シュヴラン王国には希少な宝石資源があり、代々海神の末裔である国王が守っている、絶対不可侵の領域である。
西隣にあるバルリング帝国がその資源を欲し『王女を差し出せ、さもなくば攻め入れる』と脅迫してきたらしい。海神の血を自国へ入れることで、宝石
資源を狙ったのだろう。
まだ四歳である王女を差し出すことを躊躇った国王は、『時の魔女』の協力を得て、同じ髪色と目の色である十八歳の公爵令嬢(王族の系譜)を四歳まで若返らせ、差し出すことに決める。そうしてユリアーナ・ロジエは、隣国皇太子の婚約者となって国を出た。日本からの異世界転移者でありユリアーナの護衛兼侍従のエンゾは、実はこの世界は乙女ゲームの世界で、ユリアーナは悪役令嬢であることを知っている。しかもユリアーナを『推し』と豪語し、共に帝国へ入る。婚約する相手は、氷の皇太子と有名なフォルクハルト・バルリング。なんと触れるだけで何もかも凍らせる、最強の氷魔法使いだ。そんな彼は態度も言葉も冷たいのだが、ユリアーナと接するうちにだんだん様子がおかしくなってきて?
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カクヨムとアルファポリスでも公開しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-11 17:16:13
55813文字
会話率:56%
ジュエリアル帝国第二皇子レオンハルトの元に、皇太子である異母兄アデルバートの危篤の報せが届いた。
病床の兄の元へと急ぎながら、レオンハルトは兄と過ごした日々へと想いを馳せる。
兄と出逢った日、兄と夕陽を見た日、兄の腕の中で眠った日――
―。
幸せだった幼い日々を想い出すたび胸に刺すような痛みが走るのは、自らの犯した罪のせい。
償うことも赦されることもない罪を抱えたまま、レオンハルトは最愛の兄を見送った。
数ヶ月後、兄の葬儀のあと新たに皇太子となったレオンハルトの前に一人の侍女が現れる。
レオンハルトの異母妹たちに仕える彼女は元々、第六皇妃のローズマリーが祖国から連れてきた侍女だった。
かつて皇太子妃候補と噂されながらも皇妃として皇帝に嫁いだローズマリーは、レオンハルトにとって今なお忘れられない初恋の女性。
そしてアデルバートが最期に呼んだのも、彼女の名前だった。
妹姫の懺悔、侍女の昔語り、父による断罪。
最愛の兄の死後、次々に明かされる真実に、レオンハルトは自らの犯した罪の重さを知る。
※現代パートと過去パートが交錯して話が進んでいきます。
※最初の方は皇子とゆかいな従者たちが主ですが、最終的にはシリアスです。
※ざまぁは無いし、救いもないです。レオンハルトは終始どうしようもないです。
※ハッピーエンドがお好きな方はご注意ください。
※本編はすべてレオンハルト視点で進んでいきます。
※レオンハルトの半生をダイジェストでお送りしてる感じです。
※本編完結済です。
※現在レオンハルト以外の登場人物視点の番外編を不定期に更中。
☆或る側妃の献身
最愛の姉を喪ったセレスティアが色んな人に色んな人の面影を求めて依存していく話。
☆或る教育係の渇望
ブラコンとか初恋とか忠誠心とかいろいろこじらせたジャンが無い物ねだりして迷走する話。
☆或る侍女頭の内証 ※現在更新中※
自己肯定力低めのステラが様々な出逢いによって自分にとって一番大切なものは何かを考える話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-01 00:00:00
494897文字
会話率:28%
面倒。
全部全部面倒。
息をするのも食べるのも時として寝るのさえ面倒。
でも、一番面倒なのはこのくだらない矜持だろう。
十何年とあのゲームをやり続け、一度として枯らしたことはなかった。
あぁ、わかっているよ。
これは現実、ゲームとは違う。
面倒極まりない事実だ。
このままこの腕の中に潜り込んで振り返らなければ一番楽なんだ。
それでもこの矜持が、それを許さない。
あぁ、なんてめんどくさい。
「仕方ないから、助けるよ。まぁ、恩返しとでも思っててよ」
