アマーリアは美しい容姿と魔力を持つアンティリア王国の第一王女であり、その見かけに惑わされた信奉者も多い。実際には生まれ持った大きな魔力を制御できず、暴走させることもしばしばだった
アマーリアの心が乱れるとその魔力が暴走するために、王宮で
は彼女のご機嫌を取る使用人囲まれて、すっかりわがままに育ってしまった。
しかし、魔力を操ることを学ばせなければならないと、国王直々に公爵令息のヴァルターが護衛兼魔法の師に任じられる。
ヴァルターの根気強い指導によって、アマーリアは魔力制御を身につけた。するとヴァルターが護衛を辞すると言い出した。
(『精霊姫は予見の未来に瞳を閉ざす』の7年前です。)
※ゆっくり更新になります。ハッピーエンドは決まっていますが、話の流れはまだふんわりの見切り発車です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-07 02:00:00
75191文字
会話率:41%
まみえる事のない力を遣いなる無数の世界から一角、魔力が満ちる魔術世界第一章
魔術学校に通う主人公は、魔術師を志し勉学と鍛錬を積み、魔術師の称号を獲得する為日々勤しんでいるはずだった。
実は魔術に遣う魔力が極少量という、魔術師に向かない日
常を送っていた主人公は、嫌々と約二年に渡る月日の末、異世界に行ける本を手にする転機が訪れる。
だが、故郷であるアルタイルから転移をする為、魔術世界を離れる主人公の元に憑かれる同級生が現れる事となり、助けを求められる。
憑かれる同級生は魔力を吸われる瀕死に追い詰められ、御祓という名目から悪魔を探しているところ、最も近しいだろう主人公に行き着いたらしく、巻き添えを喰らう。
無事悪魔に会う同級生だが、憑いているモノに対し代弁する悪魔から「好きらしいよ」と告げられる同時期、何者かが主人公の前に立ちはだかる。
第二章 魔王に継ぐ継承と異なる遣い力を知る
魂を喰らう影の対峙を見届けたシオンは、シイナと共に異世界に辿り着く。
念願となる新たな門出を切り揚々としているはずだったが、道中に意識を失い目を覚ますと「魔王城に行きましょう」と口にするシイナに困惑するシオン。
この世界に来た理由を聞かされ宿屋から出る向かい様、シオンとシイナを取り巻く馬車に囲まれる。
馭者に向けられる重圧感に怯む中、中央にある藍色馬車から凛とした女性が現れシオンに歩み〝魔王〟と名乗った。
シイナから勇者により壊滅状態にある魔王軍だった事を知りつつも、自分には力も無く護衛をする事は無理というはずが、抵抗虚しく馬車に乗る。
魔王城に搬送される間、高圧の魔力に当てられ続け意識を失ってしまうシオンは、魔王城で目を開け魔王と名乗った女性と二人きりになり、魔術と異なる術を遣う魔王。
魔力制御で発動するスキルと詠唱系の魔法と説く魔王は、自身の魔力を変換しシオンに分け与え魔力を回復した。
感激しうるシオンは魔王城に留まる事を決め魔王軍となり、切磋琢磨し護衛を担い役目を果たす順風な日々を送るはずだった。
以下省略
第三章 復活する通り名 最重要危険人物の最年少
第四章 日本編 幻想位の使い人は魔力位を滅ぼす決戦を宣言し開幕する
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-09 00:27:56
308335文字
会話率:41%
ベッドから起き上がったら、なぜか最近ハマっている乙女ゲーム、【レマニピュラド】の攻略人物の一人、レニオーブ・クゼルが傍で看病をしてくれていた。寝ぼけているのか。そうか、まだ夢の中なんだね。夢でも会うなんて、目が覚めたら彼のルートもフレイして
みよう。まだ推しのルートしかフレイしていないし。それにしても――
「あなたに心配してもらえるなんて幸せだな」「恋人が倒れたんだから、心配せずにはいられないよ」
ふええ‼⁉ 恋人!? それってどういう、どういう状況なんだこれは!!
