「ひとりぼっちの最終防衛線(ラストライン)」あらすじ
現代日本。中学一年生の月詠朔(つくよみ さく)は、両親を事故で亡くし、莫大な遺産を運用しながらマンションの一室に引きこもる孤独な少女。唯一信頼していた家政婦にも裏切られた過去から人間不信
に陥り、通信制中学に籍を置くだけで、誰とも関わらず部屋の中で完結する生活を送っていた。
そんなある日、世界は変貌を遂げる。高次元たら現れる「怪異」の襲撃。それと時を同じくして、朔を含む一部の若者(10歳から20歳の約5%)が不思議な力を覚醒させ、怪異と戦う宿命を負うことになった。
人に会うことを極度に嫌う朔は、高次元存在から一方的に与えられた情報を元に、見つからないよう隠密性と遠距離攻撃能力に特化した装備を選択。マンションの自室や屋上から、誰にも知られることなく怪異を狙撃し始める。
その戦いぶりは圧倒的で、彼女は図らずも「名無しのヒーロー」「一人方面軍」とネットで噂されるほどの戦果を上げていく。しかし、その裏では「私、何やってるんだろう」という虚無感と、人知れず戦うことへの疲労を募らせていた。
高次元の存在は二つの勢力に分かれており、一つは地球支配を目論み怪異を送り込む敵対陣営、もう一つは地球の在来種を守ろうとする味方陣営。朔は味方陣営から一方的な情報提供と装備(初期は固定、後にカスタマイズ可能)を受け、戦いに身を投じる。
彼女の戦果に応じて装備の自由度は上がり、より強力で、より彼女の望む「誰にも見つからない」戦い方が可能になっていく。
これは、引きこもりの天才少女が、誰にも知られず、誰とも繋がらず、たった一人で世界の危機に立ち向かう「最終防衛線」となる物語。
彼女は孤独の中で何を見出し、何を守るのか。そして、その戦いの先に待ち受けるものとは――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 20:43:26
355420文字
会話率:19%
魔王はデータを駆使し、敵の弱点を徹底的に突く戦略家。ある日、勇者の「饅頭が弱点」という極秘情報を入手し、遠距離攻撃で饅頭を大量に撃ち込むが、勇者は嬉々として食べてしまう。次に「いちご大福が怖い」との情報を得て、高級品を用意するも、またしても
美味しく食される。最後に「結婚指輪が怖い」との情報を入手し、究極の作戦を実行。気がつけば魔王はウェディングドレス姿で教会に立ち、勇者は微笑みながら言う。「僕のそばにいるのが一番怖いかも」。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-19 08:47:12
985文字
会話率:49%
目覚めると俺はダンジョンコアになっていた。しかも、このダンジョンにいる魔物はスライムだけ!?
戦力不足を嘆いていたが、侵入者を倒すことで魔力を獲得できると判明。初めての侵入者を撃退したことで、スライムが進化し、新たなスキル【群体統率
】を獲得した。
しかし、指揮するスライムがいないと意味がない……ということで、魔力を消費し新たなスライムを召喚!