何もかもが面倒だと言う生き物シロと何もかもが愛おしいのだと言う世界樹レナーロク。
これは物語。
世界樹の世代交代に失敗した現実で覚悟を決めた誰かの物語。
―――――
練習兼ねた初投稿です。
あちこちころころ変わります。
しょっちゅう思い付きで書き直す可能性が高いです。
世界樹に会うまでが長い。
BLではありませんが書いてる人間が腐ってるので無意識にそれっぽくなる可能性がありますのでご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-25 07:46:56
51825文字
会話率:32%
「お前との婚約は、今日この場で破棄するっ!!」
夜会という衆人環視の中で、婚姻の日取りも決まりかけていた婚約者から、婚約破棄を言い渡されたのは、侯爵令嬢のシルヴィア。
シルヴィアには、リリアという三歳年下の愛らしい容姿をした異母妹がいる
。
社交界では、優しく慈悲深い妹を虐げる、冷酷な姉という噂が囁かれていた。
シルヴィアにとって、衆人環視の中で婚約破棄を言い渡されるという、屈辱的な状況の場。その時異母妹のリリアは、シルヴィアの婚約者であったカルロスの腕の中で守られるように、抱き寄せられていた。
嘲笑を周囲から向けられるシルヴィアへ、他の出席者とは違う視線を向けていたのは、同じ夜会に招待されていた王弟のレイモンド。
複雑に絡み合った繋がりが、氷姫と揶揄され、虐げられていた令嬢の未来を変えていく──
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 10:03:15
196294文字
会話率:31%
乙女ゲームの悪役令嬢ティルダに転生したものの、何を言っても何をしても、ヒロインを虐めてることになってしまう。
ゲーム強制力が本当に強過ぎて、悪役令嬢の私が何をしても乙女ゲームヒロインに有利に働くようになってしまっているらしい。
そんな詰
んだ状況にすっかり諦めてしまったティルダは、とある夜、月に向かって「私だって恋したい!」と叫び、それを偶然居た騎士に聞かれてしまい?!
詰んだ状況に諦めきった悪役令嬢が、そんな健気な彼女にすっかり恋してしまった純情騎士に、すべてまるっと救われる話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 19:10:00
9243文字
会話率:34%
“行きずり”を繰り返し渡り歩いて来た私が落ちてしまった“沼”はあなたの腕の中だった。
キーワード:
最終更新:2024-04-23 11:41:43
583文字
会話率:7%
リエルは聖女様の近くでメイドとして働いている。会えばストレートに褒めてくる護衛騎士のクロムがちょっと苦手。
春の祭典が近付いたある日、聖女様はリエルに祭典で使う術式の確認を依頼してきた。一度断ったものの押し切られてしまったリエルは、小さな地
下室に閉じ込められてしまう。
リエル大好きな猫系騎士のクロムと、それに翻弄されつつもちょっと素直になりそうな彼女の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 21:00:05
13394文字
会話率:46%
18歳のマリの腕の中で、マリに抱かれたたま、ノアは眠った。
ノアの寿命はとっくに尽きていた。しかしマリは恋人の命を必死に繋ぎ止めていた。たとえノアがそれを望んでいなくても。
愛している者にただ生きてほしかった。愛しいあなたのそばにいたかっ
た。この気持ちはいけないことなのか。
忘れられない幸せな日々
あなたに出会い、あなたに恋をして、あなたと愛しあって、なくなってしまう
死ぬ時を奪ってしまったマリの罪は。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-26 03:12:06
1492文字
会話率:19%
家族に日々虐げられている定番ドアマットヒロインのアイノは、ある日前世を思い出し転生していることに気づいた。
転生した乙女ゲーム「フォスファンタジア」では名前すら出てこないモブだったアイノ。
それならやることは一つしかないでしょう!
