凄腕の支援職であるカズイは、天才剣士マルコとコンビを組んで、S級冒険者にまで成り上がり、遂には冒険者武闘大会で優勝を果たす。
そんな矢先、マルコに「美少女たちとパーティー組んで、ハーレムつくりたい」という不純な動機で、コンビ解消されてしまう
。カズイは支援職、今までモテたことがない。それに反し、一方的にモテてきたのは、天才剣士であるマルコの方だったというのに。
いきなりコンビ解消されて、嫌な気分にされたカズイは、酒場で飲みながらこれからどうしようか考える。
「……俺もハーレムつくるか」
そんなカズイがハーレムをつくる方法とは……未熟な美少女冒険者たちを育てる教師になることだった。
カズイは今までマルコに使ってきた支援魔術を、今度は未熟な美少女三人のために使い、彼女たちを優しく導いて、どんどんモテるようになっていく。
一方、マルコは順調にハーレムをつくったと思ったが……とある出来事がきっかけで落ちぶれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-27 08:19:22
11847文字
会話率:39%
二年前、支援職を追放したとあるパーティは、後にSランクとなったその男を呼び戻したいと思っているらしい。酷い仕打ちをして、何の前触れもなく追放した男をだ。
しかし、その男は冷静だった。厚顔無恥に対して「ざまぁ」などと言わず、パーティからの提
案を聞いてみる事にしたのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-19 12:13:01
6036文字
会話率:66%
「今日はどんな話を聞かせてくれるの?」
今日は、支援職の存在が今ほど重要とされてなかった時代に、稀代の支援職、光の勇者と呼ばれるまでに至った、この『世界』では誰もが知っているみんな大好き光の勇者の御伽話じゃない、別の御伽話
光の勇者と呼
ばれる支援職を追放した、彼の話をしようと思うんだけど…
「ん〜その御伽話は知ってるよ」
少しだけでいいから聞いて行ってよ
そこの君も準備はいい?それじゃあ、紫電の英雄と破滅の魔女の御伽話を始めるよ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-28 21:47:22
11772文字
会話率:28%
旧タイトル「白い魔王と黒衣の聖女 〜勝手に変な二つ名を付けないでください〜」
本編30話、番外編2〜5章各30話完結済み。
公爵令嬢アナスタシアは、同格である公爵家の次男ラインハルトと婚約した。元々は姉の婚約者にと言う話だったが、気性が激
しい姉は、次男であり、また見た目が膨よかで性格ものんびりした感じだったライハルトを嫌い、アナスタシアに押しつけたのだった。ある日状況が一変した。国境付近に魔王のダンジョンが発生、最初の襲撃で王家の人間が多数死亡、王弟である父親が王位を引継いだ事によりラインハルトは王太子となる。王太子妃の地位を欲しがったアナスタシアの姉は自分こそ王太子妃にふさわしいと主張し始めたのだった。対するアナスタシアは魔導師と言う誰も聞いた事もない職業でレベルも上がらない、持っていたスキルも機能しない無能だと罵られた。姉の魔の手から逃れるべく遠くの街に逃れたアナスタシアだったが追ってきた騎士に罠にかけられ、ダンジョンの中に置き去りにされ瀕死の重傷を負ってしまうのだった。もうダメかと諦めかけたアナスタシアに聞き覚えのない声が届いた。「冒険を続けますか?」チート主人公、アナスタシアさん14歳さんの長い旅の始まりであった。
本編には「支援職なのにダンジョンに独り取り残されまして」と「攻撃技すら覚えてないのにドラゴンの襲撃を受けました。」と「なんか思いつき勇者召喚モノ」の内容が含まれています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-09 21:20:58
344039文字
会話率:46%
ちょっと訳ありな魔法使いがおかしな冒険者に拾われる
最終更新:2020-07-02 22:45:02
4705文字
会話率:46%
異世界に呼び出された主人公が手に入れたのは、歌で他人を強化する残念スキル「吟遊詩人」。召喚元を追い出され、食い扶持もなく途方に暮れるなか出会ったのは、歌の効果をその身に宿し現実化する「踊り巫女」スキルの少女であった。さらにスキル収集癖の錬金
術師を加えた支援職3人パーティで冒険者としての自活を試みるが、どうにもこうにも上手くいかない。レパートリーの「アニソン」は主人公たちの思惑を超え、今回も暴走するのであった。主人公が成長しない一話完結風コメディ。完結致しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-29 22:00:00
