クズニートのトウマは、カップ麺を求めて商店街に来た。すると、見たことのない黒い店を発見する。トウマがその中に入ると一人の老主がいた。トウマは老主からのお願い事を引き受けるが、、
最終更新:2024-04-03 11:08:59
20903文字
会話率:23%
廃れる一方の商店街救済策として、『商店街まるごと、土地・人員等々ひっくるめて、移動可能な治安維持施設にしよう』と、誰かが言い出した。
言いだしっぺは、誰とは明らかになっていないが、一九七〇年代から八〇年代に掛けての、とっぴな変形合体アニメや
SF人形劇からヒントを得たらしい。
お上の言うことには、基本唯々諾々の連中は、それを押し進める。
国民、住民、消費者といった人々の呆れ顔をものともせず、政策は推し進められる。
ハウスメーカー、不動産会社、重工系企業がトリオでタッグを組み、それらの下請け・孫請け・ひ孫請け各種等々フル活用する。
そして、第一号が決定される。
第一号(の生け贄)は、振川町商店街に決定する。
商店街の人々にとっては、寝耳に水、寝耳に水、 寝耳に水。
非難轟々、反対の嵐あめアラレだったが、結局は押し切られる。
ズルズルでなあなあで、飴と鞭で押し切られる。
テレビ画面に映る古川町商店街の近所の歌茂川は、広がっていた。
画面いっぱいに、土色の流れを湛えて、広がっている。
建造物群の間を流れ抜け、水面を広げている。
五人が見ている間にも、川は水位を増し、水量を増す。
あれよあれよという間に、建物群の一階部分は、呑み込まれ始める。
振川町商店街ヶ艦は、出動する。
本来の目的とは異なる、救助活動に、出動する。
被害地域こそ広がっていないが、家屋の浸水度が増している。
浸水している全家屋のほぼ一〇〇%が、一階部分を水に沈めている。
逃げ遅れた、家屋に閉じ込められた人々は、二階や三階から、はては屋根の上から、手を振っている。
救助を求めて、手を振っている。
商店街ヶ艦が来たことで、みんなの気持ちに望みが出て来たのだろうか。
手を振る速度、アクションが、速く大きくなる。
川に艦をブチ込み、川の流れを変えて、救助活動をする。
歌茂川氾濫救助活動についてのお咎めは、無かった。
お役所から振川町商店街ヶ艦への処分も、無かった。
新聞、テレビ、ネットにより、振川町商店街ヶ艦の救助活動が、全国的に報道されたことが一因だと思われる。
また、その報道内容が、振川町商店街ヶ艦に好意的だったことも一因だと思われる。
尤も、お役所その他等々からの、皮肉コメントはあったが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-03 10:07:05
16783文字
会話率:28%
就職後の初めての帰省。寂れた商店街を抜けて地元の公園で一休みしていたら、不思議な子供とおじさんに出会う。その子供が身につけていたものは…
最終更新:2024-04-01 16:03:07
4693文字
会話率:31%
商店街にある、小さなリサイクルショップ。
人の手から人の手へと渡る物。
そんなもの達にまつわる、小さな物語。
最終更新:2024-03-31 12:00:00
319文字
会話率:8%
魔法族は二百年前に途絶えてしまった。それは魔女狩りにあったとか、排斥されたとかそういうことではなく、純粋に力の衰退によるものだった。
しかし、魔法族の出現自体も突然変異だったという記述が残るくらいだったので、今でもときどきちょっとだけ不思議
な力を使える魔法もどき《マジックイミテーション》が生まれてくることがあった。
ライラ・リゲルは父親と二人暮らしをしていた。父一人子一人で幸せに暮らしていたが、二年前、父親は病気で亡くなってしまう。残してくれた遺産もあり、何とか大学の卒業を控えていたある日、借金取りの男がライラの元を訪れる。
もう顔も覚えていない蒸発した母親が、ライラの父を保証人に危ないところで金を借りていたらしい。
そんな借金取りがまともに応じてくれるわけもなく、なんと三日以内にお金をかき集めなくていけなくなったライラは、家をひっくり返して見つけた初めてみる父の形見の短剣を持って買取店に駆け込んだ。しかし駆け込んだのはただの買取店ではなく、一般の鑑定士には見れないものをみる「アルデバラン鑑定所」だった。
