長年国に飼い殺しにされてきた魔女ナディアはある日、治安局から依頼された難解事件の調査に必要な薬の製造中、うっかりミスを犯して赤ん坊になってしまう。
次に目が覚めた時、ナディアは公爵家の養女として引き取られていた。しかも、公爵はナディアの遠
い子孫だった。
「どう転んでも今の環境よりはマシか」。そう判断し、養女契約を了承するナディア。しかし、公爵との政略結婚を控えていた皇女や、ナディアを利用し続けたい者からの妨害で養女手続きはままならない。
養女になって次期公爵位を継ぐはずのナディアだったが、気付けば公爵が「妻の座も空いている」と熱心に求婚してきて——?
※赤ん坊姿の主人公に求婚する訳ではないのでご安心を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 07:07:17
30930文字
会話率:37%
ある日、主人公の桜真と親友の夏樹は学校の人気者である鈴が男性殺害容疑で逮捕される姿を目撃してしまう。しかし、その日、桜真の家に鈴が現れた。
話を聞くと、鈴は殺し屋で…!?
鈴は自分の濡れ衣を晴らすため桜真に協力をもちかける。協力関係になった
ふたりは、鈴に振り回され、ぶつかり合いながら、成長していく。ミステリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 20:21:34
3536文字
会話率:43%
上位存在である魔神との接触という、常人には成しえない体験をして、なおかつ生き延びた彼──レギスヴァーティは、魔神ラウヴァレアシュとの交渉を行って、力と富を与えられた。
今度は魔神の頼みを聞き、他の四柱の魔神を捜し出す旅をする事になる。
常人には考えられない世界に足を踏み入れる男の冒険が始まる。
死をも乗り越え、新たな力を取り込んだレギ。加速度的に強くなっていく彼の旅と冒険の先にあるものとは──
❇ 情景描写や主人公の難解(厄介)な独白に満ちています。文章から想像しにくいと思った方はスルーしてください ❇
一話5000字前後、週1回の投稿を心掛けてます。ダークファンタジーに怪奇ホラー的な雰囲気も加える感じで書いています。一人称書きですが、背景描写などを多めに書いているので、読む人を選ぶ内容でしょう。展開的にはSK○RIMのデイド○関係のクエストを進めている感じ(笑)でしょうか。情景描写が多めなのも、そういった世界を想像しながら読んでもらいたい、そう思って書いてます。
「冒険」の描写が多い内容と理解して頂けるとありがたいです。あと、リアリティにも注意しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 18:10:03
1050904文字
会話率:22%
異世界のとある学園にあるなんでも屋。
そこに新しく加入した、ティナたち四人。
謎の依頼人に、難解な依頼。
ハチャメチャな日常に大忙しのティナたち四人だったが、この時この三人は、世界、イヤ、神の理を、
まだ知らない。
最終更新:2024-05-03 20:27:09
61435文字
会話率:32%
お前は追放だ――ギルドマスターにそう告げられ全てを失ったおっさん冒険者。世の中に絶望しかけた彼であったがひょんなことからかつて異世界の勇者が遺したとされる書物(実はスポ根漫画)を手に入れる。異世界の文字は難解であったがなんとか読み解いた結果
、とうきゅうやきゅうぎという文字が判明。そうか!これはきっと闘球と球技、つまり球を使った武術なんだな! そう判断したおっさん冒険者は、かつての勇者が遺したスポ根漫画の数々を誤って読み解き、独自の戦い方を構築していくこととなる。必殺シュート……そうか必ず殺す奥義だな! 魔球? 魔法のような球か! 必殺シュートで群がる竜を一網打尽、魔球で最強の巨人も粉砕ストライク! 万を超える魔王の軍勢も華麗なドリブルできりきり舞いに! スポ根漫画の技の数々を次々と習得していったおっさん冒険者には伝説の魔法使いでも勇者の末裔でも最強の聖騎士でも全く相手にならない、究極の球技無双が今幕を開ける!
※ノベルアップ、カクヨム、アルファポリスでも公開してます。
※タイトルは変更になる可能性があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 00:09:38
271107文字
会話率:63%
絶望、狂乱、裏切り…打算や謀略。
世界に渦巻く様々な感情がもたらす混沌たる青春を描いた渾身のギャグ
複雑な言い回しや難解な内容…!
最終更新:2024-04-24 00:42:54
20613文字
会話率:51%
信弘は家の中で、詩人だった母が残した一つの「詩」を発見した。その詩は、普通に読んでも意味不明な難解なものだった。信弘は母との思い出を頼りに、詩の解読を始めてみた。
※読者参加型短編推理小説です。ぜひ解読して、真相を探ってみてください!
