仕事がうまくいかず行き場のない気持ちをどうにもできず街中をあるいていると、薄暗い路地の方からじんわり光が浮かびあがった。ふわっと目の前をかすめたほのかな灯りにつられて顔をむけると地下へと続く階段。灯りに誘われるようについていくと真っ黒な扉が
。Bar 925と書かれた扉を開けるとそこには……。様々な悩みをもった人たちが招かれるBar925に招かれた伊織が見た世界とは。
この作品は、note(https://note.com/concha/n/nc251e8ff55a2)にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-16 21:04:17
1906文字
会話率:44%
西澄アリスはフランス人の母をもつ金髪ハーフで、学校でも一番の美少女だ。
でも彼女はいつも、死人のような目をしている。
いつの頃からかアリスには、「500円ぽっちでなんでもする」という噂がたてられていた。
※カクヨム、アルファポリスにも
投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-11 20:59:24
154478文字
会話率:27%
今日は男の一人焼肉。仕事終わりにたまらないご褒美だ。カウンター席のテーブルに一人用の七輪が運ばれてくる。中の炭はじんわりと赤く燃えて熱を放っている。肉を七輪に乗せるとじゅわ〜と空腹に心地の良い音が響く。牛タンはすぐに焼き上がった。小皿に甘い
タレを注ぐ。焼き上がった牛タンをタレにつけて、ほかほかの白米の上に置く。ビールを横目に肉を口に運ぶ。牛タンの薄いコリコリの食感と塩たれが舌を刺激する。
「(なんだこれ・・・!うますぎる・・・!!!)」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-08 04:27:14
1238文字
会話率:20%
些細なことから不登校になってしまった中学三年生の芽衣。偶然立ち寄った店は水曜日だけ営業しているパン屋さんだった。一人でパンを焼くさくらという女性。その息子で高校生の音羽。それぞれの事情を抱えパンを買いにくるお客さんたち。あたたかな人たちと触
れ合い、悩み、励まされ、芽衣は少しずつ前を向いていく。※カクヨム・アルファポリスにも投稿しています。アルファポリス・第2回ほっこり・じんわり大賞にて「奨励賞」をいただきました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-14 13:20:13
102171文字
会話率:50%
切ない童話です。
カクヨム・エブリスタ・アルファポリス・NOVEL DAYS・LINEノベルでも掲載。
最終更新:2019-10-16 15:07:00
1696文字
会話率:0%
8歳の私はじんわりと前世の事を思い出し、この世界は前世でやってた乙女ゲームの世界である事に気づく。
運営に悪態をつきながら、如何にして死なないように未来を変えるか、でもどうせなら前世には無かった魔法でいろいろとやってみたい!
そうだ、前世の
記憶とあまり有る魔力でチートになろう。
攻略キャラともヒロインともあんま関わりたくないけど……なんで私婚約してんの?なんで私をライバル認定してんの?なんでヒロイン私を目の敵にしてんの?つーか私聖女じゃないんだからほっといてよ。
は?魔女?私が?んじゃあ魔女でいいからほっといてください。
16歳の私が王立学園でチートを目指しつつ、様々な面倒事に巻き込まれていく異世界転生ファンタジーになる予定。
おい待て悪役令嬢の私の溺愛シナリオなんて聞いてないんだけど?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-21 16:46:35
98205文字
会話率:47%
この世界は『カイン・リセンツ』と呼ばれているらしい。
私、柊美冬はある日体調不良で仕事中に倒れてしまった。しかもずっと片想いをしてる人の目の前で。それで、彼に車で送って貰ってたはずなんだけど……
「おはようございます。目は覚めました?」
透き通るようなアクアマリンの瞳が、見惚れるほど綺麗な三日月を描いて私を見つめている。部屋の内装はまるで中世の欧米のよう。
「此処は『アリス』という喫茶店です。あなたはお店の裏庭で倒れてたんですよ?」
私が意識を失っている間に一体何が起きたのだろうか?目の前のメイドさんを呆然と見つめながら頭を抱えた。まだじんわりと頭が痛い。倒れていたって…それじゃあ、彼は?
「あの、倒れていたのは私だけですか?」
「…え?そうです、けど…誰かといたんですか?」
彼女話を聞けば、私は1人で倒れていた。なら、直前まで一緒にいたはずの春斗さんは?
