高度に発達した情報化社会は現代世界の要として構成し、かつては古より存在した物の怪や神といった類は伝説となり、やがては噂となって空想と化した。しかし空想は確かに現実として人間たちの世界にひっそりと生き続けている。もしそれに遭遇してしまえば、そ
れは己の不運が招き寄せた運命なのだろう―――そんな闇の中で、鬼の少女は己が務めを果たす。日本鬼子萌えキャラ化に触発され執筆された本作品が遂に幕を開ける―――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-12-01 01:02:19
12895文字
会話率:40%
豊かな自然に恵まれた大国・光蘭(こうらん)。その中にある、小さな村で物語は始まった。
記憶を失った美しい少女・李音(りおん)はある日、稜(りょう)と名乗る不思議な青年と出会う。
会って間もない稜は突然、李音に『約束の証』として美しい綾紐
を手渡した。「必ず守る」という約束とともに。
一月後、李音は王都・東蘭(とうらん)にいた。貧しい村を助けるため、出稼ぎに来ていた。
王宮の侍女仕事に勤しんでいた李音は、奇妙なところで稜と再会する。
そこは後宮の王の間だった。
自らを光蘭王・蘭 光輝(らん こうき)という稜に李音は無理やり、王付きの女官にされてしまう。
自由奔放な光輝に振り回されながらも、李音は王宮で楽しく過ごしていた。
忘れていた記憶も徐々に取り戻し、様々な才能を開花させてゆく。
しかし、そんな平穏も長くは続かなかった。
物の怪が王都に襲撃を仕掛けてきたのだ。力無い人々は為すすべもなく、力ある人は次々に消えていった。
物の怪たちの目的は、人間に囚われた彼らの姫・月華(げっか)を取り戻すこと。
その姫とはまさしく、記憶を失っていた李音のことだった。
そうとは露知らず、李音は光輝とともに数多の物の怪たちと戦っていた。
たが、急に李音は気を失い、目が覚めたときには全てを思い出し、ある女の前にいた。
その女は李音の母親であり、物の怪を率いていた瑠稀(るき)であった。
瑠稀の目的は、李音の不思議の力と永遠に老いることのないその体。
瑠稀の企みに気がついた光輝はかつて李音の守役だった男・劉嵐(りゅうらん)とともに、瑠稀のもとに乗り込み、見事、李音を取り戻す。
そうして李音は光輝の想いに心を打たれ、光輝の支えとなることを決意したのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-09-21 14:36:22
5447文字
会話率:39%
犬・猫以外の、ペットや動物に関する怪。
最終更新:2010-07-09 03:10:41
10866文字
会話率:16%
はっきりとした姿や形の無い物の怪。
最終更新:2010-07-09 02:21:29
8914文字
会話率:16%
物の怪であって妖怪でない。
最終更新:2010-05-04 03:22:26
2500文字
会話率:0%
今この世界には、物の怪・聖霊が存在している。
特別な「力」を持つもの達の学園。そこに、一人の青年が転校してきた。
その日から、世界の歯車が動き出す。
最終更新:2010-04-15 22:31:18
295文字
会話率:0%
時は大正。
人々が新しい世の到来に胸を躍らせていた時代。
しかし、その時代にあっても天神の力を有する家系――鳴神家は、人知れず影の世にてその命脈を生き続かせていた。
現鳴神家の当主幻九郎の息子にして、総領である総士郎はある日、女中にして猫の
物の怪である小梅と共に妖怪の大家の屋敷へと連れ去られてしまう。
見知らぬ一室で気が付き、困惑する二人の前に現れる和服の美女。
彼女は涙ながらに語る。
「――どうか私共をお救い下さい」
と。
この作品の28%は、猫耳尻尾付き黒髪おかっぱ割烹着少女萌えで構成されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-04-02 20:02:44
15375文字
会話率:29%
仕事で成功を収めた二宮宗吾は、上司から褒美に貰った休暇を利用して一人旅に出ていた。そんな中、岐阜の山奥の山頂付近で穴場とも言える喫茶店を見つけた宗吾はふらり立ち寄るが・・・決して言ってはいけない、恐怖は足音を立てずに忍び寄っているのだから!
