山の麓のとある街、そこには昔から親から子へと語り継がれる雪うさぎの伝説が残っていた。
しかし、その伝説についてはその伝説の及ぶ地域を出た瞬間、人々の記憶からすっかりと消えてしまうため、知る人はどんどんと減っていった。
これはそんな地域に住む
とある中学生のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-24 15:35:24
14069文字
会話率:60%
『御伽』。吸血鬼、鬼、ウェアウルフ、オーク...妖怪や悪魔などといった人ならざる者は総じてそう呼ばれていた。だが御伽と一言に言ってもその種族は様々。特殊な力を有している種族も多くその殆どが、人間と比べ身体能力が高いものの種族単位で言えば人間
が圧倒的数を誇っていた。
そんな御伽は世界にとってすでに常識でありそれ故に人と御伽は現在では共存関係にあった。だが人間を下等だと見下す種族も少ないわけではなく対立による争いを防ぐため御伽のための町も造られた。それに加え世界には、御伽を排除しようとする組織『A.I』、逆に人間を排除しようとする組織『GOD』なども存在し完璧な意味での共存は実現していなかった。またその他にもいくつもの過激派組織が存在しておりそれらに対抗すべく政府は警察とは別にEOCBという組織を結成する。
そんな世界で受け継がれ続けてきた『桃太郎』の名を父親から受け継いだ主人公。しかしその一族はただ『桃太郎』という名を代々受け継いでいるわけではなくその名と共にある意志が親から子へと引き継がれていた。それは主人公も例外ではなく彼もまたその意志を成し遂げようとしていた。
そんな意志と『桃太郎』の名を受け継いだ主人公は護衛・警備から人探しなど手広く行い御伽だけではなく過激派組織をも相手にできる企業AOFを立ち上げた。AOF設立後に3人の仲間をスカウトしてから本格的な活動は開始された。そして主人公は一族の意志の為、情報を集めながらも日々AOFに訪れる依頼をこなしていた。
※この物語はフィクションです。実在の団体や人物と一切関係はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-13 19:00:00
112411文字
会話率:54%
月夜の美しい夜に迷い子の少女は森の中で、とある不思議な老人に招かれ食事を共にする。老人は少女に銀の針姫の話を聞かせようと話し始める。その物語を聞く条件として、物語に話を付け足して物語を完成させて欲しいと少女は老人に願われる。この物語は未完成
で、物語を君のこれから始まる一族に子々孫々と話を繋いでくれないかと。少女は老人に約束し、少女の一族は親から子へと話を紡いでいった。この物語はその一族で伝承された物語と物語を完成させた一族の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-02 10:00:00
266699文字
会話率:53%
あれから数年…。
親から子へ語り継がれる伝説。
架音学園の垂れ桜は、この春も満開の花を咲かせていた。
“From April To April”の主人公、リオ・レオ・陸斗・梨月の4人。
語られることのなかった彼らのエピソード。
レオ・リオ
・陸斗の幼い頃、二組のカップルの出会いとその後、そして続いていく未来etc...
新たな二人の登場人物は、まるでいつかの誰かさんのようで……。
“From April To April”の短編集です☆
是非、本編から読んでくださると嬉しいです♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-02 14:52:17
103176文字
会話率:41%
子どもたちはそわそわし、大人たちはあわただしくなり、町の様子は盛り上がってきました。国の建国祭が近づいているのです。毎年祭りの夜には親から子へプレゼントをおくり、子から親へメッセージカードをおくるという風習がありました。子どもたちは欲しい
プレゼントをもらおうといつもより良い子になります。親はそんな子どもにリクエストを聞き、店に走ったり、子どもを店に連れて行き自由に選ばせたりします。いつもお客さんが絶えない町のおもちゃ屋さんも、この時期はいっそうたくさんの家族でにぎわうのです。
そんなおもちゃ屋さんのレジのそばには、ある一体の人形がいました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-02 19:00:00
4955文字
会話率:52%
魔法と人が共存する世界、アロノス。
そこには、はじまりの4属性、水、草、火、風があり、属性は親から子へ受け継がれていた。
数ある属性の中でもトップに君臨するはじまりの4属性は、公爵家であり、すべての属性を扱える王に仕えていた。
そんななか、
4つの公爵家には、奇跡的に、同い年の子息、息女がいた――。
公爵家という高い地位、さらには魔法学園で繰り広げられる、公爵家の子息、息女たちの、異世界ラブストーリー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-07 15:47:43
5362文字
会話率:41%
『禁断の果実』。
食すことはもちろん、触れることさえも禁じられている果実だ。
ニンゲンの世界が出来て1000年。
おとぎ話として親から子へ、語り継がれている。
"決して禁忌を犯してはならない"と。
禁忌、つまり『禁断の
