患者:26歳男性.生活歴:職業:医師.主訴:心肺停止.現病歴:■■にて,心肺停止.経過:心拍再開せず,異世界に転生した.理解判断能力の低下により,転生先の町の中規模病院に就職となった.
※カクヨムにも投稿
最終更新:2024-05-11 05:56:08
2475文字
会話率:98%
氷の女神症候群《スカジシンドローム》――空気中に含まれる毒を吸うことで罹患する氷の病。症状は下がり続ける体温と寒気、それから外気の寒さへの耐性。患者の体温は日に日に下がり続けるが、たとえ普通の人間が生きられない体温を下回っても死ぬことはない
。
氷の女神症候群の患者が命を落とすのは、病の進行と共に体温が零度まで下がった時。完全に熱を失った肉体はみるみる凍りつき、最期の吐息と共に透明な氷へと変わる。
主人公のイヒカは隊商《キャラバン》で働きながら各地を回っていた。彼が所属するのは氷の女神症候群の治療薬と、その材料を扱う数少ない隊商。
治療薬はその希少性ゆえに高額となり、それを運ぶ隊商は頻繁に襲われる。
しかし隊商が止まることはない。自分達がやめれば同じ病で助かる者がいなくなる――かつて氷の病に侵された者としての責任と、過去への懺悔。
イヒカを始めとする氷に呪われた者達の、出会いと別れの物語。
■□第一章は毎日1話更新□■
※1章15万字前後、全6章予定。
※カクヨムにて公開している以下短編の長編版です。(内容的には本作の第一章終盤になります)
『白銀テイルフィリア』
https://kakuyomu.jp/works/16817330647686642456
※主人公達が正論っぽいことを言いますが、読み返した時に「どの口で言ってるの?」となる内容を目指してます。
※主要キャラが全員生き残ることは保証しておりません。苦手な方はお気を付けください。
※誤字脱字・日本語間違いの指摘はありがたいですが、それ以外に関してはこちらからお願いしない限り不要です。
©2023- 新菜いに折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 16:20:42
726516文字
会話率:57%
耳の粗筋・№1―A
主人公・天草院美輪は【美里町ウエルダン追い炊き火葬場】勤務当然
の事ながら毎日の仕事は遺体を焼いて処理するのが仕事。入院患者
達は病院のベッドの上で息を引き取ります。遺体が自宅に搬送されます。
亡くな
った家族の耳は生きています。残った家族達は棺桶の周りで好き
勝手な行動・言動を始めます。棺桶の中で激度します。時空を超えた
伝言として天草院美輪に話しかけ家族に仕返しを託します。そして
魂を抜き取ります。次の話・亡くなった家族のタンスから年末ジャンボ
宝くじ1等10億円が出て来ました。棺桶の周りで10億の奪い合いが
始まります。10億円欲しさに性格が豹変します。天草院美輪に全てを
託して仕返しをします。魂を抜き盗られます。次の話・旦那が亡くなり
遺品整理で不倫が発覚します。妻は激怒して遺品の全てを燃やします。
棺桶の中の遺体は激怒して、天草院美輪に仕返しを託します。魂を抜き
盗ります。次の話・主に臓器提供の話です。交通事故で家族が息を引き
とります。臓器提供を巡ってすったもんだします。提供する・しないで
意見が分かれ、二転三転します、最終的にメディエーター制度を利用
して決着が着きます。がしかし残された家族の内一人が魂を抜き盗られ
ます。黄泉の世界へ連れて行かれる事に成ります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 09:30:42
45118文字
会話率:15%
雷を捕まえて会社に持ち帰り小分けにしてAIロボットにドローン配達をして貰います・雷捕獲する人々の話です・色々な危険な業者も登場します・臨検乗船が国から認められている唯一の会社です・危険な状態で操業して居る業者には危険メールを発令します・ウィ
