人の夢を叶わなくさせる“悪夢の瞳”を持つ少年三門玲司。中等部を卒業した夜、男たちに捕まったレイジは自ら脱走を図る。辿り着いたのは彼同様に何らかの“能力”に目覚めた人が暮らす島。元の街に帰りたくないレイジは、最初に発見してくれた同級生の少女
辰巳息吹とともに居候として強引に転がりこむ。島の多くの人はレイジの過去を知らないが、かつて“悪夢の瞳”で苦しめた人たちがいることを知る。
新しい居場所を守るため、“能力”を今度は償いに活かすため、少年は力を追い求める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-28 23:22:42
2761657文字
会話率:47%
日曜日の塾を終えて疲れていた僕は通りがかった公園のテラスに腰を下ろす。
日曜日だが夕暮れのためか、遊んでいる子は見当たらない。
僕はリュックに入っていた最後のおやつを食べて、ふーっと一息つく。
今日始めて呼吸したような気がする。
落ち着いた
僕を静かな公園の雰囲気と疲れが眠気を誘う。
家にも帰りたくないしと僕はリュックを枕にして寝始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-31 18:48:47
2295文字
会話率:13%
全国各地で行方不明者が続出している。
行方不明者の多くが「空(そら)」と呼ばれる異空間に飛ばされていてそこで出される問題を解かないと戻れないらしい。
空に飛ばされた、先生とメガネさんと私。私たちは出された問題を解く方法を知っている。でも、私
たちは今日も元の世界に帰らない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-11 14:45:51
5431文字
会話率:37%
ある日を境に生活が一変してしまったユキ。
家に帰りたくないと思いながら神社で時間を潰していると、一人の青年に声をかけられる。
青年はユキに、自分の下で働かないかと誘いをかけ、日常に疲れ切っていたユキはそれを承諾する。
青年は自分のことを「神
」であるといい「アメ」と名乗った。
アメの下で神の仕事の手伝いをしながら過ごすことになるのだった。
※この作品は大学の部誌の方にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-08 14:56:30
87291文字
会話率:51%
俺は、本当はあの場所へ帰りたくないんだ。
気になっていた子も、友達だと思っていた子も、泣かせてしまった。謝れなかった。
そのうえ逃げてしまった弱いやつなんだ。
もし、次あの子達に会ったら、なんて話しかけよう。
謝りたい。元の関係に戻らなく
てもいい。
ただ、もうあの時みたいな顔は、させたくないんだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-16 17:58:24
2987文字
会話率:40%
高校一年のミチは幼少時に見ず知らずの女に襲われ、左手の小指を失った。襲われた記憶を持たないミチ自身はあまり気にしていないが、母親のクミは責任を感じ精神を病み、父親は家に寄り付かなくなっている。リストカットを繰り返す母親らしからぬ母の待つ家に
帰りたくないミチは、連日常軌を逸した寄り道によって帰宅を先延ばしにしている。ある日の帰り道、人通りの少ない路上でひっそりと潰れている小さな蛙を発見し、その蛙の観察を日課にする。崩壊した家庭からの逃亡を夢見るミチは、特に英語の勉強に励み、将来は英国の大学院に進学するつもりでいる。書店で知り合った英国留学経験のある男佐竹にしつこく言い寄られるが、ミチには別の高校に通う幼馴染ユースケがおり、二人は両思いだがお互いに告白できないでいる。蛙の観察中に雨に降られて高熱を出したミチは、帰りの電車で一緒になったユースケにまだ家には帰りたくないと駄々をこねてユースケの家に連れていかれる。一方、電車内でのミチとユースケの親密なやり取りを見た佐竹は、ミチの自宅マンションを訪れる。
電撃小説大賞一次通過、二次落選作。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-10 21:05:29
32084文字
会話率:30%
夜中に山おくの、今は使つかわれていない、おんぼろホテルで、ねむっていたユウタはおばけたちに起こされました。
家に帰りたくないユウタは、おばけのバケバケと遊んで、友だちになります。
友だちになったバケバケに「もっと遊ぼう。ずっとここにいよう」
と言われるのですが……。
少しだけホラーもありますが、全体的にほのぼのです。
この作品は、小学四年生までの漢字を使用。
小学二年生以上の漢字にはルビをふっています。
第十二回 書き出し祭り参加作品。
旧題「おばけマンションへようこそ!」を大幅改稿、加筆修正しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-01 16:06:55
4983文字
会話率:55%
仕事の息抜きがてら来たコンビニで、すれ違った女性が倒れる、という不幸な現場に立ち会ってしまった、ゲームプログラマーの平良(タイラ)。
面倒事を片付け、『乙女ゲームが好きな貴方に贈るRPG』がコンセプトの発売前のゲームの最終チェック
、という仕事に戻るもゲーム内には見たことの無いキャラクターが……
プレイを続けていくうちに、謎のキャラクターがコンビニで倒れた女性だと発覚して!?
