ある日家に帰ると10年前に死んだ親友がいた。
最終更新:2023-02-27 22:22:43
14099文字
会話率:29%
ーー世の中は理不尽だ。こんなことも起こるもんさ!今、どんな気分だ?無能くん…ぎゃはは!
ある日、両親を通り魔によって殺された。いじめられっ子の僕「有沢日向」は、親の月命日のため、駅に向かっている途中、工事現場から落ちてきた鉄骨から女性を助
けて死んだ……はずだった。
でも、目を覚ますと映画で見たことある玉座の間にいて、高そうな服を着た大人たちが土下座をしていて……「この世界を助けてください!」
初めはどうして僕が……と思った。
でも、この世界の人たちは僕の言葉を伝説の勇者だからではなく、「僕個人」として話を聞いてくれる。見てくれる。
日本にいた時なら、馬鹿にされていたのに……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-16 07:00:00
17541文字
会話率:37%
暴走族【滅殺】の総長から、スマートフォン向けアプリで成功を収め社長となった大宮賢吾。
一見華麗なる転身だが、その実情は大きく異なる。
家族は父、母、妹を亡くし、妹の恋人で賢吾の生き甲斐だった波多野輝成も三年前に交通事故で死んだ。
また、会社
を起業し成功させたのは輝成であり、賢吾は傀儡の社長として今もなお社員から舐められている有様だった。
輝成の命日、もう自分は社長をやめようと賢吾は決意する。だがその日、大宮賢吾を探しているという女性、守屋楓が現れた。
楓は中学生の頃に唯一の肉親である祖母を亡くし、天涯孤独となり貧しかったようで、探している大宮賢吾は自分を救ってくれた恩人と述べた。
しかし、その恩人は顔に怪我を負っているらしく、常に猫の面を被っていたとのことで素顔がわからず、連絡先も知らなかったと言う楓に対し、賢吾のみならず同席していた会社のエースである片倉刑事も顔をしかめた。
賢吾は楓が探している恩人【大宮賢吾】ではなかったし、全くもって荒唐無稽な話で気味が悪いと思ったが、片倉は楓が嘘を言っているとは思えないと断言する。
では、楓の恩人【大宮賢吾】とは何者なのか?
答えを探していく中、賢吾は自分の生きる意味を知るのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-07 18:00:00
169489文字
会話率:44%
妹の命日に街を巡回していると、女性刑事ジュンナは公園に幼い姉妹がいるのを発見する。その二人を保護しようとするが、どうやら犯罪に巻き込まれているらしく、一筋縄ではいかない。二人に既視感を覚えるジュンナ警部。何とか救おうと話を聞くうちに、衝撃の
真実を知ることになる。“姉妹”の絆をテーマにしたミステリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-15 22:42:52
20519文字
会話率:20%
日本の隅で、縮こまる様に生きていた1人の男は、予め決めていた自分の命日に命を絶った。
人畜無害を絵に書いた様に、善人で。
善人の例に漏れず、繊細だったから、段々と生きるのが苦しくなって選んだ結末だった。
彼は最後の最後で、頭に望み
を描いた。
それすらも随分と遠慮がちで、聞いたこちらが叱咤したくなる様な謙遜まみれの願いだった。
私はその願いを尊重した。
こういう人間は、稀だが、そう少なくも無い。
もっと我を通していいのに、死んでなお高潔であろうとする。
それは美しいけれど、同時に苦しい事なのに。
だから少し痛い目を見てでも、私は彼らをわがままにしたいのだった。
………今回も、そのつもりだった。
だが、どうしてか、この男の行く末が気になる自分がいた。
こういう気持ちは何時ぶりだろう。
およそこの銀河が生まれるより以前の周回で、1度すらあったかどうか。
何故は膨れ上がり、疑問は頭を蝕んで離さない。
その正体を、私は知りたくて仕方がない。
ーーー故に、私も転生しようと、思ったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-15 18:50:15
6556文字
会話率:15%
私のお父さんの命日は、悲しい感情だけでは終わらなかった、特別な一日である。それは、まだスーパーマンを信じていた六歳の話だった。
父親の命日を思い出す、悲しいようで、希望にも満ちたお話です。
※この作品は、エブリスタ様でも掲載させていただい
ております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-08 21:07:30
5534文字
会話率:13%
日本、現代。
死神見習いの炸良〈サクラ〉♂は、早く一人前の死神になって給料アップを目指すべく、業務に燃えていた。
初の単独業務を余裕でこなし職場に帰ると、そこには激昂する先輩と狼狽する先輩(二人とも美人♀で巨乳)が待っていた。
なんと
、命日よりも〈ひと月〉早く、魂を回収してきてしまったらしい。
現世の理を乱すわけにはいかないが、一度切り離した魂の定着はそう簡単にできるものでもないようだ。
そこで上司に命令されたのは……!?