果実』に触れ、食すこと。
この話を知らない者はいない。
そんな世界で育った幼なじみの、アダムとイブ。
平穏な日々を過ごしていたがある日. . .折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-03 07:00:00
2537文字
会話率:26%
今から遠い昔、聖戦の佳境、突如出現した魔女により聖戦は勝者無きまま終わりを告げる。
命、力、土地。あらゆるものを奪い尽くした権能を持つ魔女。名を「簒奪の魔女」
神と王を代償として封印された魔女は人々に忘れがたき傷を残し眠りについた。
それか
ら数えきれないほどの朝と夜が来て、聖戦を知るのは眠った魔女だけになった。
それでも人々は魔女を忘れていなかった。
歌人から民衆へ、親から子へ、書から書へ。たとえ御伽噺に成り下がったとしても、それぞれの癒えぬ傷と畏怖を決して忘れないために魔女の名を語り続けたのだ。
時は移ろい、今日もまた、一人の少女が御伽噺を聞くだろう。彼女はシェリー。
シェリードール・フォレイア。やがて騎士を目指す一人の少女だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-28 06:18:03
10066文字
会話率:52%
ヴァイオリンが好きな少年が、誰にも言えない初恋に悩み、音楽と共に成長する物語。両親のサポートと愛情を伴奏に例え、ピアノとヴァイオリン、アンサンブル、コンチェルトの響きと共に人生が展開する。
親は親らしく、子供は子供らしく。
親から子へと音楽
を継いでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-29 05:00:00
37823文字
会話率:41%
ただの菓子……歌詞です。
弱肉強食の世界での生存競争……。
わずかな時間だけで、親から子へ。そして、子が親になって、親から子へ。
受け継がれていくもの。……という感じです。
最終更新:2020-10-14 18:54:47
539文字
会話率:0%
『おじいちゃんが亡くなりました』
田宮浩司は三流大学の院入試に失敗して以降、東京の片隅でいつまで続くともしれぬ空虚な毎日を過ごしていた。
ある日、埼玉の実家から祖父の訃報が届く。
浩司は祖父の死に立ち会わなかった後悔と、実家へのコンプレッ
クスの中で揺れ動きながら、約十年ぶりの帰郷を果たした。
一週間遅れの葬儀、祖父の死に際しても仕事漬けの毎日を送る父、祖父の死に神経をすり減らした妹、葬儀を巡りますます確執を深める母と祖母、そして祖父の残した会社を一人守ろうとする従伯叔父――ありふれた、しかしどこか歪んだ家族の中で、浩司は家族の姿と自分自身に違和感を募らせる。
果たしてこの家族の中、祖父はどのような思いで生き、死んでいったのか?
自分はどのように生きるべきなのか?
自らの人生を見つめ直すため、浩司は祖父の遺した思いと祖父の人生に迫ろうとする。
そして迎えた祖父の葬儀の日、祖父のかつての戦友を名乗る人物が現れ、浩司は祖父の犯した罪と苦悩を知る事になる。
しかしその時、日本が変わった『あの日』が訪れた――。
――――
兵士として、社長として、父として夫として、そして障害を持つ老人として生きた祖父。
祖父の生涯を垣間見ることで、親から子へ、子から孫へと説かれる『生き方の自由』に触れる、ヒューマンドラマ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-11 22:19:19
89877文字
会話率:54%
親から子へ、子からまた子へ。
師から弟子へ、弟子からまた弟子へ。
受け継いだものは、
いずれは腐り落ちるのかもしれない。
私が弟子へ受け継がせたものは、
いずれ腐り落ちるのかもしれない。
あなたの受け継いだものは、
もう腐り果てているかも
しれない。
――エクリビリウム・ブランシュ・バレット著「師弟」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-10 18:49:12
410文字
会話率:34%
この世界では、稀に前世を持って生まれる人間がいる
ある者はこの世に金をもたらした錬金術師
ある者は国中を恐怖に震わせた犯罪者
ある者はーーーー200年前に弱小国を大帝国に築き上げた帝王
故人達の記憶は彼らの知識となりこの世に歴史を作るだ
ろう
人々は彼らを畏怖した
これはこの世界で最も有名であり、お伽話のような現実は親から子へと語り継がれる
そんな中、アルーシャは少し他の者とは違う前世を持って生を受けた
白石 幸(シライシ サチ)という名前
地球と呼ばれる星にある日本という小さな島国
彼女の前世は、この文を読んでいる私達の世界の住人
だった
R –15です
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-30 23:11:19
2103文字
会話率:43%
親から子へと紡がれるものとは。
最終更新:2019-05-26 22:39:03
667文字
会話率:0%
高校1年目のクリスマスイブの夜。異世界へと繋がる扉が開かれる。
出会った女神に授けられるチート等々。授けられたモノの中で、どう対処していいか分からないモノに、これはどういう事だっと問いかけると、
「えっと、つまりね? 今日から、この
娘達の父親は貴方なのです」
子作りをした事ない俺がどうして父親に?
