婚約者である王子の浮気現場を目撃!
問い詰めると言い返すように化け物呼ばわりされました。
仮にも女なのに!レディなのに!
でも、化け物呼ばわりされる理由がないわけでもなく・・・
普通に幸せになれないんですか!?
そんな”化け物令嬢”として名
を通すことになる令嬢のお話です。
(書き溜めする人ではないのでのんびり続編をお待ち下さい)折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-12-05 13:58:18
5123文字
会話率:4%
「えへへー♪ アキトくん、どうどう? 新しい制服似合ってる?」
届いたばかりのまっさらな高校の制服を着たひまりちゃんが、ファッションショーでもしているみたいに、僕――神崎暁斗(かんざき・あきと)の目の前でくるりと回った。
短いスカー
トがひらりと舞い、僕は慌てて視線を上げる。
「すごく似合ってるよ。まるでひまりちゃんのために作られた制服みたいだ」
「やった♪」
僕とひまりちゃんは血のつながっていない義理の兄妹だ。
僕が小学校のころ、クラスに母子家庭の女の子がいた。
それがひまりちゃんで、ガリガリに痩せていて、何度も繕ったであろうボロボロの古着を着ていたこともあって、
「貧乏神が来たぞ~!」
「貧乏が移っちまう! 逃げろ~!」
心ない男子たちからは名前をもじって貧乏神なんて呼ばれていた。
「うっ、ぐすっ……」
ひまりちゃんは言い返すでもなく、いつも鼻をすすりながら俯いてしまう。
そして当時の僕はというと、自分こそが神に選ばれし特別な人間だと思い込んでいたのもあって、ひまりちゃんがバカにされているのを見かけるたびに、助けに入っていた。
そして父さんが食堂を経営していたこともあり、僕はひまりちゃんを家に連れ帰っては一緒にご飯を食べた。
それはいつしか、ひまりちゃんのお母さんも含めた家族ぐるみの付き合いになっていき。
ある時、僕の父さんとひまりちゃんのお母さんが再婚して、ひまりちゃんは僕の義妹になったのだ。
「これからは毎日一緒にいられるね!」
そんなひまりちゃんは年々綺麗になっていき、いつしか「女神」と呼ばれるようになっていた。
対してその頃には、ただの冴えない凡人であることを理解してしまった僕。
だけどひまりちゃんは昔助けられた恩義で、平凡な僕を今でも好きだ好きだと言ってくる。
そんなひまりちゃんに少しでも相応しい男になるために。
女神のようなひまりちゃんの想いに応えるために。
もしくはいつか、ひまりちゃんが本当にいい人を見つけた時に、胸を張って兄だと言えるように。
高校進学を機に僕はもう一度、僕をがんばってみようと思う――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 07:20:00
112396文字
会話率:44%
魔法師団に勤めるエリザは、士官を目指す恋人のために学費や生活費を援助していた。だがある日、恋人の誕生日にお祝いをするためエリザはプレゼントを持参して彼の家を訪れた時、恋人とその友人たちから酷い罵倒をされ、自分が都合よく利用されていたことを
知りショックを受ける。
ただの金蔓だったと嘲笑され突き飛ばされたが言い返すこともできず、失意のままその場を後にする。
呆然と公園のベンチに座り込み、夜が更けてもそこを動けずにいたエリザだったが、気が付くと隣に薄汚れた男が腰かけていた。
エリザが持っていたケーキの匂いにつられてきたらしいその男にそれを渡してやると、こんなところに座り込んでいる理由を言い当てられ、それをきっかけについ恋人から受けた仕打ちを話してしまう。
同情されるかと思いきや、自業自得のような言い方をされ、ついカッとなるエリザに対し、男はとんでもない提案を持ち掛けてくる。
『そのクズ男の後釜に、僕を飼いません?』
クズの見本のような発言に呆れつつも、エリザは捨て鉢な気分でうっかり了承してしまうのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-22 19:00:00
76575文字
会話率:39%
「お前は素直に金を出せば良いのだ! クソッ。本当に愛想もない、可愛げのない女だ。それに比べてラビニュは………………」
はーっ、恐喝、暴言、浮気発言。
いきなり訪問して来て、何を喚いているのだろう?
