ザナドゥ、そこは楽園の名を冠した退廃都市である。
金と欲望にまみれた企業群によって統治された町、暴力が渦巻き、金があれば全てが手に入る強大な都市である。
その中で強く生きる者が居た。
薄汚れた匣を拾った、義手義足の少女ロキシィ。家族、親友、
家、その全てをザナドゥに奪われた少女は、この街を変えることができるのか。
果たしてこの支配体制を破壊することはできるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-14 23:54:32
12645文字
会話率:35%
森で幼馴染を助けるため、竜に片腕を食われた二人の少年。
テリオは右腕を、クルーデは左腕をそれぞれ失った。
二人は共に孤児院で暮らし、騎士団を目指し、競い合っていた。
だが、テリオは剣を取ることを諦めてしまう。
そのまま月日が経ち――
ク
ルーデは隻腕というハンデを抱えていたにも関わらず
騎士団のエースにまで登りつめていた。
――が、悲劇はある時、突然に起きる。
クルーデが騎士団長を襲い、村へと火を放ったのである。
凶行を止めようとしたテリオだったが、クルーデに敵うことなく。
絶体絶命の危機に陥るも、テリオの窮地を救ったのは謎の少女。
その後、姿を眩ましたクルーデを追う為――
テリオは旅に出ることを決意したのだった。
何故か同行したがる、謎の少女と共に。
幼少期に片腕を竜に食われた青年と、食欲旺盛な謎の少女。
空を飛びたい少女と、頑なに飛ぼうとしない竜。
記憶を失った青年と、赤金を操る絶世の美女。
別々の場所で、別々のきっかけから始まった物語。
最果ての地で生まれた世界最大の脅威に、どう立ち向かうのか――?
※2017.6.30 完結しました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-30 17:05:22
191232文字
会話率:47%
最終戦争により終焉を迎えた世界。壊れたロボット・オズマは義手の男・カミオカによって目覚めさせられる。二人は謎の待ち人の元へと旅に出ることになるが――同名のフリゲをノベライズした作品です。
※この小説は鍵虫さん制作の人気フリーゲーム『終わ
り逝く星のクドリャフカ』を作者の許可を得てノベライズしたものです。DLはこちらから:http://www.freem.ne.jp/win/game/13037
※このお話はカクヨムで先行公開しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-01 11:00:00
49809文字
会話率:47%
目が覚めると、銀色の大きな鳥籠の中にいた。
隻眼の男は厳かに告げる。「杯を取れ」と。
鉄錆に侵食された部屋、魔法陣と儀式の間、荒れたアトリエと天使の肖像。囚われた少女は寂びれた古城から逃げ出すことができるのか――
記憶を失くした少
女と隻眼の男のホラー×ラブロマンス。
※アルファポリスにも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-23 08:54:09
6278文字
会話率:12%
新高校一年の司推宗太(しすいそうた)は、顔立ちも良く、頭も良く、クールな性格もあってか女子に人気がある。
それに加え、中学三年の頃には何度も警察の捜査を手伝うほどの推理力がある。
新聞に何度も名前が乗るほどの有名人で、イケメン探偵と言うあだ
名もつけられて居るため、モテるのも当たり前であった。
しかし、幼馴染の冴木日和(さえきひより)がいつも側に居るために、女子達は近づきにくい。
片腕が義手の男子と、言葉が話せない女子
これに近づける人は居ないのも当たり前だろう。二人ともある事件がきっかけでこうなったのである。
その事件の後、イケメン探偵の名は姿を消した。
ー俺はもう、推理なんかしたくないー
そう言いつつも、宗太は日々の学校生活の中で推理をする事になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-03 18:12:27
780文字
会話率:34%
不器用な男と女の恋物語
広い肩幅に無駄な筋肉ひとつない美丈夫のバクルー王は、国の為なら、その容姿さえ利用する王であったが…利用した女が、命をかけて自分を守った事で、すべてが変わった。
左腕を失い、そしてその心は…まだ血を流していた。そんな
折、男性のように肩口に髪を揃え、ズボンを穿いた義手職人が、バクルー国に亡命を願い出る。だが、義手職人には過去に…バクルー王との因縁が…
~その腕で抱きしめてを改稿した作品ですが、設定が変わっておりますので、内容も変わっております。~
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-06 17:25:42
102808文字
会話率:29%
「家族がいる所に帰りたい」
そう願った普通とは違う幼い少年と両腕が義手の男の旅の物語である
最終更新:2016-09-18 17:34:42
2305文字
会話率:46%
腕を失っても妻は義手で料理を作ってくれる。
夫の僕にできることは……
最終更新:2016-09-02 19:03:02
1290文字
会話率:80%