ヤバい。今すぐ逃げたい。死にたい。
まあ、もう死んでるんだけど。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-10 23:54:45
2193文字
会話率:26%
僕の田舎の夏祭りは数年前から8月9日に行われる。高校を卒業して都内の会社に就職して働いている僕は毎年その日に帰省している。平日ならば有休を取ってだ。何せその日は幼馴染の徳子の命日なのだから。18歳の時に徳子は神社の階段から転落して亡くなった
。警察の捜査の末に事故死として処理され、その事に僕は何の疑問も持たなかった。とにかく悲しくて寂しくてやるせなかった事だけを覚えている。今年もその日がやって来た。今回は有名配信者とのコラボという事で当日の朝に特別仕様のポスターを新たに貼っていた。とにかく大盛り上がりの町だったのだが、そのポスターを切っ掛けに5年前の真相が明らかになるとは、作った者以外は思っていなかった事だろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-07 14:53:36
1000文字
会話率:39%
ある男がいた。日本で産まれ、空手に育てられた男は恩師の命日に道場から墓前に向かう途中、ふと気が付くと空手の道着と化していた。
全く意味がわからない。後から後から混乱が沸いてくる。だというのに、なぜかここが日本とは違うと、魔法や魔獣といっ
た異なる法則のある正解だと解る。
意味がわからない。わからないが、ともかく、目の前で困っている子どもがいる。
「ほしたら、助けたらなあかんな」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-07 08:38:19
27369文字
会話率:46%
自動車整備士の黒瀬仁(くろせ じん)は、亡き妻の命日、エイプリルフールの日に自殺をする。だがそれは、彼の前に現れた見知らぬ女性、橘久遠(たちばな くおん)によって未遂に終わる。
「命」を巡る物語。彼は彼女から、自分にとって大切な無くした何か
を、そして「見えない何か」を、これからの日常を通して見つけ出していく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-10 12:50:51
31305文字
会話率:31%
借金を返すことだけにその人生の全てを費やしてきた、瀬谷一郎《せや いちろう》は、今日で60歳の誕生日を迎えた。
そして、それは彼の命日でもあった。誰にも看取られることなく、その一生を虚しく終えたのであった。
「瀬谷一郎さん、この世界
でもう一度人生をやり直しませんか?目指すは『リア充』です!」
目が覚めると、そんなことを言われた。
どうやら、まだ終わりを迎えたわけではないらしい…。
そうか、「リア充」か…。確かにリアルに充電が必要だな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-03 07:30:39
142028文字
会話率:68%
俺の名前はリアム・ミュート。めちゃくちゃ貧乏な男爵家生まれの男だ。ある日、デート中に待たされている女の子をナンパする仕事を紹介されちゃって‥‥‥断るつもりでいたはずが、成り行きで働くことになっちゃった!
