色々と小粒な黒き女神は、神々が集うスメールの大宮殿で酒に酔ってとんでもない大失態を演じてしまう。さらには、どさくさに紛れて侍女が大主宰神の至宝を持ち逃げする始末。嘆く間もなくすべての責任を問われ、女神は地上へと落とされる。そこで出会ったオタ
クで辻斬りという残念な美形王子は、訳の分からない理由で邪魔ばかり。果たして女神は至宝を取り戻し無事に天上へと帰還できるのか。
酒は飲んでも飲まれるな――戒めを胸に今日も女神は戦います(主に王子と)。
※カクヨムさんにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-04 22:00:00
69598文字
会話率:42%
ジェラールは花嫁を探すための旅に出た。父の跡を継ぎ、氏族長になるために。
初めは気乗りがしなかったが、旅先で美しい少女ユラと出会った彼は、一瞬で恋に落ちてしまう。
彼女を盗賊から救ったジェラールは、何とかユラと近づきになろうとする。だが、彼
女は別の男にも思いを寄せられていて……。
恋愛に無頓着だった若者と、誰にも振り向むくことがなかった少女の恋物語。
※『水の供人』の番外編ですが、本作を初めて読む方にも、お読みいただけるように書いております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-25 17:15:24
33872文字
会話率:45%
優しいけれど、何か事情がありそうな師匠のもとで、一人前の魔法使いを目指す少女の奮闘が始まった。
家族と声をなくしたミナキは、カヌトという魔法使いの青年に窮地を救われ、彼の家に身を寄せることになる。
魔法の道具を作ったり修理したりする職人でも
ある、カヌトの技術に心奪われたミナキは、反対を押し切り、彼に弟子入りすることに。
師匠と弟子の、時にシリアス、時にほのぼのな魔法物語。
※タイトルは『きんさのかいし』と読んで下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-07 16:10:15
96207文字
会話率:39%
六歳までの記憶がない、遊牧の美しい少女ノエイルは、旅人の青年から驚くべき事実を告げられる。ノエイルは、砂漠の都市国家で信仰される水の女神の一柱なのだ、と。
自分を守る供人として遣わされた青年に、ノエイルは本当の生まれ故郷目指して旅に出るこ
とを要請される。
全ては、雨が降らなくなった砂漠の国を救うために。姉である水の女神に、ノエイルが助けを求めることができなければ、国は滅ぶ。
青年にほのかな想いを抱き始めたノエイルは、彼のためにも旅立つ決意をする。
襲い来る追っ手。禁じられた女神と人間の恋。
困難に遭いながらも惹かれ合う二人は、旅先で絆を深めながら、水の女神が住まうという湖へと向かう。
※『水の女神と水の供人』から改題しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-06 19:00:00
155743文字
会話率:31%
「偉大な文明が滅び去り、長い年月が過ぎた現在……
その中でも人々は、失われたものを掘り起こし、新たな世界を生きている、
そんな一つの国で、反乱の火の手が上がり、そしてそれは、思わぬところに飛び火した……
街を襲う兇賊、間に合わぬ援軍、砲火と
共に迫り来る絡繰りの巨人……
人々が怯え、逃げ惑う中、機関士少年と巨人の少女が出会うとき、窮地を救う英雄が誕生する。
[鉄甲騎モミジブライ1―機関士少年と蒸気の巨人―]
希望のエンジンに火が入る……」
前回投稿させていただいた作品の改訂版で、応募用に第一話と第二話を連結し、一部を手直ししたものです。
通常掲載版も、近いうちに改訂版に合わせて修正する予定です。
エブリスタにも掲載
追記:pixiv掲載版に関しましては、修正するかどうかは未定です。
~5/6 全編にわたり修正を行いました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-30 23:36:01
415594文字
会話率:36%
「ウーゴ砦の危機はひとまず去った。
だが、二人の英雄ナランとモミジは賛美の声に翻弄され、その心はすれ違い、性能評価試験の場に於いて、サクラブライは暴走する。
そんな中、ゼットスは[影]なるものの支援を受け、再び砦に逆襲を謀る。
飛来す
る正体不明の浮遊機械、覆面を着けた襲撃者、そして、攫われた王女殿下とプロイ……
様々な感情、様々な思惑、様々な心境が交錯し、戦う中、ナラン、そしてモミジは、各々の決意のもと、再び鎧を纏う……
[鉄甲騎モミジブライ2―巨人の少女と決意の鎧―]
「私の〈背中を預かって〉下さい!」