霧に閉ざされた街ラリュング・シティは、第三次大戦後に生まれた難民たちの街である。過去を恐れ、霧の中に閉じ込められた閉鎖社会では、時として軍や警察でも手に負えない事態が発生する。霧の向こうから現れる大戦の遺物、無人兵器たち。人々はそれを『フォ
グ』と呼称し、霧を恐れ、崇めた。
ヘイズル・ウェザフィールドは、そんな霧の街ラリュングの道楽探偵である。金のためではなく、自己満足で事件を引き受ける赤錆色の髪の女。警察にもマフィアにも屈しない、不屈の女探偵。
だが彼女の真の姿は、巨大人型兵器『霧の女皇《ミストレス》』のパイロットだった……。
女探偵ヘイズル・ウェザフィールドの活躍を描く、SFハードボイルド・ロボットアクション!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-05 19:41:03
209904文字
会話率:38%
世界一の炎魔法を生まれもった少年マルナは、魔法発動に必要な右腕を失ってしまう。
失意に沈む彼の腕につけられたのは黒鉄の義手。
魔法をほとんど使えなくなった少年は、妹を守るため、自分の腕と魔法に向き合う――
(短期集中連載。全話投稿予約済
み)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-31 21:00:00
12159文字
会話率:28%
その国では炭鉱や金山、
鉱石を主な財源としていた。
国の成長は、止まらないかの様に思えた。
その国は公害に侵されたのだ
長年掘り続ける炭鉱や金山から流れ出た毒素。
積もり積もったそれは足りない世代を作り出した。
足りない世代
それ
は腕や足が欠損して生まれた子供達をさす。
そしてその世代よりも後は、
皆足りない子供が生まれ続けた。
しかしそれでも炭鉱を掘り進めなければ、
国が無くなってしまう。
人々は働く為に義手や義足を作った。
そしてそれが兵器として使われるようになるまで、
時間はかからなかった。
国の鉱石で作られた頑丈で軽い手足、
戦の主流であった銃や刀は通さず、
鎧は簡単に貫かれた。
国は力で他国を蹂躙し始めた。
そんな国で俺は五体満足で産まれてしまった。
義手や義足を扱えず国の力になれないと、
俺は僅か3歳で大罪人の烙印を押され、
国を追放された。
今や国はナクシの国と恐れられ、
近隣の国は独裁にも近い政治体制を強いられていた。
そんな中捨てられた俺を育ててくれた村は、
ナクシに滅ぼされた。
税を払えないので待って欲しいと、
使者を出した翌日だった。
ナクシは俺を捨てるだけではなく、
全てを奪ったのだ。
其処から4年
俺はレジスタンスに一員となっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-13 18:26:07
1919文字
会話率:39%
主人公である俺、鐘本秋は(右肩から下の右腕が義腕であること以外は)どこにでもいる普通の高校生だ。そんな俺の義腕がとある事で破損して、偶々居合わせた人が新調してくれる。しかしそれは全ての始まりであった。新たな義腕を切欠に、俺の知らない世界に存
在した知るはずもなかった事件に巻き込まれていく。俺が巻き込まれた事件の先に何が待っているのか誰も知らない。
是非、評価と感想を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-05 23:00:00
333807文字
会話率:42%
あらすじ
戦争に鍵をかけた魔女がいた。
魔女は月が凍り、終わりかけた世界に宝をばらまいた。
魔女の宝を求めて魔宮で戦うトレジャーハンターの男前な美少女ヒメと、相棒二足歩行犬のロードはある日。自称アンドロイドの少年、エソラを拾う。三
人で魔宮を巡り、仲間になっていくけれど、三者三様の過去が立ちふさがる。
世界を諦めない最強の三人組は、過去も傷も抱き締めて今日も旅をする。
以下、ネタばれ有りのあらすじです。
戦争に鍵をかけた魔女、ウォーロックは世界中に宝をばらまいた。
数百年後の現代、月が凍り、終わりかけた世界で、人々は戦争のない暮らしを送り、トレジャーハンターたちは宝を求めて魔女の迷宮に挑んでいた。
自称アンドロイド少年のエソラは、命の代替品である「ハート」を手に入れるため、博士の遺した地図の指すツクヨミ街に向かう道中、絡まれていたところをトレジャーハンターの少女ヒメと相棒の二足歩行のパグ犬ロードに助けられる。
宝を守る迷宮のいくつかは魔力の暴走により魔宮と化し、周囲に影響を及ぼしていた。
ヒメは魔宮の影響によって月を失った、生まれ故郷であるツクヨミ街を元の活気ある姿に戻すために、ロードと組んで魔宮の宝を狙っていた。エソラの戦闘能力をかって、目的のために三人は手を組む。
ヒメとロードと過ごすうちに、エソラは様々な感情を思い出し、次第にヒメへ苛立ちを募らせていく。盗賊団からのスカウトを断ってツクヨミ街に固執するヒメに博士を重ねたエソラはヒメと口論になり、エソラは街を出ていく。
別行動をとったエソラの義手の銃から博士の手紙が現れ、エソラは自分がアンドロイドではなく、博士が半分機械にして生かしてくれた人間だったことを思い出し、愛されていたことに気づいて引き返す。
魔宮内でピンチに陥っていたヒメとロードを間一髪で救ったエソラは、義手の銃で魔宮を打ち砕く。空から失われた月が現れ、魔宮は消滅する。
エソラは自分と博士が伝説の魔女ウォーロックであることを明かし、「ハート」を手に立ち去ろうとするが、ヒメに呼び止められ、ロードにも誘われ、今度は仲間になる。
