私は男勝りで負けず嫌いな元JK。それが私、新藤麗美19歳。
父が転職して始めたラーメン屋台が、やっと軌道に乗り始めた矢先、父は他界してしまったのでした。
私は生活の為と父の意思を受け継ぎたいと、意を決して始めたラーメン屋台だったのですが。
私の屋台に集まって来るお客さんは、いづれも一癖ある人達ばかりで、彼等は同じ事を口にするのです。
でもめげない私は、「こまけぇこたぁいい」が口癖になっていました。
「人生は金だよ」
若くして屋台ラーメンを始めた麗美が、ラーメンを通じて次第に金では買えない何かを見つけていくお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 06:10:00
3068文字
会話率:45%
大蔵一族が経営する喫茶店「黄泉比良坂の茶処」。ここは、仏も恋に落ちる味を提供するとして明治創業以来大繁盛の店であった。しかし、令和のいま、黄泉比良坂の茶処は廃業の危機であった。五代目店主・大蔵藍里は祖母との約束を守るべく、日々切磋琢磨して
店を興そうと躍起に。しかし幾度も失敗し、閑古鳥の声が増えていく。絶望し、自暴自棄になる彼女のもとに、ある日謎の客が訪れる。なんと彼は藍里の魂を奪いに来た”死神”・モルテであった。だが、藍里は死神である彼を”味”で落とし、ある契約を取り付ける。それは、藍里の味で仏を成仏させ、その魂をモルテがあの世まで導くというもの。
打たれ弱いけど心だけは折れない藍里と、奇妙な色気を漂わせた面倒見と顔だけは良いモルテ。二人は仏を味で落とし、魂をあるべき処へ導いていく。その先にあるものは、救いか、それとも……。人外×少女コンビがいく、グルメ&コメディショー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 22:45:22
17827文字
会話率:55%
年越しそばを求める客が集う小さな蕎麦屋『藤庵』。しかしこの店、ただの蕎麦屋ではなかった!
『時間を操る蕎麦』や『蕎麦アレルギーの500歳男』、さらには『違法蕎麦を取り締まる謎の客』まで、次々と現れる怪しい客たち。
令和版『時そば』が織りなす
、ちょっと悪くてクセになる年越し物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 04:25:10
4779文字
会話率:52%
かつて、星々が語られる古の時代より続くこの宇宙で、人々は星々の間を自由に旅する時代がいつか来ると憧れを抱いていた。しかし、それが現実のものとなった今、宇宙は夢と希望だけで満たされた場所ではなくなっていた。宇宙の中心にそびえ立つ、輝く星々を結
ぶ巨大な都市国家群と、暗黒の荒廃地が存在する。そんな分断された宇宙で、人類は果たして真の自由を得られるのだろうか? 主人公はレナード・スターダスト、孤児として育ち、荒廃地の片隅で小さなレストランを営んでいた。しかし彼の本当の夢は、星々を巡り、宇宙最大の謎「星屑の海」の真実を暴くことだった。幼いころに拾った謎の星屑は、彼に異常なほどの知覚能力と星屑の場所を感じ取る能力を与えていた。この力が彼を導く貴重な鍵であり、同時に危険な力の源でもあった。 ある夜、レナードの元に謎の客が訪れる。彼女は自由の身となったアンドロイド、エミリア。彼女はレストランを訪れた真の理由は、彼に与えられた星屑の力が必要だからだと言う。宇宙中の勢力がそれを狙っており、彼女はその秘密を守る者として現れたのだ。 こうしてレナードは、星屑の謎を追う旅に出る。旅を通じて彼は多くの仲間を得る。熱い心を持つ女性パイロット、過去の全てを失いながらも冷静さを保つ男性技術者、そして謎に満ちた古代の知識を持つロボット。彼らは星々を渡り歩き、追跡者たちとの戦いに巻き込まれ、星屑に秘められた真実と人類の自由を求める壮大な冒険に身を投じるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 09:21:15
2490文字
会話率:0%
遊園地の一角に集められた六人で、三晩かけて百話の怪談を語る。就職2年目の神職家系のリーマン、薬剤師を目指す浪人生、ツンデレ霊能者アイドル、妻子持ちのさえないおっさん、酒好きのOL、学生気分が抜けない40男。そして、癒し要員の猫二匹。仕事・
アルバイト・合コンなどと言われて集まった年代もバラバラの男女。それぞれの「持ち怪談」を披露すれば良いだけだと思っていたら・・・。真っ黒い三角柱の塔に赤い屋根、二階の真っ赤な怪談会場、地下から三階に直通の階段、謎の客たち。そして、一晩終わる毎に感じる違和感。家に帰ることはできるのに、もはや逃げ出すことはできない。百物語が終わる迄。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-31 23:58:11
37703文字
会話率:20%
人生色々あった末、フォックス眼鏡と栗色のカツラで容貌をごまかして、結婚相談所でカウンセラーとして働くジュスティーヌ(23歳)。
ある日、入会申込書の「恋愛経験」欄に、「片思い1名」と書いた、謎の客がやってきて……!?
※ざまぁ要素はまった
くありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-04 20:00:00
9236文字
会話率:27%
大仕事をひかえるスナイパー。そこへ、謎の客が…。
最終更新:2021-04-06 22:42:57
1895文字
会話率:0%
平々凡々な日常を送っていたはずの男子学生、湊は、ある日突然謎の客船の中に放り込まれる。
そこで渡し守を名乗る少女に出会い、話し、過ごしていくうちにある大きな転機を迎える事になる。
ただの学生の自分には何も出来ないと、挫折や傍観ばかりの湊のち
ょっとだけ理不尽でイレギュラーな日常譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-18 20:14:48
2743文字
会話率:44%
これは、帝国内乱中のお話。
もしお宝が出れば戦費になるからと、テレーゼの案内で未知の地下遺跡の探索を始めるヴェンデリンたち。
ところがその地下遺跡にはお宝など存在せず、ビー玉ほどの大きさのガラス玉が埋まった、石碑のようなものしか存在しなかっ
た。
ガッカリして帰る支度を始めるみんなであったが、ヴェンデリンとエリーゼがそのガラス玉が光り始めたことを発見、それを伝えようとした瞬間、二人は意識を失ってしまう。
目を覚ました二人は、地下遺跡ではない場所に飛ばされており、さらにヴェンデリンはその場所に見覚えがあった。
「(なぜ日本に戻っているんだ?)」
エリーゼと二人、日本に飛ばされたヴェンデリンは、生活費を稼ぎながら元の世界に戻るヒントを得るべく一宮信吾を探すことを決意する。
そしてようやく見つけた彼であったが、時間軸のズレがあったようで、ちょうど二人は同じ年。
信吾は高校生であった。
「俺、幼馴染の美少女とかいなかったけど……あと、美少女転校生と仲よくなんてした経験ない」
「金髪巨乳美少女を嫁にしている君が言う?」
中身が違うだけなのに、リア充高校生になっていた信吾に嫉妬するヴェンデリン。
逆に、大貴族になり奥さんが複数いるヴェンデリンに驚愕する信吾。
時期はちょうど夏休み、元に戻るヒントすら掴めないヴェンデリンたちと信吾たちは海水浴へと出かけ、エリーゼたちが飛び入り参加したミスコンの商品で、無人島キャンプへと移行する。
ところがその無人島には、ヴェンデリンたちと同じく別の世界から来た招かれざる謎の客たちがいて……。
はたして、ヴェンデリンは元の世界に戻れるのであろうか?
入れ替わった二人の長いようで短い夏休みが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-11 19:00:00
141458文字
会話率:47%