”定められた運命を蹴り飛ばす。カタルシス多めのディストピアファンタジー!”
――地下世界、アリアドネ・ウェブ。
地上に住むことができなくなってしまった人々は、その地下世界に営みを移して生活していた。
そんな世界で一人の少年、グレンは
自身の魔法属性を判定する“選定の儀”を受けることになる。
しかし、その結果によりグレンは地下世界の運営者から危険因子として処分されることが決定し、突如連行されてしまう。
処刑場行きの列車に乗せられたその道中、奇跡的に列車から脱出に成功したグレンはその果てで、一人の獣人族の少女と出会い、少女から衝撃的な言葉をあいさつ代わりに受ける。
「ワタシ、を、アナタ、のおヨめさん、にしてホしい」
個人の未来が全て管理された、地下に広がるディストピア世界。
いずれ来る緩やかな滅亡が確定しているその世界の中、クソッたれた世界のささやかな明日を拝むため、世間知らずな少年と言葉の拙い獣人の少女が寄り添う。そんな些細なお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 22:00:00
75361文字
会話率:44%
ステップ踏んで、蹴り飛ばす。
十年も付き合った婚約者に、新年直前に別れを告げられた。
馬鹿々々しい。
蹴り飛ばして、プロジェクションマッピングに彩られた港町を歩く。
踊って、クラッカーを鳴らして、サヨウナラ。
ハッピーニューイヤー。楽しか
ったね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 09:47:22
2057文字
会話率:15%
思えば、幼い頃からお世辞にも婚約者に愛されていたとはいえなかった。
「俺は俺よりも馬鹿な奴の話は聞かない」
国母とは民の声を聞くものである。将来の王へ民の声を届けるため、汎ゆる勉強にのめり込み、気づけば学園で首席の成績を納めるまでになっ
た。
「婚約者なら俺を立てろ」
成る程、国母とはこの国に生きる淑女の頂点である。死に物狂いで王妃教育を習得し、デビュタントの頃には既に押しも押されもせぬ淑女となっていた。
「馬にも乗れぬ無能とは出かける気にもならない」
「剣も魔法も俺よりも弱いやつには」
「魔術こそ極めるべきもので」
「医術が」
「芸術が」
婚約者が望むままに、努力を重ねた。いつしか、【イグニスフィア王国の月】と謳われるようになった。
そんな私に婚約者が放った一言は─────
「ルーナ・グラシエス!!貴様との婚約を破棄する!!」
「─────私とて蹴り飛ばす権利くらいはございますよね」
べきっと音を立てて手元の扇子が折れる。婚約者に肩を抱かれた男爵令嬢がびくりと肩を跳ね上げるのが見えるが、知ったことか。
『第一王子(あんなやつ)やめて、俺につかないか?』
かつて第二王子に囁かれた言葉が脳裏に過る。あぁ、上等だ。そっちがその気ならやってやろうではないか。
─────王位簒奪を。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 06:32:00
53812文字
会話率:55%
その婚約者は耐えていた。
囁かれる愛の言葉もなく、心のこもったプレゼントが無くとも、健気に、立派に。
とりあえず耐えられない人間が、その相手蹴り飛ばしても文句は出ないってことでオッケー?