途方に暮れるが、働かないと生活ができない俺は冒険者になり、娘2人とぎこちない共同生活が始まる。
押し付けた女神はどうしたって?一緒に暮らして、母親やってるよ、はぁ……
1部 2017/6/19 終了
2部スタート
ウロボロスの尾を断つ神剣ー連理の枝の巫女ー
ここに8年前に16歳の少年と4歳の双子の幼女が運命を司る女神に連れられて異世界転移をした。
少年、雄一が多くの子達と触れ合い、世界を駆け巡り、暗雲を切り裂き続けた。
最強の守護者、雄一によって、優しい世界が約束されたかのように見えた。
双子が11歳になる新年祭前日、心を許した雄一と双子の実父の娘達にとって想像してない邂逅の後、雄一が世界から姿を消す。
最強の守護者、絶対の安心の象徴であった雄一が消えたキッカケを知った人々が悲しみを紛らわせるように双子の娘の敵になってしまう。
育った町、ダンガを追い出される双子の娘に着いて行く決心をする雄一と触れ合った少年少女と運命に翻弄される双子の娘、アリアとレイアと交差する少年、ヒース。
雄一が消え、アリアとレイアがダンガから旅立った時、始まりの物語の幕が上がった。
それから、1年が過ぎ、アリアとレイアは12歳の少女に成長する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-24 18:00:00
1870924文字
会話率:37%
イスカの街から西に2日、数えて10程の農村をとりまとめるリベラ侯の領地を知っているだろうか。
いまから遡ること100年、イスカの街が出来る前は人の生存圏の東端はリベラ侯の領地であった。
今でもリベラ領には親から子へと語られる昔話がある。
キーワード:
最終更新:2018-07-01 22:24:05
1753文字
会話率:3%
JKが捨て子を拾い母親代わりとして赤子を育て親のありがたみや親から子への愛情を知る物語
最終更新:2018-01-17 23:19:19
1922文字
会話率:41%
ここは幻の国ヒノモト。この国には太古の昔から人間と人ならざる者アヤカシの二種族が暮らしていた。アヤカシはヒノモトを治める権利を人間に託し森でひっそりと暮らし、互いに干渉することはなかった。
ある時を境に違いはこう言われる。
「森の奥へ行って
はならない。行けばアヤカシの怒りを買い、二度と戻ってこれない」
「森の外へ出てはならない。行けば人間たちにその身を引き裂かれ、魂は地獄に堕ちる」
この戒めの言葉は親から子へと伝えられ、決して関わりを持つことはなかった。
そのお陰なのか、長い平和が保たれていた。人々は笑い、アヤカシはひっそりと静かに暮らした。
そう、あの青年が森に足を踏み入れるまでは---。
教えておくれ、アヤカシよ。俺の運命を---。教えておくれ、人間よ。私の使命を---。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-13 21:38:58
118044文字
会話率:46%
親から子へのおくりもの
最終更新:2017-04-03 23:31:56
206文字
会話率:0%
かつて、東京事変と呼ばれた一件があった。
それを深く調べると、名もない一人の少女に突き当たる。
少女の周囲には、三人の魔法師と、一人の魔術師がいた。
記録することを許された存在。
縁を合わせるための総括者。
刃物をただ造りたいだけの創造主。
特定の状況下でしか動けない者。
彼らを繋ぐのは、ただの約束だけだった。
その足跡は、終わりの日まで細々と、小さいながらも確実に、ずっと続いていた。
終わりの日、世界が形を変えたとしても、未だそれはどこかに残っている。
※この作品はカクヨムにも掲載されています。
※別作品「起伏なき、今にある日常」にて、朝霧芽衣を主体としたものを掲載中です。よろしければどうぞ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-24 18:39:24
4675305文字
会話率:70%