どうやらこの世界は私=ヒロイン、ミネシャ・ルメンが魔力制御補佐担当を選ぶ分岐点で彼を選んだという設定らしい。そして私は自分の膨大な魔力を抑えきれず、魔力テストで爆発を起こして倒れたそうだ。起き上がるまで待っていてくれて、こんなに私のためにやきもきしてくれるなんて、彼が本物の彼氏だったらきっと毎日が楽しくて、幸せに満ち溢れるだろう。持ち前の世界一の魔力量のせいで狙われたり、人気者の彼と仲がいいことで妬まれたり、大変ではあるはずだが彼とならうまく乗り越えられるだろう。仮初なんだろうが、あなたが私の心を温めてくれたから、私も全力で返していくよ。最後まであなたが笑っていられるようにするからね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-28 14:20:00
145641文字
会話率:72%
「聖女殺し」「姉殺し」「娘殺し」「妻殺し」そして──「母殺し」
十年前の惨劇が、すべての始まりだった。
国民から恨まれ、家族から憎まれ、日々を過ごすヴァンベール公爵家の長女 アナスタシア。顔を魔力制御の仮面で隠すことを言いつけられ
、行動を制限される日々を過ごす彼女には、誰にも知られていない秘密があった。
それは、魔法師や魔法治癒師よりも重宝されはじめた『杖職人(ワンドクラフター)』として、今日もせっせと精霊の力を借り魔法の杖を生み出しているということ。
そんなアナスタシアの前に、不思議な青年が現れた。
青年は、孤独な彼女にこう告げる──「君も大切な人を失くしたひとりだ。悲しんだっていい。泣いたっていい。君の悲しみを許さない者がいるというなら、俺がそれを許さない」
アナスタシアのワンドクラフターとしての人生は、青年の言葉によって一変することになる。
※学園編は2章からになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-04 17:51:40
152104文字
会話率:35%
ずば抜けた魔力量と抜群の魔力制御能力で将来を期待されていたザッシュ男爵家の次男シオン。ところが十三歳で受けた「技能の儀」で授かったのは、調理魔法というハズレ魔法。これによって期待は失われ、寄親の思惑もあって辺境に領地を持つバーナード士爵家の
一人娘への婿入りが決まる。不安を抱えつつ現地へ向かったシオンに紹介された結婚相手は、見事にシオンの好みドストライクの美少女、セリカだった。彼女に良いところを見せるために張りきるシオンは、勢い任せに調理魔法を土地の整備に使ってみたら、思いがけない力を発揮した。そうした活躍でセリカの心を射止めたシオンは、彼女からの期待に応えるべく、大地を撹拌して木材を型抜きして岩を圧力で砕き割る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-27 09:11:24
458079文字
会話率:41%
実力主義の世の中で、幼児の頃からすでに大人を圧倒する魔力量、そして魔力制御を行う少年がいた。
魔族との抗争が年々激化している事もあり、大きく期待されていたのだが、その少年は魔力を五大属性に変換できない体質なのだった。
神の祝福を受けてないと
され、迫害を受ける少年の成り上がりストーリー。(の予定)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-24 11:15:11
1572文字
会話率:26%
主人公のメイス=カミアールは魔法都市『メルスティア』に住む、天才的な魔法適性をもつ16歳。魔導師と呼ばれる国防の要を担った神童は、師匠のアルケミス=ダイアリーと共に、魔法の訓練に励む。そんな彼の唯一の弱点、それは初級魔法『ゲート』が使えない
ことだった!
