中学時代は「みんなでゆるく!楽しく!」がモットーの吹奏楽部に所属し、クラリネットを吹いていた主人公の堺田芽衣(さかいだめい)。入学した「山桜高校(やまざくらこうこう)」の吹奏楽部は県大会金賞を目指す埼玉県の中堅校。本気の環境に戸惑いながらも
芽衣は食らいついていく。
そして、コンクールメンバーの上限を超える部員が所属している山桜高校では学年関係なくコンクールメンバーを決めることを知る。
コンクールメンバーオーディション、上位大会への切符。全員がハッピーエンドとは限らない、残酷な明暗に立ち向かう少年少女たちの3年間を描く青春物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 22:51:30
2827文字
会話率:43%
急性心不全で死にかけたら、なんかオバケ(幽霊)視えはじめたり、声が聴こえるようになったかもしれない!?
いわゆる霊能力が【覚醒】しちゃったぽい!?ので、惑星を支配している悪い連中をバッタバタ!無双状態!!で撃破していく
そんな話ありえへん
やろぉ~!?な空想上のおはなし
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 00:00:00
2064文字
会話率:22%
老いた犬「リリィ」は、かつて大好きだった“ひと”――少女と暮らしていたが、その少女はもういない。今はただ、海沿いの町の小さなベンチで、毎晩耳の奥に響く“波音”を聴きながら、月を見上げている。
ある晩、不思議な黒猫「フィガロ」が現れる。フィ
ガロは人の言葉を話し、「きみの耳に聴こえるのは、“記憶の海”からの呼び声だ」と告げる。
「そこには、まだ叶えられていない願いが眠っている。たとえば、君がずっと想っている“あの子”の願いも――」
リリィは、波の音と月のまばたきに導かれるまま、フィガロと共に“記憶の海”の底にある“夜の図書館”を目指す旅に出る。
そこには、亡くなった人々や、消えかけた願いたちが本の姿になって静かに眠っていた。
旅の途中で、リリィは「夢を失った人間の影」や「言葉を忘れた老人」など、孤独な存在たちと出会い、別れを重ねる。
そしてようやく辿りついた“夜の図書館”で、リリィは一冊の本を見つける。
それは――かつての少女が書いた「いちばん最後の願い」だった。
「リリィが、もう寂しくありませんように」
リリィはその本をそっと咥え、月の道を渡って帰る。
だが、記憶の海に触れた代償として、リリィの姿は少しずつ薄れていく。
フィガロはそれを知っていたが、何も言わなかった。
夜が明けるころ、リリィは少女の面影の残る夢のなかで、最後にしっぽを振る。
そして静かに、波音が止む。
その町の海辺には、今も古いベンチがある。
月がまばたく夜、そこに座ると――小さな犬の気配がする、と言われている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 22:15:55
29089文字
会話率:8%
【泉田あゆ】
それが私の名前だ
田舎でもない都会でもない普通の町に住み、学校に通い、テストの点数で一喜一憂する。
ただの中学生である
ただ一つ、他の人と違う所があるとすれば…
聴こえる音がおかしい事である
目だけでなく耳まで塞ぎたく
なるような、そんなホラーを折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 13:06:35
1008文字
会話率:17%
風の音に、誰かの心が聴こえる少女。
前世は“風語り”と呼ばれ、人々に言葉を届けていた。
今世の彼女が、自分の声の意味に気づいたとき、
過去と未来をつなぐ風が、そっと吹き始める――。
やさしさが心にそっと届く、魂の記憶の物語。
最終更新:2025-07-11 09:13:35
904文字
会話率:13%
春も未だ遠き日、運命の王子は愛した少女の亡骸を抱いて慟哭した。
摩天楼に浮かんだ煌びやかな貴種の微笑みを血涙する憎悪の眼で睨み上げ、復讐を胸に帝国を発った。
春も未だ遠き日、運命の聖女は未だ世界の悪意を知らない。悪なる者と善なる者の
区別さえつかずに落雪する大地に横たわる者どもを見つめていた。
春も未だ遠き日、野良犬は旅立った。
世界を知るために、好奇心を満たすために、そして己が死を覆すために。俺は運命の駒じゃない、俺は俺だと遠吠えを謳いながら野良犬は世界を駆け抜けた。
時は来た。春はもうすぐ傍だ。さあ聴こえるだろう運命の足音が!
舞台はすでに整った、帝国はすでに沸騰しているぞ。無限に積み重なる憎悪の負債が大量の死を願い、悪意の聖歌を唱え始めている。
これより始まるは嵐の春。狂気と裏切りがルールの狂った宴。何も知らぬでは絶命は必死。何一つ欠ける事のない準備は整っているのだろうな!
