「――ずっと、待っている」
全てを思い出して異世界に戻って来た。
今度は誘拐されてではなく、自分の意思で。
しかし、戻って来た世界は大変なことになっていた。
世界的テロ組織の出現、竜王家の内乱、それに伴い生じた人間と魔物の軋轢。
右も左も分からない土地で、誰が味方で誰が敵なのかも分からない。
「俺はあの子に約束したんだ。絶対助けに行くって」
そんな世界で、一度目の時に得た魔物の仲間や竜の家族、旅の途中で出会った人を集め運命を共にした女の子を助けに行く。
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一度目の異世界は上記になります。
いずれカクヨムにも投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-07 22:06:16
448846文字
会話率:35%
その子は気が付くと地獄に居ました。
とても優しい天使で悪魔な貴族達と、今日もゲヘナで楽しく暮らす。
日常、ほのぼの、幼女。
異世界中世ヨーロッパ暮らしを、妖精や精霊や魔獣が支える、人が殆ど居ない国で楽しく生きる幼女を眺める。
偶に余所か
ら人が来ますが、幼女が困る事は決して有りません。
conspiracy~と同一世界線ながらも、ほのぼの。
可愛らしい幼女をご堪能下さい。
なろう・アルファポリス同時掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-06 03:39:35
118057文字
会話率:42%
神の大陸アフェルアルス、その西のレンダリア地方。
そこには守護者と呼ばれる、九つの属性を操り精霊と共に生きる人々が暮らしていた。
主人公エレンは引退した元大泥棒。賞金稼ぎの兄、グレンの仕事を手伝うこと三年。ある日その兄の元仲間から声が
掛かり、兄と共に王都エレメスを訪れることになる。
────それが、全ての始まりだった。
現代風能力バトルファンタジー、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-05 12:00:00
361742文字
会話率:63%
様々な種族が行き交う世界の港町に大きな屋敷があった。
そこに住むのは両親をテロで亡くした少年ロザリオ。
魔法の研究が趣味の彼は、家に引きこもり黙々と魔法の研究をしていた。
そんなある日流石に家が荒れ始めた事を察したのか、掃除を始める。
だ
がどこから手を付ければいいか分からずじまいだった。
外には出たくない、だがなんとか片付けたいと考えを巡らせる。
そこで閃いたのは家政婦を召喚すればいいという結論だった。
早速家の地下室で魔法陣を描き召喚魔法を実行する。
それにより呼び出されたのは日本人のリツコ(香川理津子)だった。
事情を説明し家政婦になってくれと頼むロザリオ。
リツコは面白そうという理由の他に、働き先も見つかり嬉しそうにする。
その反応に拍子抜けするロザリオだが、とりあえずは生活出来そうだと胸を撫で下ろす。
だがリツコの行動の数々にロザリオはよけいに心労が増える事に。
これはハイスペック背伸びギャルと少年魔道士のどうでもいい日常のお話。
※※※
交流のある世界について。
・人界
主に人族が暮らす世界
・竜界
主に竜族やリザードマンが暮らす世界
・神界
主に神族や神様、天使が暮らす世界
・魔界
主に魔族や悪魔、妖怪が暮らす世界
・機界
主にアンドロイドやロボット、人間の技術者が暮らす世界
・水界
主に人魚や魚人、人間の船乗りが暮らす世界
・空界
主に有翼人や鳥人、人間の航空士が暮らす世界
・地界
主にドワーフや地底人、人間の鍛冶師が暮らす世界
・霊界
主にエルフや精霊、ダークエルフが暮らす世界
・獣界
主に獣人や亜人が暮らす世界
※※※
更新は月曜日になります。
爺さんと怪物少女が完結したので更新を始めていきます。
トーシローの小説ですがよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 23:48:38
569933文字
会話率:57%
王族が代々行う、最も信頼できる臣下を集めるため各国を礼拝する精霊の儀。
傾向と対策一切なしで突如放り出されてしまった雨の国の王子、レオフリック・フォン・リマーヘイロウは、別れ際「旅を楽しめ」という父の言葉に困惑する。
不慣れな人混みに流され
踏み出した三歩目でスリに会い、咄嗟に助けてくれた謎の青年ディランはどうやらこっそり派遣されているはずの「城の使い」かもしれなくて――?
