赤目は高尚、青目は愚昧。ツノがなければ絶望の底。
差別階級の最下層民であるウィルは、むかつくやつらを自慢の奪略魔法で撃退することが、(悪)趣味のひとつだった。
しかしたまさか出会った少女ミスティには、自分の魔法が通じない。
「これじ
ゃあ俺のライフワークが台無しじゃねえか!」
確実でなければ、クズ共を存分におちょくれない。
ウィルはミスティの旅に同道し、魔法が通じない理由を突き止めることにした。
頭にツノがある『ツノ付き』が当たり前の世界で、ノーホーン……ノームと蔑まれる落伍者の、自由気ままな旅物語。
この作品は「アルファポリス」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-12 18:23:03
136295文字
会話率:46%
落伍者、社会不適合者、能無し。
常に自らの存在を否定し続けた男 吉崎秀平(ヨシザキ シュウヘイ)はやる事もなくダラダラと日々を過ごしていた。
その日はタバコを買いに行くついでに散歩していた帰り道、目の前で轢かれそうになる女子高生を助け、代わ
りにその味気ない人生に幕を閉じた。
そんな寂しい男が異世界に転生し、生前愛したゲーム
【SSS〔- Steel Steam Souls -〕】の能力を駆使し、日々を過ごしていく。
そんな静かな物語り。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-08 15:25:58
56921文字
会話率:28%
不遇な半生により薬物へと逃げ落伍者となった蝮陀羅 絶(マムシダラ ゼツ)37歳独身クソ野郎は、売り物のブツに混ぜ物をした罪をチャラにするべく敵対勢力のアジトへカチコミをさせられる。成功したかに見えたが彼の心の奥に潜んでいた甘さゆえに志半ば
で死亡する。
しかし、彼を待ち受けていたのは地獄ではない、新たな人生だった――――
異世界でも彼は最低最悪な生き様を送るのか、そこに待ち受けるのはハッピーエンドかそれともバッドエンドか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-04 19:17:40
32662文字
会話率:39%
剣崎菖蒲 大学二年生のウッキウッキな時期に彼は人違いで背中から刺されてしまい死亡する。
しかし、次の瞬間、目がさめると見知らぬ人に抱き上げられる赤子になっていた。
どうやら身に余るほどの膨大な魔力を持つがそれを変じて放出する能力を持たず
。常人の100倍はあろうかと言う魔力を惜しまれるが一族では落伍者として疎まれ始める。徐々に家に居場所がなくなり日々肉体労働や魔石への魔力供給などの雑事をやらされ、ある種便利な魔力タンクとして扱われていた彼だったが兄や弟が華々しく魔法使いとして開花していく中一向に属性に目覚めなかった。
そしてある日彼と同程度の魔力を持ちながら全ての属性に目覚めた妹の登場により彼は家を追い出されてしまう。
しかし、魔石に魔力を注ぎ続けていた彼が何もしていなかったわけでは無い、たしかに属性のない魔法使いなどただの魔力タンクだが、彼にはたった二つだけ力があった。
これはそんな彼の紡ぐ少しばかり大それた冒険譚である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-22 20:00:00
377118文字
会話率:44%
魔術の名門ファルス家の落ちこぼれ、ルド・ファルス(28)。彼の体には、誰もが持って生まれてくるはずの魔力が、まったく存在しなかった。
『ファルスにあらずは魔術師にあらず、魔術師にあらずは人にあらず』
才能至上主義のファルス家は、ルドをま
るでゴミのように扱い、十歳のときに家から追い出した。
彼はその後『魔術師』を辞めて『冒険者』となり、毎日地道にレベルアップを続けながら、ダンジョン飯とお酒で優勝を繰り返す。
魔術師たちは、そんなルドを落伍者と呼び、嘲り笑った。しかし、彼らは知らなかった。
ルドが魔力の代わりに『天衣無縫の肉体』をもって生まれたことを。その体は『異次元のレベルアップ』によって、『最強』と呼べるほどに仕上がっていることを。
これは自分を落ちこぼれだと信じてやまない一般男性が、日々レベルアップを続けながら、ダンジョン飯で優勝しつつ、圧倒的な身体能力で無自覚に無双していく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-17 11:01:18
18799文字
会話率:51%
黒岩は、大手広告代理店に入社し、徐々に成績を上げ、社内でも出世街道をひた走る。祖化しある陰謀に巻き込まれ、ついには警察の取り調べを受け、ようやくの事無事釈放された。しかし社内の腑に気は以前とは違い、釈放されたにもかかわらず、冷ややかな態度で
出迎えられ、自宅待機というたちとなり、取材旅行と称して、日本列島を旅する。その旅の途中に清楚な女性と出会い、その新鮮な雰囲気が気に入ったが、その主旅を続け、北海道まで旅をした。東京に帰ってからは、猛烈サラリーマンではなく、時間をゆっくりと楽しむ生活を楽しむようになった。そして会社を退社し、独立する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-11 17:51:55
287361文字
会話率:5%
この作品はカクヨムにも連載しています。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054921442442
私の生涯の一部を引用してます。
この作品は実際にあった出来事とフィクションが混在してますのでご注意を。
予
期 世期 代期 余期と4つの章と並んでます。
予期と世期
『生命の維持』 『死の覚悟』が備わってないのなら、完全に逝けない... どんなに苦しい時でも...