お前が立ち向かうは死の運命。生半可な決意ではまた犬死にだ。今度は誰を信じる、その友を信じていいのか? 馬鹿め、幾度裏切られれば学ぶのだ。どうせ裏切られるのなら先に裏切ってしまえ。友も女もすべて裏切ってしまえばお前は無敵だ!
野良犬よお前に守り抜けるのか? 愛した公女を、憎めぬ友を、兄と慕った閣下を、そして己が身を、お前の積み上げてきた全てが試されようとしているぞ。
春はすでに眼前にあり、革命の聖女の物語が幕を上げる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 17:00:00
2031537文字
会話率:51%
ある日、心の声が聴こえるようになった主人公が、心の声が聴こえないヒロインに恋に落ちるお話。
最終更新:2025-06-13 18:18:31
15145文字
会話率:73%
とある地方都市の空に棲み、「イサナ様」と呼ばれ親しまれている正体不明の巨大生物。神様にも見えるそれは、人には聴こえない波長で延々と何かを歌い続けている。たったひとり、視覚障害をもつ高校生・トオルだけが、その「聴こえない歌」を聴いていた──。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 21:25:58
11223文字
会話率:32%
ひとり、海沿いの町をさまよう青年がいた。
その手には、古びた絵葉書。
導かれるように辿り着いたのは、波音が聴こえる小さなカフェ。
ゆっくりと時が流れるその店を営むのは、物語を愛し、静けさを大切にするひとりの女性。
交わす言葉は少なくても
、差し出されたコーヒーに、どこか懐かしいぬくもりを感じた。
それは、逃げ込んだ先で出会った優しさ。
それは、閉ざされた世界に射し込む、小さな光。
波音とコーヒーのあいだに、ふたりの静かな物語がそっと始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 17:43:31
20045文字
会話率:29%
神獣の声が聴こえる少女リィナを求めて黒衣の男が現れる。神獣ルガと契約を果たしたリィナは,黒衣の男から逃げながら,かつて人と神獣が共にあった国ティラルを目指す。
最終更新:2025-05-05 10:41:34
2087文字
会話率:16%
「さあ、脱ヒキコモリよ」
決意とともに、少女は旅立つ。
街外れの小さな小屋に引きこもり、使い魔の黒猫をパシリにして一人で暮らしていた少女、ハルカは、一念発起して旅立つ決意をする。
花の魔法の修行のため、魔女として一人前になるため、そし
て広い世界を見るために。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 13:53:51
165649文字
会話率:46%
昼休みにいつも聴こえる、誰かの奏でるクラシック。
最終更新:2016-04-12 22:26:57
1418文字
会話率:11%
ある日教会で目覚めた少女、クレイニアム・アンダーリビオン……クレアは目覚めた翌日から神父に『奇跡』を教わる。
「『奇跡』とは、魂の無くなった死体を浄化する為に存在する。」
クレアは魂を無くして彷徨う死体を屠る……浄化する一人前の「葬送者」に
なる為に旅にでる。
そこで彼女は「人」を知る。
記憶喪失の少女が死者を弔う異世界ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-29 09:27:50
113793文字
会話率:24%
始まりの舞台、【暗闇の森】。この森は危険とされているため、立ち入る人間は誰もいない。なぜなら、人が恐れる存在、魔獣と呼ばれる生き物が棲んでいるからだ。しかし、暗闇の森という名前とは裏腹に、澄んだ空気や水が流れ、朝は日に照らされてきらめく草
木や花々が広がる、そんな自然豊かな場所でもある。 そんな森に暮らすただ一人の少女、レイ。彼女は幼い頃に、とある力を持って生まれたために、この森に捨てられてしまう。その力とは、聖獣や妖精、魔獣などの人ではない者の言葉が聴こえるというものだった。 しかし、彼女はこの力のおかげで、森に棲む生き物たちと関係が築け、彼らから森での生き方を教わり、彼女は今もこの森で暮らしている。 そんな彼女が、新たな出会いをきっかけに、世界を広げ、成長していく物語が今、始まるー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 22:00:00
45718文字
会話率:53%
大学生活に合わせて「音に溢れる街-音羽市-」に引っ越してきた俺。そこで出会うたくさんの音たちでーー
最終更新:2025-02-20 18:32:18
291文字