鑑定所の主、鑑定士カラット・アルデバランは、不思議な力を宿した目を持つマジックイミテーションで、その力を使って他の鑑定士では見ることができないものをみていた。個人で鑑定業を営むカラットはその力も相まって界隈では有名だったが、どこで噂が湾曲したのかその名前のせいか持ち込まれるのは宝石や鉱物に関する鑑定依頼ばかり。
カラットはオダマキ通り商店街の裏通りにある店で宝石、ときどきその他の工芸品ほか美術品の鑑定依頼を助手の少女ユーリエと共に待っていた。
最近あまりに宝石の依頼が続き辟易していたカラットは、無償でライラの短剣を見てくれるという。
この依頼が、ライラの運命を突き動かし、カラットとユーリエの運命もまた動かしていくこととなることなど今はまだ誰も知らない。
※この物語はフィクションです。実在の人物、団体、事件などとは一切関係ありません。
※この作品は「カクヨム( https://kakuyomu.jp/works/16817139558249305543 )」にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 18:32:37
115183文字
会話率:39%
ここは北の大地の片田舎にある「石川商店」。
普段は近所のお客さんしか来ない個人商店だが、ある日突然変わったお客さんが現れる。
その日から石川商店には時折奇妙なお客さんが訪れるようになるのです。
異世界転移もしなければ、ドキドキスペクタクル
もありません。
あるのは石川商店で繰り広げられる、とあるところから現れる奇妙な客との接客コメディ。
そんな石川商店の日常を辿る連載小説となっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-19 19:18:45
40408文字
会話率:19%
商店街に関西弁の悪霊が現れた
最終更新:2024-03-16 16:02:21
4275文字
会話率:52%
鷹司トウマは代わり映えのない日々を過ごしていた。しかし、それはある日を境に一変した。
下校中、人気のない商店街を歩いていると、裏路地に光るものを見つける。それは大きな鏡であった。太陽が当たらぬ暗い場所であるにも関わらず、光を放つその鏡を不思
議に思い眺めていると、中から2人の黒装束が現れた。黒装束の1人と目が合い、その場からすぐさま逃げたものの、翌日には不可解なことが起こり始める。その後、トウマが巻き込まれる出来事はトウマの人生を大きく変えるものであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-08 21:53:30
84527文字
会話率:24%
かつてない危機に直面した魔界の商店街。商売の神様と謳われる伝説のコンサルタント、アスナトが従者レヴィと共に魔都ポリメトロスに降り立った。彼らの目的は、悪名高いMM-1グランプリで、衰退した商店を魔界一の名店に変えること。アスナトは独自の「流
儀」で、リザードマン店主の悩みから新規参入した蛇族店主の策略まで、様々な障害を巧みに乗り越える。しかし、商売の世界は甘くない。アスナトとレヴィは、魔界の裏社会の暗躍、予想外の裏切り、そして彼らの運命を揺るがす大きな秘密に直面する。果たしてアスナトは、自らの信念と「流儀」を貫き、最終的に魔界ビジネスの頂点に立つことができるのか?さあ、刻まれる伝説に目を凝らせ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-08 17:00:00
10287文字
会話率:77%
お気に入りの歌をあなたへ。
一年に一度の祭り、そこで行われる歌のコンテストに向けて練習する女優志望で町の商店の看板娘のエリー。そんな彼女の歌の練習に付き合う幼馴染で大工見習いの僕。
僕らが暮らす都会から遠く離れた事件も特に起こらない小さな町
に届いたのはある有名な監督がロケ地を探しているという新聞記事だった。そんな記事を見て、興奮しながらファンレターを出したエリーのもとに現れたのは……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-07 17:00:00
39014文字
会話率:38%
金城町商店街女子サッカー部の面々がおりなすドタバタ劇
最終更新:2024-03-07 15:26:18
232412文字
会話率:54%
常々、ぬるいラーメンが最高だと思っていた。でもそんなラーメン屋ナッシング。が、ほへ!?