私(わたくし)はいつもの命令通りに応
接室にて、侯爵令嬢インフェルの婚約者である、第二王子カヴァルートの対応をしています。
この王子、金髪碧眼の副騎士団長、ガタイも良く王妃に似て儚げな顔(かんばせ)をしているから、性格を知らない人には大人気らしい。
「申し訳ありません。私の一存では決めかねます。
父に相談してみます」
「駄目だ。内密にしろと言っているのだ」
「………………、少々お待ちください」
「全く。お前の家は金だけはあるのだ。お前に当てられている支給金(お小遣い)があるだろうが。それを寄越せば良いだけなのだ。時間が勿体ないじゃないか、早くしろ!」
そもそも、侯爵令嬢の支給金(お小遣い)はインフェルの物だ。
馬鹿王子のものではない。
けれど私は、言い返すこともなく席を立った。
長い廊下を通り、インフェルの部屋に辿り着く。
「コンコンッ」
「はい、どうぞ」
そこにいるのは、侯爵令嬢インフェル・アルガーゾン。
私の主人(マスター)である。
「いつもごめんね、あんな罵倒を受けさせて」
「いいえ、何ともありません。私に感情はありませんから」
「もう、そんなこと言わないでよ、|β《ベータ》。貴方が学習を積んで、感情領域も発達しているのを知っているんだから。本当にごめんね。この編集終われば、代わりなんてさせないから!」
私は侯爵令嬢の姿に扮していますが、実はアンドロイドなのです。
《個別識別番号は、アンドロ|β《ベータ》113で御座います。一応男性型なのですが》
カヴァルート第二王子が言われていた通り、アルガーゾン侯爵家の資産は王国を軽く凌ぐ勢いで、益々増益を続けています。その大まかなものは、ロボットや精密機械・ロケットなどを担う産業を持つからです。
魔法がない世界なので、科学が進歩しています。
はっきり言ってアルガーゾン侯爵家が、カヴァルート第二王子なんて不良債権を引き取る義理はありません。単なる王命で押し付けられた契約なのです。
それを阻止する為に、私(インフェル)は立ち向かうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-24 00:37:54
16203文字
会話率:28%
感想欄について今思っていることを書く
最終更新:2024-07-18 07:23:09
1288文字
会話率:4%
うちの高校の女バスは強い。
そんな強豪の中で1年ながらエース級の活躍をしている鷺ノ宮瀬奈は、まさに天才と呼ばれるに相応しい実力を持っていた。
反対にうちの高校の男バスは激弱。
しかし、そんな激弱なチームでも補欠のメンバー...。それが俺だ
。
けど、それでも毎日ずっと居残り練習をしていたのだが、ある日からその天才も居残り練習を始めて、俺のことをずっとバカにしてくるのだった。
一生童貞だとか、才能のかけらもないとか...。
けどそれはきっと全部事実で言い返すことができなかった。
しかし、あまりにもしつこく絡んでくるのである日俺は架空の彼女を作ることにした。
すると、目に見えて動揺する天才後輩。
ざまあみろと思いながら彼女自慢をしていたら彼女が段々病んできて...。
そんなある日、俺が作り上げた架空の彼女の設定と同じ人が現れて...。
嘘から始まるそんな物語...。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 18:10:00
41120文字
会話率:49%
阿波野怜は、地方国立大学の医学 部の入学試験で、圧迫面接をされ、持病のきつ音を発症してしまう。結果は、学力試験では申し分ないものの不合格であった。
怜は、事前に私立大学である順地大学の医学部に受かっていた。きつ音の主治医である浜村篤には
、医学部へ進学が決まったことを報告し、 同級生の鈴木凛からのラインには 『受かった』とだけ返信していた。自身もぼんやりと順地大学へ進むことを考えていた。 ある日の夕食、父親である政明から、国立医大の受験結果を問われる。 怜は、不合格だったから順地大へ進学したいと政明に伝えた。 政明は、私大の医学部ではなく滑り止めの 理学部に通えと怜に言った。怜は、不服なが らもきつ音でうまく伝えれられないことを恐れて、言い返すことができなかった。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 08:58:35
3772文字
会話率:33%
王立学園の卒業パーティで、男爵令嬢を伴った王子が公爵令嬢に婚約破棄を宣言した。理由は、公爵令嬢が男爵令嬢をいじめたから。公爵令嬢は言い返す。
「他の人の事もいじめましたわ」
さらっと読めるショートショートです。
最終更新:2024-04-18 00:30:53
1332文字
会話率:47%
「ニーファ・アックア! 今日をもって貴方との婚約は破棄させてもらうわ!」
学園にある一室で、怒鳴り声をあげられながら婚約破棄を言い渡したのは、ブリトニス・エリエア令嬢であった。
ブリトニス・エリエア令嬢は、私の家よりも階級は上で、こ
の学園の理事長の娘であった。