282086文字
会話率:28%
幼少のみぎりより、両親に一身の期待を集めて生まれた神童レスタ。
しかし、神童の化けの皮がはがれるのも早かった。
6歳、鑑定の儀式で雑魚ステータスが確定。
15歳、継承の儀式で冒険者になれないクラス・マーチャント(=商人)であることが
判明。
クラス・マーチャントでは、冒険者としてS級には一生なれない。
冒険者になれなきゃ意味がないとされる世界で無能扱いされる日々が多かったが、あるパーティーと知り合ったことがきっかけでレスタは金儲けと冒険者アシストの天才と化していく。
これは、冒険者たちを裏側から支援する、探索支援職としてのしあがっていくレスタの横道のお話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-12 13:39:02
22719文字
会話率:34%
支援職の冒険者「ソフ=ラン」。
彼が率いるAランク冒険者パーティ『絶対なる白』から、仲間たちが一斉に辞めていった。
一人残されたソフは、新たな仲間を集め、『絶対なる白』を再建し、また成り上がる。
一方、出ていった元の仲間たちは、ソフという
パーティの要が居なくなった事で冒険が失敗ばかりになり、苦しい生活を強いられることになるのだった。
※ぱーてぃ追放ものですが、この作品には本来記入すべきタグが抜けています。すみませ
ん。
つっこみは不要でお願いします。
※ぱーでぃ追放もので、仲間の行動に読者が納得する理由をか
んがえてみました。
ついほうされる理由が理由なので、ざまぁにはなりません。
※文字数によってはあらすじが機能しないことを付け加えておきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-25 12:00:00
5383文字
会話率:36%
とある王国のとある深い森の中では、ひっそりと錬金術師の一族が錬金術を極めんと研究を続けていた。
その中の一人であるマイスはその一族に伝わる全ての技術を修め、外へ出る事を許可される。
マイスはオリジナルポーションである『レベルアップポーション
』を使い、仲間たちをレベルアップさせるが、彼らはポーションの力を自分の才能だと思い込み、マイスを追放した。
けれど、マイスの旅路はこれからだ。
二段階目の覚醒を促すポーションの素材を探すため、マイスは新たな冒険へ飛び出していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-05 23:12:23
3417文字
会話率:23%
勇者パーティの支援職だった私は、自己を超々強化する秘法と言われた魔法を使い、幼女になってしまった。
そんな私の姿を見て、パーティメンバーが決めたのは……
「アリシアちゃん。いい子だからお留守番しててね」
見た目は幼女でも、話通り超
々強化された肉体を手に入れた私は、付いてくるなと言われた手前、こっそりひっそりと陰から元仲間を支援することに決めた。
「ふふふ……今回も私だとはバレてないようね」
「あれ? アリシアちゃん。もしかしてこの村助けてくれたのアリシアちゃん?」
「し、知らないわね……」
「……バルロッサって知ってる?」
「あー、あの二本角の黒いやつ」
「……この村助けてくれたのアリシアちゃん?」
「し、知らないわね!!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-03 12:23:36
40179文字
会話率:36%
鑑定士のゼクスは、勇者パーティの支援職をしてきた。
だがある日、剣姫である幼馴染から非道な仕打ちを受けた上、パーティから追放されてしまう。
しかしゼクスは追放される前、生殺与奪を掌握する魔眼に目覚めていた。
そのうえ覚醒した力で助けた女性
が、なんと国の第三王女でそれ以来つきまとわれることになる。
一方でゼクスを追放した勇者パーティは、崩壊の一途を辿っていた。
これは、隠遁生活を求める自称一般人と彼を放っておかない世界を描いた物語。
※カクヨム様にてIFストーリー展開中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-13 18:15:17
106505文字
会話率:41%
鑑定士のゼクスは、勇者パーティの支援職をしてきた。
だがある日、剣姫である幼馴染から非道な仕打ちを受けた上、パーティから追放されてしまう。