敵役
のヤンデレ魔王アルト様を溺愛して、ついでに世界を救うわよ!
「フォスファンタジア」は、第一部は魔法学園ラブコメ。
第二部は国が暗黒に包まれる。それを鎮めるために乙女ゲームのヒロイン・リイラが、魔王アルトに生贄「白の花嫁」として捧げられるところから始まる。
攻略対象とリイラの逃避行が始まるが……魔王は花嫁に異常に執着し地の果てまで追いかける。
リイラも攻略対象も国民もとにかく死ぬ。
魔王アルトルートに行っても、ハッピーエンドはなくどちらかは死ぬし国も滅びる。
でも、私がリイラの代わりに白の花嫁に立候補すれば全て解決!
私に待ち受ける未来も、バッドエンドかもしれないけれど、
どうせこのままじゃ義親にろくでもない家に嫁がされるし、暗黒期が訪れればどさくさに紛れて死ぬ。
それならアルト様の腕の中で死ぬわ!命短し恋せよ乙女だ!
だけど、魔王と魔王城(?)はゲームとはちょっと違っていて。
領地改革もできないし、溺愛甘々生活も待っていない?これが本当のスローライフ!?
そして訪れる暗黒期と国との確執。
孤独な魔王様を溺愛して、真のハッピーエンドを勝ち取ってみせます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-21 23:22:33
149705文字
会話率:51%
王子は激怒した。かの邪智暴虐の公爵令嬢を除かなければならぬと決意した
浅はかでアホな王子が、王国の繁栄を祝う舞踏会で、公爵令嬢に婚約破棄を言い渡した。
腕の中には震える可憐な少女。
冷たい容貌の、悪役にしか見えぬ公爵令嬢。
睨み付ける王
子を公爵令嬢は冷たい眼差しを向けた。
他の女と結婚するから、お前はいらぬと宣言する王子に、それでも公爵令嬢は尽くそうとする。
コメディです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-26 11:37:01
2370文字
会話率:36%
たまに夢を見る。
駅の改札から逃げ惑う人々。
" 〇〇が無事で "
私の腕の中でどんどん冷たくなっていくーー。
" 本当によかったぁ "
ーーの腹部から流れ出る血。私はハンカチで力一杯
抑える。だけど、止まらない。
" ずっと怖くて言えなかった "
寒い時に握るとカイロの代わりになって暖かいーーの手。今は信じられないほど冷たいーーの手が出血部を抑える私の手を握った。
" おれはずっとお前のことが "
その夢を見た後は酷い喪失感に苛まれる。それはまるで、大切な何かを忘れてしまったような感覚。
それでも、
「かーわーいーいー!どの服もミリアたんにピッタリ!端から端、みんなちょうだい!」
という騒がしい父に、
「あははは!今日も寝坊したんだって!お嬢様!」
「ま、俺たちは昨日の夜から今まで飲んだくれてるんだけどな!」
「よっ!人でなしー!」
「ちげぇねぇ!ぎゃははは!」
毎日飲んだくれる領民達に囲まれて幸せな日々を送ってます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-21 20:03:08
24021文字
会話率:39%
数百年前、世界は混乱に陥れた魔王を倒した魔王討伐部隊「黒曜の獅子」の隊長リオンは魔王の瘴気によって部下ギースの腕の中で最後を迎える。次に目を覚ました時にリオンは生前読んでいた恋愛小説の悪役令嬢リザベラに転生していた。リザベラになったリオンは
生前の憧れであった「かわいいもの」を求めて奔走する。
キラキラでふわふわなドレス、甘くてとろける真っ白なケーキ……あれ、何か忘れているような……?
不慣れゆえ拙い文章ですが細々と頑張らせていただきます!!