最終更新:2024-03-22 13:39:25
2850文字
会話率:16%
ぼんやりとした記憶と、難解だったという印象しかなかった本作。再読して、こんなにもおもしろい作品だったのかと……。鏡花小説の前衛性に驚かされ、超絶技巧の冴えを堪能できる、もしかしたらSF小説の先駆けなのかもしれない、なんてことまで思えてしま
う怪作です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-28 19:17:18
41191文字
会話率:36%
とある中学校。二階へ続く階段の踊り場。そこでふぅ、と息をつく女。……と、上から響く靴音に顔を向けた。そこにいたのは
「……ねえ、お姉さんって刑事さんだよね?」
「え、う、うん。まあ、お姉さんって歳でもないけどね。おばさんよおばさん」
「ふっ、知らないの? 俺、自分より年上の女性はみんなお姉さんって呼んでるんだ」
「そう……知らないけど、あ、ありがと?」
「いいんだよ。それでぇ、事件の捜査だよね。難解すぎて、一人押し付けられちまったってところかな。ふぅー……まさか、あいつが死ぬなんてなぁ……」
「君、被害者の子と知り合いなの?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-28 11:00:00
1922文字
会話率:97%
どこか中世のヨーロッパを思わせる剣と魔法の世界。駆け出しの冒険者にして死霊術師である主人公は、今日も今日とて奇妙な依頼を引き受ける羽目になった。
〝クモの館が火事になった〟という理解に苦しむ前口上の後で、領兵部隊の現場指揮官が主人公に依
頼した焼死体の鑑定とは? そして、蜘蛛男爵と呼ばれていた人物の死に纏わる謎とは? 事件の影に見え隠れする大グモは果たして実在するのか?
「デュラハンの首」・「飽食の餓死者」・「化かし合いのダンジョン」・「片腕の証言」・「震える指」・「溺死人」・「死霊術師のお仕事」・「マコーレー子爵の災難」・「花瓶の冤罪」・「スケルトン・パズル」・「声無きものの訴え」・「墓室の闖入者」・「貴方はだぁれ?」・「死者の神像」・「斥候職のお仕事」・「オーガの像」・「難解な怒り」と同じ死霊術師シリーズです。宜しければ前十八作もご覧下さい。
R15と残酷描写は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-23 21:00:00
7650文字
会話率:66%
: どこか中世のヨーロッパを思わせる剣と魔法の世界。今回も死霊術師ギルドの陰謀によって面倒な話を押し付けられた主人公は、望みも目的も正体も判らない怨霊(?)の群れを鎮撫せよという無理難題を押し付けられる。古い祭祀遺跡を潰して畑にしたと聞かさ
れた主人公は、そりゃ祟られるのも当たり前だろうと呆れるのだが……よくよく聞けば話はそう単純なものではなく……
祟りを為さないものを「怨霊」と呼んでいいのかという形而上学的問題は別にして、誰にも何にも怒りを向けないが故に、却って不満の理由が判らない。彼ら「怨霊」の呟きと状況のみを手掛かりにして、主人公が辿り着いた結論とは?
「デュラハンの首」・「飽食の餓死者」・「化かし合いのダンジョン」・「片腕の証言」・「震える指」・「溺死人」・「死霊術師のお仕事」・「マコーレー子爵の災難」・「花瓶の冤罪」・「スケルトン・パズル」・「声無きものの訴え」・「墓室の闖入者」・「貴方はだぁれ?」・「死者の神像」・「斥候職のお仕事」・「オーガの像」と同じ死霊術師シリーズです。宜しければ前十七作もご覧下さい。
R15と残酷描写は保険です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-11 21:00:00
7062文字
会話率:64%
仏教は本当は「宇宙物理学」ではないのか。あまりに難解な内容なので、それを衆生に説くために俗世的な表現が取られたのではないか。知れば知るほど、奇妙な附合性が見えてくる「仏教と物理学」、それを考察してゆきます。このお話は、拙著「不可思議情報の私
的考察」の最終ファイルを再編付加したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-25 09:18:40
32729文字
会話率:0%
夜中九時、昔ながらの振り子時計が鳴り響く時間に、男は一冊の小説を読み終えた。
気が触れる。と巷で噂されるのも納得の仕上がりの小節だった。
果たしてどれ程の人間が、自分を真っ当だと思い込んでいるのだろうか。
注意事項1
起承転結はありません
。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
嘘ですよ。
というの言葉を聞いた途端、顔面に拳をめり込ませたくなりますよ。被害が飛び火する( '-' )
そう考えると、キャラデザから、性格まで細かく作り上げられているなぁと思います。
あ、ドラマCDの話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-14 21:38:29
874文字
会話率:37%