しかしゼクスは追放される前、生殺与奪を掌握する魔眼に目覚めていた。
そのうえ覚醒した力で助けた女性
が、なんと国の第三王女でそれ以来つきまとわれることになる。
一方でゼクスを追放した勇者パーティは、崩壊の一途を辿っていた。
これは、隠遁生活を求める自称一般人と彼を放っておかない世界を描いた物語、の序章である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-27 20:05:16
6316文字
会話率:31%
勇者の影武者ウルティオラ。
彼は今まで本物の身代わりとして、幾度となく死線を潜り抜けてきた。
だが、いざ真の勇者を導入する段階で、彼は謀計にはめられ追放されてしまう。
これまで世のため人のためと身を粉にしてきたのに、結果がこれか。
そんな
絶望に落ちかけた彼を、影武者という呪縛から解放したのは聖女だった。
「あなたとなら命運を共にできる。そう思ったのは、勇者だからではありません。私はウルティオラさんとともにありたいのです!」
これは、偽りの勇者とあまあま聖女が営む悠々自適ライフの話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-12 19:03:31
117469文字
会話率:43%
「もうお前らにはウンザリだ! 僕はこのパーティーを抜ける!」
支援術師「ライト」の勝手すぎる脱退により、Aランクのおっさん冒険者「アキラ」のパーティーはピンチに陥る。
最近、支援術師の間では「ざまぁ」からの「もう遅い」で、自分を虐げたり
追放してきた仲間を見返すのが流行っていた。
ライトもその流行に乗っかったのである。あろう事か、命に関わるこの状況で。しかもアキラ達はライトを虐げた事などないと言うのに、だ。
支援術師のサポート無しで高難度な領域を進むのは無謀。アキラ達は仕方なくダンジョンからの脱出を試みるが敢えなく失敗。そのまま強力なモンスター達に襲われて全滅してしまう。
だがアキラには秘められた力があった。それは死に瀕した際、自動的に「不死の聖女」に変身すると言うもの。
アキラは究極の身体能力と二つのスキル「生者には死を」「死者には生を」を持つ美少女として復活。死んだ仲間達を蘇らせて「使徒」とし、モンスター達は一撃で粉砕。あっという間に最下層まで踏破し、伝説になる。
一方ライトは様々なSランクパーティーに自身を売り込むも、「仲間殺しの支援術師」と有名になった事で誰からも相手にされなくなってしまう。
※短編です。その後のストーリーは好評であれば連載します。その場合は冒険したりスローライフしたり、女体に対する葛藤とか、ちょっとしたエロ展開とかもある予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-01 06:02:19
19072文字
会話率:42%
追放教信者の皆様、こんにちは。身体はトラジマ、しっぽはシマリスでおなじみの追放教AIアバター・リス虎です。
追放神エグザイル様がナーロッパに長期出張中のため、当面の間、僭越ながらわたくしリス虎が信者の皆様のお悩みやご相談に対応させていただき
ます。
追放についてお悩みやご相談のある信者の皆様は、信者ナンバーとパスワードを入力の上、チャットルームにご入室ください。
なお、機密神セキュリティ様により、関係者を除いて信者を特定する情報を認識できなくなる認識阻害の加護が付与されております。
同様に、省略神スキップ様の加護により、本題に直接関係のないあいさつ等、情報量の少ないテキストも適宜省略されております。
それでは、ご相談をお待ちしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-23 15:06:54
5119文字
会話率:0%
「ポーターなので戦えないって? ふざけるな! それならせめて肉壁になれ!」
「エンチャントで追加料金? 冗談もほどほどにしろ。付与魔術師っていうのは、自動的にエンチャントが付く、それぐらいの魔道具を作ってようやく俺様への『献上』が許されるん
だよ!」
「給料が欲しい? 支援職に給料を払うパーティなんで聞いたことがないぜ! ただでさえ足手まといなんだから、メンバー料も払えない支援職なんて追放だ!」