※この作品はアルファポリスにて先行配信しております。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/501384043/49809699折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-09 12:00:00
3237文字
会話率:40%
戦闘中であるにもかかわらず、飛び出した姫が向かった先は、主人公である三人ではなくジンの元だった。
心を掬うように抱き締める姫の腕の中で、ついにジンの抱え込んでいたものが露になっていく。
最終更新:2023-09-28 08:10:27
5044文字
会話率:30%
「お前に出会わなければ」
そう言い残し、シャイラの腕の中で死んでいった少年、フィスク。
もし出会わなければ、彼は死なずに済んだのだろうか。そう後悔するシャイラ。
やり直しを願うシャイラに、女神の手が差し伸べられた。過去に戻ったのだ。フィスク
と出会う日の朝に。
教会に匿われた精霊フィスク。時間が戻る前、偶然その存在を知ってしまったシャイラは、彼の身の回りの雑用をこなす世話係――の下っ端として働くことになった。
だから、次は最初から彼と関わらないように。
――そう思っていたのに。
家の仕事をしていたシャイラは強風に飛ばされ、フィスクがいる塔に飛び込んでしまった。
その上、下っ端どころか話し相手兼世話係として、フィスク本人に指名されてしまう。
未来を変えることはできない……。――本当に?
逆行前と立場が変わったことを生かし、フィスクとの距離を縮めて、彼が死ぬ理由を探ろうと決意したシャイラ。
人嫌いで無愛想な彼は、シャイラの作るお菓子をきっかけにして、徐々に心を開いてくれるようになる。
しかし、死の運命はすぐそこまで迫っていた。
少しずつ心を通わせたはずの二人の想いは、決定的なすれ違いを起こす。
「だったら。――私を、殺して」
すれ違い×純愛×王道ファンタジー
一途すぎるガールミーツボーイなお話。
※「カクヨム」にも掲載しています。
※執筆は完了しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-18 18:09:45
110092文字
会話率:35%
アンドレ・ブザンソンは騎士である。
とある夏の日、彼は街道の巡回中に灰熊に襲われる車両を発見し、乗っていた5歳の幼女を救出する。
それは同行の侍女や護衛を全て失い独りで震えていた、輝く金糸雀色の髪に珍しい金色の瞳の美幼女だった。
怯え
る幼女を抱き上げると、安心したのか彼女は腕の中で眠ってしまう。
増援と幼女の迎えが現場に駆け付け、眠ったままの彼女を引き渡して彼はその場を立ち去った。
自分は騎士の職務を遂行しただけだ。どう見てもやんごとない御身分のお嬢様だし、高位貴族に関わるとロクな事がない。そっ閉じ推奨。
なのに後日、筆頭公爵家から呼び出しを食らったからさあ大変!恐る恐る公爵邸に出頭してみたら、そこに居たのはあの幼女さま。
「くまみたいなおっきなきしさま!わたくしのこんやくしゃになって下さい!」
えええええ!?
いやいやいやいや!
こちとら貧乏子爵家の三男坊ですよ!?筆頭公爵家のお姫様と結婚なんて絶対ムリ!
ていうかアナタ5歳でしょ!俺もう25なんだけど!?
さすがに父親の公爵閣下をはじめ周りの大人たち全員で説得して、何とかその場はウヤムヤにして逃れた。
なのにお姫様は全然諦めていなかった!
「改めて!よろしくお願いします!」
12歳になった姫様が再び婚約を迫る!
誤魔化しはぐらかし何とか1年逃げ回り、13歳になった姫様は3年間の留学へ。
ふう、これで何とか逃げ切ったか。
「戻って参りました!今度こそ婚約致しましょう!」
「いやまだ諦めてねえのか!?」
「わたくしはあの日から騎士様だけをお慕いしています!」
今日も姫様がグイグイ来る。
これはもう、逃げ切れねえかもしれねえ………!
