王城図書館に勤務するアメリーが偶然にも出会ったのは、どこか具合の悪そうなこの国の第二王子。気遣うアメリーに彼が放った言葉は「――ねえ、君。煙草持ってたりしない?」
その日から彼女の、病的で妖艶な第二王子との奇妙な逢瀬が始まった。
(あくま
で創作として、あまり細かいことは気にせず作者なりに設定した欧風のファンタジー世界を舞台に書いています。現実の歴史や社会等との齟齬が気になる方にはおすすめしません。)
・王政は残りつつも、近世〜近代に近いイメージ
(現代社会と完全に同じものという設定ではありませんが、喫煙描写が含まれるためR15指定をしています。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-17 16:18:07
37265文字
会話率:22%
西の町の本屋の娘と生き人形の、ひとりふたりのひとつふたつの恋
最終更新:2023-03-23 23:12:46
490文字
会話率:0%
貴族の家に生まれ育ったフローレッタは、誕生パーティーの当日、料理人のフランベで激しく立ち上った炎にショックを受け、倒れる。
次に目覚めた時、彼女から現世の記憶は消えていた。
残っていたのは、前世の〝フリーターの小鳥遊華〟だった頃の記憶だけ
だ。
華として目覚めたフローレッタは、前世でやっていた乙女ゲームの最推しが父に、悪役令嬢が母になっていることに呆然とする。
人生詰んだと覚った彼女は、魔法で自分好みの〝モフモフ使い魔〟を召喚し、癒してもらおうと考えた。
しかし、召喚してもいないのに、外見モフモフ、内面俺様の、ギャップありすぎ使い魔が出現し、彼女はガッカリするが……?
注1)プロローグのみ三人称です。
注2)タイトル変更してプロローグを追加しましたが、以前、十数話だけノベルアップ+で連載していた作品です。(ノベルアップ+は6月上旬に退会済み)
こちらでも予約投稿を誤り、昨年の秋頃に公開されてしまったことがあります。
※『アルファポリス』にも掲載している作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-10 17:01:44
155913文字
会話率:22%
高校一年生の神木桜は、ある日突然、神社の桜の古木に吸い込まれ、異世界へと飛ばされてしまう。
その上、その国の姫(リナリア)と瓜二つだったことにより、本人だと勘違いされてしまうのだった。
誤解はすぐ解けるのだが、何故かその後も、成り行きで代
役を引き受けることに。
身代わりであることは、隣国の王子で婚約者でもあるギルフォードにも、即バレてしまうが、彼は優しく受け入れてくれ、最初のうちは距離を感じていた騎士見習いのカイルとも、次第に打ち解けて行く。
やがて、二人から熱烈なアプローチを受けるようになると、桜(リナリア)の心は揺れに揺れて……。
注1)このお話は、以前使用していたPN(髙谷末流)の作品です。【桜咲く国の姫君】というタイトルで、個人出版(AmazonのKDP利用)していたものの加筆修正版となります。現在は、こちらとアルファポリスで公開しております。
注2)シリーズの序章的作品です。三角関係の行方は、続編の『ギルフォードルート』と『カイルルート』で描かれることになりますので(ギルフォードルートのみ完結済み)、その点をご理解の上、お読みいただけますようお願い申し上げます。
注3)既に完結している作品ですが、修正&加筆しながらの公開となりますので、修正し終わっている数十話分は、1日に1時間置きくらいのペースで、1話ずつ公開して行きます。
それ以降は、修正し終わった話数分を、毎日1~数話ずつ公開して行く予定です。
※新しいタイトルは、ソーグラス様に相談させていただいた上で決定いたしました。数々のご助言、心より感謝いたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-19 13:01:03
332671文字
会話率:38%
女は死を覚悟して竜へ挑み、名を失って呪いを得た。
呪いは闘争を呼び、闘争はさらなる闘争を呼び、やがて世界をも巻き込むほどに広がりゆく。
名もなき彼女はそれでも謳う。
闘争の渦中で己を謡う―――