一縷の望みをかけて必死に彼の姿を追いかけるレオフリック王子は、この先の出会いをまだ知らない。
街の不安を煽る吸血鬼伝説、相次ぐ行方不明者、悪魔の巫女に天使の税理士? 迫るは不穏な竜の影――
知っていたはずなのに知らない事がたくさんある、様々な思惑渦巻く諸外国。
これは守護精霊を仲間にし臣下を増やす旅を続ける、王子が目指した優しい世界の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 16:44:02
138580文字
会話率:60%
星月亜理紗(ほしつきありさ)は地方公務員の事務職になって5年目の23歳。公務員の現実に若干嫌気を覚えるものの仕事も覚え平凡な生活を送っていたのにある日異世界にトリップしてしまった。
その世界は魔法も竜も精霊も妖精も悪魔も天使も魔王も勇者もな
い世界。しかもトリップした王国はダイアモンド王国というふざけた名前の王国だった。
けれど唯一の救いは亜理紗の好きなイケメンがいたこと。ダイアモンド王国はその世界では三大国に囲まれた弱小国家でいつ無くなってもおかしくない王国。
亜理紗を助けてくれたワイン伯爵は性格はいいが事務力が皆無のため領地経営に四苦八苦していた。その様子を見た亜理紗の公務員の事務職魂に火がついた。
「ワイン伯爵様、その領地の経営改革、私に任せてください」。亜理紗は公務員として培った実力で領地改革を進めワイン伯爵領を豊かにする。
そしてそれはダイアモンド王国の国王の耳にも入り国王から「ダイアモンド王国を救ってくれ」と頼まれる。亜理紗は公務員スキルを最大に活用して王国の改革に乗り出すが!?
ダイアモンド王国の運命は!?亜理紗に惚れたイケメン王子との恋の行方は!?
※作品の中に出てくる法律や公的制度は現実のものと違うところがあります。ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 11:10:58
430333文字
会話率:39%
ある日、ある国で1人の人間が神と戦い勝利したと言う1つの噂が世界中に広まった。だがもう1つの噂も広まっていた。それは1人の人間が安息の国と呼ばれる国の人々を虐殺しようとしたと言う噂。人々は後者の噂を信じた、ごく僅かの者を除いて。これは1人の
少年が日常を願い、日常を守る物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 17:14:49
127475文字
会話率:63%
転生した意味を追い、異世界の真理へと辿り着く
『貴方の願いはなんですか』
普通の男子高校生だった狭霧アキトは、気付いたら死んでいて異世界に転生していた。
願いを叶えると言われて手にしたのは、魔法を解析する魔眼【ラプラスの魔眼】だった。
そこは悪魔・天使・精霊・妖怪……それに魔法が当たり前に存在する世界。
転生直後から魔王の侵攻に巻き込まれながらも逃げ延びたアキトは、助けてくれたハンターであるシン・アマガツと共に旅に出る。
魔王の再臨が世界を揺るがし、その裏では願いを叶える者として転生者を召喚する魔法の噂が流れていた。
冒険者となったアキトは魔眼の解析力を駆使して、異世界に転生された真実を探る。
――序章あらすじ
転生者である狭霧アキトは冒険者としての第一歩を踏み出す。
そこで獣人の少女シーリスと出会い、最初の依頼である魔物討伐へ向かう。
※章単位で書き溜めしてから投稿しています。
※ブログ(先行公開)、小説家になろう、カクヨムで公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 16:04:08
158927文字
会話率:55%
魔法やモンスターが溢れる世界。この世界には、多くの種族が共に暮らしている。唯一治癒魔法の使える天使族。同じく唯一黒魔法の使える悪魔族。そして、魔力や法力を持たない者は、ノーマルと呼ばれている世界。