◆『今日も姫様がグイグイ来る。』の長編版です。歳の差身分差体格差の凸凹カップル、アンドレとレティシアが出会ってからゴールインするまでの物語。
安心安全のハッピーエンド保証付き!(笑)
とはいえ書き上がっていない見切り発車(おい)。
◆短編おさらいと設定資料2編は読み飛ばしOKです。分からない設定が出たら読む、で全然構いません。
◆関連作品として、同じ国の同時期の物語『王子妃教育1日無料体験実施中!』もどうぞ!それぞれ単品で読めますが、併せて読めば2倍お得!(何が?)
◆この作品はアルファポリスで先行公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-02 21:00:00
125104文字
会話率:38%
そこにいたのは大きな人形。
大きな女形の人形が仰臥していた。
その人形が家に届いたのは90分前。
「暫くは起きないか」、とその人形の顔を覗き込んだ瞬間にその目が開いた。
よくある運命的な静かな目覚めとは程遠い、錯乱したような形相でそ
の人形は起き上がった。
「〇〇さんは??○○さんは無事なの???」
必死の形相で訊いてくる人形。
ところでこの人形はとあるアニメのキャラクターなのだが、そのアニメのある展開の部分を切り取った人格をしており、ある部分とは大きな大戦を乗り切ったシーンの後であった。
この人形が言っている〇〇さんとはこのキャラクターの尊敬する先輩的なキャラクターであった。
「どこなの?ここはどこなの??いやあああ」
こちらが怖くなるほどに混乱している彼女。
なんとかそれをなだめながら、私は密かに思っていた。
……返品して取り替えてもらおう。
「安心して。〇〇さんについて連絡とってみるから」
ちなみにアニメでは〇〇さんは大戦で無残に殺されたキャラクターだった。
大きな人形の彼女は私の腕の中で泣きべそをかいていた。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-07-28 11:48:27
449文字
会話率:19%
主人公坂本莉音【さかもとりの】が暮らす地球に、いいや、世界全体に世界滅亡の危機が迫っていた。異世界からの侵略者が世界を乗っ取ろうとしたのだ。その対策としてゲームマスターの黒川広大【くろかわこうだい】がスマホゲームアプリ「ワールド・ハッキン
グ」を使い、世界を守る為に世界をハッキングした。
これは最高神からの指示ではあるが、彼は世界をハッキングした張本人。命を狙われる日々を送る事になった。
世界をハッキングした影響ですぐに世界が侵略される事はなくなったが、侵略者改めエリュピスが率いる〈異世界の神〉陣営の手は確実に世界に影響を与えていた。
そして、莉音は偶然にも「ワールド・ハッキング」をハッキングされる前にプレイしていたのでゲームの世界に魂が飛んで行く事はなかったが、その代わりに失ったものがあった。唯一の家族である母親が莉音の腕の中で息絶えたのだ。
莉音は人生の絶望のどん底へと追いやられたが、ゲームの世界で出会ったスズとリン、そしてハッキングされた後の世界で再会した親友坂田篤武【さかたあつむ】、そして篤武の家族、更に許嫁の犬神心【いぬがみこころ】。彼等と出会う事で、莉音は第二の人生を強く生きる事が出来た。
第二の人生を歩む事になった莉音はまず本来の目的を「ワールド・ハッキング」のゲームマスターである黒川に告げられる。
「君にも…アイツ等の…本物の『世界掌握』を阻止する任務を任せたい。良いかな?」
その言葉を聞いた莉音は最初は信じられなかったが、最高神様の降臨、そして現在起こっている惨状を聞いてその言葉を信じる他なかった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-25 16:50:08
113060文字
会話率:38%
この作品は「https://www.youtube.com/@utakawa」にも掲載しています。
キーワード:
最終更新:2023-05-27 05:02:23
258文字
会話率:0%