最終更新:2024-10-11 17:00:00
4437文字
会話率:66%
自分自身と現実に苛立って、そんな今を蹴り飛ばしたくなる。
色々あって、ままならないことばかり。
俯くと動けなくなる。
そんな時は、無理矢理にでも自分自身に渇を入れる。
それこそ、石を蹴り飛ばすように。
弱気な自分、いじけた自分を、苛々ごと蹴
り飛ばしてしまえ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-28 00:20:43
329文字
会話率:0%
奏矢ジュリは普段には普通の女子大生であるが、依頼があればその手に大型チェーンソーを持って、異形なる者どもに立ち向かう。
ジュリは普通の人間には手に負えない依頼を、警察や個人から請け負う。そしてが依頼あれば、様々な異形を相手にチェーンソ
ーが火花を散らす。
相手が死者であろうが、ゾンビであろうが、妖精であろうが関係なくたたっ切る。
ジュリはチェーンソーと体術を用いて、異形なる化け物どもの首を落とし、袈裟切りにし、蹴り飛ばす。
依頼のため、異形の怪物を狩るため、そして生き残るために、今日もジュリはチェーンソーを手に取る。
怪異を相手に、物理で突き進むスプラッタホラーアクション。
・『第1章 舞宇道村(ぶうどうむら)』
ジュリは依頼者である浦河智也とともに、舞宇道村を訪れた。
「妻を……リオをお願いします……」
智也はジュリに妻の救出を依頼する。
だが、村に着いて現れたのは、醜く腐乱した動く死体ばかりであった。
・『第2章 妖精博物館』
ジュリは兄とともに、警察より依頼を受ける。
依頼内容は「博物館に現れた妖精を殲滅して欲しい」。
ジュリは手に持った大型チェーンソーを大きく吹かすと、博物館の扉に手を掛けたのだった。
・『第3章 ガンプと呼ばれた怪物』
「なんで休みの日まで、働かなきゃいけないの……」
ジュリはため息を着くと、目の前で破られつつある扉を見つめるのであった。
ジュリは、友人と参加した合コンの二次会で、廃病院での肝試しに誘われる。
だがそこは”ガンプ”と呼ばれる、異形の怪物が住むという場所であった。
**************
・『第4章 水にストーカーされる女』
・『第5章 長いトンネル』
・『第6章 異世界より』
・『第7章 天国地獄診断機』
・『第8章 愚者のハーレム』
・『第9章 祝福されし仔ら』
・『第10章 人家(じんか)』
・『第11章 オルハ評議会』
・『番外編 色欲の悪魔』
・『第12章 血濡れの守護天使』
・『第13章 見える見えない』
・『第14章 初心(ウブ)と少女とチェーンソー』
・『第15章 舞宇道村:再』
・『エピソード:ジョン ひたひた、呼ぶ』
・『第16章 罪悪感』
・『第17章 W to E』
・『番外章:山の中で』
・『第18章 昏い海底より』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 20:48:26
337113文字
会話率:40%
5年前の文化祭から付き合いだして浮気した彼氏を蹴り飛ばす。そんな話。
最終更新:2023-12-07 01:00:00
860文字
会話率:49%
婚約破棄、それはネオイセカイ王国において、婚約者同士が結ばれるに至って避けては通れぬ決闘の儀式を意味する。
侯爵令嬢にして悪役令嬢の名を継ぐ女傑、リーゼロッテはネオイセカイ王国第一王子、ハイゼンエルヒからの婚約破棄宣言を受けると同時に、彼の
指をへし折った。
「ぐおおおおおっっっ!!!」
「油断大敵、ですわね王子。婚約破棄を宣言した直後なら、なにをされるわけでもないとでも?」
婚約破棄は遊びではない。両者の、そして国の未来を賭けた神聖なる儀式なのだ。
「婚約破棄を舐めんじゃねぇ!!!」
そう叫びながら、リーゼロッテは王子を蹴り飛ばす。
ネオイセカイ王国の未来を賭けた婚約破棄、通称コンハキファイトが、今始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-07 19:20:15
9805文字
会話率:41%
異世界転生!?そんなものクソ喰らえだ!
30間近、もうすぐ魔法使いな吉岡雪斗は、せっかくの異世界転生のチャンスを蹴り飛ばす。
でも気づいたら、過去の自分に戻っていて!?
痛快ラブコメ劇、よろしく!