公式企画「俳人・歌人になろう!2023」参加作品です。過度のお褒めに歓喜して詠んだ一首。野にひっそりと佇む、時間の経過と共に涸れ果てた墓碑銘は崩れ、夕暮れ時でなくとも誰が冥むるか定かではない。なんとか俳句もどきにはなったようですが、出来の方
は…。文意が伝わりづらい難しいものになってしまい、反省してます。「難解なものもな、いかんな」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-29 09:46:27
215文字
会話率:0%
なんかこいつ唐突に思いついたみたいだぞ(小難しい&小難しいの自己解釈だから注意)
言うてラカンは難解すぎて定まらんからなあ、解釈……
最終更新:2023-11-28 23:00:00
3771文字
会話率:2%
魔王様が死んだ。その信じられない情報は瞬く間に魔王城全体へと広がった。
第一発見者はメイドを務めるロボット娘だった。
彼女は、ドアベルを鳴らしても出てこない魔王様を心配し、施錠された扉をマスターキーで開錠して中に入ったところ、魔王様の
死体を発見したという。
一方、その発見時刻頃、コボルトはリザードマンとともに城門を見張っていた。
その上空ではドラゴンが飛び回って遠方からの襲来者を警戒しており、監視体制は完璧だった。
そんな折、騒ぎを知ったふたりは代わりの見張りをデュラハンとミノタウロスに任せると、寝室に駆け付けた。
そして、そこにはベッドに仰向けに横たわる魔王様の死体があった。
胸には心臓を一突きしたような刺し傷があったが、凶器はどこにも見つからなかった。
そのうえ、寝室の鍵は魔王様が身につけていた装束の胸元にしまわれていた。つまり現場は密室だったということだ。
勇者の仕業かとも考えたが、見張りに不手際はなかったはずだ。
そうなると、犯人はこの魔王城にいた、魔王様の配下のモンスターの誰かということになる……。
一体誰が魔王様を殺したのか?
モンスターとしての特性や魔法などを活かした犯行か?
コボルト、リザードマン、ロボット娘のアリバイは完璧なのか?
スライムが部屋の隙間から侵入した可能性は?
ゴブリンが鍵を複製した可能性は?
ゴーレムが破壊した壁を自分の身体で修復した可能性は?
ウィッチが魔法で犯行を行った可能性は?
ドラゴンが自身の牙を凶器にした可能性は?
ハーピーが犯行後、窓から脱出した可能性は?
デュラハンが頭だけを部屋に放り込んだ可能性は?
ミノタウロスが怪力で扉をこじ開けた可能性は?
メドゥーサが石化させた液体で刺殺した可能性は?
セイレーンが呪いの歌で魔王様を自害させた可能性は?
あるいは、それとも見落とされた別の可能性があるのか……?
謎と幻想が交錯し、事件の捜査は混迷を深めていく。
コボルトは探偵役を買って出て、リザードマンとともにこの難解な事件の謎を解き明かそうとするが……?
※本作はエブリスタ(https://estar.jp/novels/26089566)にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-03 21:36:23
27146文字
会話率:38%
若くして事故で妻を失った准教授の留浦は研究に身が入らなくなっていた。学生の指導だけはきちんと行っているが、まるで抜け殻のような人生だ。
そんな留浦も55歳になった。新生制度を利用するかしないか、考えなければならない年だ。2年後にはDNAを採
取して新しい体の培養を始める。培養期間は10年。ざっくり『倍速』と呼ばれる培養速度で17歳まで成長した体に意識を写すのだ。
妻を愛しすぎたことが徒となって人生の後半を無駄にしてしまった。日頃からそう実感していた留浦は新制度を使って人生をやり直すことに決めた。
派手なアクションはありません。地味に淡々と話が進んでいきます。
プロローグは難解かも知れませんが、理論的にいい加減ですので異世界もののように「そういう設定なのね」と流していただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-18 00:00:00
166813文字
会話率:46%
人の心について書いた見ました
最終更新:2023-10-14 11:51:22
657文字
会話率:0%
人の競争することを書いてみました
最終更新:2022-04-10 12:34:59
347文字
会話率:0%
各々に違う能力を持つ能力者一家の押上家。この物語は、父である時士を中心に進んでいく。
家族愛が強く、妻ラブ一筋の超愛妻家であり、感情と思い込みの激しい押上時士。彼には救済者察知の能力と少しだけ現状と予知の把握能力が備わっており、家族をまとめ
るリーダーでもある。〝仕置き〟時の彼に家族は絶大な信頼を持っているのだが、本人は全く気付いていない。
そのポンコツな夫を最も近くで支えているのが、妻であり、パートナーでもある押上桜々。彼女は精神を操作する能力の持ち主であり、家族を日々優しく包み込み、そして強く導いている。片付けや掃除は苦手なのだが、料理の腕は抜群である。また若い頃は冷たい印象のあるクールビューティーと呼ばれていたが、子どもたちが生まれ、感情豊かとなった。その子どもたちには、長女の空生、長女の婿である倭久、長男の幸雅、次男の幸慈。そして、猫の夏丸!