平良、倒れた女性、ゲーム内のキャラクター等、それぞれの目線で物語が進む、冒険? 恋愛? 物語。 らしきもの……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-16 14:54:18
667130文字
会話率:48%
死を決意した佐々木佑は死の直前、どこからともなくした声の言われるがままに彼の世界へと呼ばれてしまう。
ステータスをバランスよく振ろうと考えていたタスクだったが、思わぬ出来事により全て運に振られてしまう。
人よりも100倍以上の幸運で行動する
佑はこの世界では珍しく、彼は一躍有名になる。
そんな彼を元の世界に返そうとした声の主だったが、タスクはそれを拒む。
「もう二度とあの世界には帰りたくない」
タスクは元の世界には帰らずこの世界で生きていくことを決意するのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-08 16:59:50
8088文字
会話率:54%
霖(りん)がいつも通り遊んだ後、帰路についた。
さっきまで夕陽に煌々と照らされていたのに、気づけば辺りはどんよりと暗くなっていた。よく見ると、
暗くなっているのは私の周りのみだった。
早く家に帰りたいのに、それ以上に帰りたくない気持ちが
尾を引いて、うまく前に進めない。
やっと後半分といったところで、頭上に黒い雲があることに気がついた。身体三つ分程の黒い雲が…
何故なのか、何なのかわからないまま、ただ先に進んでいく。
この記憶が完全に薄れていく前に。自分の名前さえも忘れる前に。全てが理解できるうちに。真実を知りたい。
そんな気持ちで霖(主人公)が謎の現象から逃げながら進んでいく物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-13 16:01:10
1295文字
会話率:0%
突如現れた巨大な穴に吸い込まれ、目を覚ますとそこは見知らぬ世界だった。
剣も魔法もモンスターも不思議な人々も存在するこの世界で、様々な思惑が入り混じる。
俺は元の世界に帰りたい!
ごめんさない。……私はまだ、帰りたく
ないの。
僕は変わったんだ。今までの僕じゃない!
本当にそれでいいのかい?
そんな悲しい顔で言わないでくれ。私はかわいい子を抱きたいんだ。
あなたのしてきた事は全て、無駄だったのです。
今までご苦労。全て私の掌の上だったのさ。
奴を止めよう。まだ間に合う。
元の世界に帰るって約束したポ! だったらこんなところで死んじゃダメ、ポ。
お前だけは絶対に許さない!
これでいい。これこそ我ら魔術師の悲願!
俺たちは絶対に忘れない。君のことも、この世界の事も!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-25 20:00:00
33963文字
会話率:51%
大学3年生の日向奏多(ひゅうが かなた)は突然目の前に現れた『旅人』――アスカの異界移動に巻き込まれてしまった。
奏多を元の世界に帰そうとするアスカだったが、彼を帰すには異界を巡って元いた世界を探し当てるしか方法がない。一方で元の世界に
帰りたくない奏多は、旅人であるアスカの異界の旅に同行すると言い出す。
様々な異界を旅するアスカと『自分の居場所』を求める奏多。異界で起こる問題を解決しながら、時には魔力があったりなかったりの異界に翻弄されつつも二人は『旅人』として共に旅をする――己が為に……
*不定期連載 週1~2回金土日どれか投稿 都合により投稿が遅れる場合があります*折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-19 14:41:19
193330文字
会話率:46%
寄宿学校に通うユアンは、夏季休暇中、ひとりで寮に残っている。
夏の陽射しが降り注ぐ庭で、見知らぬ女性に出会った。
「誰ですか」
「そうだねえ。東洋の魔女っていうのは、どうかな?」
黒い髪、濃い色の瞳をした女性は、ユアンに問いかける。
「キミはどうして、家に帰らないの?」
「帰りたくないの?」
彼女の問いに、少年は答えを返す。
**********
※人種差別的な意図はないんですが、もしもそう感じられたらすみません。
銘尾友朗さまの「夏の光企画」参加作品。
他投稿先:エブリスタ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-12 13:28:42
8000文字
会話率:32%
「早く大人になりたい」が口癖の高崎陽菜。中学三年生の夏。突然現れた不思議な小さい男の子。その子は碧羽時雨と名乗る。帰りたくないと言う時雨を家に迎え入れる陽菜。
ある時、時雨にプレゼントをもらった陽菜は消し去られていた記憶が蘇りはじめ…!?
謎だらけの時雨の正体。そして時雨が伝えたい物とは…?
陽菜と時雨の時を超えた青春のお話を貴方はどう感じる?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-09 10:29:05
1586文字
会話率:56%
帰りたくない日もあるさ。
最終更新:2020-07-14 21:00:00
1574文字
会話率:46%
会社員の孝敏は、最近引っ越したばかりの家に帰りたくなかった。帰らない彼を状況を許してくれず、彼は渋々カレーを2つ買って帰る。彼の引っ越した部屋には「アレ」が出る。だから帰りたくない。けれども自分の家なので帰らなければならない。
持ち帰ったカ
レーを「アレ」と向かい合って食べる彼の心境は、毎度穏やかではなかった。
ある日、友人のセッティングした合コンで知り合った孝敏は、ある女と意気投合しあろうことか、部屋へあげてしまう。
「アレ」を目の当たりにした女がとった行動とは……。
異色のカレー小説「臆病者、カレーを食べる」4話目を掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-26 00:00:00
15255文字
会話率:2%
帰り道の話
どこまで続くかはわかりません
よろしくお願いします
最終更新:2020-04-23 23:16:10
1212文字
会話率:32%
仕事が終わった夕暮れ時。まっすぐ家に帰りたくない私は、日の沈む街を彷徨っていた。
やがて見えてきたのは、映画館。
私は引き寄せられるように、そこに向かったのだった。
最終更新:2020-04-21 23:13:36
4889文字
会話率:2%
理由あって親元に帰りたくない女子高生と、その担任でトラブルによって住む場所を失った女教師と、その元同級生で彼女らをまとめて住まわせることにした男性会社員による、三人ぐらしの物語。
最終更新:2020-03-26 23:44:32
203304文字
会話率:51%
自分のことを平凡だと思ってるけど実はイケメンハイスペリーマン35歳恋人無し は優良株だと思われるのに何故まだ独身なのか。
*すぐ読み終えられる短編です.
【注】過去の独白です。
【注】切ないです。
最終更新:2020-03-22 00:05:28
2362文字
会話率:7%