最終更新:2020-01-03 22:26:51
865文字
会話率:0%
サッカー好きの少年が1人、歩いていた。負けた試合の帰り道だ。少年は、たまたま見つけた石ころを蹴りながら、「昔はこんなものを蹴っているだけで楽しかったのに」と肩を落としながらズルズルと歩く。最後に、自宅の玄関に向かって気持ちをぶつけるように石
ころを蹴り飛ばすと、石はまるで磁石の同じ極同士が反発するようにその場で静止した!突然の出来事に驚いていると、今度はその石ころが「危ないじゃねえか!」と喋り出す。玄関先に唖然と立ち尽くすこの少年と妙な石ころの織り成す物語。──「あたしは地球のものじゃねえのさ」石ころは言う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-27 12:38:45
10064文字
会話率:51%
私は白雪木魚《しらゆききお》。
あるキックボクシング団体のラウンドガールをしている現役女子高生。
私は長年続けていた空手を辞めた。
その理由は、空手がイヤにやったんじゃなく。
まして芸能界で生きていくためでもない。
その理由である彼氏は
…なんか鈍いというか何というか…。
そんなウヤムヤな状態が続くなか、“運命”の事件が起きる…。
そんな“運命”を爽快にハイキックで蹴り飛ばす!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-02 17:54:27
8997文字
会話率:38%
ド田舎にすむ三上和仁にはとても美しい少女と交流がある。
お互いに気の置けない関係で、そしてお互いに普通じゃないところがある。
そんな、普通じゃない二人の普通じゃない交流は、彼女からの宣言でしばらく取りやめになった。
されど、普通じゃ
ない彼、彼女の交流が普通の終わり方なんてするはずがなく。
それより始まる、英雄譚。
運命によって定まった通りに事態は終局に向かって加速する。
運命はいつだって英雄に味方をする。
しかし、英雄はいつだってヒロインの味方をするとは限らない。
運命は予定外を許さない。
だが、今を生きている彼らだって、運命の都合なんて知らない。
さあ、我儘に運命を蹴り飛ばす時が来た。
1万PV突破 ありがとうございます。
これからも宜しくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-24 22:44:43
170197文字
会話率:43%
時に、こう答える人がいる。「何処にでも居る様な奴である。」だがしかし、どこにでも居ない様な奴とはどういった人物を表すのだろうか?天才か?変人か?正しい答えがなく、誰もが答えを持てるような問題ではあるが、もし、答えるのであれば、きっと、こう答
えるだろう。「そこに居る人物、又は、人物たちが、生きている中で記憶を軽度にさらった中で該当する人物がいないというだけの人物である。」と、
今回の主人公はとある口癖を持つ人物である。
これは、周りの人物に「いや、ねーよ!!」と言われる主人公の話である。
大体、適当な作者書く作品なので、期待しないでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-01 23:12:30
10686文字
会話率:46%
天が呼ぶ、地が呼ぶ、人が呼ぶ!悪を倒せと俺を呼ぶ!原発再稼働に揺れる無法都市、腹黒市。そこに亜麻色の髪の少女ターニャが舞い降りる。ターニャは悪を倒すため、殴って殴って殴り飛ばす。蹴って蹴って蹴りまくる。そんなターニャが暴れまくる痛快アクショ
ンコメディー・・・のはず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-07 14:08:36
19669文字
会話率:49%
相田 来斗(あいだくると)には14歳から15歳までの記憶が無い。
手がかりは時折見る何かを愛したと言う自分の夢のみ、おまけに精神に障害まで抱えてしまっていた。
10年間頑張って生きてきたけど、生きることに現実感が無く限界だった。
しかし、あ
る日突如白い空間へ、俺をミスで殺したという神を名乗る存在が
生に執着もなかったので消滅を望んでいると謎の少女が神を蹴り飛ばす!!
気づくとそこは異世界、しかもその世界はかつて来斗が記憶が無い間生きていた世界だった!!
その頃の肉体を取り戻し、溢れる活力、摩耗したはずの精神があの頃の輝きを取り戻す。
いつか愛した何かを取り戻す異世界ファンタジー
(旧題 世界の愛が重すぎて俺はもう)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-21 22:41:28
19839文字
会話率:27%
形は、コメディロボット。
しかし、緊急時に変形した姿は、
紛れもなくリアルロボット。
樫木朔太郎が乗り込むこのロボットこそ、
人型情報検索端末「ファウスト」だ。
朔太郎の父が営む樫木メディアサービスで
製造販売している人型のスマートフォン
「ファゴット」は、
ユーザー保護機能として、
変形し戰闘することが出来る!!
朔太郎が専務をする樫木メディアサービスのご近所で、
強盗事件が発生!!
現場に居合わせた幼なじみ、ひなたの身に危険が!!
朔太郎の相棒「シュミット・ファゴット」の変形。
あらゆる格闘技をマスターしている戰闘端末
「シュミット・ファウスト」が強盗のナイフを蹴り飛ばす!!
シュミット・ファウストの警告。
「両手をあげて、武装を解きなさい!!
さもなくば、デコピンです!!」
デコピンは子供の頃、
よくひなたが朔太郎にやった罰ゲームだ。
これら、7体のファウストと7人のユーザーとの日常と
冒険の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-17 00:00:00
673文字
会話率:26%
突然のハプニングに襲われた俺。腹立ち紛れに路傍の石を蹴り飛ばすと――
最終更新:2010-12-01 06:00:00
1799文字
会話率:0%