりがついています。
彼はこの時ここが限りなく暗いと感じた。
星のない空より暗い。
ここに彼がいるだけで十分です。
でも彼の心はもう寒くなりました。彼の光も暗くなった。
一匹の使い魔が雲を越えて、亡霊のように悲鳴をあげます。突然自分はこの主のない使い魔のように思いました。自分はどこに属しているのか分かりません。
パルファム,この家族の悪霊が彼の運命に絡みついている。
今彼は決着をつけに行きます。この悪夢を完全に終わります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-23 20:08:11
6132文字
会話率:13%