ルス検査キットで陽性反応が出た場合は・ウィルス感染対応救急隊に引き渡します。爆発のシーン可成り在ります・薬物中毒・薬物依存症患者は空中警察第89課89班・薬物取締専門部隊に引き渡します・逃走した搭乗員はコブラツイストで捕獲します・事故が多発します・臨検乗船搭乗員して事故を未然に防ぎます・爆発のシーンが在ります・船の爆発・山の爆発等々
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-10 17:07:00
60410文字
会話率:34%
繁華街から少し離れた入り組んだ路地にひっそりとある『有幻メンタルクリニック』。
医師の有幻裁人と看護師の天野皐月の二名で営む小さなクリニックだ。
昼間からブラインドを下ろし、太陽の光を遮断した薄暗い室内は、メンタルクリニックらしから
ぬ雰囲気を醸し出している。
そして一風変わった売り文句が『有幻メンタルクリニック』のホームページには記載されている。
『当院は昨今のインターネット環境に於ける問題についての解決も得意と致します』
有幻裁人の診察は、まるで人の心が読めるかの様な応対をし、そこを訪れる患者の心を救っていく。
AIの医師と人間の看護師が織成すドタバタ痛快(?)解決(?)恋愛ドラマ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 13:08:02
78259文字
会話率:50%
どのクラスにも必ずいるようなボッチ系陰キャ、神崎廉はある日、学校で有名な厨二病患者美少女、七瀬雛に告白をされ、廉は自身の尊厳を守るために別れを狙いながらもその告白を受け入れるのだが、告白されてから一年後、高校2年になった二人は未だに交際を続
けており、別れるどころか、雛はどんどんベタ惚れになっていく。
「一体どうすれば嫌われてくれるんだああああああ!!」
これは、ボッチな常識人と、圧倒的美少女な厨二病患者が織りなす、甘く、ちょっと不思議なラブコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 23:43:28
39234文字
会話率:42%
国籍日本人のみが罹患し、感染するとほぼ十割脳死する病気が出現した。結果として、感染者の臓器は移植必要患者に提供される事となった。その取り決めの枠外から手を出す闇ブローカーを監視する公安部五課の三名+αのお話です。ブロマンスですが、設定上同
性愛者が登場するなどします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 21:02:03
17977文字
会話率:53%
コンテスト応募作品、第一部完結作。
魔物が跋扈し、魔法が飛び交い、剣が振るわれる世界『マキュリア』
常に危険と隣合わせの世界でも死が遠く見えるのは『回復魔法』及び『魔法医』の存在があるからだ。
人と魔物は、死を軽んじながら、そうし
て死ななければ治る事を当たり前としながら、緩やかに戦い合っていた。
先代魔王が先代の勇者パーティーに破れ、今代の魔王イヴカが生まれ、数える事イヴカ歴23年目の事。
魔王もまた人と同様に成長し、力をつけはじめ魔物が活発化しはじめた頃、とうとう今代の勇者が選ばれ魔王討伐に旅立ったという噂が全国へ広がる。
――とはいえ、一般の魔法医はそんな事知った事では無かった。
大人になって尚「お菓子屋になりたかった」と嘆く新人魔法女医『トリス・ケウス』は両親の英才教育に抗えないまま望まぬ魔法医になり、新人魔法医として両親が経営する巨大な魔法病院に勤めていた。
趣味の錬金術で日頃の鬱憤を晴らしながら、ようやく仕事にも慣れてきたかという頃、彼女は医院長である父に呼び出されとある患者の担当医になって欲しいと頼まれる。
通されたのは巨大な魔法医院の中でも奥の奥、魔法に関する疾患を抱えている人を"収容している"といっても過言では無い、牢獄のような暗い鉄格子付きの部屋。