この世界の共通の脅威はアンデットの最上級
に属する「イーター」と言う種族だった。
イーターは他の種族を喰らい生きる。そして他の種族より怪力で、食らうたびに再生する。イーターは魔力や法力は手に入れられないが、喰らった者特技を手に入れて強化する。更にイーターは、モンスターや他のアンデットとは違い、意志を持ち侵略を行った。
イーターの王は「ロード」。ロードはアンデットの国…『ザレス国』を作った。
イーターは特殊な増え方をする種族。モンスターだろうと、人だろうとどちらでも構わない。死体にロードの血を流し込むとイーターとなる。死体が破損しすぎていると、イーターにはならない。
ロードはセイレーンの「生き物を操る」力が欲しかった。か弱いセイレーンは力を使い過ぎるとすぐに死んだ。苛立つロードはより強力な個体を作る為の「受胎実験」を行なった。
ーーだが、実験は上手くいかなかった。
それどころか実験体の反撃により、ザレス国は壊滅寸前になったーーー
***
そんな世界で、神族と精霊族のセイレーンの間に産まれたのが、テルとユリアという双子の兄妹だ。
ユリアはセイレーンの能力を受け継いでいた。双子の両親はザレス国の実験材料だった。この双子はノーマルとして学校に通い穏やかに暮らしていた。
19歳になったある日2人は父親から、イーターと戦う兵士を養成する、「ガーディアン養成校」への編入を命じられた。戸惑いつつも、新たな学校生活を送ることとなった。
イーターが不審な動きをしている事は知らずに…。
☆ムーン版「セイレーンの歌声とその護人」を改稿してあります。それにあたり、題名変更いたしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-13 20:33:36
330915文字
会話率:37%
“理術”と呼ばれる精霊と通わせ、自然を操り、あるいは思いを形に創造する魔法に似た術が存在する。そしてその理術を善良の心で極めた者は天使へと転生し、未練や悪意を持ったまま死んだ魂は悪魔と化する異世界。その世界に住む、肉体と心を癒し治す事が出来
る聖女の称号を持った、この世界で誰よりも心優しい見習い癒療師のラティナが、人間に苛められ、裏切られた過去から生きながら悪魔の力を得て魔獣と恐れられる様になった人類の敵であり、人間不信で記憶喪失の青年リゼルと出会った事により、彼の心を癒しながら同じ心闇を持つ者や困っている人々を救う冒険の旅に出る事になった。天使と魔に堕ちた者達の思いが交差する愚かで優しき物語。残酷でダークな話もあれば笑い話に少々のお色気や最後にハッピーエンドだってあるダーク&ライトファンタジー、開幕。
※本作世界の名作「美女と野獣」をモチーフにした主人公達をメインに一部、童話や偉人をモチーフにしたキャラクター達が登場します。
※去年に公開していた同名を設定の見直しとエピソードを再編修したものです。
※本業の都合によって一ヶ月に1~2話を目安に投稿します。
※「カクヨム」、「ノベルアップ+」でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-30 23:18:46
207029文字
会話率:53%
篠北ケイという少年は、スラム街で暮らしていた。
ところが、見覚えのない罪を課せられ、投獄された
所をアンネと名乗るエルフの少女に助けられて
旅を始めることに、、、
最終更新:2024-12-14 17:54:16
2589文字
会話率:50%
魔法が存在する現実世界そこでは「天使」「悪魔」「精霊」が同時に存在していた。歴史上の魔法使い達は大きな力を恐れて誰も力を借りようとはしなかった。
魔法学校に通う主人公は命の危機を悪魔に救われ、その悪魔と期間限定の契約を結ぶことに
悪魔は自分