あった。
最終更新:2024-02-29 00:00:00
3424文字
会話率:65%
そのことに直面してから、忘れていた事を思い出す。
ブレーキの効きが悪いのを思い出したのはブレーキを踏んでからだった。
その商店街は、なんだか普通じゃなかった。ただカフェで少しだけ身体を休めたかった。
老人と猫、魚屋のおっさん、そしてワツドモ
屋での体験。
全てが黄金に輝く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-30 00:00:00
5595文字
会話率:55%
手押し車に二匹の小型犬とポゥ様と共に商店街を行く老婆は、ちょっと変わった存在だった。
からかう小学生に驚き小型犬が足に触れた。小学生は驚きのあまり泣き出してしまった。翌朝、その家族が老婆のアパートを訪れるが何の進展もない。
そんなところ
から物語はゆっくりと動き始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-30 00:00:00
23054文字
会話率:44%
はじめまして。リラ・クリスです。
様々な種族がいて大陸もたくさんある世界で、魔法石を造って生活しています。
ただ、私は落ちこぼれ魔法使いです。
理由は空を飛ぶことができないから。
この世界の魔法使いは魔法の初歩である浮遊魔法が
扱えなければ、例え強力な魔法を扱えても魔法界では落ちこぼれと言われます。
そういうわけで、私は落ちこぼれ魔法使いです。
これは落ちこぼれ魔法使いと言われる私のお話です。
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エブリスタ様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-28 10:00:00
168200文字
会話率:57%
三河家に間借りする飼い猫ニャゴロー。一見人懐っこく愛らしいどこにでもいるようなハチワレ模様の家猫なのだが、連日行われる仕事と銘打った悪戯に近隣住人は大迷惑! それでもなぜか犯人(猫)は彼だとバレないのだ(時々バレる)。それにはあるカラクリが
……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-25 16:49:51
60465文字
会話率:12%
ある時、佐伯祐介はクラスメイトと乗っていたバスの集団事故に巻き込まれて死亡する。
その事故は予定されたものではなかったらしく、佐伯は他のクラスメイトたちと同様に一つのスキルを授かり異世界に転生する。
転生先はたまたま異世界召喚を行ってい
た、召喚国にクラスメイトと同様に召喚されることになり、そこで他国との戦争の為に訓練に従事することになる。
佐伯の授かった商店スキルはクラスメイトのみんなに馬鹿にされる。
だが、そのスキルは店舗を建てることができて、その店舗は無敵でかつ、どんなものでもタダで発注できるというスキルだった。
彼は商店スキルをつかって異世界で規格外の快適生活を送っていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-23 16:55:42
9294文字
会話率:36%
女子大生の蒲生希望は商店街の福引で食事券を当てたゼミ友に誘われ、ねぎま鍋を肴に晩酌する幸運に恵まれた。
‐冷蔵庫の無い江戸時代において、トロは傷みやすい食品として安売りされていた。
ゼミ友から聞いた豆知識を耳にした蒲生は、ねぎま鍋の美味しさ
から「江戸時代へタイムスリップしたい」と漏らすのだが…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-21 06:04:46
1000文字
会話率:44%
下校時に商店街を歩いていた所、サンプリングスタッフから温泉の素を貰った女子中学生。
ところが彼女が貰った温泉の素には、危険な秘密が隠されていたのだ。
(※ 本作品は、第5回「小説家になろうラジオ大賞」の参加作品で御座います。)
最終更新:2023-12-17 06:24:25
1000文字
会話率:29%
漫画に登場するガキ大将達が、個人商店の息子からガキ大将へと成長した経緯と理由を、その家庭環境から考察します。
N1368GS「漫画のガキ大将の家業についての考察」の姉妹編です。
最終更新:2021-01-08 17:09:52
2260文字
会話率:0%
ここはT県S市。この街には栄えた商店街がある。そんな商店街の中に、不思議な事務所がぽつりとある。
その事務所の名は『ひとよし相談所』
看板には手書きで「なんでも相談に乗ります、日常のお困り事から不思議な事まで!」と、少しかすれてはいるものの
、紹介されている。
その事務所のオーナー櫻井仁と、そこに訪ねる客の少しホラーな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-19 20:47:43
6907文字
会話率:47%
東洋の文化と西洋の文化が共に混ざり合い、花開いた街「フェアーラ」。様々な文化が重なり合う街の表通り(メインストリート)の裏にある、裏通り(旧通り)に佇む1軒の茶葉屋(長楽聞香、※中国読みツァンラウティンシャン)。
表通りの高い商店の影にポッ
ツリとある茶葉屋の、店員と店に訪れる様々な悩みを持つ人々との日常を綴る物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-18 23:18:35
908文字
会話率:42%
このお話しは、僕の小学生の時に経験した、とある商店での出来事から始まります。
題名にある『切れない手紙』を手にしてしまった僕は……。
最終更新:2024-02-16 01:50:51
4277文字
会話率:36%
4月8日、彼が死んだ。付き合っていた彼女は彼の死の原因を知る為にもがき苦しむ。彼女が商店街を歩いていると占いショップがあった。店員が彼女に勧めたのは護符だった。彼女は半信半疑で護符を購入する。護符の力が見せる真実に彼女は立ち向かうのか?
最終更新:2024-02-12 17:00:16
1570文字
会話率:0%