会話率:50%
登場人物
相馬 塔(そうま とう)
宮城県仙台市に住む男子高校生。アイドルグループ「エウレカ1984」のメンバーで同じ高校に通う雨音(AMANE)の熱烈なファン。
高校に進学してから軽音楽部に在籍し、アコースティックギターで音楽制作も始め
る。
森丘 綾音(もりおか あやね)(雨音(AMANE))
塔と同学年。小学生の頃から地元で雨音(AMANE)名義でアイドル活動をしていた。中3の夏に国民的アイドルグループ「エウレカ1984」
の新メンバーオーディションに合格して以降、地元の宮城で学生生活を続けながら、東京でメインにアイドル活動をしている。
不来方 藍菜(こずかた あいな)
塔と同学年。軽音楽部に在籍している塔の女友達。
久慈 茜(くじ あかね)
藍菜の幼馴染。生まれつき聴覚障害があるため高校は仙台市内の特別支援学校に通っている。普段はスマホでコミュニケーションをとっているが、
聴こえる周波数帯の範囲では絶対音感を持っているらしい。
頼りになる藍菜を姉のように慕っている。
相馬 一希(そうま いっき)
塔の4才年上の兄。仙台市内の音楽系の専門学校に通っている。趣味は作曲で作曲理論や楽器に詳しい。音楽もジャンルを問わず1万曲以上を収集している。
レスラーのような体型に似合わず繊細なヒーリング系の曲をメインに制作する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-17 16:05:59
177241文字
会話率:28%
かつて一世を風靡したジャンルである『歌ってみた』
その狂騒の隅っこの方だけど、私たちは確かに、そこにいた。
音楽、歌にまつわる8000~10000文字程度、数話で完結予定の短編です。
最終更新:2025-02-01 17:53:28
8875文字
会話率:41%
音楽の王国に、姉妹の可愛いお姫様がいました。
ところが、姉姫は生まれつき口が利けません。
当然、歌も唄えません。
母親である女王は、「出来損ないも良いところだわ」と嫌って、妹姫ばかりを可愛がります。
姉姫は楽器も触らせてもらえず、雑用ばかり
を命じられ、下女部屋で寝起きする生活を強いられてしまいました。
ところが、王宮から漏れ聴こえるハープの音色に魅せられて、音楽に興味を持ち、壊れたハープを手に入れると、熱心に演奏し、多くの聴衆を集めて〈音神姫〉と称されるほどになりました。
母親である女王は、そんな姉姫を利用しようと考えます。
妹姫を表舞台に立たせて、陰で姉姫にハープを弾かせて、「妹姫が演奏した」と思わせようとしたのです。
帝国の皇太子の前でも、同じように演奏させ、結果、妹姫を皇宮に送り込むことに成功しました。
ところが、妹姫はハープを上手に弾けません。
じつは姉姫が演奏していたと知り、皇太子は激怒します。
音楽の女王は、口の利けない「出来損ない」の姉姫が、〈音神姫〉と称されるほどの名演奏家とバレて、皇宮に呼ばれることが許せません。
とうとう刃物を持ち出し、泣き叫ぶのを無視して、姉姫の指を根こそぎ切ってしまいました。
実母による、あまりに酷い仕打ちに、帝国の皇太子のみならず、他の王国のお姫様たちも憤慨しーー。
※ざまぁ系のストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-09 14:10:00
11488文字
会話率:20%
私は窓から見える紅蓮の炎を見つめ続けた。
なろうラジオ大賞6参加作品です。
最終更新:2024-12-08 13:00:00
908文字
会話率:4%
ボルテスVレガシーの愛は重い。これは日本のアニメソングが他国で戦いの歌として扱われるようになった一事例であるが。さて日本ではどうだろうか。
最終更新:2024-12-07 20:49:40
1666文字
会話率:8%
冬なのに、春を感じる。そんな瞬間に立ち会う男女2人の恋愛ストーリー
==
「ねぇ、君は虫の知らせって信じる?」
ベンチに腰かけた女は、白い息を吐きながら寂しげな笑顔で少年に問いかける。
幸せな家庭とはよほど言えないであろう上川家の長男である
少年は、"虫の知らせ"を聴くことができる。鬱屈した日々から逃げ出すように、深夜に散歩に出かけるが、それは"虫の知らせ"が聴こえるからだ。
『今日はあの女(ひと)がいる』
河川敷の公園で話す少年と女。日々の生活に生きづらさを感じ、お互いを慰め合う中で二人は自然と惹かれあっていく。
年が明けて数日が経った頃、少年は唐突に"虫の知らせ"を聴く。
『あの女(ひと)がいなくなる』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-26 12:00:00
9924文字
会話率:46%