だが、召喚したスライムたちはそれぞれ個性を持っており、俊敏な個体、遠距離攻撃を得意とする個体、力自慢の個体とバラバラ。
こうなれば鍛えるしかない! 戦闘訓練を開始し、スライムたちの力を引き出し、ダンジョンを最強の拠点へと成長させていく!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-10 15:00:00
54899文字
会話率:39%
電子機器を無力化する兵器の登場によって、無人機による遠距離攻撃から、有人機でのドッグファイトに戻った世界。いち早く技術の変化に対応した北帝は、連邦での非人道的兵器開発の阻止を大義名分に電撃侵攻を開始した。
無人機はもちろん、電子化され
た有人機も役に立たず。急遽、旧式機を稼働させるも、数・練度ともに低下していた連邦空軍は、なすすべもなく墜とされていく。
首都に迫った北帝の最新鋭機を迎え撃ったのは、何度でも蘇る不死身の撃墜王レヴニール。二十四時間飛び続けたという生ける神話の活躍によって、辛くも撃退した。
大統領は大胆な作戦に打って出た。北帝の真の目的とも噂される海底油田の権益を売却。その対価として南方大陸からの兵器供給態勢を整え、反撃を開始する。
やがて戦線が膠着し始めたころ。首都防衛戦でのトラウマにより戦えなくなったユーグは、後方の空軍基地で自らを囮に危険な飛び方をする少女セリアと出逢う。
ケアを任されたユーグは、誰とも交流を持たない彼女の心を開こうと苦心。程なく配属された幼馴染みフランの協力も得て、少しずつセリアの心を解していった。
彼女を護りたい気持ちが、ユーグのトラウマをも解消していき、やがて――
近未来をイメージした架空世界におけるフライトアクション。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 17:31:46
138398文字
会話率:47%
高宮 春人(タカミヤ ハルト)は転生した地にて、武人としての才能が開花する。転生された場所は遺跡の宝を発見し、一攫千金を夢見る冒険者の街、アーカーシャ。
攻撃を避ける必要のない圧倒的な身体能力が春人の長所であり、強力なモンスター相手でもそ
れは変わらない。パートナーであるアメリアも最強クラスの魔導士であった。
2人組なのに協力しない。戦闘スタイルは各個撃破。切り込み隊長の春人と遠距離攻撃のアメリア。
1人で十分すぎる能力を発揮する為、2人で戦うということは想定されていないが、2人で協力して戦えばまさに無敵。個々の能力とコンビネーションでどんな怪物をもねじ伏せる!
遺跡の探索、モンスターの討伐、偶にデートやハーレム展開など……富と名声を上げつつ、街の人々とのふれあいも大切にしながら春人は異世界に君臨し始めた。
各国の思惑なんて何のその。第二の故郷であるアーカーシャの街を汚す輩は国家であろうと許さない! がんばれ春人! 彼の圧倒的な才能は大陸全土に響き渡る!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 14:28:34
495642文字
会話率:60%
双子の姉妹であるステラ・ノヴァとエステル・ノヴァは、アストライア王国において最強クラスの退魔師である。姉ステラは遠距離攻撃を、妹エステルが近距離攻撃を得意とし、華麗なコンビネーションによって各地で猛威を振るう魔物を討伐していく。
「エス
テル、一気に敵を倒すよ!」
「ステラ姉様、私が先行して斬り込みますから援護をお願いします」
信頼し合う二人の前に魔物は蹴散らされ、王国の民達は守られてきたのだが、強大な魔女などの新手が次々と現れて大忙し。二人きりの平穏な時間を邪魔する魔物への怒りと共に、今日も戦場を駆け抜けるのであった。
行方不明の母親代わりに面倒を見てくれる祖母や、一方的にライバル視してくる金髪ツインテール少女らと関わりながらも戦いの日々を送る中、王国に更なる不穏が訪れようとしていた。大昔に絶滅したはずの魔龍の影、魔物を活性化させる何かなど……
「エステルのためにも勝つ!」
「姉様とならどこまでもイける!」
果たして、双子は大いなる脅威を討ち払い、お互いを守り合うことが出来るのか?