世界を諦めない最強の三人組は、世界中の魔宮を攻略するため次の街へと旅に出る。ヒメに恋したエソラを乗せて。
出会い、手を組み、わらって、ご飯食べて、喧嘩して、ピンチを助けて仲間になる話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-04 17:00:16
89484文字
会話率:43%
誰か私を愛してください──────
通り魔によって両手両足を失った女性が嫉妬と憎悪により人を襲うケダモノと化した。これは狂っていく彼女と彼女に恋をした青年の行く末を描いた物語。
※アルファポリス、カクヨムでも連載してます
数話で完結します
が、学業のため不定期更新とさせていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-15 11:57:09
3601文字
会話率:12%
〈亜人管理局〉のエージェントであるマーシーとランディの凸凹コンビは、〈亜人区〉内で起こる事件の解決に臨む。
短気でトラブルメーカーなマーシーと、冷静沈着で苦労性なカラカル亜人のランディ。二人の巻き起こす硝煙と銃火の活劇、とくとご覧あれ。
マンハッタンをモデルにした架空都市〈亜人区〉を舞台に繰り広げられるハードボイルド近未来SF。
「カクヨム」との同時連載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-10 20:17:47
12939文字
会話率:33%
白銀の髪をなびかせて、義手義足の少女がこの地に立ったのは、少し昔の話。
そして今、人とエルフのハーフである少女は、同じようにこの地にやって来た人間の青年と出逢う。
「黒い男と白い女」
二人並んだその姿を、噂好きな妖精達はそう呼んだ
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-27 12:50:12
2380文字
会話率:24%
普通の高校生だった高宮朱里は、バイト帰りの夜、正体不明の獣に右眼と右腕を食い千切られてしまう。銃を使う白い少女に助けられた彼女が目を覚ますと、見知らぬ病室に運び込まれており、右眼と右腕が機械化されていた。意味不明な状況に困惑する朱里だが、い
つの間にかPHCの狩人として登録されており……。
これは、普通の少女がハンターとしての力に目覚めていく物語。
※この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-02 19:10:18
288934文字
会話率:46%
『使徒』と呼ばれる、人知を超越した技術者の到来により、近代化・近未来化と言う名の改悪を加えられた世界━━━『ミズガルド』。出来上がった排他的な世界は、七の『原種』さえも恐れるような兵器や武装に溢れていた。そして、かつて栄えたとされる『魔術
文化』を根絶する為、魔術的文献やそれを持つ技術者の殺害が、つまり、『魔女狩り』が盛んになっていた。そんな腐りきった世界を変えるべく、『機械』と『魔術』、双方に身を毒された、とある兄妹は誓う。「俺は王になる」「私は王になる」━━━これは、二人の兄妹の物語。機械の義手と、魔術の怪腕を持つ、人間のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-14 23:41:20
14971文字
会話率:32%
大学の入学発表のあの日。事故に遭い気がつけば、両腕は飛び内蔵破損で見知らぬ森の中。そんな時、喋ることに障りを持つ少女(?)に助けられ一命を取り留めるも、此処何処だっ!
ついでに俺の両腕が金属製の義手に?
元の世界に柵みや、事故の時に見
た白い何か。義手の中に何かいたりと。色んな経験をして行く中学やさぐれ高校まじめな大学生…になれなかった男。
巌戸・拳蒔が”名も無き世界”を旅していきます。(予定)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-13 21:00:00
159739文字
会話率:32%
世界の秘境や遺跡を股にかける嫁と子供に逃げられた一人の男。
未知を探しに前人未到の雪山に挑んだ結果、ちょっとした油断で奈落のクレバスに落ちてしまった。
夢のような長い長い暗闇の中、彼は己の過去を見る。
男は暗いクレバスの底で誰にも看取られず
に命を終えた。
と思ったら、前世の記憶を引き継いだまま俺は生まれ変わったらしい。
神の悪戯かただの偶然か、何故こうなったのかは分からないが、俺は人生をやり直すチャンスを得た。
しかも!幼い頃に憧れ、夢と割り切り封じていた憧れの剣と魔法のファンタジックな世界!
産まれながらに恵まれた高い身体能力を有していた俺だったが、災いや逆境とも深い縁があるらしい。
生後半年でペットに半殺しにされたり、幼少時魔物に腕を食いちぎられて瀕死になったり、数え上げればキリがない。
けれどそんな事で挫ける俺じゃない。
守れる力がある、守りたい家族がいる。
一度は失った家族の絆、守ってみせる。
例えどんな障害があろうとも全力で。
不定期更新です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-09 14:00:00
111130文字
会話率:30%