──僕は妖精が嫌いだ。
──変なヒトね。そんなに『感情』というのは尊いモノかしら?
これは妖精モドキと呼ばれた一人の青年と、人のような妖精と、一つの都市の終焉の物語。
空間侵蝕と呼ばれる未曾有の大災害により生存域の8割を失った人類は、国
を失い都市国家を築いて存続していた。
第四次空間侵食からただ一人生き延びたユートは、空間侵蝕とともに発生した妖精と人が共存する妖精都市ティルナノッグで、人と妖精間のトラブルを解決する『調停屋』で働いていた。
ゆるやかに続くかと思われたユートの平穏は、だけど一人の妖精との出会いによって狂い始める。
GW中毎日更新、以後毎週土曜朝8時更新、9月で完結予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 08:00:00
53505文字
会話率:39%
テンプレ異世界を救った転生勇者♂が、別のシリアス異世界に幼女として転生させられて、前世のスキル「練気術」で身の回りの人々(主に幼女)を救いながら、平穏なスローライフ目指して頑張る話。
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――これは、滅びゆ
く世界で再会を願う天使たちの物語。
日本で生まれ育ったごくごく平凡な男子高校生ナツキ。妹を庇って暴走トラックに轢かれ、異世界に転生し、勇者パーティを率いて魔王を退け、星に平和をもたらした。
そんなありふれた話のエンドロールから、一年。ナツキは勇者パーティの仲間たちと共に、伸び伸びとスローライフを送っていた……はずだった。
気づけばそこは見知らぬ廃墟。自分の姿は金髪幼女。
仲間も武器も服もなく、記憶の一部も欠けたまま、放り出された第二の異世界。
そこは人智を超えた化物「神獣」の跋扈する常夕の星、ノア。
《塔》なる統治組織の下、魂を贄に振るわれる禁忌の剣を手に、人類は生存を賭けて戦っていた。
しかし剣に魂を捧げ戦っているのは、どう見ても10にも満たぬ幼い少女たちで――
再転生の理由も分からないまま、シリアス極まりない終末世界で、TS金髪幼女練気術士ナツキの行き当たりばったりサードライフが幕を開けた。
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タイトルの最後に「※」のついたページにはイラストを入れています。
筆者Twitter→ https://twitter.com/dimpanacot
更新予告・報告やこぼれ話、お絵かきの進捗など。お気軽にフォローしてください。
ノベルアップ+にも投稿してみました。同内容ですが。
https://novelup.plus/story/828233114
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 01:00:00
990684文字
会話率:55%
シリーズ続編です。
世界が動き出す少し前の物語り。
最終更新:2024-05-06 00:00:00
57912文字
会話率:38%
終焉のカウントダウン
過去、多くの終末予言があった。
1999年ノストラダムス預言
2012年マヤ暦の終わりと始り
2038年UNIXの時計崩壊
2039年ケネディ文章公開
2039年ヒトラーの預言
2061年ハレー彗星接近
2075年小惑
星1999JM8最接近折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-25 18:53:36
5159文字
会話率:11%
西暦2099年。
環境汚染や紛争で疲弊しきった地球に代わり、人類は新たなる楽園を見出していた。
その楽園の名は【アーク】。
20年前に人類の最新、最高峰のテクノロジーで創造された、無限大に広がる仮想世界(バーチャルワールド)。
プレイヤーは、専用のカプセル端末を使用することで、現実世界からアーク内のアバターへとログインすることができ、アークで自身の分身となるアバターは、性別、年齢、声質、身長、体重、髪質、体型に至るまで、すべて思い通りに作成できる。
アークでは、五感は勿論のこと、食事や睡眠ですら完全に再現されており、現実世界での生活と何ら変わりなく日常を送ることができるのだ。
更に、アーク内での衣食住のサービスはすべて無料で提供され、現実世界での活動無しでも生命活動を送ることができる。つまり、ユフテルでの食事や睡眠は現実世界の肉体にも反映される上に全て無料である、ということ。