これは、しっかり者の姉ステラと、シスコン系妹エステルが織り成す百合ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-25 13:14:15
172043文字
会話率:58%
社畜の村野玲奈(むらの れな)は23歳で過労死をした。
第二の人生を女神代行に誘われ異世界に転移する。
スキルは剣豪、大魔導士を提案されるが、転移してみないと役に立つのか分からない。
迷っていると想像したことを実現できる『創生魔法』を提案さ
れる。
いざ転移してみるとそこはやっぱり、剣と魔法の世界だった。
魔物もいるけど、接近戦は嫌いだ。でも稼がないとお金がない。
レベルも低いから殺傷能力の高い遠距離攻撃で、陰からこっそり攻撃すれば…。
これは低いレベルでも陰からこっそり攻撃し、レベルを上げて富を得る少女の話。
物語はまったり、のんびりと進み「残酷描写」「暴力描写」は保険です。
※カクヨム様にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-20 06:00:00
60380文字
会話率:38%
この世界には人間族と魔族という種族が存在する。
人間族とは神と人の間に誕生した種族と言われ、自然の力を己の糧として行使する『魔法』という力を持っていた。
対して魔族とは人間族とは異なる姿をした種族。 翼や尾、角などの身体的特徴を持
ち、その容姿を活かした様々な特殊能力を持っていた。
両者はシルヴェスタという地で顔を合わせることなく暮らしていたが、ふとしたきっかけで争いが起きる。 互いに相容れない両者の争いはシルヴェスタ全土へ一気に広がり、各々が王を立ててシルヴェスタを我が物にしようと戦争を始めたのだった。
魔法による遠距離攻撃によって争いは人間族が優勢を見せていたが、魔族は空からの攻撃や奇襲で人間族に対抗する。 お互いの消耗戦が続く戦争は100年に渡って繰り広げられ、両者の総数が3割にまで減少すると、拮抗状態のまま冷戦に突入する。 永久に続くかと思われたこの人間族と魔族の戦争は、人間族側に現れた一人の男によって終息を迎えることになる。
勇者エターニア
魔族に劣らない戦闘力を持ち、魔法をも使いこなすにエターニアは、魔族の軍勢を見事に掻い潜り直接魔族の王グリザイアを討ち倒したのだ。
王を失った魔族は浮足立ち、人間族に一気に押されてシルヴェスタ南西に位置するルーツ山脈へと追いつめられる。 全滅するかと思われた魔族だったが、人間族にはルーツ山脈へ逃げ込んだ魔族を掃討する力は残っていなかったのだった。
かくして 人間族はシルヴェスタ国のほぼ全土を、魔族は国の2割にも満たないルーツ山脈方面を生活圏とし、100年に渡って続いた人間族と魔族の戦争は、人間族側の勝利で幕を引いた。
これは、そのシルヴェスタという一つの国の500年後の物語である。
この物語はフィクションです。 実在する企業、団体、名称とは一切関係ありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-22 08:22:03
315496文字
会話率:60%
えっ!将棋で1ターンキルされたっ!?
将棋アイドルクリッカー・・・SHOGI IDLE CLICKER
基本無料のVR育成型将棋ゲーム。
クリッカーとアイドルを混ぜ合わせ、駒を育成する放置ゲーム。
貫通する香車、移動距離がおかしい桂馬、
シールドを張る銀、遠距離攻撃が可能な金
そして5回連続で移動したり、ワープしたりする歩兵。
将棋を模しながらも、将棋から遠ざかるとんでも無いゲームながら
その育成した駒での対人戦が可能なため、熱狂的なファンが付いている。
確かにゲームとしては熱いが、名称に将棋を冠する意味ないんじゃないか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-14 22:38:47
11974文字
会話率:25%
「『狩人』のお前なんてもういらねえよ。俺たちのパーティから出ていけ」
不遇職、『狩人』のカイは、ある日突然パーティをクビになってしまう。
同じく遠距離攻撃が得意な『魔術師』が加入したため、カイは用済みになったのだ。
もともとカイの
仲間たちは、優秀な『魔術師』が加入するまでの代替品としてカイをパーティに入れていたに過ぎなかった。