1の続きです→http://ncode.syosetu.com/n4897dp/
pixivにも掲載
エブリスタにも掲載(改訂版)
11/18 全体的に若干修正。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-28 21:11:25
177429文字
会話率:39%
「偉大な文明が滅び去り、長い年月が過ぎた現在……
その中でも人々は、失われたものを掘り起こし、新たな世界を生きている、
そんな一つの国で、反乱の火の手が上がり、そしてそれは、思わぬところに飛び火した……
街を襲う兇賊、間に合わぬ援軍、砲火と
共に迫り来る絡繰りの巨人……
人々が怯え、逃げ惑う中、機関士少年と巨人の少女が出会うとき、窮地を救う英雄が誕生する。
[鉄甲騎モミジブライ1―機関士少年と蒸気の巨人―]
希望のエンジンに火が入る……」
鉄甲騎モミジブライ2→ http://ncode.syosetu.com/n5235dp/
pixivにも掲載。
エブリスタにも掲載(改訂版)
11/18 全体的に若干修正。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-27 23:48:00
177284文字
会話率:36%
今よりも遥かに昔の、砂漠の街。その地に住む少女オレアは、「先生」と呼ぶ魔法使いネセブと共に、その適当な言動に呆れながらも穏やかに暮らしていた。しかし先生であるネセブの過去には、何か語られない部分があるようで――
砂漠の世界を舞台に、二人の
魔法使いが頑張る話……になるといいなあ、と。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-10 23:01:55
31340文字
会話率:51%
魔女は語り、語られる。彼女たちの唇は愛を歌い、双眸は宝石の如く輝いた。国の興亡の只中、五人の女と人々の奇譚。
[魔女を主題とした短編連作形式の作品を一章=一話で掲載。一話ごとに完結、全四話。一話ずつでも読めますが、通して読むと補完される部分
があります。]
一話「偉大なるマリヤ」(三人称・欧風)-最も偉大な魔女とされる女、マリヤ。ある時彼女の元を訪った〝国守り〟のエスタアルは、彼女に「何故魔女は土地を守護するのか」と問う。魔女が微笑み語る、婚礼から始まるその“生い立ち”と長い永い半生。
二話「エンドリカの息子」(一人称・欧風・残酷描写有)-嵐を呼ぶ、災いの魔女と称される伝承の気狂い女エンドリカ。彼女の息子と呼ばれた刑吏の男と彼の目付け役の王代候の仕事の大半は、王命による留まらぬ処刑。王は何故、三百人も殺すのか……分からぬままに処刑は続き、やがて――
三話「アルニは死んだ」(三人称・アジア風?)-宦官ジャンタームの主は絶世の美女、黄金姫アルニラット。州候を務める彼女は雨を退ける力をかつての巫女から受け継いだ、晴れの巫女でもあった。二人の女の間で執り行われた力の継承、彼女たちを崇拝した男と、州の行く末。
四話「女将アガーヴェの伝説」(一人称・南米風?・軽い食虫描写有)-伝説の残る魔女アガーヴェの調査の為に田舎町へと出向いた研究家タツマ。彼女が語り、語られた、女将の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-24 11:20:19
111373文字
会話率:32%
四季を司る女神に、歌を捧げる役目を担う〈乙女〉。
〈夏の乙女〉として幼少から神殿に仕えてきたラールは、今夏で年期を終えて俗世へ戻る。
しかし神殿しか知らない少女にとって、世間での生活は不安でしかなく――。
四季と乙女企画「四季の乙女たち」
参加作。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-20 22:22:12
20634文字
会話率:50%
『女帝の鷹』と呼ばれた将軍は、主に見限られ都を追いやられた腹癒せに、有り余る欲望をおぞましい蛮行で満たしていた。『瑠璃』という世にも美しい女を手に入れてから、彼女に溺れ、翻弄されてゆくが……◆東アジア風長編ファンタジー「金色の螺旋」に登場す
る、瑠璃と緑鷹を主役にした外伝のR15版です。◆本編「金色の螺旋」はこちら。http://ncode.syosetu.com/n5508bf/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-18 19:04:41
4179文字
会話率:26%
滅び行く国の皇子と暗殺者の少女の話。殺伐としていて糖度はゼロ。
暴力・流血・戦争・殺人・拷問・疫病・不衛生な描写あり。全三話。
最終更新:2012-06-16 00:00:00
19846文字
会話率:35%