私ことニーファ・アックアはなにも言い返すことができず、ただただ下品だの、ナイーブで繊細だのと罵られた。
さらに、全校生徒の前で婚約破棄したことを言い、学園にはいられなくなった。
私は、誰からも愛されたい、令嬢に復讐したいという思いが強くなり、実家にある力が手に入るという球を飲み込んだ。
その力を手に入れて、学園で名誉を取り戻し、愛を手に入れ、復讐を果たす―――といった物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 22:00:52
3018文字
会話率:36%
魔王を倒すべく集められた勇者の卵と、各職業の最強の者たち。二つの勇者パーティーが決まった時、選ばれなかった職業者たちが、勇者の卵であり最後まで残り続けたマナリアとパーティーを組むこととなった。マナリア勇者パーティーが、魔人を倒した際の祝勝会
では、貴族たちに「残りものパーティー」と馬鹿にされてしまう。ただ、マナリア達は、貴族たちの言葉をまったく気にしていない。それどころか、言い返す始末。彼らは自らの道を進んでいくのだった。この物語は、残りもの同士が集まった勇者パーティーが、世界を救う物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-27 03:00:00
66447文字
会話率:38%
普通のOL桑原さんが理不尽なパワハラをするお局様に言い返す話。今回は桑原さんの周りにいる「言い返せない人」が主人公です。
※シリーズものですが、この作品単品で読めます。pixiv、アルファポリスにも同作品を投稿します。
最終更新:2023-12-08 17:37:46
5116文字
会話率:45%
普通のOL桑原さんが、新人いびりする女性社員達に言い返す話。
※pixiv、アルファポリスにも同小説を投稿します。
最終更新:2023-03-21 18:44:21
5057文字
会話率:50%
コールセンターで働く普通のOL桑原さんが、カスタマーハラスメントをしてくるお客様に言い返す話。
短編シリーズ『OL桑原さんの言い返し』シリーズ3作品目です。1・2を読んでいなくても、読める作品となっています。
最終更新:2021-06-15 04:27:33
3285文字
会話率:63%
「君を愛することはない」
結婚初夜、夫となった美貌の公爵令息クライドにはっきりと宣言されてしまった伯爵令嬢アナイス。納得がいかず、あれこれ言い返すうちにとうとうブチ切れ、まさかのバトルに発展してしまう。以降、ほとんど顔を合わせることのない冷
めた結婚生活を送っていたが、王太子主催の夜会をきっかけに二人の関係は一変する。人には言えないある事情を抱えたちょっと勝ち気なアナイスが、冷血漢と思われていたクライドにどんどん溺愛されるようになるお話。そして予想外のとんでもない事態に巻き込まれたとき、自分の「武器」で相手をやりこめるお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-21 11:35:01
89212文字
会話率:56%
絶世の美女だが性格が悪いと評判の令嬢ザラは、初恋の王太子に初対面で振られてしまい、キツく言い返す。求婚者達だけでなく王太子にまで悪態をついた為、父親から見限られて勘当されてしまい、家を出されてしまった。
ザラは一人で生きていく方法を探して
いた時に、物乞いの青年と出会う。「私に生き方を教えて!」
その日からザラと物乞いの青年の共同生活が始まり、次第にお互い惹かれ合い、結ばれる。しかし、そんな矢先にザラは偶然再会した初恋の王太子から求婚されることになる……。ザラが選んだのは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-16 16:19:42
7647文字
会話率:55%
中学三年生のヒロイン、牧野(まきの)リカコは、いじめられているクラスメート、横山鈴(よこやまりん)を助けようとするが、加害者である不良生徒らの反感を買い、いじめられっ子に転落する。バカにされても言い返す気の強さはあるが、ケンカはからっきし
弱いので、連戦連敗のくやしい毎日。
しかし、不思議な体験により、超人的な強さを手に入れる。そこからヒロインの大反撃が始まる! バッタバッタと不良らをなぎ倒し、連戦連勝の無敵な存在に!強大な力を授かったヒロインは、他の被害者生徒らも救わなければならない己の立場を自覚する。
いじめられた生徒、おちこぼれた生徒を救おうと奮闘するヒロイン。それは被害者生徒らを見捨て続けた、教師や教育システムとの戦いでもあった。
この小説は、いじめられたり、おちこぼれたりした経験のある方なら、読めばスッキリする痛快物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-21 16:00:00
456857文字
会話率:36%
デュレー商会のマレクと結婚したキヴィ子爵令嬢のユリアであるが、彼との関係は冷めきっていた。初夜の日、彼はユリアを一瞥しただけで部屋を出ていき、それ以降も彼女を抱こうとはしなかった。