代期と余期
『人間性』を手にする『我こそは有りて在る者』と云えるか...
ストーリー
主人公:弱者(憂鬱な落伍者)が、理想な死に至るまでの過程。
その為に、南極に存在する得体の知れない吊り橋に辿り着き... 渡る。
何度も何度も挑む...渡る事に。弱者は渡切れるのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-09 17:26:05
346文字
会話率:0%
「世界」はイデアによって支配される。犬は犬だから犬であり、猫は猫だから猫である。水が氷となる寒さも、水が沸く熱さもすべてイデアで決まっている。そして人々はそのイデアを解き明かし、そのイデアを利用したスキルを開発し、世界を発展させてきた。
ラディスは多くのスキルを巧みに操り、「銀嶺」とも謳われた英雄であった。しかし親友を救うために生死の境を彷徨った結果、彼はスキルを失う。彼はそれでも戦い続けたが、ついには落伍者の烙印を押されて狩人ギルドを追放されてしまった。
それも運命と受け入れたラディスは、故郷に帰って恋人と共に余生を生きることを選ぶ。彼は気づいていなかったのである。彼には今やイデアの核である「イドラ」を操り、イデアそのものを騙す――あらゆるスキルを行使する力が備わっていたことを。
ラディスがそれに気付いた時、再び彼は混沌とした世界に英雄として立ち上がるのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-22 12:26:20
13295文字
会話率:41%
男は意味のない人生を送っていた。何をやってもうまくいかない。何をやっても報われない。誰にも評価されず罵倒される日々、絶望した男は飛び降り自殺を計るが得体の知れない存在により別の世界に飛ばされる。何もわからないまま男は生きていく
最終更新:2020-07-05 22:43:17
2021文字
会話率:46%
世にも珍しい『死霊召喚士』のエレジアは、所属していたパーティから戦力外通告されてしまった! 行き場をなくして途方に暮れるエレジアは、謎のヒゲ男と出会う。
『俺が作るパーティに入ってほしい』
願ってもない申し出だったが、それが波乱の幕開け
だった―――
世界を滅亡させんとする『災禍』、食い止めるのは世間の『落伍者』ども!? はぐれ者達による世界救済(?)の物語!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-26 21:55:07
20208文字
会話率:63%
とある小さな村に産まれた少年アルバインは普通の村人として成長し青年へと成長した。
このとある小さな村では成人すると街へ行商に行く事になる。いつも行商に行っている街で偶然街の人からモンスターの素材を買い取って貰える場所【冒険者ギルド】の存在を
教えて貰いモンスターの素材を売る為に成り行きから【冒険者登録】を行って【冒険者】となった。主人公アルバインという名の青年の世界の常識(村の中)は本当の世界の常識からかなり逸脱しているのだがアルバインがその事に気付くのは少し先になるのであった。
アルバインは【冒険者】としての頭角を徐々に現していく事により勇者と呼ばれる存在に至る筈だったがとある事件の結果全てを失い妖精郷に三百年引き篭もる事になる。この物語はアルバインという一人の青年の成功と絶望の物語であり本当の英雄に至る為の冒険譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-25 03:24:03
4593文字
会話率:40%
一体僕の計り知れない「冒険心」とは何処から植え付けられてきているのか。
子供心に耳に残っていた母の言葉に異様な「好奇心」が今甦ってくるのである。
燃え尽きようとする祖父の魂がまるでその答えを暗示するかのように…
最終更新:2020-02-25 10:36:05
2947文字
会話率:30%
日頃の思い付きの書きためです。
よかったらコメントお願いします
最終更新:2020-02-02 22:15:47
2130文字
会話率:0%
ある女性のこれからも続くだろう人生の過去と今を切り取っていく作品です。
愛は実際のところ何なのか失敗から学べない彼女が他人を傷つけまたまたそのためにどんどん落ちていく様な作品(?)です。