《アリス、彼女は起きた?》
頭に直接響くような声に思わずアリスへと勢いよく視線を戻すと、彼女の肩に白いうさぎが赤いベストを付けてちょこんと乗っていた。背中に鳥の羽が生えている、兎が。
ちょっと待ってよ……
私は目を擦って兎もどきを凝視する。目が合った。
《あんた!俺が見えてるの?!》
話しかけられた。
私はもう一度ベッドに倒れるように沈んで意識を手放した。お願い、夢でいて。次、起こされるのも、起きて初めに見るのもあなたがいい。というか、ハルさんでないと可笑しい。だってあたしの最後の記憶はあなたの助手席に乗って寝てるところなのだから………折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-22 04:15:27
6164文字
会話率:63%
おっさんの何気ない、だけど大切な日常が戻ってくるお話。
ほっこり、じんわり温まるようなお話になればいいなと思って書いてみました。
拙作ですが、お読みいただけると幸いです。
最終更新:2019-07-05 01:06:17
1000文字
会話率:34%
飼い犬目線の物語です。
1話完結のショートショートです。
お気軽にどうぞ。
最終更新:2019-06-30 20:33:52
3126文字
会話率:0%
極普通な高校生 立花 優 は何気ない日常を過ごしていく。 しかしある日、目覚めた立花は、染み渡るようなじんわりとした痛みとともに、光沢のある黒に染まった右腕に気がつく。
その右腕に秘められた能力にだんだんと気がついていく立花だったが、あ
る日の夜、突如として異世界へ転移してしまう。
その異世界で、立花は何を知るのか、何をするのか、
初めての長編小説です。誤字や脱字があるかもしれません。 不定期で投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-03 00:15:34
1640文字
会話率:15%
失恋してから、調子が戻らない。やりがいがあったはずなのに、会社も辞めてしまった。みっともなく弱り、実家に帰り、悶々とした日々が続く。どうしてこうなってしまったんだろう、将来のことも、分からないーーーー。
それでも日常は回る。ふと、家族の温か
さに気がつき泣きそうになった。ケーキ屋さんのあの人は、かつての吃りの少年、これから優しさを分け与えていく人。ーー人生は見切り発車だ、いつだって。休んでいても進んでいる。ーーーあなたの日常が、じんわり温かくなるように。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-21 10:30:46
8351文字
会話率:46%
なにかに悩み、それでも懸命に生きようとする人たち。そんな彼らが出会うのは帽子を被った不思議な男。帽子の男と出会った人たちは、己の生き方をやがて見つけていく。
第一話 希望の翼
第二話 花の記憶
第三話 流星雨
第四話 生命の木
第
五話 きみとともに
※アルファポリスさんに重複投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-03 17:00:00
59820文字
会話率:31%
部屋に飾ってある一昨年のカレンダー。それはまるで、この部屋の刻を止めているかのよう。
23時59分。スマホに表示されている時間を、じっと見つめる。息を潜め、誰かにバレることを恐れているみたいに。
スマホを握りしめた手の平に、じんわりと
汗が滲む。滑って落とさないようにと、更に強く握りしめた。スマホの熱さが、手の平から伝わってくる。
今か今かと、時刻が変わることを待つ。たった1分が、長く、重く感じられて仕方ない。静寂の中、そっと深呼吸を落とした。
0時00分。時刻が変わった。新しい年が来た。一昨年のカレンダーは、この瞬間に、3年前のカレンダーに変化した。
カレンダーへと手を伸ばす。3年前で止まったこの部屋の刻を、今から私が進めるんだ。
私自身を、強くするために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-31 23:40:36
172349文字
会話率:24%
僕は猫であった。
名前はもうない。
どこに転生したのかとんと見当がつかぬ。
何でも薄暗いジメジメした所でにょろにょろとしていた事だけは記憶している。
某作冒頭を彷彿とさせる文章から始まる日常系ファンタジー
読者をマッハで置き去りに
する設定
心の中の小さな傷をじんわり癒してくれる世界観
読了後には物足りなさを覚えることうけあい
猫みたいにかわいい触手をあなたへ
※この作品はきまぐれに更新されます。のんびりと猫を眺めるような気持ちでお待ちください。
※この作品に性的感情を刺激する描写は一切ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-24 09:23:27
82302文字
会話率:19%
これは僕と君の優しい記憶の物語
最終更新:2018-11-19 21:24:01
9813文字
会話率:17%
心に穴が開くような、そんなときはない?
そうしたら、あなたはどうする?
最終更新:2018-11-17 19:09:25
324文字
会話率:0%
小さな街の「After-eve 」というパン屋とそこに集う30代から40代の男女のヒューマンドラマ
最終更新:2018-08-23 22:04:54
108950文字
会話率:25%
もうすぐ七夕です。
ある町のスーパーの笹が、自分にぶら下がっている短冊が気になって眠れなくなるおはなしです。
このお話は、アルファポリスにも掲載しています。
最終更新:2018-07-06 21:47:36
2983文字
会話率:59%
のんびりじんわり幸せ『もののけと僕と注連縄さん』の大惨事バージョン。全くの別物となっており、注連縄さんには無い自由な立ち回りのヒロイン?達をお楽しみください。
最終更新:2018-06-11 21:00:00
16246文字
会話率:55%
内定先が倒産し途方に暮れた僕は、祖父の写真と遺品を手に、旅に出ることにした。
大好きだった祖父が、また行きたいと願った地は、時が止まったかのような山奥の田舎村。
そこには、昔ながらの暮らしを続ける、少し不思議な人たちがいた。
赤鬼、青鬼、三
つ目に山姥――。
恐ろしいはずの妖怪たちは、助け合いながらゆったりとした日々を過ごしていた。
ただなんとなくで、これまでソツなく生きてきた僕の心に、村の皆とのやり取りや暮らしが、じんわりと染み込んでいく。
※田舎の生活はその土地土地で様々。
この物語は、架空の田舎村を舞台に、創作したフィクションです。
こんな村もあるかもな、というお気持ちで読んでいただければ幸いです。(モデルは東北です)
※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-16 02:12:58
32542文字
会話率:50%