ゲートの習得をアルケミスと目指している際に、魔力制御を誤り、神の領域『神域』に足を踏み入れてしまうメイス。人間が神域に到達することは禁忌とされていた。神域の管理者、カイオスに目を付けられたメイスは、神と魔族の戦いの激戦地である異世界『クルータス』に召喚され、クルータスを魔族から防衛するという役割を担う。ただこの世界は、魔法の存在な希薄な、剣や槍が中心の世界だった…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-01 21:03:59
47680文字
会話率:54%
ひょんなことから、お貴族様御用達超名門学園へ行くことになった平民エヴァの青春ストーリー。平民の目から見た貴族の日常を母に当てた手紙形式で綴ります。普通にしてるのに、何故か馬鹿にされたり、目の敵にされたり、と理不尽な扱いをされても、平然と不条
理に立ち向かって行く逞しい少女エヴァ。小遣い稼ぎのために、山へ薬草を取りに行ったり、貴族の依頼をお金で引き受けたりと、金儲けに奔走します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-10 21:13:35
218974文字
会話率:14%
「我が銘は炎の精霊剣メル! 人間よ、我が刀身にたっぷりと血を吸わせてくれよ?」
剣に宿る精霊として転生したは良いが、作製後に放置されること千年。ようやく会えた少年をそそのかし、使い手にした。そこまでは良かったが少年の様子がどうもおかしい
。
「これが魔法よ。使えるようになるには長年の修行が必要だけど、それまでは私がサポートを……え? もう覚えた?」
「食べられる野草、食べられない木の実。旅をするに必要な知識は多いわ。でもゆっくりと覚えていけば……え? もう覚えた?」
「この魔物は外皮が固いけど、関節などの脆いところを狙えば……ちょっと! 素手で破壊しないで!」
少年は一度教えれば大抵のことは覚え、身体能力も高く、魔力量も多い規格外の少年だった!
あれ……? 私、必要なくない? いやいや、まだ私には知識量と魔力制御がある!
これは剣に宿る褐色美少女に転生し、使い手に捨てられないよう必死に自身の有用性をアピールする魔剣の物語である。なお、なんやかんやで勘違いされながら使い手には大切に扱われる模様。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-16 19:23:56
178967文字
会話率:53%
自作品の自サイトからの転載です。
魔法使いの高校生、アルマデル=セイズこと天寺誠二は、夜の街に放たれた魔獣に襲われている少女を助ける。しかし命を助けた少女は、誠二の前で発作を起こして倒れてしまった。少女が先天的に持つ人類の域を超えた
魔力が自分の魔法と反発したことが原因と悟った誠二は、自らの命綱である魔力制御呪を少女に埋め込む。
その二週間後、少女──浅木良子が誠二の元を訪れ、訊ねた。「あの夜、あたしが気を失ったあと、キスした?」魔力制御呪を譲渡したことを話したくない誠二は答えをはぐらかすが、そのせいで良子は誠二に付きまとうようになる。そのなかで、良子は誠二が不思議な指輪をつけ、そこから魔力を引き出していること、その魔力が決して善良なものではないことに気づく。
やがて良子は、誠二が指輪を介した契約によって天界から魔力を得ているが、自分の魔力を使い果たしてしまうと天使に体を奪われてしまうこと、そして自分が魔力制御呪の譲渡によって命を助けられたことを知る。そしてある日、死別した母親との最後の絆が『素敵な男性との初めてのキス』であることを打ち明ける。
一方、魔獣からの報告で指輪の存在を知った魔道王テオクラフトは、不死を得るため指輪を奪取しようと化身を日本に送りこむ。時を同じくして、些細なことから良子と諍いを起こし、決別した誠二は無謀にも単身で魔道王の化身に挑み、敗走する。
魔力を使い果たし、天使に体を奪われるのを待つばかりになった誠二に、良子は母との絆を捨てて口づけによって自らの魔力を与える。
そして誠二は良子から受け取った魔力や同僚の魔法使い、契約を結んだ天使の協力で、自らの不死のために世界を滅ぼさんとする魔道王の化身を打ち破ったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-19 23:08:06
95606文字
会話率:39%
魔法使い――空間制御の持ち主、神無一夜が、上空三千メートルに位置する土地で出逢ったのは記憶を喪った少女だった?
一夜はノアと少女に名前を付けて、共に生活していく。
自らの考えを最も大切にしている不法侵入者――暗闇一縷はある能力に目覚め
た。
それは闇の能力で……。
ソドム・アルテミスと出会い、能力の解除を目的に動き出す。
自動人形、魔法、記憶、魔力制御装置、心、カルマ=モレクスの真意と目的、神無一夜と暗闇一縷、そしてノア、様々な謎が交錯し合い、収束していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-02-27 00:54:43
49374文字
会話率:25%