これは竜に呪われた女が竜を殺すまでの物語、
あるいは名を失った彼女が名を得るための軌跡である。
『竜と女と百合』で織りなす、『近世~近代くらいの文明+魔術による世界観』を舞台とした、『血みどろバトルファンタジー』作品となります。
行く先々で厄介ごとに巻き込まれては女性といい雰囲気になったり故郷で待つ恋人? に想いをはせたり少女に解剖されそうになるお話です。
※基本的には一章書きあがるごとに更新となります。
※章完結までは毎日更新ですが、次章までは結構な時間が空くと思います。
※不死者による肉体を雑に扱うバトルが頻発するので、嫌いな方や読んでいて不快な気分になった方は申し訳ありません。
※サブキャラとして異性愛描写はあり得ますが、メインキャラは主に女性同士の恋愛要素となっています。TSはないのでご所望の方はほかの作品をお求めください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-07 06:00:00
87773文字
会話率:27%
近世〜近代ヨーロッパ風世界観の作品を描く上でちょっと気になる衣装や舞踏会に関するメモです。
最終更新:2021-03-17 21:00:00
5762文字
会話率:3%
ざまぁ無し。姉妹仲良好の姉大好きヒロイン。世界観は近世~近代西洋ベースで作者が好きな部分のみ掻い摘んだ架空ナーロッパ風。目指すはほんわかハピエンですが、自信なし。作中は心理描写と日常的やり取りが多めなので、ややヒューマン寄り。※全20話程の
予定で更新は不定期ですが三日に一回はします。
【あらすじ】15歳のアデレード家の子爵令嬢シャーロットは、久しぶりにお気に入りの絵本を手に取った際、自分の左手の小指に赤い糸が結ばれている事に驚く。その糸は何故か自分にしか見えず、その先もどこに繋がっているのか分からない。そんなシャーロットには、二つ年上の自慢の姉セルフィーユがいる。シャーロットは物心付いた頃から優しく美しいその姉が大好きで、いつも後ろをくっ付いていた。しかし二人にある伯爵家からの縁談の話が舞い込む。先方からは政略的な意味合いで、姉か妹のどちらかに次男を婿養子にどうかという内容だった。父親からは姉とその次男の仲を取り持つように指示された妹のシャーロット。しかし二人で伯爵家を訪れると、何故かシャーロットの赤い糸が、その次男の左手の小指に結ばれていて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-13 15:54:07
108623文字
会話率:38%
※冒頭から血みどろ表現あり。ざまぁは一切なし。全体的にビター展開。
世界観は近世~近代西洋ベースで作者好みの部分を掻い摘んだ架空ナーロッパ。
尚、作者は登場人物に満遍なくヘイトを掛ける作風ですので、苦手な方はご注意ください。(特に安心して読
める優しい作品が好きな読者様は要注意!)
【あらすじ】18歳の誕生日の朝、第三王子アスターは婚約者のリアトリスを刺し殺している悪夢で目が覚める。確かに三年前から自分に対して急に執着し出したリアトリスを鬱陶しいと感じてはいるが、流石に刺殺してしまう程ではない。
しかしここ最近、アスターと接する機会が多くなった子爵令嬢のビオラに対しての嫌がらせは目に余る物で、段々とエスカレートしいるのも事実だ。その夢は、まるで将来的に自分がリアトリスを刺殺する事を暗示しているようで……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-14 17:29:00
141502文字
会話率:33%
ブラウヘン帝国海軍准将のトリスタン・ローレンは、過労と病気で入院した司令官の代理として部隊の指揮をしていた。しかし、ある日正式に部隊の司令官を任されることになる。
常日頃から、
「平時だから」
と気楽に指揮を執る彼であったが、一方で国際情勢
は暗雲に包まれつつあった。
そして、ローレンら軍人達は、望まない戦争へと徐々に導かれていくことになる……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-27 22:00:19
32732文字
会話率:38%