銃弾が飛び交い、塔のガラス窓は砕け散っている。兵士・エルサーは銃弾が降り注ぐ中、超能力で敵を倒していくが……。
最終更新:2024-06-25 21:11:19
4993文字
会話率:43%
これは、「永遠の命」を持っていた前妻の墓参りで、僕が妻と『愛』についての答えを見つける物語。
僕の前妻は「永遠の命」を持っていた。
だが、ある夜、彼女はあっけなくなくなってしまう。
彼女がなくなってから何度目かの冬。僕は、そんな前妻の墓
参りに妻と向かっていた。
前妻について思いを巡らせるふたりは、前妻の墓前でそれぞれに異なる感情を抱く――
僕が愛しているのは、妻なのだろうか。それとも……。
※このお話は「とある物を構成しているすべての部品を、ひとつ残らず新しいものへと入れ替えたとき、それは以前の物と同じと言えるだろうか?」、そんな問いをわたしたちへと投げかけるパラドックス『テセウスの船』をモチーフにした実験小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-23 21:00:00
2917文字
会話率:25%
大学修士の学生である僕は、研究室の教授に連れられ、しばらく会ってないという教授の友人の博士の元を訪れた。訪ねた温室では、博士はもうすでに事切れていて、僕は教授に彼の研究の引き継ぎを命じられる。
最終更新:2021-01-06 00:01:29
9953文字
会話率:38%
革命結社に所属する女が、憧れの女を憲兵に売り渡すお話です。
企画「殺伐感情戦線」第3回の投稿作品。お題は「憧憬」。
最終更新:2020-02-24 16:43:21
5245文字
会話率:6%
ブラック労働改善策として施行された世紀の奇法「雑談法」。
世の中の価値基準を一変させたその功罪とは何か?
※この作品はブログ【泣きながら一気に書きました】にも掲載しております。
http://tmykinoue.hatenablog.c
om/entry/2018/10/30/220547折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-01 20:30:57
2771文字
会話率:0%
なんだかんだで第三次世界大戦が勃発し、文明は滅びた。
人類のほとんどが放射能の影響で死に絶え、耐性を有していた極わずかな人間もその生殖機能が奪われてしまった。文明が滅び、そして残された数少ない人間すべての命が尽き果てる、その間のわずかな時間
の中で、彼/彼女らは何を考え、何を思ったのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-14 21:00:00
54031文字
会話率:38%
認識の違いがテーマです。二人の男女が、自分というものを探していくお話。
少しSFチックではありますが、純文学のつもりです。
文章の練習、実験のために書きました。
今回は特にテーマにした曲はなく、完全オリジナルです。
気軽に批判コメントをお
願いします。
もし気に入ったら、私の他の作品も読んでみてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-13 10:23:27
3992文字
会話率:20%
男は目を覚ますと、見覚えのない部屋のベッドで横になっていた。ここは病棟か何なのか?わからないままその部屋で過ごしていくことに。1日ごとに色彩の変わる部屋、この奇妙な体験の行く末は――
最終更新:2017-09-18 23:56:39
16705文字
会話率:15%
自己増殖のために宿主に感染する『ウイルス』
しかしその宿主を殺してしまうのは一体何故か
近未来の地球でその理由が解き明かされる
そして新たに見つかった真実とは―
最終更新:2017-03-31 02:50:53
721文字
会話率:7%
アイデンティティにこだわった母と、生きることにこだわった息子の話。
最終更新:2015-05-19 10:13:59
906文字
会話率:8%
青年が広い芝生の敷地の真ん中の木の下にテーブルを置き、ノートパソコンをたたいている。青年が飲む飲み物は肌と色と同じに異常に青い。ノートパソコンのロゴ・マークに見覚えはなかった。青年は「誰も知らない星の製品だよ」と言った。
「おじさんはいく
つ」と聞いた。青年は例の水筒を口から離し「五百三十六歳」と答え澄ました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-08 17:00:00
1081文字
会話率:15%
ぼくだけが知っている。降り続いている雨が堕落しきった人類を流してしまうことを。
第47回北日本文学賞 4次選考通過作品(1312編中35編)
最終更新:2013-08-01 00:00:00
9875文字
会話率:18%