東京板橋にある小さな花屋[florist(フローリスタ)]。
板橋唯一の花屋。日本のみならず世界各地の花たちを販売している数少ない輸入も兼ねる花屋。
そこでは姉弟が働いている。23歳の文と6歳年下の弟佐月。高校生の佐月は無理やり姉の勤
めるこの花屋でアルバイトをしていた。
文句を言いながらも佐月は業務をこなしていた。
そんな花屋には色々なお客さんがやってくる。様々な悩みや悲しみ、嬉しさや悔しさを抱えたお客さんがこの花屋の扉を開ける。
私、藤波真夏がまだ「小説家になろう」を始める以前に執筆し、初回投稿『アヤカシ草子』よりも以前に執筆していた原点のような作品。日の目を見ることはないと思われた作品をあえて、無修正・無改変でお届けします。
板橋にあるお花屋さんで働く高校生が手帳に記したお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-08 12:00:00
25632文字
会話率:46%
2016年、『アヤカシ草子』投稿。
いきなりの思いつきが生んだ長編小説。このお話のメイキングをお話したいと思います。
幻想満載なあの物語の始まりは…、あの忘れもしない真夏…。
あの真夏の日を、幻想と現実の狭間で綴ったあの時を私は今でも、忘
れない---。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-30 15:43:21
5368文字
会話率:3%
これはアヤカシ草子では決して語られないもう一つの物語。人間とアヤカシの絆を築いたのは陽と十六夜、だけではなかった。
ヒノモトを揺るがしたあの大事件から数年前、幼いアヤカシ木霊が森の外へ逃げてきた。
---これが、すべての始まりだった。
「お
前は生きなきゃいけない。どんな手を使ってでもだ! 生き抜け!」
「生きることがどれだけ大切か、いずれ分かる! 逃げろ、たとえアヤカシを捨ててしまっても…」
『アヤカシ草子』完全新作スピンオフ作品。
銀色の瞳が黒に染まった時、戦いの火蓋が切って落とされる。
黒が銀に侵食された時、本当の絆が試される。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-14 13:57:44
65718文字
会話率:51%