の地位を上げるため、主人公を利用しようとするがそのうち二人の関係に変化が訪れる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-07 00:17:37
2453文字
会話率:29%
ジャガーやゴリラを従えた虹の精霊であるアイダ。そのパーティーに途中から加わったのが、風の妖精から悪魔になった少女である。実は天使にあこがれていたその少女は、些細な誤解から、あろうことか神に反逆する悪魔の手先とされてしまうという経緯があった
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-05 15:35:40
9392文字
会話率:64%
どこにでもいる高校生、秋月詠太(あきづき えいた)は、ある日偶然見つけた怪しい書店で怪しい書物を手に入れる。
帰宅後、書物に記載のあった召喚術を試してみた詠太であったが、逆に自分が召喚される立場となり異世界へ飛ばされてしまう。
そ
こは天使や悪魔、精霊やUМAなど、ありとあらゆる「架空の存在」が普通に存在し、生活している世界だった。
元の世界に戻るため、詠太は召喚者となる少女との契約を全うすることとなる。契約満了の条件は「召喚者の願いをかなえること」。
少女の願いを起点に世界を揺るがす大きな渦に巻き込まれていく詠太が、最終的に神をも超えるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 15:21:49
171601文字
会話率:48%
かつて霊樹の力で魔力に満ちた世界だったはずの人間界は約300年前にその根源である霊樹を失い、刻々と世界そのものが枯れ始めていた。
このお話はそんな何かが枯れかけた世界で出会った天使と悪魔の日常を描いたもの。
主人公の1人である下級天使・ル
シエルはある日、いつもと変わらない退屈な仕事の中で、希少種の精霊でもある竜族の少女・エルノアを保護した。
そうして秘密裏に契約していたお人好しの悪魔・ハーヴェンと一緒に、エルノアを人間界の家で竜族の世界・竜界へ返すまでの間は面倒を見ることになったが…。
幼く、屈託もないエルノアはルシエルとは違い…よく笑い、よく泣く子だった。
そんな自分が忘れていたはずの笑顔と感情とを存分に振りまく彼女との出会いで、ルシエルの日常も色鮮やかに変化していく。
人間界の秩序を守るという大義名分を振るう天使と、自分の欲望を満たすために人間界へ出てみたい悪魔と。
いがみ合う事と、手を取り合う事と。
本来共にある事がいびつな彼らの日常の中の非日常をただ綴った、それぞれの記憶の物語。
※料理名・食材名について:架空の世界の物語ではありますが、料理名までオリジナルで全て付けてしまうと説明が煩雑(無駄に長くなる)かつイメージが伝わりづらくなる傾向があるため、ある程度の名称は現実の物を引っ張ってきています。「オリジナルでつける必要があるもの」に関しては架空の名称を用いています。
※後書き部分におまけ話かこぼれ話(後日譚)的なものを掲載している時があります。ストーリーには直接影響しませんので、あまり気にしないでいただけると幸いです。
※話によって語り手が変わります。一人称や他のキャラクターの呼び方等で見分けられるように工夫しているつもりですが、分かりづらい部分があればご指摘いただけると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-08 00:12:31
3625083文字
会話率:65%
自由を求めて逃げる男装ヒロインと執着系拗らせ勇者の追いかけっこのお話。
ある異世界に転移して勇者になってしまった青年と、事情があって男装しているヒロイン。
「君は可愛い女の子が回りにたくさんいる”主人公”なんだから、僕のことは放っておいて!