アーク誕生後、国民の生活の拠点をアークへと移し、完全な移住を国家事業として掲げる国が多く現れ、プレイヤーは爆発的に増加していった。
やがて世界中の企業がアーク内へ進出し、仮想世界での生活は今まで以上に豊かになったのです――。
「―――まさに、夢のような楽園。人類の理想郷という訳です。しかし…よくもまぁ、こんなに吐き気がするほど悍(おぞ)ましい世界を人間たちは思いつくものですね―――愚かを通り越して感心します」
「精々、束の間の幸福に酔いしれていなさい。この偽りの楽園を支える為に自分たちが何を犠牲にしているかも知らぬまま・・・ね」
そんな楽園も、明日でアーク生誕は20年を迎える。
このめでたい一日を記念し、アーク運営から20周年の節目を祝う“贈り物”が全ユーザーに届けられるというが――――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 23:54:41
718357文字
会話率:61%
オーバーテクノロジーが行き交う文明都市で生まれ育った青年ディアは、ある夕暮れ時に謎の老人から、今まで生きてきた世界の外側に未知の領域が広がっていることを教えられ、好奇の思いに導かれるままに冒険の旅へ出る決意をする。
汚染物質を遮断する都市
フィルターの外側は危険と波乱、滅びの運命が約束されたウィルダム大陸。
満月色の瞳を持つ暗殺者。頼もしい図書館司書。悲運の少年奴隷。そして雪原にひとりきりで暮らす命の恩人。
この荒廃した大地の上で、ディアは数奇な出逢いを重ねながら、失った未来を取り戻していく。
※ 主に1〜2週間に1度ペースで更新しています。
※ ジャンルは異世界ファンタジーですが、世界観の三割ほどにはSFを含みます。
※ ヒロインと思しき人物は美少女ですが、女の子であるとは限りません。
※ たまにアクションシーンが挟まります。ガラスもパリンするし、モブの血が飛び散ったりします。
※ ポストアポカリプスな世界観をねちっこく描写していくため、グロテスクだったり気持ち悪い表現が頻出します。
※ 最終的には全滅エンドになることを予定しているため、物語が進めば進むほど登場人物は幸福から遠のいていきます。
※ お覚悟を。
作者が描いた作品関連イラストはTwitterにて「#TUPSIMATI」のタグで公開しています。
また、同作品は小説投稿サイトノベルアップ+様でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 22:52:41
807832文字
会話率:40%
封印が解けた魔王によって破滅寸前の異世界。亡国の危機に瀕するモノナキニ王国にて最後の希望を古代の伝説に託し、『勇者召喚の儀式』が執り行われた。
同刻、暗闇の包む空間に異世界転移してしまったマキア。彼はそこで真珠色の『指輪』を手にし、フェン
リルと名乗る人型のオオカミと出会う。
終末の近づく異世界でマキアは何を思い、何を為すのか。王道ファンタジーが今始まる。
<しばらくは毎日20時投稿>折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 20:00:00
33911文字
会話率:42%
世界三大名家の一つ・不死の家門アンブロシア家。
その八男として生を受けたリオン・アンブロシア。
卓越した剣才。膨大な魔力。強靭な肉体。
それらを兼ね備えたリオンはアンブロシア家の麒麟児として脚光を浴びていた。
しかし、八歳の誕生日
。リオンはアンブロシア家で最も儀式――不死鳥契約に失敗する。
その日を境に、リオンは全てを失った。
『どうすりゃあんな簡単な儀式で失敗なんかできんだよ、ゴミ屑が』
『全く、汚らわしいわ。鳳凰の一族に鴉が紛れ込んでいたなんて』
『次俺の視界に入れば殺す。去ね』
兄弟からは蔑まれ、家族も従者も失い、ついには路頭を彷徨った。
終末を迎えた世界で、リオンは悔恨と無力を噛みしめながら惨めな最後を遂げる。
――そのはずだった。
『フム、若き雛鳥にしてはよくやった部類だろう』
最後の最後にもう一度、不死鳥との契約に挑んだリオンの前に現れたのは『運命の不死鳥ジファ』だった。
『しかと覚えよ。これはまだ、運命のさざ波にすぎぬのだと』
運命の不死鳥の力により、リオンは再びアンブロシアで目覚める。
『あのクソったれな未来を変える。そのために私は――アンブロシア家の当主になる』
これは、世界でただ一人運命の波に飲まれることができず、もがき足搔く少年の物語。