最終更新:2019-11-08 03:58:59
1042文字
会話率:0%
「世界はバジル・アントリウムに優しく無い」
誰もが新天地を求めて土地を開拓する事に勤しんでいる時代、神から見放された落伍者『能無』として生を受けたバジルは己の呪われた運命に悲観し俯きながら日々を過ごしている……訳でもなく弟のトワイア
と共にそこそこ幸せな毎日を送っていた。
「折角男前に産んでもらったのにジメッとしてたら勿体ねぇだろ?」そんなことを嘯く舞台役者顔負けの美貌を持つ彼は今日も喧嘩や家事、アルバイトに明け暮れる。
しかしそんな平々凡々な日々は突如として終わりを告げた。
攫われた愛する弟、焼かれた故郷の村、死んでいった友人達。
弟を救うため、奪われた故郷の真相を探るため、神に見放された男バジル・アントリウムは祖父の形見の拳銃と共に流れる黒髪を風に揺らし荒野へと足を踏み出した。
同じ作品をノベルアップ+様の方でも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-19 00:00:00
239555文字
会話率:28%
異世界から帰還した落伍者には、あらゆるものをカード化する異能が身についていた。
<魔力細胞>の存在を確信し、カード化をすすめる元生産系ギルド【工房ハナノナ】。
地球世界の制約の中、「失われた黄金の日々」を取り戻すため【ドロップアウトスターズ
】として再び立ち上がる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-01 22:00:00
148352文字
会話率:53%
やあ、こんにちは。僕はこういう役回りは本当は苦手なんだ。僕はすべてを見通してはいるけれど、当事者でもない僕が語ったところで面白さの欠片も無いだろう。だから、こんなところで僕と話しているよりも、さっさとあのオトコを見てごらんよ。実家住まいの3
0代、最強ニート。社会のクズ。人生の落伍者が、何の能力も、チートももらえずに、異世界に転移させられた、哀れで滑稽な姿をさ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-19 18:00:00
158467文字
会話率:42%
灰猫の魔法使いシンデレラさんとヘタレの元王子ミスターチャーミングの旅の記録。
最終更新:2019-03-05 14:33:20
1893文字
会話率:28%
必要なことだからと王制を急げば国が乱れるのは当然のことだった。人々は受け入れたように見えたが、しかし、万人の同意による時代の変遷などあり得ない。
新たな生活を享受する人々の裏で血を流す者は相変わらずいたし、涙を流させる者も存在していた。
そして、そのどちらの歴史も、隔離地域と呼ばれるゴミ箱に押し込められてから、短くも長い年月が経っていた。
隔離地域の一つである細歩(サイホ)地区でも時代からの落伍者が生きていた。その名をフォール。
フォールをめぐって、少女は混迷するこの世界を象徴するかのごとき陰惨な事件に遭遇する。
細歩を舞台に起こった事件と、まるでそれが存在意義であるかのようにただ黙々と戦い続けるフォール。
少女はその中で、強く結ばれた運命の糸を手繰っていくことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-03 18:35:14
180439文字
会話率:41%
かつて獣人に支配されていた人類は一つの鉱石を発見することにより立場を逆転する。後に秘石と呼ばれることになる石を体内に取り込むことにより劇的に能力が向上し、中には精霊の加護を得て自然現象を操るにいたる者まで出た。
それから数百年、十段階に
細分化された秘石の等級により社会的階級が決定される世界にて、シュラットは無等級との最底辺の地位に甘んじていた。
秘石を取り込めないゆえに社会から落伍者と見做されながらもシュラットは腐ることなく剣の腕を磨き、無等級者同士が鎬を削る闘技場で無敗の王者として君臨していた。
その強さゆえ挑戦者に事欠くようになり、苦肉の策として十等級との対戦が組まれたことによりシュラットの運命は大きく動き出すことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-26 21:49:24
102811文字
会話率:44%