果たしてそれは真実なのか?言葉のみが真実を知っている、絶望と希望との狭間を描く作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-02-24 00:01:31
21302文字
会話率:39%
九州のとある霊地に住まう霊媒師、三舟驟雨(みふね・しゅうう)。
彼とその無二の友人である片瀬真一とが出逢う怪異の数々。
ホラーなのにどこかほっこりするような、そんなお話です。
最終更新:2010-01-28 13:47:16
29539文字
会話率:44%
低木に囲まれた小さなそのクニには、ツツジと呼ばれる美しい物の怪がいた。ツツジは命を取り、人を勾玉に変えてしまうのだという──☆★☆イラスト小説企画『小説風景12選』〈8月〉参加作。P/15先生のイラストを元にした物語です☆★☆
最終更新:2009-07-29 18:40:48
6027文字
会話率:31%
暑い夏、薄暗い闇の帷の向こう。ごく普通の少女小夜達は決して生半可に語ってはならない百物語の大詰め百話目を、うやむやにしてしまった。その代償は決して浅いモノでは無かった。小夜は見知らぬ場所へと空間転移してしまう。そこは日本の歴史の中で、物の怪
達が最も色濃く絡む戦乱の世、徳川の支配下である安土桃山時代の小夜の住む町、三河市だった。素朴な少女小夜と、人を憎み、忌み嫌う妖怪達が彼女に尽くし、百鬼夜行を創る上で折り出す怖ろしくも切ない物語。人と物の怪が共に分かち合い、共に交じり合う事は出来ないのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-06-14 03:29:38
8366文字
会話率:31%
物の怪が住むこの世界で一人の男と少年が出会った。二人は約束した。必ず助けると。
最終更新:2009-05-08 10:59:03
6801文字
会話率:51%
古今東西、人と生き、人に生き続ける妖しき者達の小話。時に人を助け、時に人を殺める物の怪たちは今いずこ―
最終更新:2008-08-22 13:53:01
2521文字
会話率:24%
古今東西、人と生き、人に生き続ける怪しき者達の小話。時に人を助け、時に人を殺める物の怪たちは今いずこ―
最終更新:2007-11-10 12:14:12
547文字
会話率:11%
どうしようもない貧乏書生、人から穀潰しと呼ばれる私は、泥棒の背を追っていた。金の匂いのする泥棒の背を。
最終更新:2008-08-03 05:22:24
4279文字
会話率:18%
妖怪。怪物。化け物。物の怪。魑魅魍魎。(ちょっとだけ修正)
最終更新:2008-02-09 19:17:41
166021文字
会話率:38%
妖操師・・・・・・それはいつかの時代どこかの場所で妖怪や物の怪達と闘い、倒すことを生業とした者達妖操師をめざす少年、大空雷毅ケンカは強いが妖術はダメそんな雷毅がどういう風に成長しそして、妖怪や物の怪達に立ち向かっていくのか・・・冒険と妖術の
アクションファンタジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-09-16 09:29:10
14498文字
会話率:34%
平凡な高校生の少年が出遭ってしまった物の怪。一際目を引く美少女を得た少年の危惧。憑かれたのは少女か少年か、迷信か。恋愛要素の濃厚な怪談話です。
最終更新:2007-01-29 19:59:04
13671文字
会話率:50%
栄えた旧家の絶対的君主だった親父の秘め事の相手は物の怪だった。親父亡き後衰えた家を処分するために戻った家で、近寄り難かった親父とかつての秘め事を共有する喜びの中、男は禍々しい女に溺れる。男の精気を吸い取った女は次のターゲットを得る。
最終更新:2006-11-09 17:55:30
3756文字
会話率:10%
男の子と少女、そして青年がいた。三人は、それぞれ重い過去を抱え、そんなものよりずっと重い現実の中を生きてきた。三人は、〈愚者処〉と言う組織に属していた。――いや、属させられていた。そんな三人の前に、一人の少女が現れる。自らを未熟者だと称すそ
の少女は、しかし三人に救いの手を差し伸べて――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2006-07-10 13:03:36
3648文字
会話率:23%