寄宿学校に通うユアンは、夏季休暇中、ひとりで寮に残っている。
夏の陽射しが降り注ぐ庭で、見知らぬ女性に出会った。
「誰ですか」
「そうだねえ。東洋の魔女っていうのは、どうかな?」
黒い髪、濃い色の瞳をした女性は、ユアンに問いかける。
「キミはどうして、家に帰らないの?」
「帰りたくないの?」
彼女の問いに、少年は答えを返す。
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※人種差別的な意図はないんですが、もしもそう感じられたらすみません。
銘尾友朗さまの「夏の光企画」参加作品。
他投稿先:エブリスタ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-12 13:28:42
8000文字
会話率:32%
毎日が幸せですか、それとも辛いですか。
クラスから孤立し、家族不和に苦しむ氷の少女二条有紀。天涯孤独、他人に甘えることを忘れた少女、橘加奈。二人を月のようにずっと見守る親友、神宮寺那岐。たくさん悩み、たくさん苦しんで、誰よりも素晴ら
しい学生生活をあなたたちに。
これは、彼女たちの、苦しくて悲しいけど、ちょっぴり優しい恋の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-12 14:07:30
228070文字
会話率:36%