そんな生活にも慣れてきた頃、ひょんな
ことから氷の令嬢と名高い辺境伯令嬢をナンパすることになっちゃって‥‥‥俺の命日ってもしかして今日かな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-28 19:13:07
19640文字
会話率:51%
みくは、バードッグ帝国の支配下に置かれている島に住む天涯孤独の娘。
一年前に唯一の家族だった祖母を亡くし、父は隣国との戦争中だった帝国に徴兵されてーー帰って来なかった。
終戦から半年後、祖母の命日に合わせて墓参りに行ったみくは、そこで島
の英雄でもある帝国の騎士・カイトスと出会う。
部下や仲間たちを連れて戦場から敗走して、島に逃れてきたというカイトスだったが、とうとう自分以外は死に、カイトス自身も、これから木にロープを吊るして縊死するところだったという。
そんな騎士を引き留めたみくは、カイトスに負わされた怪我を理由に、彼を自分が住む村へと連れ帰ったのだった。
そこで、カイトスが見たものとはーー。
※魔法のiらんど、アルファポリス 、エブリスタ等にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-16 16:09:37
9584文字
会話率:44%
徳川幕府も体制が整い、目立った騒乱の無く安定期に入っていた。
東北の葉山藩の御蔵役平侍の鷹橋一成は平凡な日常を送っていた。
その鷹橋家の墓付近で幽霊が出るという噂が聞こえてきた。それが、決まって毎月十二日に見られるらしい。十二日は
一成の父惣兵衛の月命日である。墓には父が眠っていた。父は心残りがあり、何かを訴えているのか。
確かに、父は剣の道を目指したものの、ある時謀反者の討手となった際に負傷して右手が不自由となりその道を絶たれていた。
折しも、葉山藩ではその実権を握っている主席家老が急死していた。藩の新しい主席家老が誰になるかを巡って藩内に色々な動きがあり、さらに、新田開発にかかる賄賂疑惑も持ち上がっていた。一成も平侍ではあるもののその騒動に次第に巻き込まれていく。
新しい主席家老は誰になるのか、賄賂疑惑は解決されるのか。そして、父の幽霊は本当にいるのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-15 16:31:08
32723文字
会話率:35%
彼の30回目の命日に、彼の親族から彼の日記を渡される。
彼の過ごした日々を描いた短編小説です。
最終更新:2022-09-04 22:29:16
870文字
会話率:0%
覚えていたのはーーたしか、鱧の湯引きと梅干しが大好物。
ぼちぼち、父親の命日なんです。
最終更新:2022-08-11 22:14:37
200文字
会話率:0%
冴えない社会人三郎は就職した会社を三ヶ月で辞めてしまい実家に帰る。親友の太郎と釣りに行った帰りに7年前に行方不明になり亡くなったとされる幼馴染の「七海」の命日に行く。七海が亡くなったとされるダムに立ち寄り帰り側、1人の女性に呼び止められる。
彼女は七海そっくりであった。三郎と太郎そして謎の女性との物語が今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-07 22:30:13
2767文字
会話率:32%
幼い頃に両親を失った十六夜 暁斗。そんな暁斗といつも一緒にいたのが親友の稲恒 尊。
ある日、尊はこの世を去ってしまう。それから、三年の月日が流れ、親友の命日にお墓参りにやってきた暁斗。
そんな暁斗に異変が……!?
初めて投稿です
。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-04 02:06:30
6092文字
会話率:64%
七月十四日は何の日でしょう?
フランスの革命記念日で、「ベルばら」のオスカル様のご命日です。
素敵な映画のタイトルをつけた映画関係者の慧眼を称えます。
最終更新:2022-07-14 16:00:00
994文字
会話率:0%
高校2年生の6月の帰宅途中になくなった親友の梨奈。1年後の彼女の命日に親友の結華と2人で梨奈の家を訪れた。その時彼女の部屋で見つけた3人の交換日記。彼女が最後に書いたページに書かれたものとは…
最終更新:2022-07-05 19:55:28
815文字
会話率:59%