これは、無能だと追放され、それでももう一度頂点を目指す少年の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 17:10:00
59361文字
会話率:34%
少女は昏い部屋の中で目を覚ます。
廃墟となった病院。誰もいない終末世界。
角と尾を持つその少女は、自分が何者かを知るために廃墟となった世界を巡る。
ハーメルンにも投稿しております。
最終更新:2024-05-05 17:00:00
171596文字
会話率:28%
世界が終末を迎えた時、ブレアは少女を助けるという英断を下し、その代わりに命を落とした。
しかし、本当に死んだわけではなかった。ブレアが目を開けると、そこには薄気味悪い世界が広がり、何かに向かって歩いて行く人々がいたのである。
その後を追って
いくと、ブレアは自分自身も異世界の権力者たちにより開かれているデスマッチに巻き込まれていることを知った。勝利をもぎ取り頂点を目指す戦いである。剣を手にしたブレアは死のゲームの世界に転送させられ、『精霊』と呼ばれる生物に遭遇する。
最初は逃げ惑うことしかできないブレアだったが、意外な仲間との出会いにより事態は好転する。ブレアは他の誰もがなし得ないことをやってのける──その仲間はブレアが他の者たちとは違うことを見抜いたのだ。
彼らは恐ろしくも新しい世界で生き残りを賭け、『前例なき者』として頂点を目指していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 15:45:15
71075文字
会話率:57%
何事においてもやる気のなかった男が異世界に召喚されて勇者として選ばれた!で調子に乗って大暴れするハートフルコメディ冒険物語!
そんな都合の良い世界観で選ばれし勇者 長門はどのような終末へ迎え入れるのか!
最終更新:2024-05-05 10:16:44
69102文字
会話率:72%
【脚は飾り】の超理論は時を超える。前作「退役聖女は脚なんて飾りだと思っている」の初代魔王誕生秘話のようなもの。
【エルフ】【獣人】【鬼人】等のファンタスティックな原住民がバラバラに住んでいた大陸に、文明を持つ【外洋人】が入植しそこに国
を創った。
それから二百数十年。いつしか国はヴァルハラ川を境に二つに分かれ、原住民と外洋人とその混血達はお互いを支え合いながら共に生きていた。
そんな世界の片隅で、鬼人の血を引く男と、獣人の女が出会う。
魔法あり、【既成事実】あり、スプラッターあり、技術開発あり、発電所あり、物騒ありのトンデモファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 23:40:00
140096文字
会話率:38%
太陽が近づき、終末を迎えようしていた異世界。
その最後の一日でゼンは思いを伝えるつもりだった。
これは、古喫茶店で行われるいつも通りの会話。
最終更新:2024-05-04 17:53:34
3460文字
会話率:36%
屍の怪物と称される、屍怪(シカイ)と化した人たち。秩序を失った世界は混沌とし、生きるためには戦わなくてはならない。
築かれた文明は崩壊し、食料の入手さえ困難。安心して眠れる場所さえない、過酷な状況。一ノ瀬蓮夜(いちのせ れんや)と仲間たちが
生きる、終末の物語。
※二章までは、ほぼ毎日ペースで。二章からは、水曜日18時頃・土曜日12時頃に更新予定です。
※以前途中まで連載していたものの、改稿版。
※この小説は、カクヨム様にも連載しています。
※異世界・異能・チート・ハーレムの要素は基本ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 14:06:11
499270文字
会話率:37%
ヴォルフは同じパーティーに居る冒険者をよく追放する事で有名だ。
終末事変の前ならともかく、平和になった今の時代でだ。
終末事変とは。
勇者レイとその仲間である大聖女、最新の狩人、殺しの化身の四人が人類全ての敵である魔王と戦った事。そして
勇者レイが魔王に勝つ為に命を落としてしまった奇跡と悲劇の出来事である。
その終末事変から十数年後である今。
魔王が持つ終焉の魔力によって命が消えかけていた星の自然は、大聖女によって元に戻り、壊された街や村は紫色の魔法石で復旧されて行き、そして魔王軍の残党も順調に減っていると、平和だった。