この六人と一匹で構成されている押上家が紆余曲折ある人生の中で、心からの救いを求める人々を助けながら、最善の方法を探し出し、難解な問題を次々と解決し、助けた人々を幸せの道へと送り出す爽快コメディーな物語となっている。
◆◆◆ 主な登場人物 ◆◆◆
父 押上時士【おしがみ ときもり】四十五歳
母 押上桜々【おしがみ ささ】四十五歳
長女 押上空生【おしがみ そらい】二十五歳
娘婿 押上倭久【おしがみ わく】二十五歳
長男 押上幸雅【おしがみ こうが】十七歳
次男 押上幸慈【おしがみ ゆきなり】十歳
愛猫 押上夏丸【おしがみ かまる】約三歳折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-10 12:35:02
153909文字
会話率:76%
レインは、プライベート探偵としての長いキャリアを持っていた。彼の人生は謎に包まれた事件との出会いで満ち溢れ、彼自身もその謎の一部となってしまった。
彼の旅は、幼少期のことから始まった。孤児院で育ち、困難な環境で自己を鍛えた。その時から彼は
人々の真実を探し、秘密を解き明かすことへの情熱を抱いていた。
成長するにつれ、彼はプライベート探偵としての才能を開花させ、難解な事件の解決に尽力した。彼は巧みな観察力と洞察力を持ち、どんな謎も解き明かす自信を持っていた。
しかし、彼のキャリアには黒い影もつきまとう。過去の事件での闘いや裏切りが、彼の心に傷を残し、孤独感を募らせていった。それでも、彼は真実を求め、正義を貫く使命感から決して逃げなかった。
ララトーニ物語の隠された前日譚、それは謎に包まれたプライベート探偵の生涯であり、彼がどんな難事件にも立ち向かい、真実を追求し続ける物語なのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-06 20:00:00
22203文字
会話率:13%
岡山の田舎町に住む浪人生ユウトは、予備校に行っては机で眠り、家ではゲームや漫画に興じるだけの堕落した日々を送っていた。さりとてバイトも就職もしようとしない、完全にやる気のない青年だ。
そんな彼が、ある日姉に渡されたのは謎の大きな巻貝。
「枕元に置いて寝たら、不思議な世界に行けるんだって」
幼稚な姉の言葉を笑いつつも、彼はその巻貝を受け取った。
どうせ大学に行こうが、会社に入ろうが、俺の人生は何も起きない。そんな無気力な思いを抱き、彼はベッドで目を閉じた。
一方、まったく別の世界。白い猫に似た生物が暮らす世界で、世紀の大泥棒と称するアウララが地下施設から何かを盗もうとしていた。
それは滅びをもたらす、呪われた手鏡と呼ばれる品。しかし大胆不敵、呪いなど信じるはずもない彼は、むしろだからこそこの危険な宝に、我がものとするだけの価値を感じた。
警察の罠を難なく突破して盗みに成功した彼は、アジトでいつも通り祝杯を挙げようとしていた。
だが、彼が床に無造作に放り投げた『手鏡』は突如光り出し、いなかったはずのふたりの人間をいずこかより呼び出すのだった――
そして、またさらに別の世界。
頭に植物やキノコの生えた、菜人なる種族の暮らす、町にも家々にも花咲き乱れる美しき世界。
そこに、音楽家を目指しつつも、道の険しさを前に心の迷いの中にある、気弱な少女レーバンスがいた。
ある昼下がり、彼女が働く喫茶店に怪しい男が訪れる。
彼は言った、「世界はまもなく滅ぶ」と。そしてヴァーラ、ユギディウス、キュレノイド――聞いたこともない奇妙な単語の数々を、難解な語彙と回りくどい言い回しを多用し、くどくど並べ立てる。さらには、世界の崩壊を食い止めるため、異世界へともに行こうと誘ったのだ。
まともな者は耳を貸すまい。だが、レーバンスは迷いの中にあった。
『本当にこの世界が滅ぶというなら、全部壊れてなくなってしまうのかも知れない』――
決してとらわれてはならぬ不安が、揺れ動くうら若い心を捕まえて放さなかった。
幾多の世界、幾多の者達が時空の垣根を越え、あり得ないはずの出逢いを果たす。数え切れぬほどの出逢いを経て、彼らは戦い、手を取り合い、信じ、憎む。異世界の土を踏む者はひたすらに数を増していく。
その先に何が待つのかは、誰にもわからない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-03 18:00:00
634737文字
会話率:56%