ある日、酒を飲んで酔っ払って帰宅したマレクは「君と勝手に結
婚させられたから、愛する人に気持ちを告げることもできなかったんだ。この気持ちが君にはわかるか」とユリアに言い放つ。だからユリアも「私は身を引きますので、愛する方とご自由に」と言い返すのだが――
※他サイトにも掲載しています(ちょっとだけタイトルがかわっています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-18 19:11:53
6278文字
会話率:35%
盗人のライアは勇者パーティーの一員として、隠れて敵の装備を破壊、毒を仕込むなどの働きをしていた。
しかし打倒魔王のために祖国アインヘルムを発ってからしばらく、とある街中で勇者アーサーに告げられる。
「ライア、お前を勇者パーティーから
追放する」
突然の宣告に、まともに言い返すこともできない。更に仲間の剣士も魔術師も、ライアの追放に賛同する始末だった。
ヒーラーのシエルだけが弁明しようとするも、アーサーはライアを庇うならシエルさえ追放しようと脅す。
ライアは諦めたように、シエルへ「もういい」と呟いた。
「これで旅費が一人分浮いたぞ! 今夜は酒場で飲んで騒ごう!」
アーサーは剣士と魔術師の二人と共に、上機嫌で去っていった。
一人膝をつくライア。シエルすらも視界の先に消えると、嗚咽を漏らしている……わけではなかった。
「ク……カカカ……ヒィヒヒヒ……ハハハ! ハァッーハッハッハッハッハ!!」
ライアは高笑いを上げていた。お行儀のいい勇者パーティーの一人ライアの姿はない。
「なんでまた、天から選ばれたとかの『運』で勇者に祭り上げられた奴についてかなきゃならねぇんだって常々思ってたぜ? まぁそれも終わったがなぁ!」
勇者パーティーからの追放。ライアはずっとこの時を待っていたのだ。
盗人のスキルでとんでもない大金を隠し持っていたライアは、この金を存分に使い、魔王へ味方する。
これは、その果てに描く計画のため、ライアの嘘と真実を織り交ぜた物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-22 13:00:00
34502文字
会話率:33%
私はただ……お姉様を殺したいと思っているだけなのに。
***
これは――。
「お姉様、どうぞ逃げないで! 大人しく私に殺されてくださいませ!」」
なんて取り替え子の片割れに魔法少女として選ばれた妹が言い出して――。
「って、言われ
て〝はい、わかりましたー〟なんて言うやつがあるか! ふざっけんな、雪乃!」
なんて取り替え子の片割れに魔法少女として選ばれた姉が言い返す。
そんな状況になるまでのお話。
***
カクヨム(https://kakuyomu.jp/works/16817139559046657010)にて先行公開中、
エブリスタ(https://estar.jp/novels/26128134)でも公開。
10000字ちょっと、全7話(プロローグ+6話)のお話です(/・ω・)/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-12 22:11:25
11709文字
会話率:61%
※この物語は深く考えてはいけません(笑)
食堂で婚約破棄を言い渡された令嬢、ベルベット。彼女は反発する……のではなく、趣味に走った言葉で相手を翻弄する。
当然、相手の男は言い返すが……
くだらない理由で婚約破棄されてもへこたれる
どころか喜んで受ける女と、自らを○○と認めるような発見を平然とする男の、なんじゃこりゃ劇場です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-30 12:15:31
1817文字
会話率:39%
わたし、アリシアの婚約者であるルカニア様は絶世の美男です。
なので、美貌自慢の他のご令嬢に「ブスのくせに、美男と婚約するなんて、厚かましい。婚約破棄しなさいよ」と言われ、嫌がらせを受けています。
反論しちゃいますよ!
「ルカニア様の人類を超
越した美貌の前では、わたしの平凡な顔も、マリーゴールド様の美しい顔も、何の差異もない、ひとまとめにして『ルカニア様よりも劣った顔』でしかないんです。カッコで括れば同類項です」
全四回。17000字程度のお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-23 12:00:00
17071文字
会話率:22%
「――エミリア・シルフィ・ミリオニクス!!お前のような醜悪しゅうあくな女と結婚だなんて冗談じゃない!今日、この時をもって婚約破棄とする!」
あー…アホ殿下がなんか仰っておっしゃってるわ…。
突然始まった断罪にあきれながらも
毅然と言い返
す悪役令嬢(仮)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-07 21:21:59
17426文字
会話率:32%