そこで見たのは数日前に勇者への不義を理由に勇者パーティを追放されたと聞いた魔法使い『ギスト・ケイオン』の姿だった。
魔法を一切遮断する鉄格子の向こう巻き起こる爆発の中の向こうで、大魔法使いは笑っていた。
「貧乏くじを引かされっちまった」
そんな事を口走るギスト。
――貧乏くじ。
気づけばトリスもまた、隔離病棟の担当医として、診療室とは名ばかりの自室を与えられ、隔離病棟の中から出られない状態にされていた。
鉄格子越しに、大魔法使いと新人魔法医は、溜め息をつく。
その出会いが、勇者も魔王も魔法をも超越した、運命の出会いだったなんて事も、知らずに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 01:59:55
67171文字
会話率:39%
時は2040年代、突如“言霊”と呼ばれる異能力が日本で発見された。
言霊とは「日本人が授かった、声に出した内容が現実のものとなる」という能力である。
この力を有効活用しようとした人々は日夜“言霊”の研究に励み、日本国設立以来の技術革新を
実現した。
しかし、一部の人々の危険な言霊の悪用により、争いの火蓋が切って落とされ、日本各地で紛争が勃発した。
この「第一次言霊戦争」により日本全土が焦土と化した。文明の殆どは荒廃し、人口も約8千万人に減少。一度日本は衰亡の危機に陥ったが、言霊の恩恵により、復活の一途を辿る。そして、前の文明を越すほどの急発展を見せたのであった。
言霊専門の精神科医見習いである利久奨水は、同じく精神科医である柳葉のもとで研修を行っている。
彼は自身の言霊に苦労しながらも、精神科医として患者たちの苦悩に寄り添い、手を貸し、解決に尽力する。
これは、そんな精神科医見習いの彼と患者である少女を中心に繰り広げられる、異能力ファンタジー&ヒューマンドラマである。
※この物語はほたての時代との共同制作となります。この作品は「選択未来」のスピンオフです。
同設定でほたての時代が書いた原作もありますのでよければ下記のURLからそちらもご覧ください。
https://ncode.syosetu.com/n0782id/
※※スピンオフとは原作があってこそ成り立つものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 22:00:34
95484文字
会話率:50%
高校2年の夏、安達 和也 (あだち かずや)は帰路についていた。今日はいつもと違う道で帰っていると、とある病院前に着く。そこで見つけたのは窓からここじゃないもっと遠くを見つめている患者らしき少女の姿。こちらに向かって見せた笑みが彼の心に深く
刻み込まれた…。
そこから始まる何の変哲もないの少年と病弱な少女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 15:43:36
12284文字
会話率:33%
『奇病』が存在する世界。だが、ほとんどの人は奇病の存在を知らない。
そんな世界で 、奇病を研究している男シランとかつて世界を震撼させた殺人鬼の女シオンは出会う。
シオンの患う奇病を治すべくタッグを組んだ2人と1匹がたくさんの患者たちと出会い
、隠れた真実を探していく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 23:53:51
28167文字
会話率:46%
黒輝山学園に入学した俺こと咲原 唯人は超能力者である。
しかし、小学校からの腐れ縁の友人には"中二病"とからかわれ続けてきた。
俺は決して中二病じゃないが、そのイメージを払拭するため普通の生活を送ろうと決意したのだが、そ
んな俺の前に颯爽と助けに現れた少女は、モノホンの中二病患者だった……
超能力学園コメディ。みんなで叫ぼう「俺は中二病じゃなーい!!」
※追記※
ジャンル再編により、なんと[学園]ジャンルがなくなってしまいました! ものすごく重宝していたのに!?