」
***
この世界は唯一神:スラオーリによって創られた。
彼女は世界を二つに分け、間に巨大な谷を置いた。
彼女は谷深くに住み、そこを中心にして西側に悪魔族、人間族、獣人族を。
東側に精霊族、龍族、天使族をそれぞれ住まわせた。
二つの国は交わることなく、それぞれが自国をスラオーリ――女神の国――と名乗っていた。
あるときのことだ。彼女は地上にたった一人だけ勇者を遣わせ、谷をふさいでこう言った。
「我の愛しき子らよ。我にそなたらの強さを見せよ。勝者には豊穣と恒久と多幸を。敗者には天災と暫定と劣等を与える」
そうして世界に勇者が誕生した。
***
※ ヒロイン目線で進みます。本来の一人称は”私”ですが、話の都合上ほとんどが”僕”で進みます。
※ 二章になるまで恋愛要素は少ないです。
※ 男女恋愛ですが、一人称が僕であること、男装ヒロインであることからボーイズラブのタグを使用しています。
※ プロローグ後は、幼少期からの話となります。
※ カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-31 23:03:50
164506文字
会話率:54%
-2046年、8月9日、8時53分-
その日、人類は滅んだ。
その理由もわからぬまま、生き残った大希は、更地になった地上を歩く。
数奇な運命に導かれるまま。
天使は微笑む。悪魔のように。
最終更新:2023-08-09 05:35:02
2867文字
会話率:36%
ヘッドギア没入型VRMMO『WEAPON BLAZE ONLINE』を楽しんでいた生産職廃人、田中龍一は女神の手違いにより落雷をくらい、脳が焼き切れて即死してしまう。
平謝りを続ける女神に対し、詰め寄って問い詰めたところお詫びにアバター
の全てのデータと女神の権限で好きなだけ異能をくれる事に。
気を良くした龍一はありったけの異能を習得。しかし本人のあずかり知らぬ所で選んだ異能が特殊な条件を達成、神憑《かみがか》りという1つのスキルへ変貌を遂げ、性別までも女性へと変わってしまった。
精霊、悪魔、天使、神すらも作成したものに無意識的に宿してしまう神憑りのスキルと訪れる客達に翻弄されるレイスの武具工房の主人、レイスの明日はどっちだ?
スーパーポジティブ主人レイスに、ライバル心むき出しでゲリラ来店を仕掛ける鍛冶師志望女の子をバイトに加え、今日も作成した喋る特別な武具を必要としたあなたに。
タイトルの頭に★が付くのは3人称となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-05 08:21:32
121598文字
会話率:67%
生まれながらに両脚がない欠陥皇女は周りの力を頼りながら女帝になろうとする。
皇女に女帝になって欲しくない人達が暗殺者を送り込んだり、毒を仕掛けたりする中欠陥皇女は全部防いでしまう。
欠陥皇女にはやり遂げねばならない事があるからだ。それは母の
汚名を無くすために頑張らなきゃいけない。
女帝になる為に頑張っている時、母の血筋を知ったり、父と仲良くなったり、悪魔に好かれたり、天使に好かれたり、ドラゴンに求愛されたりとめちゃくちゃなことが沢山起こる。
そんな中欠陥皇女が自分の運命を知る……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-09 16:01:40
1283文字
会話率:52%
十年前、君は死んだ。謂われのない罪を着せられて。
それから私は長いこと君と再会する方法を探してきたのだけど、悲しいことに私は人間だ。
このままでは君と再会する前に寿命が来て死んでしまう。
君を蘇らせるのに必要な時間を得る為、悪魔と契約するこ
とにした。
代償は、私以外の人間と悪魔の契約を仲介すること。
魔法以外に取り柄のない私にそんなことが出来るか不安だったけれど、いいことを思いついたんだ。
人間を絶望に追いやってから素知らぬ顔で救済の手を伸ばせば、きっと誰でも縋るよね。
……私のように。
君と再会する為に必要なことだから、頑張って人間達を絶望させようと思う。
もう一度君に会うためなら、王も聖女も勇者も、天使さえ利用してみせるよ。
悪魔は人を騙してはいけないそうだけど、私は人間。
君に冤罪を掛けた養母が罪に問われなかったように、人はどれだけ嘘をついても許されるからね。
ああ、そこの君。
悪魔と契約して、命を延ばしてみないかい?
大丈夫。私の言葉を聞き入れても、何も怖いことや痛いことは起きないから。
―――君が死にかけているのは、私のせいなのだけどね。
※以前投稿していた小説の改訂版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-18 20:15:16
866209文字
会話率:23%