途方に暮れるカイだったが――困っている人を助けたり、孤児に食べ物をあげたりと無自覚に善行を繰り返していたため、教会が持つ最強の神器『ラルグリスの弓』の担い手に選ばれる。
神器は心の綺麗な人間にしか扱えず、カイはその条件を満たしていたのだった。
さらに記録係として聖女の肩書を持つ美少女、エルフィが同行することになる。
一方、カイを追放した元仲間たちはすぐに落ちぶれていく。
彼らは遠くの敵の排除、身勝手な前衛に合わせた的確な支援などによって、今までカイが陰から自分たちを守ってくれたことに気付いていなかったのだ。
無能な元仲間を尻目に、最強の弓に選ばれたカイは逆転人生を歩み始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-31 12:18:31
119029文字
会話率:42%
双剣の勇者は、魔王との対決で瀕死の重傷を負う。
このままでは勝てないと考えた彼は、時の女神の力で過去に戻る。
意識が戻ると、世界は召喚直後の時期にまで逆行していた。
目の前には伝説の武器が並べられている。
そこで双剣を選ぶのが本来の歴史だ
が、勇者は一度目とは異なる行動を取る。
「俺の武器はここに無い。魔王を倒すにはアレを使うしかないだろう」
城を出た勇者は、鍛冶屋で銃を自作する。
彼の選んだ新たな戦闘スタイルは"二丁拳銃"であった。
近接特化の双剣から転向し、遠距離攻撃による魔王の討伐を決意する。
――逆行前の知識と経験を活かして、勇者は今度こそ世界を救うために奮闘するのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-12 07:06:49
106365文字
会話率:16%
これは、理不尽であり、残酷な物語である。
人生とは最初からクソである。例え、どんなことが起きようともそれだけは変わらない。
もし自分の人生を良いものとしたいのであれば、自分の手で掴み取らなければならない。それでもどうにもならないこ
ともある。
それでも、それでもだ。幸せを望むのならば決してその手は地に堕ちることはないだろう。
そう、それが
異世界に行くことになっても。
ーーーーー
不定期更新です。初期は手探り状態です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-29 13:45:43
131443文字
会話率:45%
遠距離攻撃をこよなく愛するゲーマーの成宮剣二は、突如「『十宝剣』に選ばれなかった異端者」というゲームの中へと引きこまれてしまい、剣二は奇妙なことに『十宝剣』に選ばれし者となってしまった!?
戸惑いながらも、『十宝剣』に選ばれてしまった彼は、
スキルを駆使しながら『遠距離剣士』として、理不尽な異世界の地に名を馳せるーーーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-17 22:16:31
20929文字
会話率:24%
中距離・遠距離攻撃をこよなく愛する大学生の元ゲーマー、内宮剣二はある日突然、問答無用で異世界召喚することになる。
剣二が飛ばされた世界は『六宝剣』が最強クラスとされる世界。
そして、その最強クラスを持つ勇者に課せられたのは「災い」から世界
を救うこと。
だが、現実はそんな生優しいものではなかった。
そんな大役を任されていた『六宝剣』の勇者に選ばれることのなかった剣二は、『六宝剣』に選ばれなかったことが原因で国から無能扱いされ、さらには仲間だと思っていた奴にも裏切られ・・・・・
ーーどれも同じ『剣』なのに、なぜそこまで差別を受けなきゃいけないんだ?『六宝剣』がそんなに偉いのか?
思想概念そのものに納得のいかない剣二に降り注ぐ理不尽の数々。そんな世界に憎しみを抱いた剣二は、魔人族の仲間になり更なる力を手に入れたが、それでも対立する勇者・勇者に力を与える六純天使と同等かそれ以下の力しかなかった。
ーーもっとだ・・・もっと力が欲しい・・・この世界を変えるだけの力が・・・!
その願いが誰かに行き届いたのか、彼は長い眠りから突如と覚醒する!?
そして己が胸に抱く正義を貫くため、使いたくもない武器を使う異端者は勇者諸共、殺す・・・・・
※いきなり主人公最強!ではありません・・・
「最強クラスに選ばれなかった異端者」に改題しました!