この作品は学園コメディであり、学園ファンタジーであり、学園ヒューマンドラマであります。とにかく定まっているのは[学園モノ]という部分だけ。
ですので、もしかしたら様々なジャンルをさまよう旅人のような作品になるかもしれません。
それでもよろしければお付き合いください。
[学園]ジャンル、戻ってこーい!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-18 12:00:00
281568文字
会話率:48%
これは心が純朴すぎた医者の生涯の物語。短なモノローグ。誰も聞かない独り言。
最終更新:2023-07-28 12:00:00
5880文字
会話率:21%
俺の名前は畑山龍二。
自他共に認めるオタクであり、中二病患者だ。
高校に入学後、自己紹介で早々にやらかした関係で孤立しており、偉そうな口調のせいでよく陽キャ共から弄られている。
原因が自分にあるのは重々承知しているが、俺はこのキャラクター
をやめるつもりはない。
周囲の人間にどう思われようが構わないし、興味もないからだ
仮にイジメにまで発展したとしても、俺はしっかりやり返すタイプなので何も問題ない。
会話も常に録音しているため、いざとなればネットに晒して炎上させてやるつもりだ。
……こんなことを考えなければいけないという時点で、現実は本当にクソだと思う。
だから俺は、好きなラノベ作品のように異世界転生or転移するのを望んでいた。
そしてついにその望みが叶う――と思ったのに、出会った神がどうにも使えなく異世界に行くことはできなかった。
その代わりに、半分ネタで「ギャルのパンティおくれーーーーっ!!!!!」と願ったのだが、なんとそれが本当に叶ってしまった。
しかも、ギャル本体付きで……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-18 00:01:21
55591文字
会話率:44%
世に「事実は小説より奇なり」と言われますが、医師と患者がおりなす医療の世界も決して例外ではございません。笑っちゃうことから、呆れること、困ること、興味津々なことに至るまで、探せばあるわあるわでございます。
これから、病院のカルテには書
けないそんなお話しを、思い出すままエッセイ風に綴ってまいります。気楽にお読みいただければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 01:00:00
617653文字
会話率:10%
とある異世界の片隅の森の奥、そこにはとある師弟が暮らしていました。
師匠は小さく翅の生えた妖精で、毒や薬草、薬に詳しくとても厳しい。弟子も妖精で薬の調合だけでなく剣の扱いも長けており、でも居眠りが癖になっている見習い薬師です。
そんな
見た目も中身も凸凹な二人が、今日も依頼を受けて患者の治療を行います。
『永久にトモに_とある異世界譚』の外伝という立ち位置にある当作品ですが、本編をお読みにならなくても本作をお楽しみいただける筈です。
※当作品は〈カクヨム〉にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 00:00:00
40120文字
会話率:40%
最初から間違いだったのだ。 私は彼を、 患者にすべきではなかった。
僕に聴かせてください。あなただけの、真実を。
出張サービス二代目店主スーザちゃんが活躍するBy-eve(ビイベ)シリーズ第3作目。
国立更生研究所所長・精神科医 瀬勿関(
せなせき)先生がお当番回。
7年前に捕え現在更生中の連続強姦殺人犯。クリスマスを目前に控えた冬、まったく同じ手口の事件が起こる。1週間の臨時副所長研修がてら調査をする略して対策課・新人ムダくんが辿り着いた真実とは。
相変わらず架空の名古屋が舞台なので、ご存じの方はすぐにわかると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-13 21:08:22
102551文字
会話率:28%
体内に鬼虫と呼ばれる共生細菌を飼い、特殊な能力を発揮する鬼人と人が共存する日本。鬼人である紫龍正雪城太郎と一野京は京にある鬼士院を目指していた。鬼類の総本山であり、鬼道に関する全てを統べる鬼人結社、自治を認められた小さな城郭都市である鬼士院
で、軍から鬼士院に出向中の若い武官が殺された。殺したのは邪血病患者であるという。邪血病は体内の鬼虫が暴走し鬼人を邪鬼と呼ばれる巨大なモンスターに変えてしまうのだ。鬼士院に到着した城太郎と京は鬼士院にいる師匠から邪鬼の探索を依頼される。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 11:52:24
162350文字
会話率:61%
弱小弓道部員の二年女子、原由布子は、弓道の名門校である澤田高校の三年吹野薫に弓道で勝負を挑もうとしていた。
薫は、インターハイでも、個人準優勝を果たしている実力の持ち主だった。由布子が薫に勝負を挑もうとするのには、とある理由があった。
早朝