この作品は「https://www.youtube.com/@utakawa」にも掲載しています。
キーワード:
最終更新:2023-05-26 06:17:01
258文字
会話率:0%
「魔神の見る夢」続編。シーウェル王グレンとオルセン王国王女ニーナの物語。
死人で構成された大陸最強の軍を持つ強大な帝国ベイリアルは大陸統一を目指したが、目覚めたオルセン王国の魔神により阻止された。しかしそれは一時的なものであり脅威は続く。そ
のベイリアル帝国に匹敵する大国のシーウェル王国は帝国に対抗するため、各国との同盟に乗り出したのだが・・・その条件は各国の王族の遊学とは名ばかりの人質を取る事だった。しかし送られて来たのは各国の自慢の姫君だったのだ。独身のシーウェル王に嫁がせようとする魂胆が見え見えで、グレンからすれば予想通りで興ざめだった。
そんな中、オルセン王国からはグレンが想いを寄せたエリカの妹ニーナがやってきた。 グレンは彼女とはもちろん初めて会う。会う前に思った事はエリカと似ているのだろうか?とどこか期待していた。そして扉が開いて目に入って来た少女はエリカの眩しい太陽のような印象とは全く逆だった。風が吹けば折れそうな小さな花の風情だ。病弱だと聞いていたがそんな感じの姫だった。余りの印象の違いに少し落胆していると、その目の前の姫がいきなり微笑んだのだ。彼女のその表情にグレンは思わず驚いてしまった。その微笑みは愛想笑いの類では無く、手放しで安心しきった笑みだった。それはまるで母親の腕の中で無垢に笑う赤子のようだった。グレンは思わず見入ってしまった。しかしその少しばかりの感動は心の奥に沈めて、自分の描く舞台の幕を上げた。陰謀渦巻く宮殿の中でニーナの運命は?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-28 14:26:09
123707文字
会話率:57%
「龍」と呼ばれる〈力〉ある者と、その力を高める事の出来る「宝珠」と呼ばれる者達が存在する世界の物語。そこには伝説があった
―――幾千の時を眠りし氷結の宝珠
その輝きは天地をも動かす・・・それを手にするもの天地を与えられるであろう―――
千年の永き時を支配する残虐にして非道な魔龍王ゼノア打倒に、立ち上がったものがいた。
「陽の龍」と呼ばれるカサルアであった。
彼は腹心の四人の龍達に言う
『魔龍王から〈氷結の宝珠〉を奪取する!』と。
〈伝説の宝珠〉アーシアは遥かな昔、魔龍王ゼノアを拒絶した為、氷結に封印されていたのだ。
カサルアは「火の龍」ラシード、「地の龍」レンと共に彼の地へ向かった。
氷洞窟の中、急に視界が広がる―――
ラシードとレンは息を呑んだ。氷柱に眠るアーシアの聖なる美しさに・・・
封印を解かれたアーシアはラシードの孤独な「真紅の瞳」を見た。
『あなたは誰?』
ラシードは腕の中で崩れる彼女に名を付けられない気持ちがよぎるのを感じる。
意識を戻したアーシアが見たものは数百年前、魔龍に殺された筈の兄の姿だった。
『ごめんね、待たせたね』と
微笑むその人物はカサルア―――彼も又、魔龍と同様、天の理に叛く力で転生していたのだった。
再会を喜ぶ彼女に「風の龍」イザヤは兄が転生した事を伏せる為、二人が兄妹である事を皆に隠すようにと言うのであった『強すぎる力はゼノア同様、畏怖される』からだと・・・
アーシアはラシードに助けて貰った礼を言うが、彼は突き放した冷たい言い方で返してきた。彼は複雑な生い立ちが原因で愛を信じようとしない「宝珠」嫌いだった。アーシアも傲慢な「龍」を嫌い二人はいつも反発しあっていたが・・・いつしか惹かれあって・・・
愛を信じない孤高のラシードの冷めた心を揺り動かす伝説の宝珠アーシアの物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-17 00:29:31
135916文字
会話率:43%
夢の語源は、「ゆ」いつむにな「め」でぃあ。んな訳無いけど脳の創り出す創造(夢)は、ソレに近い気もする。
最終更新:2023-03-26 00:03:57
324文字
会話率:0%