すみません、修正部分があまりにも多いので改訂版を出そうと思います。ご迷惑をおかけします・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-05 14:09:43
474210文字
会話率:36%
***この作品は六章までが(仮)と(真)の二重構造になっています。(仮)はVRMMOジャンル、(真)とそこから続く七章移行はローファンタジーのジャンルとなります***以下、冒頭となる(仮)のあらすじです*** VRMMORPGの対人戦シス
テムを利用して作成された対戦ゲーム『決闘者の闘技場』(略称COD)では遠距離攻撃を持つ魔術タイプが絶対有利とされていた。現実世界で剣術を学ぶ天音桜(あまねさくら)は近接戦オンリーのスキルで構成されたアバター「sakura」でCODに挑んでいた。座右の銘は「近接戦では剣士タイプの方が強いですよ」な桜だったが、両親の仕事の都合で転校した宇美月学園で魔術タイプの三条珠貴と対戦、近接戦に持ち込みながらも敗れてしまう。リベンジを誓う桜。個性的な友人、頼れる担任教師との交流やイベント、学園生活をとおしての天音桜の成長が「sakura」を強くしていく。そして一年後、桜は再び三条珠貴に挑戦する。 ****2013/01/15 連載再開に伴ってタイトルを変更しました****折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-07 19:42:24
1694991文字
会話率:32%
前世の知識だけある神殿の孤児院にいた孤児の少年が狩人の職業を授かり、無双するほど強くはなれないが便利な力を得て旅に出るお話し。
少年は村で狩人の師匠の元狩人の修行をしていた、少年は狩人の腕は良かったが魔力が少なくアイテムボックスの容量が少
なく村の狩人としては不適合だった。
ある日知識を元にインベントリの魔法を生み出した、だがそれでも収納できる種類が魔力量に関係した為、収納の種類が少なく、多く種類を狩る狩人としてはいまいち、更にインベントリをギルド登録前に人に知られると便利屋に使われる可能性があり隠した。
ある男が少年の前に現れ力を返せと少年を取り込んでしまう、しかし、逆に身体を支配し力を得てその力を隠し旅に出てその力を使い精一杯生きるお話しです。
あらすじなので細かい所は読んでみて下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-03 00:00:00
149599文字
会話率:30%
ここ、神龍ボルガニック.レイでは魔法の存在が明らかとなった。戦いは剣の近接型戦闘が無くなり。代わりに遠距離攻撃の魔法戦が流行った。
そんな中1人の「ひねくれ者が」いた。魔法至上主義のこの世界で失われた『剣聖』の名を取り戻すため今、立ち上が
ろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-11 20:46:24
17471文字
会話率:51%
なんてことはない、いちオンラインゲーム……「マジェスティック・ファンタスティック」には、極めることができれば完璧な支援職があった。支援に特化した種族である狐人族でキャラクリエイトを行い、近接攻撃と支援スキルに富んだ『マギアクラブ』をメイン職
業に設定した上で、遠距離攻撃と支援スキルに富んだ『マジックアーチャー』をサブ職業にする。戦闘不可という状況をそもそも作り上げないように徹底回避に特化し極限まで支援スキルを取得した、通称――舞狐。一人が居ればフィールドで活動している三十六のプレイヤー全員に十分なバフと回復が行き渡り、エネミーにデバフと状態異常が蔓延する公式チートの存在だ。
――問題なのは、全種族全職業の組み合わせの中で最も紙装甲で、最も単発火力に乏しいという事。更に言えば、レベルカンストまで使い物にならないという……所謂『地雷職』であるという事。
そんな完成されたアバターに魂を押し込められた、いちプレイヤーが帰還を目指す奮闘記である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-05 06:00:00
24748文字
会話率:49%
「ミミックからのお願いです」「ミミックかどうか確かめるために、遠距離攻撃をするのは止めてください」「間違われた本物の宝箱が可哀想です」「また回復アイテムの壜は割れやすいため、乱暴に攻撃しないでください」「毒消しなど、状態異常回復系のアイテム
は大概不味いです」「宝箱なのかミミックなのか、それは開けてからのお楽しみです」「以上のことを守り、餌―――いえ、楽しい冒険者ライフを送ってください」「私達ミミックは、いつでも冒険者を歓迎します!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-18 22:54:58
6612文字
会話率:6%
山田君は遠距離攻撃も得意なようです。
*同じく短編『エージェント山田君』を先に読んだ方が話の内容がわかると思います。
最終更新:2013-03-15 17:20:55
7951文字
会話率:28%