の弓道場で、懸命に稽古に励む由布子の前に、ある日、佐倉という老人が現れる。佐倉は、近くの病院に入院していた患者で、弓道の高段者だった。由布子の射に足りないものを、佐倉は容赦なく指摘してきた。
ある射会で、自分と薫との実力の差を知った由布子は、佐倉に教えを請うた。佐倉は了承した。
真剣に弓道に向き合ううちに、自身に足りないものに気づき始めた由布子は、佐倉の許可を得て、ついに薫に勝負を挑むことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-11 18:05:42
31573文字
会話率:31%
「木鉢に金継ぎするんですか?」
「はい、もう使わないので、金継ぎして下さい。
ちゃんとして、記念に飾っておきたいんです」
「山背ですが、修理した鉢をお持ちしました」
「こちらこそ、ありがとう御座います。
確認しましたんで、『たと
え水を入れても、漏れない』、と思います」
初瀬は、不思議そうに小首をかしげると、眼をいたずら小僧っぽく輝かす。
「では、試してみましょう。
ちょっと、お待ちになってください」
「えっ?」
水指の、あるべきところ。
水指のある位置に、鉢がある。
功治が金継ぎした、あの木鉢。
鉢が水指として見立てられて、使用されている。
「はい。
本当に水漏れせえへんか、試させてもらいました」
「いや、使ってくれはって」
「はい?」
「やっぱり、こういうもんは、『使われてナンボ』やと思うんで、
記念に飾るだけのもんにせず、ちゃんと使ってくれはって、
『嬉しいな』、と」
「こうすることによって、物も、寿命が延びるんですね」
初瀬が、感心して、言う。
「いや、物だけやないです」
功治が、初瀬の言を、引き取る。
初瀬の眼に、?が浮かんだので、言葉を続ける。
「人間も、です」
「人も」
「はい。
金継ぎして生きていくというか随時補修して生きていくというか、
『だましだましみたいに生きてっても、ええんちゃうか』、と」
「はい ‥ ?」
「う~ん ‥
‥ 例えば、ここに、六十歳過ぎの、癌の患者さんがいはります」
「はい」
「治療しても、そのままの生活スタイルだったら、
一番可能性の高い生存期間は、五年です」
「はい」
「でも、一方、今までの生活スタイルを見直し、
だましだましでも現状の身体に沿った生活スタイルに改めたら、
生存期間は、二十年になります」
「はい」
「片方は、六十歳後半で死ぬ確率が高いですが、
もう一方は、八十歳過ぎで死ぬ確率が高くなります」
「それって ‥ 」
「一方は、「早死に」って言われかねないでしょうけど、
もう一方は、平均寿命なんで、
換言すれば、『「天寿を全うした」と言ってもいい』、と思います」
「ああ、なるほど」
「だから、「だましだまし」と言うと、ネガティブなイメージがありますが、
金継ぎとか補修する感じで、
人生を『随時、見直すイメージ』でいたらいいんじゃないか、と」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 09:57:28
5250文字
会話率:32%
■あらすじ
六十代の末期ガン患者・イチノセハルオは、余命宣告を受け個室病棟で寝たきりの入院生活を強いられていた。
身よりもなく、友人もおらず、時おり見舞ってくれていた年下の上司も姿を見せなくなって久しい。
寝たきりのハルオが顔を
合わせる人間は担当医師のタナカと、看護師のサトウ。それに研修医のワタナベだけ。
あとはハルオが横たわっているAI搭載型の介護ベッドだけだ。
しかしハルオは、AIベッドとやりとりを交わすうちに愛着を持ち、彼女に『レベッカ』と名前をつけて寝たきりの闘病生活の拠り所へとしていった。
そんなハルオも最期の時を迎え、レベッカにメッセージを贈る……。
■作品解説
本作は、ノベルアップ+様で催されたミニイベント『AIと人間の恋愛』コンテストに参加させていただいた一編になります。
闘病生活中にAIベッドに心を許し、最期の瞬間に言葉を残そうとするハルオの思考。
ハルオのメッセージに答えられなかったレベッカの正体。
人間とは? 感情とは? 愛情とは?
人間とAIの絆や根底にある真実の愛を描きました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 15:30:00
9105文字
会話率:27%
大学の後半からいじめられていたが、無事なんとか卒業し薬剤師資格を得る
しかし、行くところ行くところの仕事場でいじめられ幻聴と被害妄想が出てくる
薬剤師として働く自信がなくなったときもあったが、人よりも仕事ができたり患者に褒められたりで自信
を取り戻す
しかし、日常生活の中で幻聴があり気になって幻聴とお喋りしていると奇怪な行動を繰り返すため(端から見て)入院生活を余儀なくされる
無事退院できたが、もう貴方は薬剤師はできない認知機能が落ちているという言葉を医者より言われる
奨学金600万残ってるのにどうする…溜め息
そんなアンハッピーな和宮の毎日をお送りするよ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-04 18:38:48
976文字
会話率:0%