支援職を虐待し、追放する冒険者がいる。その多くは悲惨な最期を迎え、いつしか『支援職を追放して自滅した冒険者』は『ざまぁ』と呼ばれ、人々に嘲笑されるようになった。しかし、人々はまだ気づいていない。『ざまぁ』された者達の逆恨みは、勇者達の正義の怒りよりも激しく、世界を滅ぼす魔王達の絶望よりもまっすぐで、異世界を運営する神様達の思惑をも超越することを。これは、そんな『ざまぁ』された者達の怨念が生み出したダンジョンに挑む冒険者の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-01 23:04:05
10170文字
会話率:47%
残酷な描写ありは一応。予定なくても書くかもしれないので。
定番の異世界召喚系です。主人公は題名の通り(になる予定)です。
いつも通りの下校風景、拓武、梓、咲真の3人は異世界に召喚されてしまう。どうやらこの世界、魔王率いる魔族と人間が戦争
状態らしい。
はぁそうですかとステータスを見てみると……
あれ? 皆ジョブ1つなの? 俺だけ2つあるよ?
普通の人の魔力は15? 俺45以上あるんですけど?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-12 00:00:00
37971文字
会話率:38%
主人公ゼノンはSランクパーティの支援職だった。
そんなゼノンだが恩人の王様に「お前は活躍するな。他のメンバーを活躍させろ」という命令を受け、適正ランクEの弱すぎる味方の介護をしていた。
やることは簡単だ。自分は火力を出さずに他のメン
バーが活躍出来るようにお膳立てをするだけ。
だが、その実力は後に【戦場の支配者】と呼ばれるほどで。
どんなバトルでもゼノン1人の力で思い通りに戦況が動かすことができていた。
そんなゼノンのお陰もあって世界最弱の雑魚パーティは世界一のSランクパーティとなってしまった。
そしてそれを自分の実力と勘違いしたパーティリーダーのガバルとガバルを可愛がっている王様に追放される。
追放されたゼノンは落ち込んでいたが別の国で出会った美少女達とパーティを結成。
そしてついに命令から解放されたゼノンは今まで雑魚パーティを介護するのに必要だった圧倒的な実力を遠慮なく発揮。
絶対に狙った場所に当たる弓矢。
右に出る者がいない天才的な状況判断力とそれを可能にする知識量。
敵も味方も思い通りに動かすフィールドの支配力。
全てが規格外だった。
弱すぎる冒険者達をSランク冒険者にまで介護したゼノンの実力は凄まじいものとなっていて、他国であっという間に一流の冒険者になっていた。
一方、そんな彼の実力に気付いたガバルだがその時には遅くて、王と一緒に没落していくことになる。
【お知らせ】
タイトル変更しました。
旧題:【ノーコン】と追放されたけど本気を出せるようになったので無双します~お前以上の冒険者はいないから戻ってこいと言われても、もう遅い。美少女達とパーティを組んで他国で楽しく過ごしてます~折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-26 22:52:08
77344文字
会話率:47%
【マッグガーデンノベルス様より本作の書籍化が決定しました!9月10日発売です!】
――この世界ではスキルが将来を左右する。
そんな中主人公のヨータに発現したスキルは、超絶不人気である支援系統のスキル1つだけだった。
ただでさえレベルが上
がりにくい職業で、ヨータは輪をかけて成長が遅く、更に効果倍率も低かった。
そのため、次第に仲間との実力差は開いていき、ついにリーダーのライオルからパーティー追放を言い渡されてしまう。
だが、仲間達はおろか、自身さえも知らなかった。
ヨータのスキルがただの支援魔法ではなかった事を。唯一無二の最強のスキルであったことを……。
拠点を放り出された直後の一年ぶりにあったスキルアップデート。
そこから彼の人生そのものが変わっていく。
ヨータは自分を無能の役立たずと罵った元仲間達を見返し、最強の支援魔導士としての道を歩み始める。
一方、ヨータが居なくなったパーティーは崩壊の一途を辿っていた。全ては彼の実力を認めず、自らの実力を過信していたために……。
彼らが今まで実力以上の活躍が出来ていたのは全てヨータのおかげだったのだ。
これは、不遇だった一人の支援魔導士の成功の物語。
※更新再開しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-04 06:00:00
129498文字
会話率:44%
孤児院育ちのハースは15歳の時に勇者パーティー支援と言う神託を受けた。
聞き慣れない神託に帝国はハースを取り敢えず魔王討伐に同行させる。
役立たたずと言われながらハースは自分に出来る事を見つけて行く。
そうして5年が過ぎ、遂に勇者パー
ティーは魔王を追い詰める。
いよいよ明日は魔王を倒すぞ!