終末事変後から『宝珠石』という資源が沢山採れるエンコウン街でもそれは同じだ。
街中は活気に溢れていて明るい。
「君、このパーティーに必要ないから出てっていいよ」
だがそんな明るい街でも冒険者ヴォルフはいつも通り、三ヶ月一緒に冒険したエリスに向かって追放宣告していた。
彼女も今までの冒険者と同じようにパーティーから抜けるだろう。彼はそう思っていた。
だがそれは間違いだったと後で彼は知る事になる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 09:53:59
21389文字
会話率:38%
まだ一つ前の文明が栄えていた頃。
世界を巻き込む大きな争いが起きた。
祝福をもたらす創造たる主人とその仲間の神達『光』
終末へ導くルシフィエルと配下の獣達『闇』
この二つが対立したのである。
最終的には『光』が勝ったが旧人類は戦い影響で
滅亡。
これを『エンデ』という神話にして新人類の教訓として今でも伝えられる様になる。
神から与えられた力は人類の幸せと発展の為に。
神に力を与えられた人、つまりネームドはそのエンデの言葉に従って平和を保ってきた。
エステイラ王国で最良と言われる『祝福の巫女』アメリアもその一人だった。
しかしネームドに与えた神の名を判別する儀式に参加したアメリアは、王国いや人類にとって巨大な問題を抱えている事が分かってしまう。
アメリアに力を授けた神の名は──
──ルシフィエル
こうして神と新人類。
そしてアメリアとその仲間に獣達の戦いが勃発。
過去では断ち切れなかった因縁によって、エンデの続きが始まろうとしていた──!!!
※モフモフヒーロー祭の参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 19:57:04
17893文字
会話率:23%
これは誰かが生きたあかし。
ありきたりな朝に終末がはじまる。
終末を生きるよくある話だ。
最終更新:2024-05-04 09:00:20
11865文字
会話率:23%
様々な事情で自らの命を絶った主人公達が、神によって終末を迎えようとする世界に蘇り、
生き残りをかけた戦いを始める話です。
3年かけて完結させた話を、これから定期的に投稿をしていきます。
なにとぞ、よろしくお願いいたします。
最終更新:2024-05-04 07:00:38
219116文字
会話率:15%
それはちょっと未来のお話。
約20年前、世界は未曾有の大災害に襲われた。しかし人類はそんな困難を乗り越え復興を成し遂げたのであった。
過去の不幸なできごとを忘れぬよう多くの世界で祝日とされるようになった今日は『再生の日』。新東京第七区画
、美術館や劇場があるこの場所から物語は始まる。
主人公の高校生カイトは、後輩のアカリとともに歴史探究部の活動として国立美術館を訪れた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 16:50:34
34058文字
会話率:60%
新作「終末のゼロ」先行予告作品
※新作には、"残酷な描写"が含まれます。
閲覧の際には十分に留意してくださるようよろしくお願いいたします。
また、R15に指定させていただくため、誤って15歳未満の方が閲覧することの
ないようお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-05-03 16:50:12
729文字
会話率:39%
西暦20XX年。人類は滅びの時を迎えた。衰退していく世界の中、周囲の人が死に絶えてなお生き延びた老人、大平晴嵐。文明復興の希望は絶えて久しく、彼も遂に死を迎えたのだが――これは、終末世界を生き抜いて死んだ男の、異世界転移譚である。
最終更新:2024-05-03 15:46:46
1296064文字
会話率:46%
無の空間に新たな世界が生まれた。その世界には神々と巨人族が現れ、神々は生命を生み出し秩序を保ち、巨人族は暴虐の限りを尽くした。対立する両者は幾度となく戦争を繰り返し、終末戦争を以て神々の時代は終わった。一つの時代が終わり、海に飲み込まれた大
地が再び顔を見せると、そこには人族、妖精、獣族、小人族、そして終末戦争を生き残ったわずかな巨人族と神々だけが存在していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 10:00:00
20736文字
会話率:22%