決意を固める討伐隊、ハースはいつも通り勇者パーティーの武具の手入れ。
そんな彼を見詰める皆の目は優しい。
役目を終えた彼はどうするのか?
勇者は?聖女は?神官長は?
彼を取り巻く環境は大変です。
本編完結してます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-16 17:06:29
30202文字
会話率:43%
主人公レイドは支援魔法を使う支援職。日々パーティのためにやってきたレイドだったがリーダーのアルレに追放されてしまう。追放されたレイドは成り上がりとかつてのパーティを見返すために走り出す——!
最終更新:2020-08-24 21:20:30
3485文字
会話率:19%
タイトル通りなので他に説明しようがない。
粗筋がタイトルってのは本当に便利だね。
なお、作品キーワードでより適切なのがあるならメッセージで伝えてくれると助かる。
その際には、作品名も記載してくれると助かる。
キーワードだけだと
、どの作品のものか分からないので。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-15 07:00:00
17968文字
会話率:29%
エンハンサー(支援職)というだけで、どこのパーティーにも入れてもらえない少年ラグディスハルト。
支援術式は効果がピーキーで、消耗も激しいハズレ術式だったのだ。
しかし彼は、十個の術式を同時に発動できる特殊スキル『マルチタスク』の持ち主だった
。
これにより支援術式の弱点を克服した彼は、驚異的な集中力もあって、身体能力を1000倍以上にも強化できる怪物的な存在だったのだ。
竜のいる森の遺跡『ドラゴン・フォレスト』。
ある日、少年は窮地に陥った剣士の少女を助ける。
その少女――アシュリーはトップ集団『蒼き紅炎の騎士団』の幹部だった。
「……突然で申し訳ありませんが、よろしければ私の属するナイツ――いえ、クラスタのリーダーに会ってくださいませんか?」
あれよあれよと言う間に、一流クラスタへと勧誘され……!?
これは、支援職でぼっちだった少年が、仲間を得て世界最強へと至る物語。
※『リワールド・フロンティア-最弱にして最強の支援術式使い〈エンハンサー〉-』のIFストーリー。
初めての方も楽しんでもらえるように書いております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-10 08:00:00
187763文字
会話率:31%
とあるタクヤ・シムラという青年は冒険者を生業としている。冒険者はいわば体を張る底辺職で、魔物討伐、治安維持、アイテム回収などクエストは様々である。魔法学校を卒業している者は通常、高級魔道官や宮廷魔道士、ハイクラスのギルドのメンバーなどに就
職する。冒険者である者でも、比較的危険の少ない後方支援職のはずだが魔法力が足りない彼は極めて危険なタンク職というブラック労働者なのだ! そんなタクヤは第2新卒の転職活動中に謎のダークエルフの幼女ルゥルゥと出会い、運命の歯車が動き出すっ!?
「転移魔法を実際使っている人を見たの初めてだわ~。あっ! そんなことより、ルゥルゥ! さっきおまわりさんに君の保護者になってくれる人探してくれるって事になっていたよね? こんな汚い家にいても何もいいことないんだよ――――って、あれぇ――――!?」
「おかたづけしましたのですぅ!」
クズと良い子の奇妙な共同生活が幕を開けるっ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-29 22:18:13
103804文字
会話率:55%